暑い日が続く中、昼間に外に出てみると・・・
ひとはくのエントランスホールちかくに植えてある
エノキ(アサ科)の木が、最近にぎやかです。
▲エントランスホールちかく の エノキの木
(まわりに、セコイアの高木が見えます)
8月の中頃から、いくつかの木を時々観察をしていると、
最近、エントランスホールちかくのエノキの果実を食べに
ヒヨドリの何羽か(同時に4羽はいたことがあるのですが・・・)が、
かわる、がわる?飛んできます。
この時期のエノキの果実は、緑色からオレンジ色まで、
果実の熟度によっていろいろな段階の色が見られ奇麗です。
▲いくつかの段階の色の、エノキの果実
しかし、オレンジ色の果実が少なくなってきました。
まだ、緑色や緑色からややオレンジ色っぽくなっている果実はあるのですが...
木の近くを人が通ると、エノキの果実を食べていたヒヨドリは、
一端、近くの別の木(セコイアやケヤキ、ヤマモモなど)に飛んで行き、
再び戻ってきて、ということを繰り返し 何度も来ているようでした。
人に気付くと、果実をくわえて飛んで行ったりします。
▲人が近くを通ったので飛んで行くヒヨドリ
エノキの果実は、直径6~8㎜で、中に1個種子が入っています。
果実の大きさの割に、種子が大きいようで、
ヒヨドリの栄養になる部分は少ないのではないかと...
▲エノキの果実と種子
だから、というわけではないでしょうが、
一度に2個くわえているヒヨドリもいました。すごい!
▲エノキの果実を2個くわえているヒヨドリ
お互いに、食べすぎには注意しましょう。
研究員 小舘 誓治