ひとはく外来生物セミナー(全10回実習形式)のお知らせ
ひとはく研究員の知見と経験を総動員し、地域の新たな課題解決と地域理解にむけて"一般向けセミナー"を開催します。
兵庫県立人と自然の博物館では、年間10回のシリーズとして、外来生物に関する実習セミナーを開催いたします。この講座の特徴は、すべて実習形式で、野外で実際の生物を観察・採集すると同時に、外来生物の生態や適応、生息地の生態系に関する知見について解説いたします。外来生物に関するトピックスは、テレビにもよく取り上げられるほか、教科書や入試問題などにも登場します。ですが、書籍上の知識だけでは、なかなか実感し理解することが出来ません。今回の講座では、当館研究員がそれぞれの経験や特技を生かし、兵庫県内の様々なフィールドを対象として外来生物の実態と課題や対策について、最新の研究トピックを交えて現場解説いたします。身近な生態系で起こっている現実を見るだけで価値があります。こうした形式のセミナーはなかなありませんので、ぜひ興味のある方はご参加ください。
■ 各回の概要は、下記ホームページをご覧ください。
【第1回】 4月29日(木)13:00~16:30 (兵庫県立人と自然の博物館・公園)
外来タンポポで学ぶ繁殖干渉の仕組み 京極大助
【第2回】 5月15日(土)13:00~16:00 (神戸市中央区・海岸)
神戸港は外来フジツボだらけ 頼末武史
【第3回】 5月22日(土)13:30~15:30 (神戸市中央区・公園)
神戸のまちなかでアルゼンチンアリ探し 橋本佳明・三橋弘宗
【第4回】 6月12日(土)16:00~23:00 (淡路島淡路市・溜池)
アフリカツメガエルの影響と捕獲法 太田英利
【第5回】 6月26日(土)13:00~16:30 (丹波市市島町・水田と川)
スクミリンゴガイの生態観察と管理方法 三橋弘宗
【第6回】 7月3日(土)09:30~12:30 (伊丹市・猪名川河川敷)
河川敷の外来植物・植生観察 橋本佳延
【第7回】 8月28日(土)10:00~12:30 (兵庫県立人と自然の博物館 ジーンファーム)
サギソウから考える遺伝子汚染 中濱 直之
【第8回】 9月19日(日)13:30~16:00 (兵庫県立人と自然博物館周辺 街)
セアカゴケグモから学ぶクモ学 山﨑健史
【第9回】 11月7日(日)10:00~12:00 (神戸市北区・ため池)
希少魚類ニッポンバラタナゴと外来亜種タイリクバラタナゴ 高橋鉄美
【第10回】 11月13日(土)10:00~15:00 (稲美町・ため池)
ナガエツルノゲイトウの駆除方法を体験しよう 高野温子
特別講師 丸井英幹(エコロジー研究所)・角野康郎(神戸大学名誉教授)
*お問い合わせ等がございましたら、コーディネーターの三橋までお尋ねください。
(hiromune"at"hitohaku.jp →"at"を@に変換ください)
【三橋談】 館員の私が言うのもなんですが、豪華メンバーでのリアル現場な実習講義です。理論から応用実践まで、みっちり"現場"で学ぶことが出来ます。初学者のかた、生きもの苦手な方、がっつり勉強したい方、怖いもの見たさの方、どなたでも気軽にご参加ください。また、実物は見たことないが行政施策や計画をつくってきた行政やコンサルの方、がっつり困っておられる農業者や地域の方、進化生物学として外来種を野外実験系として捉えて研究したい方、学校教育のなかで活用したいと考えておられる方、どなたでも大丈夫です。ぜひ、まずは実物をみて実感ください。
全部受けたら、すっかり専門家なみです。また、第1回目の締め切りが迫ってますお急ぎどうぞ。
【三橋談】 館員の私が言うのもなんですが、豪華メンバーでのリアル現場な実習講義です。理論から応用実践まで、みっちり"現場"で学ぶことが出来ます。初学者のかた、生きもの苦手な方、がっつり勉強したい方、怖いもの見たさの方、どなたでも気軽にご参加ください。また、実物は見たことないが行政施策や計画をつくってきた行政やコンサルの方、がっつり困っておられる農業者や地域の方、進化生物学として外来種を野外実験系として捉えて研究したい方、学校教育のなかで活用したいと考えておられる方、どなたでも大丈夫です。ぜひ、まずは実物をみて実感ください。
全部受けたら、すっかり専門家なみです。また、第1回目の締め切りが迫ってますお急ぎどうぞ。
(三橋弘宗)