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2021年アーカイブ

hitohaku-newyear.png2021年も暮れようとしていますが、昨年来のコロナウィルス感染症の影響で、来館者のみなさまにはたいへんご不便をおかけしています。2021年も食事や飲み物に関する制限をはじめ、セミナーや団体利用での人数制限など、ひとはくの感染症対策へのご協力ありがとうございました。深くお礼申し上げます。

このあと、ひとはくは毎年の年末年始と冬期のメンテナンス休館に入りますが、今年は下のようにお休みをいただきます。開館は2月からとなります。開館してすぐに「第17回共生のひろば」を開催しますので、お楽しみにお待ちください。
また、この間も近隣の有馬富士自然学習センターは1月も開館していますので、どうぞ有馬富士の自然をお楽しみください。

■年末年始および冬期メンテナンス休館hitohaku-snowman.png
2021年12月27日(月)~2022年2月7日(月)休館

■第17回共生のひろば ※今年もオンライン開催となります
2022年2月11日(金・祝)10:00~15:30(開催予定)
・一般視聴はYouTube Liveで(URLは1月末に公開)
・詳しくは >> 「第17回共生のひろば」

(近隣施設のご紹介)
■三田市有馬富士自然学習センター(キッピー山のラボ)
年末年始休館 2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)休館
・2022年1月5日(水)より開館、月曜休館(月祝の場合、翌火曜)。
・詳しくは >> 「キッピー山のラボ」

collectionarium1.jpgのサムネイル画像
なお、現在建築中の新収蔵庫(愛称コレクショナリウム)は写真のところまでできあがりました。市民の方々に、見て、活用していただける収蔵庫を目指して準備中ですので、来年の公開後には是非ご来館ください。

生涯学習課 竹中敏浩

去る12月21日(日)、ひとはくでROOTプログラムひとはくツアーが行われました。
ROOTプログラムは、科学技術振興機構(JST)のサポートのもと、神戸大学を実施機関として行われていますが、兵庫県立大学は共同機関のひとつとして、ひとはくは連携機関のひとつとして運営され、グローバルに活躍できる未来の科学技術人材を育てることを目指しています。その一環としてこの日は、科学を志す生徒が、姫路や神戸などから、指導の大学の先生方や大学院生たちと集まりました。自然科学を志す高校生たちの学びをご覧ください。

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最初に、頼末研究員と加藤研究員から「研究について」と題して、研究者としての研究や、プロの研究者としてキャリアを積む過程について講義を受けました。

また、実習では環境系収蔵庫・地学系収蔵庫・液浸収蔵庫を見学しました。


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自然科学系博物館には珍しい環境系収蔵庫を見学して、なぜそのような収蔵品があるかについて藤本研究員から説明を聞き、納得の受講生たち。ひとはくの守備範囲の広い研究に触れてもらいました。

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地学系収蔵庫では、加藤研究員から兵庫県に特徴的な岩石や鉱物を見学、また大阪湾のボーリングコアの説明を受けました。ボーリングに要する費用や、保管する意義について、地震防災との関連も含めて学んでもらいました。

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液浸収蔵庫では、液浸標本のつくり方をはじめ、種を決定づける方法も含めて、博物館が標本を大切に後世に残していく意義について学んでもらいました。

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最後には、感想を述べ合ったのちに、ひとはくへの質問を語ってくれました。多くの質問をくださった受講生たちに感謝です。ひとはくにとって、科学を志す皆さんが自然科学の基礎となる博物館に来てくれることは、大変光栄なことと思います。今日受講してくれた皆さんのこれからの成長を願っています。

■ROOTプログラムについて
ROOTプログラムは2017年から第1期が開始され、今年からは「"超える"力を育む国際的科学技術人材育成プログラム」として第2期が開始されています。ROOTは、Research-Oriented On-site Training Programとして名付けられ、国立研究開発法人科学技術振興機構の次世代人材育成事業の一環である「グローバルサイエンスキャンパス」の企画として支援を受け、実施されています(支援期間:2021~2024年度)。神戸大学が実施機関となり、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学との共同で運営されています。
詳しくはWebサイトをご覧ください >> rootpr-headerlogo.jpg

生涯学習課 竹中敏浩

12月26日(日)のひとはく探検隊ひとはくの妖怪さがしでした。

妖怪はどんな場所に潜んでいるかな?
ひとはくに現れそうなオリジナルの妖怪をみんなで考えてみよう!


まずは、隊長の妖怪はかせ、高田研究員のお話をみんなで聞いて、
いざ妖怪探しへ しゅっぱーつ!!
今日はテレビ取材のカメラも一緒に♪
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3階フロアの展示を見ながら、どんな場所にどんな妖怪がいるのか、
その習性や特徴のお話を聞きました。
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探検をした後は、オリジナルの妖怪を描いて、みんなの前で発表タイムです♪
面白い妖怪がたくさん生まれました!!
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ご参加いただきありがとうございました!!

来年も、ひとはくはみなさまのお越しをお待ちしています♪
(ひとはくは、明日より2/7(月)までメンテナンス休館します)


よいお年を☆彡

フロアスタッフ つくし かおり


昨日(12/18)に引き続き、フロアスタッフとあそぼうは、ひとはくクリスマスカードを作りました♪

ティラノサウルスの頭の形のカードから、もみの木や小さなティラノサウルスが飛び出てくるよ!

色を塗ったり、メッセージを書いたり、それぞれオリジナルのカードが出来ました♪
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大きなティラノサウルスの絵の前でカードと一緒に記念撮影☆彡
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みなさん素敵なクリスマスを☆彡


フロアスタッフ つくし
今日朝がたは、ひとはくからも粉砂糖をふりかけたような雪景色が見られました。
今日12月18(土)、明日19日(日)のフロアスタッフとあそぼうひとはくクリスマスカードです。

ティラノサウルスのポップアップカードをつくったよ!
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明日も行います。お待ちしていま~す。

(フロアスタッフ いしくら)
去る12月14日、県立加古川東高校理数科1年生が来館し、ひとはくの研究員による「課題研究基礎」の授業が行われました。その様子をお伝えします。

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はじめに佐藤研究員(兵庫県立大学自然・環境科学研究所長)より「自然史系博物館における研究活動について」と題して、自然史系博物館における資料と研究の関係などをお話したのち、池田研究員から「研究って何をすればよいの?」と題して、研究の進め方やテーマの決め方などをお話ししました。

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続いて、収蔵庫と展示に分かれて見学を行いました。地学系収蔵庫では生野研究員から説明を受けながら、丹波市から発見された大型竜脚類の実物を見たり、県の石として定められている岩石・鉱物・化石などを見学しました。

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生物系収蔵庫では、橋本研究員・山﨑研究員から同種の昆虫を多数集めた標本を見たり、種名決定に用いられたタイプ標本を見ながら、種の決め方などについても学びました。

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展示見学では、小舘研究員から六甲のアカマツ林などの展示の解説を受けながら、生物多様性について考えました。

丸一日にわたる学習お疲れさまでした。加古川東高校理数科はどの生徒さんも「課題研究」で素晴らしい研究をされています。ひとはくでの経験がまた充実した研究につながることを期待しています。

生涯学習課 竹中敏浩

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:2022年312日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小・中学生のみ
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日エントランスホールにて10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、新型コロナウイルス感染防止の密対策と致しまして、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19179

●A37, A38化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2022327日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 36日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A37
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A38

<ひとはく共催の企画>
恐竜化石体験型学習フェスタ2021
 日  時:20211219日(日) 10:3015:30
 場  所:篠山チルドレンズミュージアム
 入 館 料:大人700円,小中学生500円,2才以上小学生未満250円(個人)
 ※団体割引,各種手帳保持者あり
 内  容:以下のセミナー,ワークショップおよび展示を実施します.全てのセミナーおよびワークショップは前日までにご予約ができます.満員の場合はお受けできない時もあります.ご予約は篠山チルドレンズミュージアムのホームページ(https://www.chirumyu.jp/)からWEB予約のアイコンをクリックもしくは電話(篠山チルドレンズミュージアム;TEL: 079-554-6000)にて承ります.

〇恐竜のおはなし(池田研究員)
 丹波地域の恐竜時代の地層(篠山層群)の研究や発掘調査、化石剖出のお話が聞けるよ!
 開始時間:① 10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:各10 名*子どもの人数です.
 対  象:小学生以上

〇化石発掘体験(久保田研究員)
 丹波竜などの化石が発見された石を割り、化石を探してみよう!
 開始時間:①10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:40
 参 加 費:500
 定  員:各15
 対  象:小学生以上
 備  考:石や化石の持ち帰り不可。参加者にはお土産あり。

〇アンモナイトのクイズと化石のレプリカづくり(半田研究員、生野研究員)
 カラフルなプラスチック粘土で、本物そっくりのアンモナイトをつくってみましょう。
 開始時間:① 10:30 11:00 ③ 11:30 13:30 ⑤ 14:00 14:30 ⑦ 15:00
 時  間:20
 参 加 費:200
 定  員:各12
 対  象:どなたでも

〇恐竜かみしばいと絵本の読み聞かせ
 化石発見ものがたりや、恐竜の絵本がいっぱい。小さなお子さんでも楽しんでいただけます。
 開始時間:12:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:15 名*子どもの人数です.
 対  象:どなたでも

〇復元頭骨と化石レプリカ展示
 兵庫県丹波地域から発見された竜脚類恐竜の丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の復元された頭骨と尾の骨のレプリカを展示します。

【主催】篠山チルドレンズミュージアム
【共催】兵庫県立人と自然の博物館
【協力】丹波篠山市教育委員会
 https://www.chirumyu.jp/

次号は2022117日(月)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                                恐竜タスクフォース 久保田克博

本日12月12日(日)は、
はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」を行いました♪
今回の博士は佐藤研究員です!

最初に佐藤研究員にアンモナイト石けんの作り方を教えてもらったあと、
石けんを溶かしている間に、アンモナイトについてお話してもらいました!

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石けんが溶けたら型の中に流し込みます!
やけどしないようにね!

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30分冷やしたらアンモナイト石けんの完成!
皆さん色とりどりのアンモナイト石けんが出来上がっていました♪
ぜひお家に帰って使ってみてね!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

フロアスタッフ さくま


本日12月11日(土)は、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」を行いました。
恐竜博士の久保田研究員から化石の発掘やクリーニング作業についてしっかりお話を聞いて、実際に挑戦!!

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竹串やハケを使って化石を掘り出します。


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みなさん化石が出てくるまで根気強く削ってくれました!
頑張って掘り出した化石、ぜひお家で飾って下さいね♪

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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました☆

フロアスタッフ ふくもと
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昨年に引き続き、「恐竜化石体験型学習フェスタ2021」を篠山チルドレンズミュージアムで下記の通り、開催いたします。
 日  時:20211219日(日) 10:3015:30
 場  所:篠山チルドレンズミュージアム
 入 館 料:大人700円,小中学生500円,2才以上小学生未満250円(個人)
 ※団体割引,各種手帳保持者あり
 内  容:以下のセミナー,ワークショップおよび展示を実施します.全てのセミナーおよびワークショップは前日までにご予約ができます.満員の場合はお受けできない時もあります.ご予約は篠山チルドレンズミュージアムのホームページ(https://www.chirumyu.jp/)からWEB予約のアイコンをクリックもしくは電話(篠山チルドレンズミュージアム;TEL: 079-554-6000)にて承ります.

〇恐竜のおはなし(池田研究員)
 丹波地域の恐竜時代の地層(篠山層群)の研究や発掘調査、化石剖出のお話が聞けるよ!
 開始時間:① 10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:各10 名*子どもの人数です.
 対  象:小学生以上

〇化石発掘体験(久保田研究員)
 丹波竜などの化石が発見された石を割り、化石を探してみよう!
 開始時間:①10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:40
 参 加 費:500
 定  員:各15
 対  象:小学生以上
 備  考:石や化石の持ち帰り不可。参加者にはお土産あり。

〇アンモナイトのクイズと化石のレプリカづくり(半田研究員、生野研究員)
 カラフルなプラスチック粘土で、本物そっくりのアンモナイトをつくってみましょう。
 開始時間:① 10:30 11:00 ③ 11:30 13:30 ⑤ 14:00 14:30 ⑦ 15:00
 時  間:20
 参 加 費:200
 定  員:各12
 対  象:どなたでも

〇恐竜かみしばいと絵本の読み聞かせ
 化石発見ものがたりや、恐竜の絵本がいっぱい。小さなお子さんでも楽しんでいただけます。
 開始時間:12:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:15 名*子どもの人数です.
 対  象:どなたでも

〇復元頭骨と化石レプリカ展示
 兵庫県丹波地域から発見された竜脚類恐竜の丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の復元された頭骨と尾の骨のレプリカを展示します。

【主催】篠山チルドレンズミュージアム
【共催】兵庫県立人と自然の博物館
【協力】丹波篠山市教育委員会
 https://www.chirumyu.jp/
月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、晴れたり、曇ったり、小雨が降ったりを
くりかえす不安定な(コロコロと変わる)日でした。


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▲天気が不安定な日でした



12月の主な プログラム の 報告で~す。


■「まゆだまコロコロ」のようす

今回、「まゆだまコロコロ」で、 ネット予約(事前予約)の
実証実験をおこないました。ご協力ありがとうございました。

まゆだまに絵を描いたり、好きな色を塗ったりして、
みなさん たのしそうに コロコロしていましたよ。


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▲「まゆだまコロコロ」のようす





■「いろいろな色や形の葉っぱをさがそう!」のようす

朝の早い時間には、風もなく晴れていたのですが・・・


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▲深田公園の円形劇場の上のところで始めたのですが。



プログラムを開始したとたん、バラパラと雨が、
ナクナク(泣く泣く)4階入口のところへ移動して実施をしました。


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▲4階入り口ちかくに移動して実施




参加してくれた子どもさんたちは・・・
がんばって、いろんな色や形の葉っぱを
イロイロ さがしてくれました。

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▲いろんな形や色の葉っぱがイロイロ


そのあと、葉っぱでつくるオモチャ「葉っぱ ぐるぐる」で
グルグルして たのしんでくれました。


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▲「いろいろな色や形の葉っぱをさがそう!」
  『葉っぱ ぐるぐる』で遊んでいるようす





■「デジタル紙芝居」のようす

今回は、「コウちゃんの60日間」と
「ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~」
が上演されました。




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▲アースシアターで上演されているようす



■フロアスタッフによる「展示解説」
 今回の「展示解説」は、
2階の展示室で「2階展示室ダイジェストツアー」でした。
クイズを交えて解説されましたよ。



■「フロアスタッフとあそぼう!『クリスマス ガーランド』」のようす

クリスマスにぴったりな飾りをつくったそうですよ。

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▲つくり方の説明を聞きいて、さあ つくりますよ


じょうずに できましたか? ニコニコしてますね~。

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▲作品 と いっしょに写ってくれました




■「おおきくして、みてみよう!」のようす

昆虫などを拡大装置で大きくして観察しま~す。


昆虫について、いろいろと質問に研究員が応えています。

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▲「おおきくして、みてみよう!」のあとのようす





次回の Kidsサンデー は、2022年3月6日(日)です。




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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

2021年12月5日付の神戸新聞三田版に都市部のシダということで
ホウライシダとモエジマシダについてコラムを書きました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202112/0014891714.shtml

ホウライシダはこんなものです。
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[神戸新聞のリンクが切れるかもしれないので、以下にテキストを入れます]


ホウライシダは暖地性のシダ植物で、涼しげな園芸植物のアジアンタムの仲間です。熱帯温室などでよく植えられています。阪神間の瀬戸内側、尼崎市から神戸市、明石市、さらには伊丹市、宝塚市にかけては水路脇や人家の石垣に雑草のごどく生えています。ところが、標本情報を確認するとこの地域の標本がほとんどです。姫路市、洲本市ではわずかに1地点です。十分に調べられていない可能性もあるのですが、在野の研究家の丸岡氏が集中的に調べている三木市でもわずか1地点のみ、同じく牛島夫妻が植物誌を公表している猪名川町では記録がありません。阪神間南部に集中的に分布していると見てよさそうです。三田市では屋敷町の旧九鬼家住宅資料館の周りに生えていることを知っていたのですが、それ以外の場所は知りません。六甲山地よりも北側ではかなりまれですので、みかけたらご一報下さい。

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この記事を見て、散歩道の近くでそれらしいシダがあるといって、連絡してくれた方がありました。

博物館から自動車で10分ほどの神戸市北区長尾町宅原ということででかけてみました。

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これは立派にホウライシダで、ちゃんと胞子もできていました。
ご本人は、園芸植物のアジアンタムと思っていたようです。

わかりやすい違いは葉のへりにできる胞子嚢群(ほうしのうぐん;胞子ができるところ)の形です。
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カラクサホウライシダ胞子嚢群.jpg










上がホウライシダ、
下がカラクサホウライシダあるいはコバホウライシダとも呼ばれる園芸のアジアンタムです。
葉のへりで、膜に包まれた部分が胞子嚢群です。
ホウライは四角い直線状ですが、カラクサはカシューナッツ状です。

今回の発見地点(★)を含めたホウライシダの県内分布図です。

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神戸市では一番北、県内でも三田市に次いで県内二番目の北の分布です。
早速に標本にさせていただきました。ありがとうございました。

(鈴木武)









昨日(12/4)に引き続き、フロアスタッフとあそぼう「クリスマスガーランド」を行いました!

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兵庫県丹波市で発見された恐竜「タンバティタニス・アミキティアエ」のモチーフで、オリジナルのクリスマスかざりを作りました!
完成したガーランドを持って、クリスマスツリーの前で記念撮影したよ♪

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素敵なクリスマス飾りができましたね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフまつだ

12月4日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「クリスマスガーランド」を行いました!

クリスマスももうすぐということで、クリスマスにぴったりの飾りを参加してくださったみなさんと一緒に作りました。

ツリーを作って、ステンドグラス風の飾りを自分で選んだ色の紙で切り貼り♪

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完成しました~!!
ひとはくサロンに期間限定で登場する綺麗なクリスマスツリーの前でハイ、ポーズ
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「クリスマスガーランド」は明日12月5日(日)も行います。
今年のフロアスタッフとあそぼうも残りわずか。
みなさんのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと
12月2日(木)、県立篠山東雲高校の生徒6名と先生2名が来館され、博物館入口前にある花壇の模様替えを、実習として行ってくださいました。

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見事な青空のもと、植え替えが始まりました。まずは、花壇を整えて。。

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肥料をいれて、また整えて。。パンジーの苗を手際よく植え込んでいきます。
300株の藍色のパンジーは篠山東雲高校で種から育てられた苗です。

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植えた苗の間隔を見て、整えて。。最後に花壇のふちを掃除して美しい花壇の完成です。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。
春までの肌寒い中、来館される皆さんを美しい藍色で温かくお迎えしてくれることと思います。

今回実習に来てくださった6名の生徒さんは、ひとはくでは初めての実習ということで、実習後は博物館内を見学。小学校の時に来館した生徒さんが多いのですが、また違った視点で展示を見てもらいました。

★★★兵庫県立篠山東雲高等学校★★★
昨年、創立10周年を迎えられた比較的新しい学校です。1948年に創設された篠山農業高校に源流をもち、2011年に篠山産業高校から独立し、地域と結びついた活動を行い、農都篠山で農業教育を通じた地域を支える心豊かな人材育成を行っておられます。詳しくは学校のホームページをご覧ください。
 >>> 篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)

(文責:生涯学習課 竹中)
11月28日(日)のひとはく探検隊は「どんぐりGETだぜ!」を行いました。
深田公園で様々などんぐりを見つけました。

今回の探検隊長はどんぐり博士の高野研究員です!

深田公園にあるどんぐりの説明を聞きながら、一生懸命きれいなどんぐりを探します。
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ぼうしの縞模様が特徴のシラカシ たくさんできていますね♪
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細長いマテバシイをたくさん見つけました!     秋ということで紅葉したモミジもありました!
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袋いっぱいになるまで見つけたよ♪               
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どんぐりの説明をしっかり聞いています...
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昨年はどんぐりが少なかったそうですが、今年はたくさん実っていました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

次回のひとはく探検隊は
12月26日(日)「ひとはくの妖怪さがし」を開催予定です。


フロアスタッフ はなだ
昨日に引き続き、フロアスタッフとあそぼう!「ひとはくアドベントカレンダー」
おこないました!

さて、もうすぐみんなの大好きな日がやってきますね!
それは何かな?
「クリスマスーー!!」
元気なお返事が聞こえました☆
楽しいクリスマスまでをカウントダウンするカレンダーを作ろう!

緑のもみの木に、ペタペタ飾りをつけていくよ
ふわふわの羊毛をくるくる丸めて、雪にしたり、お花にしたり
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できあがり!
お菓子を入れる?シールを入れる?
クリスマスまでかざってね(^_-)-☆
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ご参加のみなさま!ありがとうございました!!

フロアスタッフ かどはま


11月20日(土)(日)のフロアスタッフとあそぼう!は『アドベントカレンダー』でした。
クリスマスツリーに、日にちを書いた袋を貼ります♪

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★や標本モチーフをペタペタ
羊毛をくるくるまるめてペタペタ
ハンコをポンポン
みんな自分だけの素敵なアドベンカレンダー完成(^^)/
袋にチョコやあめや大好きなお菓子を入れて♪クリスマスまで待てるかな

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s-DSC06082.jpg   フロアスタッフ おぐら ともこ


11月16日(火)に一般セミナー「Rで学ぶデータ解析」を開催しました。

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「R」とはプログラミング言語の一種です。

博物館でプログラミング?データ解析?と思う人もいるかもしれません。

しかし、研究は実験や観察をして終わりではありません。データを図にしたり解析をしたりするのも研究活動の一部です。今回のセミナーではRを使ったデータ解析の方法を学びました。

セミナーの参加者は7名でした。なんと、遠く千葉県や神奈川県からも参加者が来られました。大学生・大学院生が中心でしたが、参加者の年齢層も幅が広かったです。セミナーではRの使い方から始まり、作図の仕方、統計解析の考え方と、簡単な統計解析の方法を説明しました。参加者のみなさんにも自分のノートパソコンで実際にRを動かしてもらいました。使ったデータは、Rにもともと入っている植物のアヤメのデータです。Rや統計解析の勉強では数学の知識が役に立ちます。数学は生物の研究をするのにも大切です。

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朝10時半から夕方16時半までの長丁場でしたが、みなさん集中して積極的に参加してくださいました。お疲れさまでした!

なお、今回のセミナーではRStudioと呼ばれるソフトを経由してRを動かしました。

Rは完全に無料ですし、RStudioも無料版があります。またこれらのソフト・言語の使い方はインターネット上にも解説が沢山あります。興味のある方はご自身でもお試しください。



(生態研究グループ 京極大助)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:2021年1211日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小・中学生のみ
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日エントランスホールにて10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、新型コロナウイルス感染防止の密対策と致しまして、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19178


はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 20211212日(日)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4組(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19175


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:2022年312日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小・中学生のみ
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日エントランスホールにて10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、新型コロナウイルス感染防止の密対策と致しまして、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19179


A37, A38
化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2022327日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 36日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A37
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A38

<ひとはく共催の企画>
恐竜化石体験型学習フェスタ2021
 日  時:20211219日(日) 10:3015:30
 場  所:篠山チルドレンズミュージアム
 入 館 料:大人700円,小中学生500円,2才以上小学生未満250円(個人)
      ※団体割引,各種手帳保持者あり
 内  容:以下のセミナー,ワークショップおよび展示を実施します.全てのセミナーおよびワークショップは前日までにご予約ができます.満員の場合はお受けできない時もあります.ご予約は篠山チルドレンズミュージアムのホームページ(https://www.chirumyu.jp/)からWEB予約のアイコンをクリックもしくは電話(篠山チルドレンズミュージアム;TEL: 079-554-6000)にて承ります.

〇恐竜のおはなし(池田研究員)
 丹波地域の恐竜時代の地層(篠山層群)の研究や発掘調査、化石剖出のお話が聞けるよ!
 開始時間:① 10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:各10 名*子どもの人数です.
 対  象:小学生以上

〇化石発掘体験(久保田研究員)
 丹波竜などの化石が発見された石を割り、化石を探してみよう!
 開始時間:①10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
 時  間:40
 参 加 費:500
 定  員:各15
 対  象:小学生以上
 備  考:石や化石の持ち帰り不可。参加者にはお土産あり。

〇アンモナイトのクイズと化石のレプリカづくり(半田研究員、生野研究員)
 カラフルなプラスチック粘土で、本物そっくりのアンモナイトをつくってみましょう。
 開始時間:① 10:30 11:00 ③ 11:30 13:30 ⑤ 14:00 14:30 ⑦ 15:00
 時  間:20
 参 加 費:200
 定  員:各12
 対  象:どなたでも

〇恐竜かみしばいと絵本の読み聞かせ
 化石発見ものがたりや、恐竜の絵本がいっぱい。小さなお子さんでも楽しんでいただけます。
 開始時間:12:30
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:15 名*子どもの人数です.
 対  象:どなたでも

〇復元頭骨と化石レプリカ展示
 兵庫県丹波地域から発見された竜脚類恐竜の丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の復元された頭骨と尾の骨のレプリカを展示します。

【主催】篠山チルドレンズミュージアム
【共催】兵庫県立人と自然の博物館
【協力】丹波篠山市教育委員会
https://www.chirumyu.jp/


次号は2021年1216日(木)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                                  恐竜タスクフォース 久保田克博

11月13日(土)、14(日)のフロアスタッフとあそぼう「化石のソーマトロープ」でした。

まずはこの格好でなにするのかな?のクイズ。
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作業服に長靴をはいて、ヘルメットをかぶって、手袋をした手にはハンマー。
みなさんからは「かんた~ん」との声が・・・
答えは、そう化石を掘り出す!発掘作業。

参加したみなさんは実際にこの格好をしたり、化石を掘り出したりはしませんが、2つの絵を合わせてくるくる回すと1つの絵に見えるソーマトロープというあそびで、自分が化石を発掘する絵をつくりました。

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くるくる回すと自分が発掘する格好に!見えたかな~
化石を手の上にゲット!するように見えたかな~

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ソーマトロープで楽しみました。
ご参加ありがとうございました!

(フロアスタッフ いしくら)
はかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」をおこないました!

今回のはかせは「もったいないはかせ」の衛藤(えとう)研究員です(^^)
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みなさんは「おやさいクレヨン」って聞いたことありますか?
おやさいクレヨンはその名の通り、野菜からつくられたクレヨンのことで、
収穫のとき捨てられる葉っぱなどを使って作られています!

クレヨンのお話のほかにもはかせから「もったいない」の気持ちから生まれたものを
クイズをまじえながら教えてもらいました。

それでは絵を描く前にフロアスタッフからクイズです!
この葉っぱはなんの葉っぱかな?
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「ニンジン!」「これはカボチャだ!」「おイモさんの葉っぱ知ってるよ!」
あっという間に正解でした!すごい!

今回は本物の野菜を観察しながらのお絵描きでした。
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触ったり、匂いをかいだり...よく観察しながら描いていきます。
みなさんとっても真剣!

形も色も本物そっくりだけど、それぞれ個性のある力作が勢ぞろい!
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たくさんのご参加、ありがとうございました!
作品は4階休憩コーナーにて掲示中、ぜひ見に来てね!

フロアスタッフ きただにさやの




月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、(暦の上では、冬のはじまりの立冬です)
雲があるものの晴れの気持ちが良い日でした。

しかし、少し風が強いのが気になります。

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▲3階入口近くのケヤキの色づいた葉が奇麗です



11月の主な プログラム の ようす の報告で~す。


■「そとはく」のようす


外を楽しんでいただく「そとはく」は、
自然を感じる「ひとはくビンゴ」や「ゆめはくで昆虫標本展示」、
ドングリを転がす「どんぐりコロコロ」、
いろんな絵本をそろえている「絵本の国」など が実施されました。

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▲「そとはく」のようす




■「くるくる回る タネの模型を つくって とばそう!」のようす

強い風が吹くと、タネの標本や模型がうまく飛びません。
みなさん苦労して飛ばしていましたよ。


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▲「くるくる回る タネの模型をつくってとばそう!」のようす



■今回の「デジタル紙芝居」は、
『丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム』と
『ススキ草原のオーケストラ』でした。

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▲「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」のデジタル紙芝居のようす


■「展示解説」のようす
 今回の「展示解説」は、3階の展示室で「ひょうごの恐竜かせきツアー」でした。
クイズを交えて解説されていました。


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▲「ひょうごの恐竜かせきツアー」のようす



■「はかせと学ぼう!『おやさいクレヨンって なあに?』」のようす

捨てられるものから作られたものや、野菜の部分の絵から何の野菜かを
当てるクイズなど楽しく始まりました。

捨てられる野菜から作られたクレヨンを使って色を塗ったり、絵を描きます。


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▲『おやさいクレヨンってなあに?』のようす




次回の Kidsサンデー は、2021年12月5日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
11月6日(土)は「フロアスタッフとあそぼう!~画はくの日 海の生き物を描こう!~」を行いました。

絵を描く前に海の生き物のクイズ! 正解できたかな?
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いよいよお絵かきタイム! カニや魚、貝など様々な海の生き物を描いてくれました!
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ご家族での参加も! みなさん上手で見惚れてしまいました♪
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ご参加ありがとうございました。
完成した作品は、4階ひとはくサロンの休憩コーナーで約1か月間掲示されます。

フロアスタッフ 平野
10月31日(日)のひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行いました。
今日の探検隊長はキノコ博士秋山研究員です!

深田公園に向かいながらキノコを探します!   あ!サルノコシカケがあった!!
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他にもツチグリ↓             マツオウジ↓などなど
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キノコ博士の秋山研究員のお話も聞いて楽しく探しました!!

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今年は雨が少なくキノコがないと心配していましたが
皆さんがたくさんの種類のキノコを見つけてくれました!!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
次回のひとはく探検隊は
11月28日(日)に「どんぐりGETだぜ!」開催予定です!

フロアスタッフ(さくま)



本日10月30日(土)は、はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう」を行いました!
今回は、ホンヤドカリがお引越しする様子を観察しました♪

海の生き物博士、頼末研究員からヤドカリについてお話を聞いて、さっそく実験開始!
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まずは、ヤドカリを貝がらから出す作業です!
貝がら部分を指先で温めて、ヤドカリが出てくるのをじっと待っていると...
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やったー!出てきました!

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今度はゆでたイボニシを貝がらから身をスポッと外して、ヤドカリの新しいお家を作ります。

綺麗に取れました!
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さてヤドカリたちは貝がらに入ってくれるでしょうか...!

お引越し完了!
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実験大成功!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ただいまひとはくでは展示特別企画「身近な海のベントス展」(←クリック!)を行っております。
みなさまぜひご覧ください!




フロアスタッフ いのうえ
10月23日(土)、24日(日)のフロアスタッフとあそぼう森の忍者たち~かくれる虫をつくろう~」でした。

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昆虫を食べるのはどんな生きものがいるでしょうか?

昆虫やクモ、トカゲやカエル、なかでもよく食べるのは鳥です。

鳥たちに食べられないために、昆虫はさまざまな忍術を使います。

今回は草むらや木、落ち葉に身を隠すチョウをつくりました。

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(クリックで拡大)

オリジナルのステキなチョウができました。

かくれたり飛びまわったり、森の忍者を楽しみました!!

ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)

10/24(日)のゆめはくは、加東市のまちの拠点づくりコンソーシアムの依頼で、
加東市社のやしろショッピングパークBioにでかけました。

RIMG6479.jpg駐車場からすぐ、ロッテリアの前で開きました。












RIMG6477.jpgこんな感じでした。ハロウィンが近いということで、
コンソーシアムもゆめはくのスタッフも仮装です。

真ん中あたりにいる恐竜の少年が
上手に幼児に話をしてくれました。
コロナ対応で、30分あたり6家族の予約制。。。
ほどよい人数でやりやすい印象でした。





やしろBioホール チョウ展示.jpg当日は参加できなかった方が多数ということで、
11/7(日)まで、Bio 2階の多目的ホールで、
「世界のチョウ」を展示しています









(鈴木 武)

10/23(土)は姫路市伊勢自然の里・環境学習センターの周辺のシダの観察をしました。
一般セミナーで参加者は13名、センター関係者4名が加わりました。

伊勢自然の里・環境学習センター 屋外.jpgセンター前は農薬を使わない水田があります。











デンジソウ (1).jpgその水田には、四葉のクローバーに見えるシダ植物
デンジソウがたくさん生えています。










デンジソウ.jpg水面に浮かんでいると、四つ葉がよくわかります。
田の字にも見えることから、田字草です。

兵庫県の絶滅危惧植物で、小野市で見つかった株を域外保全のために栽培しているとのことです。
繁茂しすぎて、時おり抜いているそうです。





デンジソウ胞子嚢果.jpg葉の付け根のあたりから伸びた先に
小豆くらいの硬いかたまりがあります。
「胞子嚢果」(ほうしのうか)といって
この中に胞子が入っています。







ジャコウアゲハ.jpgシダではありませんが、ジャコウアゲハの蛹「お菊虫」
もいました。
さすが姫路市の市蝶です。











シダの前葉体.jpgシダの「前葉体」(ぜんようたい)です。
ぺったりと岩に着いている、濃い緑のものです
真ん中のうすい緑色は、新しいシダの本体(胞子体)です。








ヌリトラノオ.jpg全部で40種類ほどのシダ植物を観察できたのですが、
想定外で見つかったのは
ヌリトラノオ(チャセンシダ科)です。
平成の大合併前の姫路市では初発見です。

岩に着いていることが多いのですが、木の根元でした。

下の分布図は☆のところが今回見つけた場所です。






ヌリトラノオ姫路★.jpg



















(鈴木武)

こんにちは。大学院生の横佐古です。今回、紙すき体験に参加させて頂いて感じたことを書こうと思います。

まず思ったことは、スタッフの方々の準備がすごい!ということです。

本イベントを開催するにあたり、1週間前から準備を行い、また事前練習(リハーサル)も行ったと聞きました。特に驚いたのは、紙の材料や飾りに使う草花はもちろん、なんと本物のミツマタ(紙の原料となる木です)まで用意されていたことです。実際のミツマタの木を見せることで、子供たちは紙の成り立ちについて関心を持つことにつながります。ただ体験させるだけではなく子供たちの学びに繋げようという思いから、このような準備をしているのだと感じました。

さて、実際の活動内容についてです。参加者たちはまず紙の成り立ちについて簡単な説明を聞いた後、牛乳パックを使って紙の材料を作り、草花を使ってデザインを施してオリジナルの作品を作ります。

子供たちが紙すきを行う様子を見ていて特に面白いなと思ったのは、草花を使って好きなデザインをする場面です。スタッフの方が用紙してくださった数十種類の花や葉を使って模様を作るのですが、そのデザインにそれぞれ個性が出ていて、どれもユニークなものだと感じました。例えば、沢山の色を使って華やかな模様にする子、色を統一させて落ち着いた模様にする子、また、紙いっぱいに草花を配置する子、逆に空白を作ってシンプルな模様にする子などなど、まさにその作品は千差万別でした。

僕もスタッフのご厚意で、特別に作らせていただいたのですが、中々デザインが決まらず悩んでいました。すると子供が「こうやったらキレイじゃん」と代わりに草花を載せてくれて、そのデザインがすごくキレイだったので感心してしまいました。もしかしたらこのようなデザインは、頭が固い大人よりも先入観のない子供たちの方が得意なのかも知れません。子供たちの想像力に脱帽です。

子供たちは完成した自分の作品を大事そうに持って帰っていました。親御さんも貴重な体験をさせることができて満足している様子でした。僕も子供の頃このようなイベントに参加したかったな、そんな思いです。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

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筆者が作った紙すきの作品。子供がデザインを手伝ってくれました






兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1年 横佐古優太

(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)

みなさんこんにちは。

今日は、紙漉きと栞作り体験に参加してきました!主催は、NPO法人人と自然の会さんです。毎月第3日曜に毎月異なる企画を開催してくださっています!

紙すき体験では、紙の原料となる樹木の説明から聞けるなどなど、、、沢山学べることがありました。
  kuramoto図1.png















こちらの写真は、紙漉き作業開始直後です。参加者の皆さんの目が終始キラキラしていて、夢中に作業をしていました~。

動植物好きなスタッフの方々と話していると、夢中になって出来上がりを撮影するのを忘れてしまいました、、、。みなさんも、私のような大人でも、もちろん、お子さんも夢中になれる体験と楽しいお話を聞きにいらしてくださいね~

兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1年 倉本蘭
(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環 で行いました。担当 環境計画 藤本)

はじめまして、兵庫県立大学大学院の田鳥菜々子です。

1017日に人と自然の会による「紙すきチャレンジ」が開催され、その様子を取材させていただきました。


みなさんは和紙を作る作業である「紙すき」をご存知ですか?

テレビなどでご覧になったことがある方もいらっしゃると思いますが、

職人さんが高度な技術を使って作るというイメージを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

しかし牛乳パックを原料にすることで、紙すきを体験することができます!

イベントでは会のメンバーの皆さんが、牛乳パックを使った紙すきの方法はもちろん、

実際の紙すきに使われる植物(ミツマタ)の説明や、牛乳パックの原料になっている樹木についてなどについても、実物や写真を用いて分かりやすく説明している姿が印象的でした。

また、参加者の皆さんもとても楽しそうで、

最後には完成した和紙を手に、子供たちがとても嬉しそうにしていました。

貴重なお話を聞かせてくださった会のメンバーのみなさん

また、取材にご協力くださった参加者のみなさん

ありがとうございました。
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兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 修士1年 田鳥菜々子
(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)


移動博物館車「ゆめはく」号は、県内各地にでかけています。
2019年度から日本教育弘済会 兵庫支部の協力も得て、県内各地の小学校にもでかけています。

昨日10月21日は、姫路市立太市小学校にでかけてきました。

oichi00.jpg昔からの学校の表札だそうです。











oichi01.jpgゆめはくに、こどもたちが集まってきました。
各学年(10名程度)が、20-40分程度で
ゆっくりと見学しました。

となりの太市こども園も来てくれました。






oichi02.jpgゆめはく号の上で、きれいな昆虫標本を背景に
集合写真を撮っています。









oichi03.jpgパズル「昆虫キューブ」に挑戦!
カブトムシをつくろうとしているようですが、
ノコギリクワガタも黒くて、悩んでいるようです。









oichi04.jpgヘラクレスオオカブトをじっと観察。











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道向いに姫新線の汽車が走っていました。












oichi06.jpg5,6年生は理科室で化石を勉強して、
アンモナイトレプリカをつくりました。






アンモナイトレプリカ.jpg











(生涯学習推進室 鈴木武)

兵庫県立大学大学院環境人間学研究科 修士1年の池端です。

本日は、藤本真里先生の講義「まちづくり特論」の一環で、人と自然の会の企画、「紙すきにチャレンジ」「押し花のしおりつくり」の見学をさせて頂きました!

元気なファミリーがたくさん参加されていて、活発で楽しい企画でした!

「紙すきにチャレンジ」では、運営メンバーの皆さんが紙の原料となるミツマタの木を見せてくださり、紙すきについて丁寧で面白く・とってもわかりやすく解説してくれたので、私も勉強になることがたくさんありました(^^)

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ミツマタの枝を手にもって説明をするメンバー




「押し花のしおりつくり」では、とってもきれいな押し花をラミネート加工して、オリジナルのしおりを作りました!

丁寧に作られた押し花はとてもきれいで、色合いも豊かでうれしくなりました!

池端写真2.png


]









しおりの完成




どのイベントも大人の方も楽しめる参加型のイベントだと思います!

学びもあり、手元に思い出も残りますので、是非気になられたら参加してみてくださいね!

兵庫県立大学大学院環境人間学研究科 修士1年 池端 伸悟

(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)

秋空の下、ひとはくの衛藤研究員による「おうちでコーヒーを焙煎しよう!」セミナーが実施されました。

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午前・午後で二回実施し、それぞれ違うロケーションで、生のコーヒ豆から焙煎し、その場でコーヒーを楽しみました。

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午前の方は風が強く、少し寒いと感じたものの、暖かいコーヒーが身に沁みるように美味しく感じられました。
樹木が紅葉して秋を感じ、水辺が近くにあり、雰囲気としてはのんびりとしたロケーションで、楽しむことができました。

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午後の部は違うロケーションで楽しみ、青空が広がる天気の下で、コーヒーとお話を楽しみました。
深田公園で遊ぶ方々が多く見られ、とても賑やかな雰囲気で楽しむことができました。
焙煎しているとコーヒーの匂いにつられてやってくる方いらっしゃるほど、香ばしい匂いがしました。

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先生からは、コーヒーについて自分で入れるテクニックや豆の種類に加えて、コーヒー豆の抱える社会的・国際的な問題意識について話を聞くことができました。

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午前・午後の両部とも、コーヒー好きの三橋研究員が、コーヒーと生物多様性の関係をテーマに、シビアな問題や課題について面白くわかりやすい話をされるのも聞くことができて、更なるコーヒーへの思いが深まりました。

(文責:研究インターンシップ生 増岡 晃大)
ひとはく連携活動グループの兵庫古生物研究会が、下のような化石採集体験を募集しています。
国生みの島 淡路島で、恐竜時代の白亜紀後期 およそ7200万年前の海にすんでいた生き物たちの化石を採集してみませんか。

兵庫県立人と自然の博物館 三枝春生


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開 催 日 2021年12月12日(日)小雨決行
開催時間 10:30~14:00(集合9:30)
体験揚所 兵庫県洲本市内

参加資格 現地集合となりますので参加者自身で集合地までお越し頂ける方
     小学4年生(10才)以上で、未成年(18才未満)は保護者同伴となります。
     なお、参加者には募集チラシ裏面の「参加同意書」を提出していただきます。
      >>> 募集チラシ(裏面に参加同意書)
参 加 費 一人当たり500円(保険料含む)
募集人員 保護者の方を含め60名(定員を超える場合は抽選となります。)
受付方法 電子メールでの受付となります(申し込みはpdfファイル受信可能なアドレスでお願いします)
申込み先 兵庫古生物研究会メールアドレス hyokoken2015@gmail.com
     参加者の氏名・住所・年齢・携帯電話番号・メールアドレスを必ず記入。
     ご家族で参加される場合は参加者全員の氏名・年齢を記入してください。
受付期間 2021年10月20日(水)~11月20日(土)
集合場所・当日の持ち物について 詳細は参加決定者に後日お知らせします。
注意事項 コロナウイルス感染症対策(マスク着用など)参加者各自の責任でお願いします。
     また、感染状況によっては開催中止となることもありますのでご了承ください。

主  催 ひとはく連携グループ 兵庫古生物研究会
共  催 兵庫県立人と自然の博物館
後  援 洲本市立淡路文化史料館


本日10月16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、
2日に引き続き、「ハロウィン★モールでクモをつくろう」を行いました!


まずはクモに関するクイズから!
Q.クモはどこから糸を出しているでしょうか?
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正解は...


おなかの後ろです!

一見するとおしりから出しているように見えますが、実はおなかの後ろに糸いぼというところがあってそこから糸を出しています。

クモについて学んだら、実際にモールでクモづくり!
説明をしっかり聞いてみなさん本物そっくりに作ってくれました^^
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巣には好きな色を塗ったり、コウモリをたくさん貼り付けて世界に一つだけのクモ飾りの完成です!!!
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ぜひお家で飾って、素敵なハロウィンを過ごしてくださいね♪
たくさんのご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

ひとはく・ちがくレター(20211012日号)
 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<お知らせ>
石割調査ボランティア募集のお知らせ
 川代1号トンネル建設工事により生じた篠山層群由来の岩砕の石割調査を行うため、当館研究員と協働で石割調査に参加していただけるボランティアを兵庫県内外から広く募集します。この調査は化石を採取し、学術研究、教育普及活動、地域振興などに役立てることを目的とします。
 日  時:20211028日(木)~1110日(水)10:0015:30
      ※111日(月)、8日(月)を除く12日間
 場  所:県立丹波並木道中央公園(兵庫県丹波篠山市西古佐90番地)
 対  象:満18歳以上の方
 定  員:60
      ただし、新型コロナウイルス感染症対策として、1日の参加人数を20名までとしています。それを超える参加人数の申し込みがあった場合、先着順とさせていただきますので、予めご了承ください。
 参 加 費:なし
 そ の 他:募集は20211021日(木)16:00まで。
 https://www.hitohaku.jp/infomation/news/rock-research-volunteer-2109.html

<ひとはく主催の企画>
B31フウとメタセコイアの観察会(半田研究員)
 博物館周辺の深田公園を散策し、植栽されているフウやメタセコイアなどを観察します。これらは第三紀に繁栄した植物で、化石でよく産出します。メタセコイアとセコイアの違いや、カエデとフウの見分け方について解説します。深田池の東まで行く予定です。
 日  時 20211023日(土)10301200
 場  所 4階中セミナー室・深田公園
 対  象 高校生~大人
 定  員 10
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 1016日(土)
 備  考 雨天中止
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021B31

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 2021113日(水)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19174


●H06
第四紀末大量絶滅失われた巨獣たちの世界(三枝研究員)
 ゾウやサイなど大型の獣は現在アフリカや南アジアにしかいません。しかし、ほんの数万年前までは南極を除いたすべての大陸に大型獣が生息していました。これら大型獣の絶滅は人類の活動または気候変動によって引き起こされたと考えられていますが、どちらが主たる要因であるのか現在でも論争が続いています。第四紀末の大型獣の絶滅要因に関する論争を振り返りながら、人類が生態系に与える影響について考えます。
 日  時 2021115日(金)14001530
 場  所 ホロンピアホール
 対  象 大学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 1022日(金)
 備  考 兵庫県立有馬高等学校の生徒と一緒に受講していただきます。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021H06

標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」
 堀コレクション・高岡コレクションからカエデとフウの仲間の化石を展示します。現生の葉をてがかりに、違いを調べてみましょう。
 日  時 20211113日(土)、14日(日)
 時  間:13:0016:00
 場  所:4階大セミナー室
 参 加 費:無料
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021H06

標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」ギャラリートーク
 標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」の解説をします。
 日  時 20211114日(日)
 時  間:13:3013:50
 場  所:4階大セミナー室
 参 加 費:無料
 定  員:先着10
 受  付:1320分~4階大セミナーにて受付開始、定員になり次第終了。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19235

●A36はじめての恐竜(久保田研究員)
 恐竜は小さなお子さんから大人まで、年齢問わず魅力的な動物のひとつです。しかし、その姿は研究の進展とともに変化してきています。このセミナーでは恐竜に興味をもちはじめた方に向けて、恐竜についてお話しします。
 日  時 20211128日(日)13301430
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 小学生~大人
 定  員 20
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 1114日(日)
 備  考 ○保護者参加 ※小学生は保護者もいっしょにご参加ください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A36

はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:2021年1211日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小学生、中学生のみ
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日エントランスホールにて10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、新型コロナウイルス感染防止の密対策と致しまして、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19178

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 20211212日(日)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19175

<ひとはく協力の企画>
丹波の森フェスティバル2021(丹波の森公苑)
 丹波の森公苑にて、「丹波の森フェスティバル」が10月24日(日)に開催されます。
 開催日時:20211024日(日)10:0015:00
 開催場所:丹波の森公苑(兵庫県丹波市柏原町柏原5600
 入場料:無料
 内容:以下のワークショップおよびミニ展示を実施します.ワークショップは当日受付となります。
 https://www.tanba-mori.or.jp/project/morifesu/

・アンモナイトのクイズと化石のレプリカづくり(池田研究員ほか)
 カラフルなおゆまるで、自分だけのアンモナイトをつくってみましょう。
 開始時間:① 10:10 10:40 ③ 11:10 11:40 ⑤ 13:10 13:40 ⑦ 14:10 ⑧ 14:40
 時  間:20
 参 加 費:200
 定  員:各10
 対  象:どなたでも(ただし、未就学児は保護者との共同作業が必要)

・石こうで化石レプリカをつくろう(久保田研究員ほか)
 石こうで恐竜の歯やアンモナイトの化石のレプリカをつくってみましょう。
 開始時間:① 10:10 ② 11:10 ③ 13:10 ④ 14:10
 時  間:40
 参 加 費:200
 定  員:各6
 対  象:小学生以上

・ミニ展示会
 兵庫県丹波地域から発見された竜脚類恐竜・タンバティタニスの化石レプリカの一部を展示します。

次号は令和3年1116日(火)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                                     恐竜タスクフォース 久保田克博

10/9(土)はフロアスタッフとあそぼう!画はくの日~タネを描こう~」を行いました

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熱帯の森のフタバガキという大きな木が落とすタネや、グライダーのモデルになったハネフクベ、ツクバネやアオギリのタネを見て絵を描きました。

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タネの色のグラデーションも、とてもきれいに塗れましたね。

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ご参加ありがとうございました。

完成した作品は、4階ひとはくサロンの休憩コーナーで約1か月間掲示されます。

ぜひご覧ください♪

(フロアスタッフまつだ)

10月3日(日)に、はかせと学ぼう!「ろ過実験コンテスト」を行いました♪

まず、石や砂を使って水をきれいにします。
(砂を使う方法は、水族館などでも使われている方法なんだとか!)

今回のはかせ 三橋研究員からポイントを教えてもらい、早速やってみよう!

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ペットボトルでできた装置に砂がこぼれないように綿を詰め、石や砂を入れて...ろ過装置の完成!
汚れた水を流しこみ、何度も繰り返すと...透明になってきた!

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そこへ、今回初登場の秘密兵器その①水質計
これで水がどれだけ濁っているかを見てみます!
ちなみに水道水は「20」、果たして結果は...

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お見事!みなさん水道水と同じ「20」を達成!
『ロカロカ名人』に認定です(^^)

次に登場したのは、秘密兵器その②パック
水の汚れをくっつけてきれいにする凝集剤です。
少し入れるだけで...汚れが固まってきた!

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これをさらにろ過し、煮沸すれば飲むこともできるのだとか...すごい!

最期に「ロカロカ名人」のみなさまへ認定書をお渡ししました。

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「川は自然のろ過装置」
川に行ったら、生き物の観察はもちろん、砂や石にも注目してみてね!

たくさんのご参加、ありがとうございました~!


フロアスタッフ おぐら・きただに
但馬牛博物館と、ひとはくとのコラボ展、2年ぶりに復活。
10月23日(土)から12月26日(日)、ひとはくサロンにて「もっと知ろう!但馬牛!!」展を開催します。

みなさん、ご存じでしたか?
「兵庫美方地域の但馬牛システム」は日本農業遺産に認定され、さらに世界農業遺産認定を目指しています。

2年前のコラボ展では、大きな牛と働くお兄さんがやってきましたが、今回の展示では、2021年6月に但馬牛博物館の別館としてオープンした「農業遺産体験館」で暮らしている、子牛ちゃんがやってきますよ。
ぜひ、かわいがってください〜〜(乗らないでね)

さてさて。
コラボ展示にあわせて、楽しいクイズで但馬牛のひみつを学ぶ
「クイズ!但馬牛と神戸ビーフのひみつ」
を、10月31日(日)に開催します。

usihakase2021.png但馬牛博物館から「但馬牛博士」も、やってくるよ!

ひとはくには、「むしはかせ」や「きょうりゅうはかせ」はいるけれど、「うしはかせ」はいないからね〜
この機会に、いーっぱい、質問してください。


11:00〜11:30、13:30〜14:00の2回あります(内容は同じ)。
参加者にはプレゼントもあります。

幼児または小学生を含む家族で、ご参加ください。
ほんとは、たくさんの子どもたちに参加してほしいのですけれど、コロナウイルス感染症対策のため、定員を設けて、事前募集とさせていただきます。

お手数ですが、こちらのページの申込フォームから、お申し込みください。
seminar211031-QR_859434.png
申し込み締め切り:10月20日(多数の場合抽選)

展示やクイズについてのくわしくは、リーフレットをごらんください。

tajimausi2021_leaf.jpg← このリーフレットのPDFファイルをダウンロードする。




10月のひとはくKids サンデーで、「ひっつきむし で かお を つくろう」
というプログラムが実施されました。

ひとはくに隣接する深田公園で「ひっつきむし」の植物
アレチ ヌスビト ハギ(マメ科)の果実をさがして、
それを使って専用のシートに顔をつくります。


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▲アレチ ヌスビト ハギ の 若い果実(ひっつきむし)



皆さん いろんな表情を作ってくれましたよ。

小さい子どもさんたちが作ってくれた作品と本人の
写真を撮らせてもらいました。



作品と一緒に写っている子どもさんたちの
(マスクでわかりにくいですが)表情にも
着目して見てくださいね。


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どれも とても すばらしい作品ばかり です!


皆さん、ご参加ありがとうございました。
                          研究員 小舘 誓治
                      



月の第1日曜日「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、雲がない青空が広がる、秋晴れの、
気持ちが良い日でした。

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▲とにかく空が青い!



午前中、エントランスホールの前の芝生地では、
三田市の多世代交流館「ふらっと」の親子さんたちが
楽しそうに遊ばれていましたよ。




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▲芝生地で楽しんでおられる「ふらっと」の皆さん





10月の主な プログラム の ようす の報告で~す。


■「そとはく」のようす


外を楽しんでいただく、「そとはく」は、いろんな絵本をそろえている
「絵本の国」や自然を感じる「ひとはくビンゴ」、
「ゆめはくで昆虫標本展示」など が実施されました。






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▲「そとはく」のようす


■「ひっつきむし で かお を つくろう」のようす

みんな真剣に作っています。個性的な作品ばかりです。
たくさん写真を撮らせていただいたので、別に
ご紹介します。下記のアドレスの記事をご覧ください。

『「ひっつきむし で かお を つくろう」で作った作品と一緒にハイポーズ!』
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/10/post_2836/

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▲「ひっつきむし で かお を つくろう」の会場のようす




■今回の「デジタル紙芝居」は、
『ちいさなバッタ ゴロー』と
『六甲のうりんぼ』でした。

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▲「六甲のうりんぼ」のデジタル紙芝居のようす





■「展示解説」のようす
 今回の「展示解説」は、3階の展示室で
「ひょうごの恐竜かせきツアー」でした。

すみません。
参加されていた皆さんの写真が撮れませんでした。



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▲3階の「丹波の恐竜化石」の展示コーナー




■「はかせと学ぼう!『ろ過実験コンテスト』」のようす

汚れた水を砂や石の中に流して、キレイにしてみる
体験です。

体験をした人は、認定書をもらっていたようですよ。





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▲『ろ過実験コンテスト』のようす



次回の Kidsサンデー は、2021年11月7日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


10月2日(土)、久しぶりのフロアスタッフとあそぼうは「ハロウィン★モールでクモをつくろう」を行いました!

もうすぐハロウィンということで、お家で飾ってもらえるクモ飾りを作りました。
最初はモールでクモをつくります♪

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自分で選んだ色のモールでオリジナルのクモが作れます!
クモづくりは手順がたくさんあるので難しいけれど、みなさんとても上手にできていました(^^)

クモが出来たら次は巣の飾りつけ♪

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巣をに塗ったり、星やコウモリに「Happy Halloween」と字を書いたり、模様をつけてみたり...
みなさんの個性が詰まったステキなクモの巣がたくさん完成しました!!!

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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
10月16日(土)にも同じイベントを行います。ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

幽霊花?

2021年9月28日

ひとはくに隣接する深田公園の円形劇場のところで
見られる ヒガンバナ(ヒガンバナ科)は、
2021年9月18日の時点で、ほぼ満開でした。


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▲ほぼ満開状態のヒガンバナ
(2021年9月18日撮影)





約1週間後の2021年9月27日の時点では・・・

花被片(花ビラ や ガク)や雄しべ などの赤色が変色して、
薄い紫色?になり、下に垂れた感じになっています。

これって、(乱れ髪の)幽霊のような感じ?でしょうか?



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higannbana no hana ga owatta 210927 s-IMGP1325.jpg

















▲満開状態から約1週間経過したヒガンバナ
(2021年9月27日撮影)




秋の お彼岸の時期に咲く ヒガンバナ(彼岸花)は、
昔から いろいろな名前で呼ばれていたようす。

たとえば、
「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ)「仏花」「秋花」
などのほか、葉っぱがない状態で茎が伸びて
真っ赤な花が一斉に咲くので、「びっくり花」や
「幽霊花」などなど。



このあと、どうなるのだろうか? 
すぐに消えてなくなるのでしょうか??

気になります。


                      研究員 小舘 誓治
こんにちは!フロアスタッフKです。

4階ひとはくサロンの休憩コーナーに展示中の『ぴかぴかキラリ~宝石昆虫の輝き~』はもう見ましたか?
まさに心躍る美しさでした!

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お友だちのモルフォチョウくんに案内してもらったコウノトリくんもうきうきしたみたい!
特にツチイナゴのゴローはきれいな昆虫たちがうらやましかったようで...
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(↑↑クリックで大きくなるよ!)

ゴローからのコメント▽

モルフォチョウくんたちは光や周りの景色を反射させて身を隠しているんだって!
あんなキラキラなのに見つからないってすごいよねぇ!
みんなも見てみてね~!
ボクのことも探してくれると嬉しいな♪



宝石昆虫たちに出会えるは9月30日(木)まで!

ぜひ来てくださいね~!

取材・報告 フロアスタッフK

ぬぎぬぎ? ドングリ

2021年9月19日

ひとはくに隣接する深田公園で、ドングリが1個 落ちていました。
丸っこい ドングリです。


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▲深田公園で見つけたドングリ



近くの木から、クヌギ(ブナ科)のドングリだと思われます。


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▲ドングリが1つだけ落ちていた 近くのクヌギの木




クヌギの「かく斗(と)」は、落ちていませんでした。
かく斗 は、枝とドングリとを つないでいるものです。
この落ちているドングリの かく斗は、枝に付いた
ままなのかな?

かく斗は、ドングリが小さいときは、その全体をほぼ覆っています。

クヌギの木の枝を見ると、現在ほとんどが黄緑色っぽい、かく斗が
たくさん見られ、緑色のドングリが、かく斗の中から、
ちょこっと顔をだしている、って感じのものから、
3分の1くらい見えるものもあります。

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kunugi no ki  no eda 210919 s-IMG_5595copy.jpg











▲クヌギの枝に付いている黄緑色の かく斗



落ちたドングリは、他のドングリよりも早く
かく斗を ぬぎぬぎ した? のですね。




クヌギの木を よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  葉を見て、
  ① 縁のギザギザ(きょ歯)の先は どうなっていますか?
  
  ② 主脈から分岐した側脈(そくみゃく)と きょ歯の関係は?
  
  ③ 裏面は、どんな色でしょうか?

  
  幹を見て、
  ④ 幹のもようは、どんな特徴がありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    

春に咲いたクヌギの雌花が、熟したドングリになるのは、
次の年の秋です。

現在、今年の春に咲いた雌花のあとと、一年前の春に咲いて、
若いドングリになっているもの、の両方を観察する
ことができます。


kunugi no hana no ato 210919.jpg












▲今年の花のあと(白の矢印)と、若いドングリ(去年の花のあと)(赤の矢印)






まだ黄緑色のドングリ、大きくなったら、だれが食べるのかな?
                                        研究員 小舘 誓治

真っ赤な塊? 

2021年9月19日


ひとはくに隣接する深田公園で、真っ赤な塊?を
見つけました。




higannbana no kabu 210918 s-IMG_5530.jpg










▲深田公園で見つけた真っ赤な塊?


どうやら、何かの花が咲いているようです。


近寄って見ると、同じ場所から花の茎が複数出ています。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)です。

田んぼの畦などで、毎年9月ごろに一斉に咲いている
のを見ます。 

花は、独特な感じです。


higannbana no kabu 210918 s-IMG_5509.jpg










higannbana no hana 210918 s-IMG_5504.jpg



▲ヒガンバナの花


地下には、一般に「イモ」、「球根」とよばれる
鱗茎(りんけい)があります。

しかし、この植物には、植物体にリコリンという毒が
含まれていますので、その成分を除かないと
食べられません。




さらに、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  花を見て、
  ①1本の花茎に 花は いくつありますか?

  ②1つの花の「花びら」は 何枚ありますか?

  ③1つの花の「おしべ」は 何本ありますか?

  全体を見て、
  ④葉は、どこにありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    



ヒガンバナの花は、秋のお彼岸の前後に咲き、
咲き始めから咲き終わるまで
約1週間から2週間の間、花を楽しめるようです。

ただし、8月~9月に猛暑が続いた年は開花が
遅れる傾向があるそうです。

今年はどうでしょうか?







higannbana no tsubomi 210918 s-IMG_5521.jpg











▲ヒガンバナのつぼみ




近所で咲いていたら、花が終わった後も、
とき~ ど~き 観察してみましょう。

何か、新たな発見があるかも。


なぜか、「イモ」ではなく、「おはぎ」 が 食べたくなってきました。
                                        研究員 小舘 誓治
みなさんこんにちは。
人と自然の博物館は、緊急事態宣言中ですが感染防止対策を徹底して開館中です。
ご来館の際には、マスク着用、検温、手指消毒、連絡先の登録にご協力ください。

今日は期間限定の展示をご紹介します。
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4階の休憩コーナーに、「毎月かわるよ江田コレクション展」の一環で、
9月は、『ぴかぴかキラリ宝石昆虫の輝き』
という事で、まるで金や銀、プラチナといった金属のようにかがやく美しい昆虫たちが展示されています。

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某番組のカマキリ先生も紹介していた、プラチナコガネ。
本物は、この写真の10倍くらい美しくてきれいです!

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いろいろな色のプラチナコガネがいるんだね。

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フロアスタッフもウエルカムボードでこの展示を盛り上げています。

写真では伝えきれない、美しい昆虫の輝きを是非みなさまの目でお確かめください♪
※宝石昆虫は9月限定です。

フロアスタッフ せら ゆうこ

ひとはく・ちがくレター(2021916日号)
 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<お知らせ>
石割調査ボランティア募集のお知らせ
 川代1号トンネル建設工事により生じた篠山層群由来の岩砕の石割調査を行うため、当館研究員と協働で石割調査に参加していただけるボランティアを兵庫県内外から広く募集します。この調査は化石を採取し、学術研究、教育普及活動、地域振興などに役立てることを目的とします。
 日  時:20211028日(木)~1110日(水)10:0015:30
      ※111日(月)、8日(月)を除く12日間
 場  所:県立丹波並木道中央公園(兵庫県丹波篠山市西古佐90番地)
 対  象:満18歳以上の方
 定  員:60
      ただし、新型コロナウイルス感染症対策として、1日の参加人数を20名までとしています。それを超える参加人数の申し込みがあった場合、先着順とさせていただきますので、予めご了承ください。
 参 加 費:なし
 そ の 他:募集は20211021日(木)16:00まで。
 https://www.hitohaku.jp/infomation/news/rock-research-volunteer-2109.html

<ひとはく主催の企画>

●A33化石化太古の生き物の記録ができる仕組み(三枝研究員)
 化石は地層の中に保存された過去の生物の記録です。大部分の化石は腐りにくい殻や骨などが保存されたものですが,腐りやすい軟体部やDNAなどの分子が保存されていることもあります。化石の出来方から,過去の生物のどのような側面を化石から知ることが出来るかどうか紹介します。
 日  時 2021109日(土)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 中学生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700
 申込締切 921日(火)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A33

A34, A35化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 20211017日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 926日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A34
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A35

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 20211017日(日)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19173

B31
フウとメタセコイアの観察会(半田研究員)
 博物館周辺の深田公園を散策し、植栽されているフウやメタセコイアなどを観察します。これらは第三紀に繁栄した植物で、化石でよく産出します。メタセコイアとセコイアの違いや、カエデとフウの見分け方について解説します。深田池の東まで行く予定です。
 日  時 20211023日(土)10301200
 場  所 4階中セミナー室・深田公園
 対  象 高校生~大人
 定  員 10
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 103日(日)
 備  考 雨天中止
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021B31

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 2021113日(水)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19174

H06第四紀末大量絶滅失われた巨獣たちの世界(三枝研究員)
 ゾウやサイなど大型の獣は現在アフリカや南アジアにしかいません。しかし、ほんの数万年前までは南極を除いたすべての大陸に大型獣が生息していました。これら大型獣の絶滅は人類の活動または気候変動によって引き起こされたと考えられていますが、どちらが主たる要因であるのか現在でも論争が続いています。第四紀末の大型獣の絶滅要因に関する論争を振り返りながら、人類が生態系に与える影響について考えます。
 日  時 2021115日(金)14001530
 場  所 ホロンピアホール
 対  象 大学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 1022日(金)
 備  考 兵庫県立有馬高等学校の生徒と一緒に受講していただきます。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021H06

標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」
 堀コレクション・高岡コレクションからカエデとフウの仲間の化石を展示します。現生の葉をてがかりに、違いを調べてみましょう。
 日  時 20211113日(土)、14日(日)
 時  間:13:0016:00
 場  所:4階大セミナー室
 参 加 費:無料
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19233

標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」ギャラリートーク
 標本のミカタ「神戸層群の植物化石 カエデとフウ」の解説をします。
 日  時 20211114日(日)
 時  間:13:3013:50 
 場  所:4階大セミナー室
 参 加 費:無料
 定  員:先着10
 受  付:1320分~4階大セミナーにて受付開始、定員になり次第終了。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19235

次号は20211016日(土)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                          恐竜タスクフォース 久保田克博

2個ぐい!! すごい!

2021年8月30日

暑い日が続く中、昼間に外に出てみると・・・

ひとはくのエントランスホールちかくに植えてある
エノキ(アサ科)の木が、最近にぎやかです。


enoki no ki 210830 s-IMG_1763.jpg











▲エントランスホールちかく の エノキの木
 (まわりに、セコイアの高木が見えます)


8月の中頃から、いくつかの木を時々観察をしていると、
最近、エントランスホールちかくのエノキの果実を食べに
ヒヨドリの何羽か(同時に4羽はいたことがあるのですが・・・)が、
かわる、がわる?飛んできます。




この時期のエノキの果実は、緑色からオレンジ色まで、
果実の熟度によっていろいろな段階の色が見られ奇麗です。

enoki no kajitsu 210830 s-IMG_1631.jpg










▲いくつかの段階の色の、エノキの果実


しかし、オレンジ色の果実が少なくなってきました。
まだ、緑色や緑色からややオレンジ色っぽくなっている果実はあるのですが...



木の近くを人が通ると、エノキの果実を食べていたヒヨドリは、
一端、近くの別の木(セコイアやケヤキ、ヤマモモなど)に飛んで行き、
再び戻ってきて、ということを繰り返し 何度も来ているようでした。



人に気付くと、果実をくわえて飛んで行ったりします。

hiyodori ga tonndeiku 210830 s-IMG_1613.jpg











▲人が近くを通ったので飛んで行くヒヨドリ



エノキの果実は、直径6~8㎜で、中に1個種子が入っています。
果実の大きさの割に、種子が大きいようで、
ヒヨドリの栄養になる部分は少ないのではないかと...


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▲エノキの果実と種子


だから、というわけではないでしょうが、
一度に2個くわえているヒヨドリもいました。すごい!


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▲エノキの果実を2個くわえているヒヨドリ


お互いに、食べすぎには注意しましょう。


                           研究員 小舘 誓治
連日、晴れて暑い日(日中の最高気温30℃以上)です。

ひとはくのエントランスホールちかくに、エノキ(アサ科)の木が植えてあります。

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▲エントランスホールちかくのエノキの木
(背が高い針葉樹の木は、セコイア)




エノキは、漢字で「榎」で、
夏の木?なのでしょうか?


色々な資料を見ると、
エノキは、枝が多いころから「枝の木」、たくさんの果実ができ、鳥類をはじめ
いろんな生きものの餌になることから「餌の木」、また縁結びの木ということで
「縁の木」などなど、名前の由来がたくさんあるようです。



今、エノキのたくさんの枝には、果実がいっぱい 生っています。

まだ、完全に?熟していないと思うのですが、緑色からオレンジ色まで段々と色が
変わっていて奇麗です。

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▲ エノキのいろいろな色の果実




観察していると、ヒヨドリが飛んできて果実を食べているようです。


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▲エノキの果実をくわえているヒヨドリ




一羽が枝に止まっていると、別のヒヨドリが飛んできました。
ヒヨドリが二羽並んでいます。縁結びの木なのですね~。

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▲エノキの枝に止まる二羽のヒヨドリ


うらやましいイ?
夏の木、あついですね~。


                           研究員 小舘 誓治

今日は、晴れて暑い日(気温30℃以上)です。

午後、ミンミンゼミ や ツクツクボウシ の大合唱が聞こえる中、
クマゼミ も頑張って鳴いていました。

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△ ケヤキの幹に止まって鳴いているミンミンゼミ


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△ケヤキの幹に止まって鳴いているクマゼミ




ケヤキの幹は、ムシが止まりやすいのかな?



さて、ひとはくがある深田公園には、サルスベリ(ミソハギ科)の木が植えてあります。

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▲サルスベリの木




今、たくさん花が咲いています。




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▲ サルスベリの花


そのサルスベリの木を見ると、樹皮が剥げていています。
樹皮が剥げてツルツルした幹は、木登り上手なサルでも
スベル?ということから「サルスベリ」と名づけられた
と言われます。


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▲樹皮が剥げているサルスベリの幹


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▲サルスベリの木の下に落ちている樹皮


幹を見ていると黒っぽいムシが止まっています。
キマダラカメムシのようです。

sarusuberi ni kihadakamemushi   210828 s-IMG_0727.jpg











▲サルスベリの幹に止まっているキマダラカメムシ



キマダラカメムシさん、スベリおちないように。
「安全第一」ですよ。

(天の声;「おじさん、スベってますよ。」)



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▲サルスベリの幹近くに「安全第一」の文字



                           研究員 小舘 誓治

不安定な天気が続いている8月後半です。

今日は、昼ごろから風が強くなり、雨がポツポツ降ってきました。
強い風でエントランスホール前の旗が良く見えます。


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△ エントランスホール前の旗



ひとはくのエントランスホールよこの緑道沿いに ヤマボウシ(ミズキ科) の
木が植えてあります。

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△ ヤマボウシ(一部ハナミズキ)が植えられている緑道




そのヤマボウシの果実、最近、
赤く熟したものが多くなってきました。



おいしそうです!

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▲ヤマボウシの熟した果実





よく見ると、だれかに食べられている果実があります。




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▲食べられた痕があるヤマボウシの果実




お昼の時間に観察していると・・・
(写真を撮っていると、近くを通りかかった家族連れの方が、
ヤマボウシの果実を見て「キノコかと思った」と言っておられましたよ。)



(少し待っているだけで)メジロが数羽飛んできて・・・
果実をつつきだしました。





s-mejiro 210822 IMG_0198copy.jpg















▲ヤマボウシの果実につかまり、食べているメジロ




続いて、やって来たのは・・・ ヒヨドリ。


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▲ヤマボウシの果実を食べているヒヨドリ





緑道には、たくさんのヤマボウシの果実が落ちています。

これは、だれが食べるのかな?



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▲緑道に落ちたヤマボウシの果実





ちなみに、近くに植えてあるハナミズキ(ミズキ科)の果実は・・・
まだ、緑っぽい色です。


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△ ハナミズキの若い果実





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 ◆ひとはくでは 9月12日まで、
  『収蔵資料展「ひとはくの鳥類標本をお見せします!」』を
  開催しております。
  もちろん メジロ や ヒヨドリ の標本も 見ることができますよ。

  詳しくは、下記をご覧ください。
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/birds-specimen2021.html
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                           研究員 小舘 誓治

みなさんこんにちは! フロアスタッフKです☆
今回はデジタル紙芝居「ゆめのつづき」に登場する渡り鳥のヨシゴイさんから聞いたお話を4コマにしましたよ~!

とっても嬉しいことがあったヨシゴイさん、そのことをハスの妖精 ハスミンに伝えてみたけれど...

s-ヨシゴイ漫画.jpg
ヨシゴイさんからのコメント▽
みんなは4階ひとはくサロンにワイがおるん知ってるやんな!?
まだのお友達は会いに来てや~! もちろん写真もOKや!
待ってるで~!!

ヨシゴイさんが展示されている 収蔵資料展「ひとはくの鳥類標本をお見せします!」は9月12日(日)まで開催中!
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他にもたくさんの鳥たちがみなさまをお出迎え!
ぜひ来てくださいネ~!

取材・報告 フロアスタッフK

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<お知らせ>
書籍「恐竜研究の最前線~謎はいかにして解き明かされたのか」出版のお知らせ
著者 マイケル・J・ベントン/監訳 久保田 克博・千葉 謙太郎・田中 康平/訳 喜多 直子
 この20年ほどの新しい技術の発展により、色、咬合力、走る速度や子育ての様子など、化石に隠された謎が思いがけない方法で明らかにされた。著者は古生物学が博物学からコンピューターや最新の技術を用いた科学的領域へと変貌した軌跡を目の当たりにしてきた。そんなベントンが通説を振り返り、自身の研究・経験をもとに、最新の発見と証拠を示し、読者を研究の最前線である発掘現場から博物館、研究所の舞台裏まで案内する。
 https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4263

<ひとはく主催の企画>

●解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員) 中止となりました 
本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。
 日  時:2021828日(土)13:4514:15
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館3階恐竜展示室・恐竜ラボ
 参 加 費:無料
 備  考:申込不要、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19784

●A30葉の化石を調べよう:クルミとメタセコイアのなかま(半田研究員)
 神戸層群の葉の化石の観察会を毎年実施しています。今年は複葉と針葉樹類を対象にします。葉の化石をたくさん見てみたい方におすすめです。
 日  時 2021911日(土)10301200
 場  所 4階実験セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 5
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 822日(日)
 備  考 保護者参加 ※小学46年生は保護者もいっしょにご参加ください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A30

A31, A32化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム) 中止となりました 
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021912日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 822日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A31
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A32

A33化石化太古の生き物の記録ができる仕組み(三枝研究員)
 化石は地層の中に保存された過去の生物の記録です。大部分の化石は腐りにくい殻や骨などが保存されたものですが,腐りやすい軟体部やDNAなどの分子が保存されていることもあります。化石の出来方から,過去の生物のどのような側面を化石から知ることが出来るかどうか紹介します。
 日  時 2021109日(土)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 中学生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700
 申込締切 921日(火)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A33

A34, A35化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 20211017日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 926日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A34
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A35

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 20211017日(日)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19173

<ひとはく共催の企画>
洲本市立淡路文化史料館「ヤマトサウルス ディスカバリー展」(洲本市立淡路文化史料館)
 2004年に洲本市でハドロサウルス科の恐竜化石が発見されました。2021年にその化石が新属新種であることが発表され、「ヤマトサウルス・イザナギイ」と命名されました。この発表を記念して、ヤマトサウルス・イザナギイの歯骨、頸椎、烏口骨のレプリカを展示します。また、エドモントサウルスの頭骨(レプリカ)やパラサウロロフスの歯骨(レプリカ)、そのほかアンモナイトやカニ、エビ、シカ、メタセコイアなど、淡路島で産出した化石を展示します。
 会  期:2021717日(土)~829日(日)
 場  所:洲本市立淡路文化史料館
 入 館 料:大人500円(400円),高校・大学生300円(250円),小・中学生150円(100円)
      ※ ( )は20名以上団体割引料金
      ※ 幼児・障害者手帳をお持ちの方(介助者1名を含む)は無料
 問 合 先:洲本市立淡路文化史料館(0799-24-3331
 http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/
 http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/yanatosaurusu.pdf

次号は2021年916日(木)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                                    恐竜タスクフォース 久保田克博
8/9(月)のフロアスタッフとあそぼうは、8/7(土)に引き続き「画はくの日~昆虫標本を描こう~」を行いました。

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青く輝く翅(はね)を持つモルフォチョウや、大きなハナムグリ、
色んな昆虫を絵を描くことで、じっくり観察できましたね!

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ご参加ありがとうございました。

描いてくださった絵は、4階ひとはくサロン・休憩コーナーで約1か月間展示させていただきます♪
また、同じ休憩コーナーにある、展示内容が毎月変わる「江田コレクション展」では、世界の珍しいカブトムシやクワガタムシも展示されていますので、
ぜひご覧くださいね。

フロアスタッフ まつだ
8月8日(日)のはかせと学ぼうでは「ひょうごの妖怪!カッパ入門」を行いました!!
妖怪はかせの大平研究員と一緒にひょうごの妖怪について学ぼう!

最初に妖怪のクイズをしました♪
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ぬえや海坊主などいろいろな妖怪についてのクイズが盛りだくさん!
楽しくクイズをしていると......

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なんカッが登場!!
そのあとはカッパと一緒にカッパについてのクイズをしました!


クイズのあとはカッパのお皿とくちばしを作りました!
紙のお皿に、くるくるにした画用紙をくっつけてお皿を作ります♪
カッパに見守られながら作っていきます!
くちばしも上手にできるかな?
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できたお皿とくちばしをつけるとカッパに変身!
カッパになったら最後にみんなで歌に合わせて踊りました♪
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ご参加いただいたみなさまありがとうございました!!

フロアスタッフ(さくま)


撮影スポットとして大人気の、4階ひとはくサロンの大型模型たち。
じつは全部で8体あるのですが、行きっぱなしになってる子もいまして、通常は7体です。でも、今日、見たら、2体になっていました。
あれれ、どこへ行ったんだろう?と思われるリピーターの方もおられるかもしれませんね。各地のミュージアムでの共催展やキャラバンで、出張しているのです。

「ダンゴムシ」は、この夏、赤穂市立海洋科学館へ出張しております。
ぜひ、会いに行ってやってください。

第35回特別展「身近な昆虫・植物 まるいものあつまれ!」

ako2021-bannar.jpgのサムネイル画像

小さな子どもたちの「科学へのめばえ」を意図した展示です。
「まるいもの」や「赤いもの」「黄色いもの」など、子どもたちが発見したものも集めた、参加体験型特別展です。

会期は、8月30日(月)まで。
くわしくは、海洋科学館のページをごらんください。
入館したら「赤穂の塩」もらえます。「塩づくり体験」もできますよ。

出張中のダンゴムシです。
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顔出しパネルや、なりきり撮影コーナー、いろいろあります。
ako2021_5687.jpgのサムネイル画像

丸くなって記念撮影するコーナーも。
ako2021_5686.jpgのサムネイル画像

「ころころサンデー」8月22日(日)

8月22日(日)、いろんなものを転がしてあそぶ「ころころサンデー」を開催しますよ。
「ひとはくKidsサンデー」が大好きな子どもたちに、おすすめ。
「ころころサンデー」の内容は、エコロコプロジェクトのページにて。

ぜひ、この日、赤穂へいらしてください。
申し込み不要です。
(八木)

8/7(土)のフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日~昆虫標本を描こう~」を行いました。

自分の好きな昆虫の標本を選んで絵を描いてみよう!

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世界最大のチョウ、アレクサンドラトリバネアゲハや、
世界最大の甲虫オバケオオウスバカミキリなど、いろんな昆虫をじっくり観察しながら描けましたね♪

細かい特徴もバッチリです。

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ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ まつだ

ひとはくでは、夏休みの期間に博物館実習として、大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループ(「ア」~「カ」)で実習を行うのですが、
そのうちの1つの「自然素材を使った親子向けプログラムの企画・実施に関する実習」
のグループ(「ウ」グループ)の実習生の皆さん(3名)が実習の最終日(8月5日)
に自分たちで運営する親子向けのプログラムを実施してくれました。


「くるくる回るタネの模型をつくってとばそう!」で
新しいタネの模型を考えること(模型の試作)から始めて、
これまでの活動を活かして、作り方のパネルの作成、
解説用の補助資料の作成、工作の材料の準備などをしていましたよ。



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▲タネの実物(写真中央)をモデルに作られた模型の試作品


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▲プログラムの準備風景



さあ、始まりましたよ。
くるくる回るタネの植物の説明を行ってから、
タネ(果実)の実物を飛ばして、どのように回るかを
実験してから模型をつくります。




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▲植物の説明をしている実習生


飛ばし方を参加者に伝えていま~す


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▲飛ばし方を参加者に伝授している実習生



参加者も上手に とばしていましたよ。


プログラムは大成功!!

博物館実習生の「ウ」グループの皆さん、お疲れ様でした!




                              研究員 小舘 誓治

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今年はコロナ禍のなかの夏休みとなりました。小・中学生は夏休みの自由研究、高校生は課題研究の実験などに取り組む人たちも多いと思います。そんな小・中・高のみなさんをひとはくでは、展示や収蔵品の資料、セミナーやイベント、図書等で応援したいと思います。どうぞひとはくにご来館いただいたり、Webサイトを訪れていただき、存分にご活用ください。

何を研究したらよいか分からない、どんなことが自由研究になるだろう★★

★夏休み中にさまざまなセミナーやイベントを行っています。植物の観察、化石の発掘体験、さかなの解剖、泥だんごなどのセミナーやイベントからヒントをつかんでください。

 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

 >>イベントスケジュール
 >>イベントカレンダー
 >>自然と環境の学習素材
 他の高校生はどんな研究してる?>>SSH課題研究ポスター展示

★ひとはくサロンの図書レファレンスコーナーでは、小学校の自由研究から高校のSSH課題研究に役立つような本や図鑑を集めて置いています。一度ご覧ください。
4f-reference350x.jpg  4f-referencebooks201x262.jpg
 ひとはくの蔵書の中から、自由研究や課題研究のヒントになりそうな本を集めました。小・中学生の自由研究については現役高校生の意見も取り入れて集めています。

調べ方は?、分からないことが出てきた、名前が分からない

★昆虫の名前調べや、岩石を調べたりするセミナーを行います。
 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

★ひとはくWebにも標本のつくり方を掲載しています。ぜひ参考にしてください。
 >>植物標本の採取の仕方
 >>コケ・地衣類の採集と標本作り
 >>植物標本の作り方-シダ・高等植物編-
 >>昆虫採集(その1)-ネットによる採集
 >>昆虫採集(その2)-トラップを使った採集
 >>昆虫採集(その3)-ひそんでいる昆虫の採集
 >>昆虫標本の作り方

★ひとはくには、昆虫や植物、岩石・化石、都市計画などの専門の研究員がいます。来館して直接質問してもらっても結構です。実物を持参してくだされば、より的確な回答が可能になります。ただし、研究員は夏休み中も講演や講習会に出かけていますので、博物館にいることを事前に電話などで確かめてから来館してください。

★ひとはくのWebページの「お問合せ先」の「お問い合わせ入力フォーム」から質問する方法もあります。ただし、回答には少し時間を要する場合もあるのでご注意ください。写真等を送られる場合は鮮明なものをお送りください。
 >>お問合せ入力フォームの入口

研究はできたけどまとめ方が分からない、どうしたら見やすくまとめられるだろう★★

★ひとはくサロンのカウンター横には、ひとはくの研究員が発刊した論文が置かれています。論文の抜き刷りはお持ち帰りいただくこともできます。こんな論文を参考にしながらまとめてみてください。高校生の課題研究はもちろんのこと、小・中学生の自由研究でも項目の立て方は、同じです。
ひとはくのWebページには論文の簡単な紹介も掲示しているので参考にしてください。
 >>ひとはくの研究とは 研究に関する最近のニュース
 >>研究紀要「人と自然」


hitohakuhakase150x150.jpg ひとはくの展示やセミナーなどをきっかけに、ナチュラリストをこころざす児童・生徒諸君が現れてくれたら、たいへん嬉しく思います。

生涯学習課 竹中敏浩

7月最後の土曜日は、夏休みの自由研究むけに
フロアスタッフとあそぼう「川のおさかな釣りセット」をつくりました。

地面に浸み込んだ雨は川に集まり、山から海に向かって流れます。
山の方から上流、中流、下流。川幅もだんだん広くなり、流れの様子も変わります。
すんでいる魚も、その魚のエサとなる生き物も、その場所によって違います。

川のおさかな釣りセットをつくったら、みんなで魚釣りを楽しみました!

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「川の魚」の冊子をプレゼント。おうちで空欄を埋めて学習してね。

各自魚を増やして楽しんでくださ~い。

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(フロアスタッフ いしくら)
月の第1日曜日「ひとはく Kidsサンデーです。
今回は、4月の実施から 久しぶりの開催です。

猛暑日がつづいております。
当日は、昼前に雨が降りました。午後は曇りのち晴れでした。


イタチハギの低木の葉っぱに たくさんのクマゼミの
抜け殻がついています。


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▲イタチハギの葉に セミ類のたくさんの抜け殻



8月の主な プログラム の ようす の報告で~す。





■「チャレンジ!セミとり」のようすは・・・

子どもたちも元気ですが、大人の方も、
はりきって おられるように 見えま~す。




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▲みなさん、はりきって います!




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▲採集したセミ類や他のムシを
 大きな虫かごに入れています。





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▲セミの抜け殻を採って ハイポーズ!



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▲はじめてセミの抜け殻をさわったのかな?



アブラゼミやクマゼミの成虫や抜け殻のほか、たくさんの
他のムシが それぞれの大きなムシかごに。


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▲大きなムシかごに入ったムシたち



たくさんのムシが採れたようですね。




■「おおきくして、みてみよう!」のようす は・・・

デジタル紙芝居が行われている、ひとはくサロンで
ダンゴムシや木の葉っぱを大きくして観察しています。


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▲スクリーンに大きく うつしだしています

 



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▲待ち時間に 自慢のムシかごを見せてくれた男の子




■フロアスタッフとあそぼう「うちわづくり」は・・・

みなさんステキな「うちわ」できたかな。

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▲「うちわ づくり」の看板

なお「うちわ づくり」の詳しい内容は、下記を見てください。
「こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはくうちわづくり~」
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/08/post_2820/




■今回の「デジタル紙芝居」は、
『ぶくぶくあわわ~森から川へのおくりもの~』と
『丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム』でした。



■「くるくる回るタネの模型を つくって とばそう!」のようすは・・・

今回は、屋外での実施でした。



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▲作った模型をとばしています




今回のKidsサンデーでは、
博物館実習の大学生が 子どもたちのサポートをしてくれました。

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▲子どもたちのサポートをしてくれている実習生







次回の Kidsサンデー は、2021年9月5日(日)です。

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                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
8月1日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「うちわづくり」を行いました!
今回のテーマは「昆虫」です☆

まずは昆虫の○×クイズから!
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カブトムシは「くち」で呼吸する?
ちょっと難しいかな...?と思いきや 全員正解!すごい(^^)!

クイズの後は、 うちわづくり!

夏の王様「カブトムシ」
日本で一番大きいトンボ「オニヤンマ」
水色がきれいな「アオスジアゲハ」

この3つに色を塗ります。
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本物そっくりなものから、かわいいパステルカラーまで、
好きな色でオリジナルのうちわが完成しました♪
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はねを一枚、一枚ちがう色にしてくれたお友だちも!
とってもカラフルですね~(^^)
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今年の夏はとっても暑いけど、こんなステキなうちわがあれば楽しく過ごせますね !
たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの
7/25(日)ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」をおこないました。

今日の探検隊長は、お魚はかせの高橋研究員
さぁ、どんないきものを捕まえられるかな?

はじめに、はかせから、捕まえ方についてのお話を聞きます。
"もんどり"という仕掛けにエサを入れ、池に投げ込みます。
炎天下の中、熱中症に気をつけて、頑張るぞー!

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もんどりを投げ入れた後は、網ですくって、いきもの探し。
「あっ!何かおった!!」という声があちこちで♪
メダカやヤゴ、おたまじゃくしもいました。
エビを次々に見つけたお友達からは「エビ祭りだーー\(^o^)/」なんて声も!
もんどりを引き上げると・・・大きなザリガニゲット!!
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捕まえたいきものを持って帰る場合は、最後までしっかり家で飼ってあげてね。
近くの池で放してしまうと、その池の生態系をくずしてしまうことになります。

暑い中、参加いただきありがとうございました☆彡

夏休みもスタートしましたね。
暑いけど、どこに行こうか...?なんて時は、ぜひひとはくにお越しください!
みなさまにお会いできるのを、スタッフ一同お待ちしております(^_^)/

フロアスタッフ かどはま
7月24日(土)のはかせと学ぼう!は、植物博士の高野研究員に植物標本のつくりかたを習いました。

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植物標本 と 押し花のちがいは?
標本には、採集した日付や場所、採集者が書いてあるラベルが貼り付けてあります。

標本にする植物を採る時は、草なら根っこから取り、花や実が付いているものにすると、名前を調べる時に分かりやすいんだって。
標本にしている時に、色や形が変わってしまうものもあるので、カメラで記録したり、メモを取ることも必要なんだそうです。

DSC05322.jpg右下にラベルを貼って、乾燥させた植物を置きます。

ラベルや植物を貼る時に使うのりは、アラビアのりや水のりを使用します。
合成のりは長持ちしないので、剥がれてくるそうです。

植物を台紙に貼り付けるときは、セロハンテープは使いません。
セロハンテープはすぐに劣化して取れてしまいます。
白い紙にあらかじめ水のりを塗って乾かしたものを、細かくテープのように切って使用します。
少し水を付けると、のりが復活して貼り付けることができます。
切手を貼るのと同じような感じです。
DSC05314.jpgのり付きの紙で植物を固定させます。
DSC05318.jpgなるべく少なくとめて固定させて完成!

みなさんも夏休みの宿題に植物標本をつくってみませんか?

ひとはくでは、夏休みの宿題に参考になるようなイベントを行っています。イベントはコチラ☞

みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。
 現在、兵庫県下では県立・市立・私立合わせて14校が指定され、それぞれ特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館ではその教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。
 夏休みに入るこの時期に、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

●期間:7月24日(土)~8月31日(火)


●場所:3階廊下

●内容:兵庫県下SSH校の課題研究ポスター

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兵庫県下のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)

   兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
神戸市立六甲アイランド高等学校  
兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立小野高等学校
武庫川女子大学附属中学校・高等学校 
神戸大学附属中等教育学校
兵庫県立明石北高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立姫路東高等学校

(生涯学習課 竹中敏浩)

7/18(日)のフロアスタッフとあそぼうは「昆虫カードをつくろう!」を行いました。

カブトムシやクワガタ、チョウチョのハンコを押して、オリジナルのカードができました。

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色鉛筆で素敵なイラストもたくさん♪ 宝物のカードになりました。
博物館の昆虫標本も、ぜひ見てくださいね。

ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフまつだ
はかせと学ぼう!「ペーパークラフトでフジツボをつくろう!」をおこないました!

みなさんフジツボって知っていますか?
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まずは海のいきものはかせ、頼末(よりすえ)研究員に教えてもらいました。
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なんと生きているフジツボも登場!

「動いてる!おもしろい!」と大人気でした♪

はかせからクイズ!「フジツボはなんの仲間でしょう?」
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ウニかな?貝かな?それともカニかな?


なんと答えは...カニ!


意外な答えにみんなビックリ!

楽しいお話のあとは、さっそくペーパークラフトをつくります。
色をぬって、のりでくっつけながら組み立てて...
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だんだんフジツボの形になってきた!

カラフルなフジツボがたくさんできました~!
見ていてとても楽しいですね!
7月フジツボのペーパークラフトブログ.jpg


このフジツボ、じつはとても身近ないきものなんだとか!
海に行くきかいがあればぜひ探してみてくださいね☆

たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<お知らせ>
書籍「恐竜研究の最前線~謎はいかにして解き明かされたのか」出版のお知らせ
 著者 マイケル・J・ベントン/監訳 久保田 克博・千葉 謙太郎・田中 康平/訳 喜多 直子
 この20年ほどの新しい技術の発展により、色、咬合力、走る速度や子育ての様子など、化石に隠された謎が思いがけない方法で明らかにされた。著者は古生物学が博物学からコンピューターや最新の技術を用いた科学的領域へと変貌した軌跡を目の当たりにしてきた。そんなベントンが通説を振り返り、自身の研究・経験をもとに、最新の発見と証拠を示し、読者を研究の最前線である発掘現場から博物館、研究所の舞台裏まで案内する。
 https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4263


<ひとはく主催の企画>
●A25石ころの見わけ方入門(生野研究員)
 1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ15種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特ちょうなどについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
 日  時 202189日(月)11001300
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 小学生~大人
 定  員 20
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 720日(火)
 備  考 ○保護者付添 ※小学生13年生は保護者の付添が必要です。(付添の保護者には観覧料が必要です。)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A25

A26アンモナイトのレプリカ標本を作ろう(生野研究員)
 好きな色の材料を選んで、11つずつアンモナイトのレプリカ標本を作ります。レプリカ作りや本物の化石の観察を通して、標本とはどんなものなのか、レプリカはどんな場面で役に立つものなのか、などについて解説します。作ったレプリカはお持ち帰りいただけます。
 日  時 2021813日(金)11001230
 場  所 4階実習室 
 対  象 小学4年生~中学生
 定  員 30
 受 講 料 600
 申込締切 724日(土)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A26

A27アンモナイトの化石を観察しよう(生野研究員)
 アンモナイトの化石(本物です)を使って、殻の様子をよく観察してみましょう。観察のポイントや、アンモナイトの体のつくりについて解説します。化石は1人1つずつお持ち帰りいただけますので、夏休みの自由研究にもぜひご活用ください。
 日  時 2021822日(日)11001230
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 小学生~大人
 定  員 20
 受 講 料 1000円(高校生以下:700円)
 申込締切 82日(月)
 備  考 ○保護者付添 ※小学生13年生は保護者の付添が必要です(付添の保護者には観覧料が必要です)。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A27

A28, A29化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021822日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 81日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A28
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A29

解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員)
 本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。
 日  時:2021828日(土)13:4514:15
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館3階恐竜展示室・恐竜ラボ
 参 加 費:無料
 備  考:申込不要、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19784

A30葉の化石を調べよう:クルミとメタセコイアのなかま(半田研究員)
 神戸層群の葉の化石の観察会を毎年実施しています。今年は複葉と針葉樹類を対象にします。葉の化石をたくさん見てみたい方におすすめです。
 日  時 2021911日(土)10301200
 場  所 4階実験セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 5
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 822日(日)
 備  考 保護者参加 ※小学46年生は保護者もいっしょにご参加ください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A30

A31, A32化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021912日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ 
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 822日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A31
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A32

<ひとはく共催の企画>
洲本市立淡路文化史料館「ヤマトサウルス ディスカバリー展」(洲本市立淡路文化史料館)
 2004年に洲本市でハドロサウルス科の恐竜化石が発見されました。2021年にその化石が新属新種であることが発表され、「ヤマトサウルス・イザナギイ」と命名されました。この発表を記念して、ヤマトサウルス・イザナギイの歯骨、頸椎、烏口骨のレプリカを展示します。また、エドモントサウルスの頭骨(レプリカ)やパラサウロロフスの歯骨(レプリカ)、そのほかアンモナイトやカニ、エビ、シカ、メタセコイアなど、淡路島で産出した化石を展示します。
 会  期:2021717日(土)~829日(日)
 場  所:洲本市立淡路文化史料館
 入 館 料:大人500円(400円),高校・大学生300円(250円),小・中学生150円(100円)
       ※ ( )は20名以上団体割引料金
       ※ 幼児・障害者手帳をお持ちの方(介助者1名を含む)は無料
 問 合 先:洲本市立淡路文化史料館(0799-24-3331
 http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/
 
http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/yanatosaurusu.pdf

こどもミュージアムデー(洲本市立淡路文化史料館)

 洲本市立淡路文化史料館にて、「こどもミュージアムデー」を8月9日(月・祝)に開催します。

 ■開催日時:202189日(月・祝)10:3015:00

 ■開催場所:洲本市立淡路文化史料館

 ■入館料:無料

 ■内容

 以下のセミナー,ワークショップおよびミニ展示を実施します.【要事前申込】の表記があるものは、7月17日(土)からお電話にて受付いたします。申込み先着順(定員になり次第、締め切らせていただきます)。お申し込みは洲本市立淡路文化史料館(TEL: 0799-24-3331)にて承ります.【雨天中止】の表記があるものは、中止の場合は洲本市立淡路文化史料館よりご連絡いたします。
 http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/
 
http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/yanatosaurusu.pdf

・恐竜のおはなし(久保田研究員)【要事前申込】
 兵庫県洲本市や丹波地域でみつかった恐竜のお話が聞けるよ!
 開始時間:① 10:30 ② 13:00
 時  間:30
 参 加 費:無料
 定  員:各45
 対  象:小学生以上

・化石発掘体験(池田研究員)【要事前申込】【雨天中止】
 丹波竜などの化石が発見された石を割り、化石を探してみよう!
 開始時間:① 11:10 ② 13:10 ③ 14:20
 時  間:40
 参 加 費:500
 定  員:各20
 対  象:小学生以上
 備  考:発見した化石や石はお持ち帰りできません。

・アンモナイトのクイズと化石のレプリカづくり(半田研究員)【要事前申込】
 カラフルなおゆまるで、自分だけのアンモナイトをつくってみましょう。
 開始時間:① 11:15 11:45 ③ 12:15 13:45 ⑤ 14:15 14:45
 時  間:20
 参 加 費:200
 定  員:各10
 対  象:どなたでも(ただし、未就学児は保護者との共同作業が必要)

・移動博物館車「ゆめはく」
 ティラノサウルスやトリケラトプスの頭骨、丹波地域から発見された化石がみられるよ!
 参 加 費:無料
 備  考:随時ご参加いただけます。ただし、混雑時はお待ちいただく場合があります。

・化石将棋
 化石将棋で遊びながら、淡路島で発見された化石をおぼえよう!
 参 加 費:無料
 備  考:随時ご参加いただけます。ただし、混雑時はお待ちいただく場合があります。お土産として先着50名様にプレゼント!!

次号は令和3年815日(日)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。

                               恐竜タスクフォース 久保田克博

7/10(土)、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」をおこないました。
今回のはかせは、恐竜はかせの久保田研究員です!

まずは、兵庫県で見つかった恐竜のお話。
丹波竜ことタンバティタニス・アミキティアエ、この4月に学名がついたヤマトサウルス・イザナギイ、知ってるー!というお友達もたくさんいました☆
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さて、見つかった化石は、発掘されたところでトンカントンカンきれいにするのかな?
化石は大きな岩のかたまりで持ち帰り、顕微鏡をのぞきながら、丁寧に時間をかけて「掘り出す」のです。
さぁ、クリーニング作業にチャレンジしましょう!

竹串でカリカリ、ブラシでサッサッ。
削るのには力がいるね。
化石が見えてきたら、どんな形かを想像しながら、ゆっくり丁寧に・・・
削る力、集中力、想像力、いろんなパワーを使って、みんながんばってます(^_^)v
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掘り出した後は、水をつけたブラシで磨いて、はかせに同定してもらいます。
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自分で掘り出した化石は、宝ものだね☆彡
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ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

もうすぐ夏休み!
キッズの皆さんに会えるのを、スタッフ一同楽しみにいます!

フロアスタッフ かどはま

7月11日(日)は、はかせと学ぼう!「けんちくかの日!」をおこないました♪


まちづくりはかせの福本研究員と一緒にみんなでまちを作りました。


まずは、それぞれ色をぬったオリジナルのおうちを作って、けんちくかになりました!



カラフルな屋根や大きな窓のあるおうち、レンガづくりやかべの色が全部ちがう色のおうち♪
みんなそれぞれとっても個性的です!!
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おうちが完成したら、それぞれ好きな場所におうちをたてます!

なぜその場所を選んだのかな??

はかせの質問にみんなしっかりその理由を発表してくれました!
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牛が好きだから牛の近くに家を建てたお友達、人が多いところが好きだから家が集まっているところに建てたお友達♪



みんなの発表が終わったところで、はかせのまちづくりスタート!!
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まずは電車の線路や駅が出来て、学校や病院、図書館、消防署、川には橋もかかりました!


どんどん開拓されて、たんぼやはたけは無くなり、牛もいなくなりました。

でも、このまちには人間が生活するには便利なスーパーや道路、多くの人が働く工場などができました。

では、ここで引っ越しタイムスタート!!
開拓されたまちの好きなところに引っ越しです。


みんな、次はどんなところに家を建てたのでしょう?
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その場所を選んだ理由をみんなに質問!

本が好きなお友達は図書館の近くに引っ越し♪いつでも本が読めますね♪

お買い物にすぐ行けて便利だからスーパーの近くをえらんだお友達!
この場所が好きだからと引っ越しをしなかったお友達!

みんなでその決め手を発表してくれました!


そして、まちづくりの最後にははかせから認定証をもらいました!!
けんちくか認定証.jpg
みんなでステキなまちを作ることができました!
けんちくかのみなさん、ありがとうございました。

フロアスタッフ つくし




田地川植物画個展 全景6.jpgこれで最後です。
(2)の向かいの位置で、こじんまりとしています。










田地川 T43 インディアンコーン.jpg○インディアンコーン(イネ科)

Zea mays L.













田地川 T44 モミ.jpg○モミ(マツ科)
Abies firma Sieb. et Zucc.

1993  (1994年保育社発行)

今回の展示のポスターにあげた植物画です。






田地川植物画個展 全景7.jpg保育社 検索入門シリーズ「針葉樹」(中川重年 1994)の表紙になっています。










田地川 T45 ユーカリ バンクシア.jpg[右 right 左 left]
ユーカリ(フトモモ科) Eucalyptus spp.
[中 middle]
バンクシア(ヤマモガシ科 ) Banksia sp.
Aug., 2020
オーストラリアから持ち帰る



(鈴木武)
7月初めのフロアスタッフとあそぼうは「昆虫カードをつくろう!」でした。

蝶々クワガタカブトムシなどいろんなハンコを押してオリジナルの昆虫カードを作りました!

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カードの空いたところには、色鉛筆で好きな絵も描けます!

みんなとっても素敵なカードを作っていました!
完成したカードと一緒に記念撮影パチリ...
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             DSC05083.jpg

参加してくださった みなさん ありがとうございました。

「昆虫カードをつくろう!」は明日7月4日(日)も行います。
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと
「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」 
~高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 連動イベント~


 公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会(理事長 角 和夫) と兵庫県立人と自然の博物館(館長 中瀬 勲)、台北市立動物園は、令和3年8月1日(日)に「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」を開催いたします。
 本イベントは、日本と台湾の自然科学系の研究者のライブによる講演や質疑応答で、両国の特色ある生き物について学び、また交流するイベントです。
 つきましては、参加者を募集いたしますので、ご希望の方は、こちらからご登録ください。



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(※上のチラシ画像をクリックすると、PDFファイルが閲覧できます)



 新型コロナウイルス感染症の拡大により、他国への出入国に厳しい制限が課され、異国間交流が極めて困難である中、例年実施している「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」についても2021年度の実施は見送ることになりました。
 そんな中、台北市立動物園と兵庫県立人と自然の博物館それぞれの研究員から双方における生態系の現状や調査手法などをライブで発信するオンラインセミナーを開催することで、例年実施しているツアーの目的である「自然科学分野における視野の多角化」および「グローバリズムの獲得」を目指し、コロナ禍においてもその一助となるイベントを実施することとなりました。
 例年行っているツアーの過去参加者の現在の状況リポートも予定しています。

1.日 時:令和3年8月1日(日)日本時間14時~17時(台湾時間13時~16時)
2.主 催:公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
      兵庫県立人と自然の博物館 
      台北市立動物園
3.配信拠点:兵庫県立人と自然の博物館、台北市立動物園
4.内 容:
 ■第一部 日台の動植物の生態および調査手法について(2時間)
 (1)台北市立動物園 研究者(約15分×3人)
  ・台湾の自然環境について(陳 賜隆 博士)
  ・センザンコウの生態について(尤宣雅 研究助理)
  ・台湾のユーラシアカワウソの生態について(張廖年鴻 博士 計畫執行人)
 (2)兵庫県立人と自然の博物館(約12分×4人)
  ・小さな植物の観察方法(秋山 弘之 主任研究員)
  ・兵庫県篠山層群産脊椎動物化石の研究紹介(池田 忠広 主任研究員)
  ・絶滅危惧種イヌワシの保全研究の紹介(布野 隆之 研究員)
  ・台湾のハエトリグモ研究について (山﨑 健史 主任研究員)
 ■第二部 「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」卒業生の現在(約1時間)
 (1)ツアー内容の簡単な説明(5分)
 (2)卒業生リポート(4名:日本2名+台湾2名 各10分)
5.参加対象:一般
6.定 員:500名
7.その他:・日本語、中国語同時通訳あり
      ・Zoomウェビナーによるオンライン聴講者のみ募集
      ・参加無料

田地川個展 外観.jpg(4)のボードの裏側です。
神戸市の絶滅危惧植物に関係する植物画です。

ショーケースには関連する文献が展示されています。








田地川 T38 ハリママムシグサ.jpg○ハリママムシグサ(サトイモ科)
Arisaema minus (Serizawa) J.Murata

佐用町(旧南光町)

神戸市にも分布する絶滅危惧植物です。










田地川 T39 キヨスミウツボ.jpg○キヨスミウツボ(ハマウツボ科)
Phacellanthus tubiflorus Sieb. et Zucc.

Jun. 2000
神戸市西区
神戸市立森林植物園所蔵

神戸市西区の開発予定地で見つかった絶滅危惧種キヨスミウツボは他の植物から栄養をもらって生きる植物です。








田地川 ショーケース4.jpg「キヨスミウツボの生活」中西收 小林禧樹 黒崎史平(2006) 兵庫県植物誌研究会 に掲載されています。











田地川 T40 アジサイ.jpg○アジサイ(アジサイ科)
Hydrangea macrophylla (Thunberg) Ser. form macrophylla

Jul. 2010
神戸市立森林植物園



キヨスミウツボを寄生させたアジサイです。寄生された根の周辺ではアジサイは細かい根が少ないことがわかります。






田地川 T41 ウラジロマタタビ.jpg○ウラジロマタタビ(マタタビ科)
Actinidia arguta (Siebold et Zucc.) Planch. ex Miq.
    var. hypoleuca (Nakai) Kitam.


このウラジロマタタビもキヨスミウツボに寄生されており、
枝の一部が枯れています。










田地川 ショーケース5.jpg上2つの植物画は下記の学術報告に掲載されています。

ウラジロマタタビにキヨスミウツボを移植する 「二段階移植法」の開発 : 神戸複合産業団地における キヨスミウツボ群落保全のための25年間のとりくみ
中西收 小林禧樹 黒崎史平(2017) 兵庫の植物27:43-56






田地川 T42 ヤブレガサモドキ.jpg○ヤブレガサモドキ(キク科)
Syneilesis tagawae (Kitam.) Kitam.

神戸市北区













(鈴木武)

田地川植物画個展 全景その4.jpg(3)の向かい側に立てたボードです。
Kew Magazineなど海外の専門誌に掲載された作品です。










田地川 T31 ハマゴウ.jpg○ハマゴウ(シソ科)
Vitex rotundifolia L.f.

Jul.21, 2013
洲本市成ケ島







田地川 T32 ハマボウ.jpg○ハマボウ(アオイ科)
Hibiscus hamabo Sieb. et Zucc.

花 Flower: Jul.29,2013
果実 Fruit: Dec.1, 2013
洲本市成ケ島












田地川 ショーケース1.jpg
この2枚は
International Exhibition of Botanical Art & Illustration, Hunt institute for Botanical Documentation, Carnegie Mellon University
に出品されたもので、掲載号も展示しています。





田地川 T33 マテバシイ.jpg○マテバシイ(ブナ科)
Lithocarpus edulis (Makino) Nakai

果実 Fruit: Oct.12, 2013
花 Flower: Jun.7, 2014
明石公園










田地川 ショーケース2.jpgこの作品は、2016年にKew王立植物園での日本の植物を紹介する植物画展に出品されました。このときの作品は FLORA JAPONICA『日本植物誌』として発行されました。








田地川 T34 イチゴノキ.jpg○イチゴノキ(ツツジ科)
Arbutus unedo L.

Oct.18, 1994
英国Kew 王立植物園










また、ペン画も展示しています。そのうちのいくつかはCurtis's Botanical Magazineに掲載されました。

田地川 T35 ツリガネニンジン.jpg○ツリガネニンジン(キキョウ科)
Adenophora triphylla var.japonica (Regel) H.Hara

1997年秋 三田市 1998年ペン画制作
1999年5月 Curtis's Botanical Magazineに掲載









田地川 T36 アカンサス・モリス.jpg○アカンサス・モリス(キツネノマゴ科)
Acanthus mollis L.

1994年
英国Kew王立植物園で研修時に制作







田地川 T37 トクノシマエビネ.jpg○トクノシマエビネ(ラン科)
Calanthe discolor Lindl.
 var. tokunoshimensis (Hatus. et Ida) Hatus.


2001年5 月 Curtis's Botanical Magazineに掲載












田地川 ショーケース3.jpgショーケース内には、関係するCurtis's Botanical Magazineや他のペン画を展示しています。








(鈴木武)


田地川植物画個展 全景3.jpg(2)から、さらに奥に続く壁の11点です。
姫路市内や神戸市立森林植物園などの植物が描かれています。











田地川 T19 コミカンソウ.jpg○コミカンソウ(コミカンソウ科)
Phyllanthus urinaria L.

Aug.30, 1996
姫路市













田地川 T20 コンフリー(ヒレハリソウ).jpg○コンフリー [ヒレハリソウ] (ムラサキ科)
Symphytum officinale L.















田地川 T21 ネコヤナギ.jpg○ネコヤナギ(ヤナギ科)
Salix gracilistyla Miq.


Mar.,1991
姫路市










田地川 T22 ゲンノショウコ.jpg○ゲンノショウコ (フウロソウ科)
Geranium thunbergii Siebold ex Lindl. et Paxto

2017年
神戸市立森林植物園









田地川 T23 ノジギク.jpg○ノジギク(キク科)
Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai

2015年
姫路市大塩











田地川 T24 オオハナワラビ.jpg○オオハナワラビ (ハナヤスリ科)
Botrychium japonicum (Prantl) Underw.

Dec. 2014.
神戸市立森林植物園 正門広場












田地川 T25 ヒサカキ.jpg○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green

2018年(花 Flower 11月 果実Fruit 6月)
神戸市立森林植物園 天津の森









田地川 T26 シーボルトノキ.jpg○シーボルトノキ(クロウメモドキ科)
Rhamnus utilis Decne.

2015年(花 Flower 5月; 果実 Fruit 10-11月)
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T27 トチュウ.jpg○トチュウ(トチュウ科)
Eucommia ulmoides Oliv.

花 Flower May 2013; 果実 Fruit Oct.2015
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T28 ゴシュユ.jpg○ゴシュユ (ミカン科)
Tetradium ruticarpum (A.Juss.) T.G.Hartley

花 Flower, Jul. 2015; 果実 Fruit, Nov.2018
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T29 ローソンヒノキ.jpg○ローソンヒノキ (ヒノキ科)
Chamaecyparis lawsoniana (A. Murray) Parl.

若い実 Young cone, Aug. 2014;
熟果 Mature cone, Nov.2014
神戸市立森林植物園 シアトルの森











田地川 T30 ヒイラギ.jpg○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green

花 Flower Nov. 2018; 果実 Fruit Jun. 2018
神戸市立森林植物園 天津の森











(鈴木武)



6月27日のひとはく探検隊は「アリグモをさがそう!」でした。

探検隊長の山﨑研究員の後ろに続いて、いざ出発!博物館の周りをアリグモを探しながら歩きます。


どれどれ~、アリグモはどこにいるかな?
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あ!アリグモがいた!!
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アリのように見えますが、実はクモなんです!
アリの真似をすることで、敵から食べられないようにしているそうです。
他の生き物からすると、アリはあまりおいしくない食べ物なんだとか...


参加してくださったみなさん、ありがとうございました♪
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これからもぜひ身の回りの生き物を観察してみてください!

フロアスタッフ ふくもと・まつだ
6月26日(土)のフロアスタッフとあそぼう「あじさいクイリング」を行いました。

あじさいは同じ花でも色が変わることがある?
クイズに答えて・・・
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紙をくるくる巻いてハサミで切って...

1 .jpg
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完成です♪
あじさいクイリング ブログ.jpg















ご参加のみなさま、ありがとうございました。


次回は

7月3日4日「昆虫カードをつくろう!」です。

イベントが行われるかはHPで確認してくださいね!!

みなさまのご参加おまちしております。


フロアスタッフ  かどはま・にしぐち

ホソバナンブスズのアイソシンタイプ(副等価基準標本)

Isosyntype of Sasa uinuizoana Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 4: 90 (1935).

Fig12.JPG


ホソバナンブスズは小泉源一氏により1935年に記載されたササ類で,種小名は採集者の宇井縫蔵氏註1にちなみます (Koidzumi 1935).原記載には「Hab. Japonia: prov. Settsu, mt. Rokkozan (lg. Nuizo Ui 27 Jul. 1934)」と引用されています.京都大学総合博物館にはそれに対応する標本が2枚ありましたので (KYO-00078990 & 00078991) ,両者はシンタイプと考えられます.今回ひとはくから見いだされた標本 (HYO_C2-133843: 左写真) には,2枚のラベルが貼付されていました.1枚は武田薬品工業株式會社研究所腊葉標本庫のヘッダのもので,「Sasa Uinuizoana Koidzumi Hosoba-nanbu-suzu. Rokko-santyo. Settu. Jul, 27 1934 N, Ui Num. 13559」と記されていました.ラベルの上に"Ex Herb. N. Ui" という赤い判が押されており,この標本が宇井縫蔵氏のコレクションから出た標本であることが分かります.もう1枚は室井綽氏のラベル ("Herb. Hiroshi Muroi, Kobe, Japan." というヘッダを持つ) で,「Sasa Uinuizoana Koidz. Syn. Sasamorpha Uinuizoana Koidz. Setsu: mt. Rokko July 27. 1934 Nuizo Uno」とあります.武田薬品のラベルとほぼ同じ標本情報ですが,採集者を「Nuizo Uno」としています.おそらく室井氏がラベル情報を書き写す際に採集者の宇井氏の苗字を,やはり関西の有名な植物収集家である宇野確雄氏註2(1895−1984) と取り違えて書き間違えたのではないかと思われます.また,ひとはくの標本には宇井氏自身が書いたメモなどは残されておらず,京都大学の標本にある標本番号 (no. 52) もありません(武田薬品のラベルにある no. 13559 は、武田薬品のハーバリウム・ナンバーと思われます).しかしながら,採集日,採集地,採集者などの標本情報は京都大学の標本と一致することから,この標本はその重複標本と考え,アイソシンタイプと判断しました。(自然・環境評価研究部 高野温子)


註1) 宇井縫蔵 (1878−1946) 和歌山県生まれ.和歌山県師範学校卒業後小学校で訓導,大正14年には田辺高等女学校教諭となり,教鞭をとる傍ら和歌山県内の生物,特に魚類の研究を専門としたが,植物にも関心を持ち採集をした.著書に『紀州魚譜』,『紀州植物前編』,『紀州植物誌』などがある.

註2)宇野確雄 (1895−1984) 岡山県生まれ.大正4年岡山師範学校を卒業後,岡山県内の小学校の訓導を歴任し,大正9年から和歌山で県立海草中学校,神戸・京都で旧制中学校教諭を歴任し,旧制神戸高等商業学校助教授を経て,戦後は倉敷青陵高等学校,ノートルダム清心女子大学などで教鞭をとる.北海道,樺太,台湾,朝鮮などで植物採集や研究活動をおこなっている.また昭和11年以降,数度にわたりアメリカ・ハーバード大学に行き,アメリカの著名な研究者と標本の交換をしている.

はかせと学ぼう「おやさいクレヨンってなあに?」を行いました!
今回のはかせは、かんきょうはかせの衛藤(えとう)研究員
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お米と野菜からつくられた「おやさいクレヨン」で絵を描きます(^^)
実はこのクレヨン、捨てられる野菜を使っていて環境にも優しいんですよ

はかせのお話の後は、さっそくお絵かき!
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トマト、ナス、スイカ...どの葉っぱかな?
ちなみに持っている黄色は、トウモロコシからできています!

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ステキな作品がせいぞろい!みなさんいい笑顔ですね~(^^)♪

作品は4階休憩コーナーに展示中
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野菜ほんらいの優しい色、休憩コーナーがはなやかに!

ご参加ありがとうございました♪

フロアスタッフ きただに さやの
つづいては、ラン11点です。

田地川植物画個展 全景2.jpgその1の向かい側、会場の左側のかべに
11枚が連続して並んでいます。











田地川 T08 エピデンドラム.jpg○エピデンドラム
Epidendrum sp.

1997.
岡山市蘭園芸店で購入












田地川 T09 アングレカム.jpg○アングレカム
Angraecum Longiscott 'Lea'

1994.
岡山市蘭園芸店で購入












田地川 T10 ガレアンドラ・バテマリ.jpg○ガレアンドラ・バテマリ
Galeandra batemani Rolfe

2007.
岡山市蘭園芸店で購入











田地川 T11 パフィオペディルム.jpg
○パフィオペディルム
Paphiopedilum sp.

1995.
岡山市蘭園芸店で購入









田地川 T12 マスデバリア.jpg○マスデバリア
Masdevallia Copper Angel
 'Orange Sunset'

1995.
岡山市蘭園芸店で購入











田地川 T13 デンドロビウム.jpg○デンドロビウム
Dendrobium 'Young Lady'

1993.
岡山市蘭園芸店で購入











田地川 T14 オンシジウム.jpg○オンシジウム
Oncidium Java
= Oncidium flexuosum x O.varicosum

1994.
岡山市蘭園芸店で購入











田地川 T15 カトレア.jpg○カトレア
Cattleya sp.

1993.
岡山市蘭園芸店で購入











田地川 T16 ブラソカトレア.jpg○ブラソカトレア・マイカイ'マユミ' ×Brassocatttleya Maikai 'Mayumi'

1997.
岡山市蘭園芸店で購入












田地川 T17 デンドロビウム・ブラクテオサム.jpg○デンドロビウム・ブラクテオサム Dendrobium bracteosum Rchb.f.

2007.
岡山市蘭園芸店で購入












田地川 T18 パフィオペディルム.jpg○パフィオペディルム
Paphiopedilum Peony 'Rufus'
    ×Tadao Takahashi 'Yuasa'

1995.
岡山市蘭園芸店で購入










(鈴木武)
田地川和子植物画個展ーThanks of Allーは2021年4月25日(土)に始まりましたが、
翌日から緊急事態宣言により閉館となってしまいました。
その後 5月12日(水)から開館し、当展示は7月4日(日)まで延長になっています。

多くの方に観覧いただいていて、うれしいことです。
今回も記録として、展示されている作品を何回かに分けてブロクで紹介します。
(画像の解像度は低くしています)


田地川 全景1.jpg3階入口から入ったあたりの風景です。
まずはこの右側の4枚+3枚から









田地川 T01 ダリア.jpg○ ダリア(キク科)
Dahlia sp.

Oct.,2009.
宝塚市佐曽利 宝塚ダリア園







田地川 T02 ヒマワリ.jpg○ヒマワリ(キク科)
Helianthus annuus L.

12 Aug.,1995.
姫路市自宅庭











田地川 T03 アマリリス.jpg○アマリリス(ヒガンバナ科)
Hippeastrum sp.

2006.
園芸店で購入











田地川 T04 タカサゴユリ.jpg
○タカサゴユリ(ユリ科)
Lilium formosanum Wallace

Jul.,2010.
姫路市自宅庭










田地川 T05 ヤマフジ.jpg○ヤマフジ(マメ科)
Wisteria brachybotrys Siebold et Zucc.

兵庫県香美町(旧村岡町)











田地川 T06 マヤラン.jpg
○マヤラン(ラン科)
Cymbidium macrorhizon Lindl.

2019.(Flower:Jul., Fruit: Oct.)
兵庫県三木市











田地川 T07 ティランジア.jpg○ティランジア (パイナップル科) Tillandsia sp.

2015.
園芸店で購入







(鈴木武)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
臨時展示「ヤマトサウルス・イザナギイ~ハドロサウルス科の繁栄の鍵を握る恐竜~」

 北海道大学総合博物館の小林快次教授、岡山理科大学の高崎竜司研究員、兵庫県立人と自然の博物館の久保田克博研究員、米国・サザンメソジスト大学のアントニー・フィオリロ博士の研究グループは、2004年に兵庫県淡路島南部の洲本市の白亜紀最末期(約7,200万年前)の地層から発見されていた恐竜化石の研究を行いました。先行研究では、ハドロサウルス科のランベオサウルス亜科に属すと学会発表されていました。

 本研究によってこの恐竜化石が、ランベオサウルス亜科ではなく、原始的なハドロサウルス科であることを明らかにし、新属新種として「ヤマトサウルス・イザナギイ(伊弉諾(イザナギ)の倭竜(やまとりゅう)という意)」と命名しました。これまでハドロサウルス科の大繁栄の鍵は、食に関わる顎(あご)や歯の進化だとされていましたが、本研究によって、肩や前肢の進化が、ハドロサウルス科の起源において重要であることを示唆しました。ハドロサウルス科の起源においては長年の議論が行われていますが、本研究では起源がアジアとアメリカ東部(アパラチア)にあり、その後大繁栄を始めた場所はアジアであることを示唆しました。また、ヤマトサウルスは、約2千万年前に現れたハドロサウルス科の生き残りの可能性があり、当時の東アジアは、原始的なハドロサウルス科において、2千〜3千万年間のレフュジア(昔のままの種が残存している地域)であった可能性を示唆しました。白亜紀末の地層から、原始型(ヤマトサウルス)と進化型(カムイサウルス)の産出をアジアで初めて確認し、恐竜の生活圏の地域性を表している可能性を提唱しました。

 本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。

 期  間 2021512日(水)~711日(日)

 場  所 3階展示室「丹波の恐竜化石」

 展 示 物 ヤマトサウルス・イザナギイ(実物化石)23点、比較資料5点、パネル3点ほか

 参 加 費 無料(入館の際に観覧料のみ必要)

 協  力 岡山理科大学 恐竜学博物館 ※パネル製作協力:高崎竜司(岡山理科大学・研究員)

 https://www.hitohaku.jp/research/h-research/20210427news.html

 https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/Hadrosaurus2021.html

●解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員) 中止になりました

 本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。

 日  時 202174日(日)13:4514:15

 場  所 3階恐竜展示室・恐竜ラボ

 参 加 費 無料

 備  考 申込不要、当日会場へ

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19283


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)

 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。

 日  時 2021年710日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小学生以上

 定  員 6組(各回先着順)

 参 加 費 500

 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19177


A21, A22化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 2021711日(日)1030113014001500

 場  所 恐竜ラボ

 対  象 小学生~大人

 定  員 10

 受 講 料 800

 申込締切 620日(日)

 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A21

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A22


●A23, A24
化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 202181日(日)1030113014001500

 場  所 恐竜ラボ

 対  象 小学生~大人

 定  員 10

 受 講 料 800

 申込締切 711日(日)

 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A23

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A24


A25石ころの見わけ方入門(生野研究員)

 1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ15種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特ちょうなどについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
 日  時 202189日(月)11001300

 場  所 4階大セミナー室

 対  象 小学生~大人

 定  員 20

 受 講 料 700円(高校生以下:500円)

 申込締切 720日(火)

 備  考 ○保護者付添 ※小学生13年生は保護者の付添が必要です。(付添の保護者には観覧料が必要です。)

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A25


●A26
アンモナイトのレプリカ標本を作ろう(生野研究員)

 好きな色の材料を選んで、11つずつアンモナイトのレプリカ標本を作ります。レプリカ作りや本物の化石の観察を通して、標本とはどんなものなのか、レプリカはどんな場面で役に立つものなのか、などについて解説します。作ったレプリカはお持ち帰りいただけます。
 日  時 2021813日(金)11001230

 場  所 4階実習室 

 対  象 小学4年生~中学生

 定  員 30

 受 講 料 600

 申込締切 724日(土)

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A26


次号は2021年716日(金)に発行予定です。

 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。


                                  恐竜タスクフォース 久保田克博

コレクショナリウム建設工事が始まってひと月ほど経ちました。今は基礎工事の真っ最中です。建物を支えるため、地盤の固いところまで掘り下げて基盤となるコンクリートを流して固める作業を行っています(左写真)。博物館周辺は、地面を掘ると神戸層群(註1)が顔を出します。地学研究部の半田研究員によると、IMG_20210603_145425.jpg写真中の掘り下げた断面に見える横に走った黒っぽい筋、その下の少し赤みがかった層が神戸層群だそうです。保存の良い化石がでる可能性もあるのですが、現場を見に行った三枝研究員によると「(そういうよさげな化石は見当たらず)だめだった」とのことでした。博物館としては何か良い化石が出てくればありがたいのですが、一方で工事が止まると諸々影響が大きいので、なかなか複雑な心境です。(自然・環境評価研究部 高野 温子)

神戸層群・・新生代古第三紀始新世~初期鮮新世(3900万年~3100万年前)の地層。植物化石やアミノドン類化石が算出することで有名

オランウータンのオランとイノシシのうりんぼがお話し中...
どんなお話をしているのでしょう?

s-2月イヌワシ漫画.jpg

イヌワシはどちらかが死んでしまうまで同じパートナーと一緒にいます。
昨年はなんと16年ぶりに兵庫県で繁殖が確認されるなど嬉しいニュースも!

3階展示室では大迫力の剥製を見られますよ~!
ぜひ会いに来てくださいね☆

フロアスタッフ K
例年よりも早く訪れた梅雨の空が一転して、しっかりとした日差しが降り注いだ5月25日(火)の午後、
篠山東雲高校の生徒と先生が来館され、博物館入口前花壇の手入れを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の3年生6名が、学校で育てたメランポディウムの苗を250株植えてくれました。
※昨年度は新型コロナ等の影響で実習がありませんでしたので、久々の生徒の皆さんによる作業となりました。

【実習前の花壇の様子】
IMG_3153.jpg

最初に、以前植えられていた草花を抜き取り、土を耕しました。
IMG_3157.jpg IMG_3159.jpg

次に、メジャーやスコップを使いながら、等間隔に苗を配置していきました。
IMG_3160.jpg IMG_3163.jpg

苗の配置が決まったら、土の中に植え込みを行いました。
IMG_3167.jpg IMG_3168.jpg

今回は苗の数に少し余裕があったので、別の場所にある花壇も追加で作業していただきました。
IMG_3166.jpg IMG_3169.jpg

【実習後の花壇の様子】
IMG_3178.jpg
IMG_3176.jpg IMG_3174.jpg

生徒の皆さんは最後の後片付けまで手を抜かず、丁寧に作業していただきました。
IMG_3177.jpg

実習は1時間ほどで終了しました。
黄色の花が綺麗に咲き並び、とても清々しい気持ちになりました。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。
IMG_3179.jpg

実習後は博物館内を見学し、個々の課題研究に向けていろいろと情報収集をした後、帰校されました。
次は秋の実習となりますが、その時もよろしくお願いしますね。

(文責:生涯学習課 坂井)

ひとはく・ちがくレター(令和3516日号)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
臨時展示「ヤマトサウルス・イザナギイ~ハドロサウルス科の繁栄の鍵を握る恐竜~」
 北海道大学総合博物館の小林快次教授、岡山理科大学の高崎竜司研究員、兵庫県立人と自然の博物館の久保田克博研究員、米国・サザンメソジスト大学のアントニー・フィオリロ博士の研究グループは、2004年に兵庫県淡路島南部の洲本市の白亜紀最末期(約7,200万年前)の地層から発見されていた恐竜化石の研究を行いました。先行研究では、ハドロサウルス科のランベオサウルス亜科に属すと学会発表されていました。
 本研究によってこの恐竜化石が、ランベオサウルス亜科ではなく、原始的なハドロサウルス科であることを明らかにし、新属新種として「ヤマトサウルス・イザナギイ(伊弉諾(イザナギ)の倭竜(やまとりゅう)という意)」と命名しました。これまでハドロサウルス科の大繁栄の鍵は、食に関わる顎(あご)や歯の進化だとされていましたが、本研究によって、肩や前肢の進化が、ハドロサウルス科の起源において重要であることを示唆しました。ハドロサウルス科の起源においては長年の議論が行われていますが、本研究では起源がアジアとアメリカ東部(アパラチア)にあり、その後大繁栄を始めた場所はアジアであることを示唆しました。また、ヤマトサウルスは、約2千万年前に現れたハドロサウルス科の生き残りの可能性があり、当時の東アジアは、原始的なハドロサウルス科において、2千〜3千万年間のレフュジア(昔のままの種が残存している地域)であった可能性を示唆しました。白亜紀末の地層から、原始型(ヤマトサウルス)と進化型(カムイサウルス)の産出をアジアで初めて確認し、恐竜の生活圏の地域性を表している可能性を提唱しました。
 本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。

 期  間 2021512日(水)~711日(日)
 場  所 3階展示室「丹波の恐竜化石」
 展 示 物 ヤマトサウルス・イザナギイ(実物化石)23点、比較資料5点、パネル3点ほか
 参 加 費 無料(入館の際に観覧料のみ必要)
 協  力 岡山理科大学 恐竜学博物館 ※パネル製作協力:高崎竜司(岡山理科大学・研究員)
 https://www.hitohaku.jp/research/h-research/20210427news.html
 
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/Hadrosaurus2021.html

A14恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 中生代の植物(半田研究員)
 中生代にはどのような植物があったのでしょうか。恐竜の背景にあるのはシダ?イチョウ?ヤシ?篠山層群から見つかった植物化石についてもお話しします。
 日  時 2021529日(土)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 522日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第5回「A14中生代の植物」です。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A14

A15
恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 化石貝類学入門(二枚貝・巻貝・アンモナイト)(生野研究員)
 貝類には骨はありませんが、硬い殻をもつ仲間は化石としてよく保存されます。本セミナーでは、化石が豊富に産出する軟体動物(二枚貝・巻貝・アンモナイト)に焦点をあて、実際に発見された化石の例を交えながら、彼らがどんな生物だったのかについて解説します。
 日  時 2021529日(土)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 522日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第6回「A15化石貝類学入門(二枚貝・巻貝・アンモナイト)」です。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A15

A16恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 恐竜の陰に隠れた小さな生物(篠山層群産カエル・トカゲ化石)(池田研究員)
 兵庫県丹波市、丹波篠山市に分布する篠山層群からは丹波竜に代表される恐竜類とともに、カエルやトカゲといった我々が一度は目にした事がある小さい生き物の化石が多産します。本講座では、普段あまり注目されないカエルやトカゲ化石に焦点を当て、これまでの研究成果を概説します。
 日  時 2021530日(日)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 523日(日)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第7回「A16恐竜の陰に隠れた小さな生物(篠山層群産カエル・トカゲ化石)」です。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A16

A17恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 篠山層群の恐竜たち(久保田研究員)
 丹波地域に分布する篠山層群からは丹波竜をはじめ、7種類の恐竜の歯や骨化石のほか、卵殻化石も発見され、世界から注目を集めています。このセミナーでは獣脚類恐竜を中心にご紹介します。
 日  時 2021530日(日)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 523日(日)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第8回「A17篠山層群の恐竜たち」です。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A17

はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員) 
中止となりました
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時 2021年65日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所 4階オープン・ラボ
 対  象 小学生以上
 定  員 6組(各回先着順)
 参 加 費 500
 備  考 当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19176

木の化石を観察しよう(半田研究員) 中止となりました
 木の化石をルーペや顕微鏡を使って調べてみよう。
 日  時 202166日(日) ①13:3014:00 ②14:3015:00
 場  所 4階実験セミナー室
 対  象 小学3年~6年生限定
 定  員 4組(各回先着順)
 参 加 費 無料
 受  付 4階実験セミナー室前で13:00から整理券配布、定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20003

A18, A19
化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム) 中止となりました
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021613日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 523日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A18
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A19

A20化石の宝庫!篠山層群(池田研究員)
 兵庫県丹波市・丹波篠山市に分布する下部白亜系篠山層群(約1億1千万年前)からは、恐竜類をはじめ多数の脊椎動物化石が産出しています。本セミナーでは、発見から発掘調査の概要、また最新の研究成果について皆さんにご紹介します。
 日  時 2021619日(土)13001430
 場  所 4階実習室
 対  象 中学生~大人
 定  員 20
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 61日(火)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A20

解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員)
 本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。
 日  時 202174日(日)13:4514:15
 場  所 3階恐竜展示室・恐竜ラボ
 参 加 費 無料
 備  考 申込不要、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19283

はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時 2021年710日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所 4階オープン・ラボ
 対  象 小学生以上
 定  員 6組(各回先着順)
 参 加 費 500
 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19177

A21, A22化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021711日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 620日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A21
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A22

次号は令和3年616日(水)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。

                              恐竜タスクフォース 久保田克博

テイフメダケのアイソシンタイプ(副等価基準標本)
Fig10.JPG

Isosyntype of Pleioblastus sadawoanus Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 10: 63 (1941), ut "sadawoana".

テイフメダケは小泉源一氏により1941年に記載されたササ類で,種小名は採集者の浅野貞夫氏にちなみます (Koidzumi 1941).原記載には標本の情報として「Hab. Japonica: prov. Awa, Kita-miharamura (S. Asano, no. 262)」とあります.京都大学総合博物館 には該当する標本が2点 (KYO-00078725 & 00078726) あり,ラベルには小泉氏の筆跡で「Pleioblastus Sadawoana Koidz テイフメダケ 房州 北三原村 1 XII 1940 S. Asano (浅野貞夫) 262」と記されていました.従ってこの2点の標本が、テイフメダケのシンタイプと考えられます.

ひとはくの標本 (HYO_C2-134367 左の写真) には浅野氏の手書きのメモが記された紙片が貼付してあり,それには「262 テイフ女竹(小泉氏) Pl. Sadawoana Koidz. n. sp 一九四〇・十二・一・ 北三原村」と書かれています.これは京大の標本と採集場所,日付,採集者,採集者番号が一致するので、シンタイプの重複標本と考えられます.従って、ひとはくの標本はアイソシンタイプということになります.この標本には千葉県立中央博物館(CBM) のラベルが貼付されているので,浅野氏が小泉氏に標本を送る一方で手許に重複標本を残していたものが、浅野氏の没後に千葉県立中央博物館に寄贈され,その後交換標本として頌栄短期大学に送られたものとわかります.(自然・環境評価研究部 高野温子)

イヌナヨネザサのアイソシンタイプ(副等価基準標本)

Isosyntype of Pleioblastus dimorphophyllus Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 10: 62 (1941), ut "dimorphophylla".

                     

Fig09.JPGイヌナヨネザサは小泉源一氏によって1941年に記載されたササ類です.原記載には「Hab. Japonia: prov. Awa, Saijohmura (S. Asano, no. 266)」と書かれており、京都大学総合博物館(KYO)にはそれに対応する標本が3点収蔵されています (KYO-00019409−00019411).標本の採集者である浅野貞夫氏(下の註参照。=S. Asano)が小泉氏に標本を送り、それを鑑定した小泉氏によって新種記載されたものと思われます。標本の1枚には浅野氏から送られたラベルとKYOのヘッダのラベルが添付され,2枚にはKYOのヘッダのラベルのみが貼られていますが,小泉氏の手書きで「Pleioblastus dimorphophyllus Koidz イヌナヨネザサ(2枚にはイヌナヨタケ) 安房 西條村 28 XII 1940 浅野貞夫 266」とあるので,この3枚はシンタイプと考えられます.ひとはくには浅野氏が手許に残したと考えられる標本が1枚あり,本人手書きの紙片が貼付されていました (HYO_C2-134351: 左の写真).そこには「266 イヌナヨダケ(小泉氏) Pl. pseudogracilis Koidz., n. sp. 一九四〇・一二・廿八・西條村」と書かれています.採集地,採集日および採集番号から,この標本はイヌナヨネザサのタイプ標本の重複品と考えられます.なお,浅野氏のメモに出てくる "Pl. pseudogracilis Koidz." は,小泉が同じ年にやはり浅野氏の採集品をもとに発表したナガバナヨダケPleioblastus pseudogracilis Koidz. (in Acta Phytotax. Geobot. 10: 255. 1941) のことですが,ナガバナヨダケの原記載には「Japonia, prov. Kadsusa; Choseigun, Taitohmura, Taitoh.」とあり,採集地が異なることから,浅野氏がイヌナヨネザサとナガバナヨダケの学名を取り違えて学名を書き入れたのではないかと考えられます.

ひとはくの標本には浅野氏のメモのみが残され,小泉氏がみた形跡がないため,浅野氏は小泉氏に標本を送ると同時に自分の手許に重複標本を残していたようです.シンタイプの重複標本なので、アイソシンタイプということになります。この標本に貼られたラベルは千葉県立中央博物館のフォーマットですから,浅野氏の没後に標本が千葉県立中央博物館に寄贈された後,重複標本の一枚が頌栄短期大学に交換標本として送られてきたものと思われます.(自然・環境評価研究部 高野 温子)

註) 浅野貞夫 (1906−1994) 山形県生まれ.大正15年山形県師範学校卒業.山形県で小学校教諭を務めた後,昭和5年に千葉県立長狭中学校教諭となり戦後学校が高校となってからも教鞭をとり昭和40年まで在職.昭和45年から和泉自然公園管理事務所に勤務し,長年にわたり千葉県の植物相について研究した.著書に『植物生体野外観察の方法』,『芽生えとたね』,『浅野貞夫日本植物生態図鑑』などがある.

公園などでたんぽぽの花を見かけるシーズン。
4月24日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「たんぽぽペーパークラフト」。

たんぽぽは、実は小さな花が集まって一つの花のように見えている!
たんぽぽは黄色だけじゃない! 白いのもピンクのもあるんだよ。
クイズを通して学んだ後はペーパークラフトでたんぽぽのお花をつくりました。

DSC04819.jpg DSC04818.jpg 
DSC04815.jpg DSC04821.jpg

ひとはくサロンにもたんぽぽのお花が咲きました!
みなさまご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ つくし&いしくら

アカシネザサのアイソシンタイプ(副等価基準標本)
Isosyntypes of Pleioblastus akasiensis Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 6: 68 (1937).

Fig08.JPGFig07.JPG アカシネザサは,小泉源一氏(元京都大学教授)により1937年に記載されたササ類です(Koidzumi 1937).原記載には「Hab. Japonia: prov. Harima, Akashigun, Tamatsumura (lg. H. Muroi !)」とあり,京都大学総合博物館で調べたところ,それに対応すると考えられる標本が3枚 (KYO-00019393 − 00019395) 見つかりました.それらにはすべて小泉氏の手書きのラベルが貼付されており,ラベルには「Pleioblastus akasiensis Koidz アカシネササ Prov. Harima, 明石郡 玉津村 17 1935 H. Muroi」と書かれていました.したがって,この3枚の標本はどれも等価のタイプ標本であるため、シンタイプになります.

ひとはくには,それら標本の重複標本と考えられる標本が2点ありました.1枚には「播磨.明石郡玉津村 July 17, 1935 H. MUROI No. 337」(HYO_C2-134348: 上右の標本),もう一枚には「摂津國明石市外 玉津村 1935年7月17日 H. MUROI No. 336」(HYO_C2-134349: 上左の標本)と書いてありました.さらに両標本には赤字で "Co-type" と書かれていました.原記載および京都大学の標本には採集番号が示されていませんが,その他の情報は一致するので,この2枚は京都大学にあるシンタイプの重複品と考えられます.ただし,ひとはくの標本は採集者である室井棹氏が小泉氏に送った標本の重複品を手許に残していたものと考えられ,小泉氏はこれらの標本を実際には見ていないと思われます.したがって,ひとはくの標本はアイソシンタイプ(副等価基準標本)と考えられます.なお,ひとはくにはタイプ標本が採集された翌日(1935年7月18日)に同じ玉津村で室井氏によって採集されたアカシネザサの標本 (HYO_C2-134350) がありますが,採集日が異なることから,タイプとはみなされません.

明石市民の方には"アカシ"と名前がついた植物があるのは嬉しいことかと思いますが、残念ながら現在アカシネザサはネザサのシノニム(=同物異名)とされており、図鑑などで名前を見る機会はほとんどありません。(自然・環境評価研究部 高野温子)

確認標本

Japan. Harima (Hyogo Pref.), Akashi-gun, Tamatsu-mura [播磨(摂津國)赤穂郡玉津村] (H. Muroi nos. 336 & 337, 17 July 1935, HYO_C2-134349 (no. 336) & 134348 (no. 337)-isosyntypes).


4月18日のひとはく探検隊は「さとやま」の中を歩こうでした。

ひとはくから徒歩20分程度の場所にある、ブイブイの森へみんなで向かいました。


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道中、道端に生えている木々やタンポポについて,
植物はかせの橋本研究員からの説明を聞きました♪



DSC04704.jpg DSC04719.jpg
ブイブイの森に到着すると、さとやまの植物の特徴を実際に触って体験♪
粘々しているものや、いい匂いのものなど様々な種類がありました。


DSC04710.jpg
↑このような不思議な丸いものも...(虫コブと言うそうです)


DSC04754.jpg DSC04752edit.jpg
白く、形が特徴的なウワミズザクラも見ることができました。


さとやまには多種多様な植物があり、みなさん興味津々でした。

ひとはくではこの他にも体験できるイベントがたくさんあります!
是非ご参加ください!


フロアスタッフ はなだ





ひとはく・ちがくレター(令和3416日号)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<お知らせ>
石割調査ボランティア募集のお知らせ
 川代1号トンネル建設工事により産出した篠山層群由来の岩砕の石割調査を行うため、ボランティアを広く募集します。この調査は化石を採取し、学術研究、教育普及活動、地域振興などに役立てることを目的とします。
 日  時:2021年5月21日(金)~6月3日(木)10:0015:30
      ※5月24日(月)、31日(月)を除く12日間
 場  所:県立人と自然の博物館 ジーンファーム横の岩砕置場
 対  象:満18歳以上の方
 定  員:60
 参 加 費:なし
 そ の 他:期間中、連続セミナーあり。募集は2021年5月14日(日)16:00まで。
 https://www.hitohaku.jp/infomation/news/rock-research-volunteer-2104.html

<ひとはく主催の企画>
おおきくして、みてみよう!(半田研究員)【中止】
 拡大装置で生きものを大きくてみてみます。
 日  時 202152日(日)10:3010:50
 場  所 ひとはくサロン
 参 加 費 無料
 受  付 なし、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20003

タンポポの花を分解してみよう!(半田研究員)【中止】
 タンポポの花を分解して花のつくりを観察します。
 日  時 202152日(日)①13301400 ②14:301500
 場  所 4階 実験セミナー室
 定  員 各回4
 参 加 費 無料 
 対  象 小学3年~6年生限定
 受  付 4階中セミナー室で13時から受付開始、定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20013

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)【中止】
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時 202155日(水・祝)13:00、13:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19172

A07, A08化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)【中止または延期】
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 202159日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 0418日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A07
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A08

B11花粉の形を観察しよう(半田研究員)
 いろいろな花から花粉を採取し、顕微鏡で400倍に拡大して見てみましょう。午後は花粉の表面の模様や発芽口をじっくり観察します。
 日  時 2021515日(土)10301500
 場  所 4階実験セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 5
 受 講 料 1000円(高校生 700円)
 申込締切 425日(日)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021B11

A09恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編(全8回)
 国内でも有数の特色ある地質・地形および化石産地を有する兵庫県を'恐竜・生命史フィールド'と位置づけ、県内の自然の成り立ちを読み解く8回シリーズのセミナーです。本シリーズでは主に丹波地域の篠山層群とその地層が形成された中生代白亜紀を取り上げます。
 日  時:令和2年5月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)10:3012:0013:3015:00
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階大セミナー室
 対  象:高校生~大人
 定  員:30
 参 加 費:3000円(高校生以下:1500円)
 備  考:本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、④「化石の見分け方講座(A13)」を除き、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは8回シリーズです。(全8回全講座参加ご希望の方はこちらでお申込みください。)各回参加をご希望の場合は、それぞれ各講座にお申込みください。※各回参加の場合は1講座につき、大学生以上700円、高校生500円。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A09

A10恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編① 地球の生命史と恐竜の時代(佐藤研究員)
 地球の生命史をたどりながら、恐竜がいた中生代がどんな時代であったかを解説します。
 日  時 2021522日(土)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 51日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第1回「A10地球の生命史と恐竜の時代」です。8回シリーズの第1回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込みの方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A10

A11恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 岩石の特徴を調べ、分類してみよう(基礎編)(加藤研究員)
 火成岩、堆積岩、変成岩といった岩石の基本的な分類とそれぞれのでき方、見分け方を、岩石標本を見ながら学びます。
 日  時 2021522日(土)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 51日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第2回「A11岩石の特徴を調べ、分類してみよう(基礎編)」です。8回シリーズの第2回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込みの方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A11

A12恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 篠山層群の発掘調査ーその経緯と特色(三枝研究員)
 篠山層群は恐竜をはじめとする白亜紀脊椎動物化石を産出する国内有数の地層です.国内の同様の地層とくらべどのような特色があり,今後何が期待できるのか,これまでの発掘調査の経緯を振り返りながら解説します。
 日  時 2021523日(日)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 52日(日)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第3回「A12篠山層群の発掘調査ーその経緯と特色」です。8回シリーズの第3回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A12

A13恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 化石の見分け方講座(池田研究員)
 篠山層群からは多くの化石が発見されています。本講座では、化石とそうでないものを観察し、化石の見分け方を解説します。
 日  時 2021523日(日)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 52日(日)
 備  考 このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第4回「A13化石の見分け方講座」です。8回シリーズの第4回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A13

A14恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 中生代の植物(半田研究員)
 中生代にはどのような植物があったのでしょうか。恐竜の背景にあるのはシダ?イチョウ?ヤシ?篠山層群から見つかった植物化石についてもお話しします。
 日  時 2021529日(土)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 58日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第5回「A14中生代の植物」です。8回シリーズの第5回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A14

A15恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 化石貝類学入門(二枚貝・巻貝・アンモナイト)(生野研究員)
 貝類には骨はありませんが、硬い殻をもつ仲間は化石としてよく保存されます。本セミナーでは、化石が豊富に産出する軟体動物(二枚貝・巻貝・アンモナイト)に焦点をあて、実際に発見された化石の例を交えながら、彼らがどんな生物だったのかについて解説します。
 日  時 2021529日(土)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 58日(土)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第6回「A15化石貝類学入門(二枚貝・巻貝・アンモナイト)」です。8回シリーズの第6回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A15

 ●A16恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 恐竜の陰に隠れた小さな生物(篠山層群産カエル・トカゲ化石)(池田研究員)
 兵庫県丹波市、丹波篠山市に分布する篠山層群からは丹波竜に代表される恐竜類とともに、カエルやトカゲといった我々が一度は目にした事がある小さい生き物の化石が多産します。本講座では、普段あまり注目されないカエルやトカゲ化石に焦点を当て、これまでの研究成果を概説します。
 日  時 2021530日(日)10301200
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 59日(日)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第7回「A16恐竜の陰に隠れた小さな生物(篠山層群産カエル・トカゲ化石)」です。8回シリーズの第7回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A16

A17恐竜・生命史フィールド科学:篠山層群編 篠山層群の恐竜たち(久保田研究員)
 丹波地域に分布する篠山層群からは丹波竜をはじめ、7種類の恐竜の歯や骨化石のほか、卵殻化石も発見され、世界から注目を集めています。このセミナーでは獣脚類恐竜を中心にご紹介します。
 日  時 2021530日(日)13301500
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 30
 受 講 料 700円(高校生以下:500円)
 申込締切 59日(日)
 備  考 本セミナーは令和2年度のものが好評でしたので、基本的に同じ内容で実施します。このセミナーは、「A09連続セミナー(全8回)」シリーズの第8回「A17篠山層群の恐竜たち」です。8回シリーズの第8回のみに参加ご希望の方は、こちらからお申込みください。(8回シリーズすべてにご参加希望の方は、「A09連続セミナー(全8回)」をお申込みください。)定員を超えた場合はA09にお申込の方を優先し、各講座をお申込みの方は抽選となります。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A17

はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:2021年65日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小学生以上
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19176

解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員)
 本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。
 日  時:202166日(日)13:4514:15
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館3階恐竜展示室・恐竜ラボ
 参 加 費:無料
 備  考:申込不要、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19284

A18, A19化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
 日  時 2021613日(日)1030113014001500
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10
 受 講 料 800
 申込締切 523日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A18
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A19

次号は令和3年516日(日)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。


                                     恐竜タスクフォース 久保田克博

4月11日(日)に、2021年度第1回目の標本のミカタ「テンナンショウの世界」を開催しました。
テンナンショウはサトイモ科の仲間で、マムシグサとも言い、ヘビが鎌首をもたげたような変わった形の花(花序)をつけることで有名です。
ユキモチソウ等、見栄えのするものは山野草としても人気があります。原則1分類群から1枚標本を選んで展示したのですが、60枚近くにも
なりました。県内産のみならず県外の標本も関東~中部地方、中国、四国、九州の固有種の標本があり、ひとはくのテンナンショウ属標本、実は結構充実しています。それはひとえに当日のギャラリートークをお願いした、テンナンショウ属植物の研究を続けて30年の小林禧樹(こばやしとみき)さんのおかげです。

当日はとても良いお天気で、お外にいる方が気持ちがよくコロナ感染の心配も少ないためか、博物館にいらっしゃるお客様は少なめでした(苦笑)。小林さんのご講演も感染予防の観点から参加者の人数を絞らざるを得なかったのですが、講演後はたくさんの質問が飛んでいました。(自然・環境評価研究部 高野 温子)

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#兵庫県立人と自然の博物館
#県立人と自然の博物館
#ひとはく
#人と自然の博物館
#hitohaku
#テンナンショウ
#標本のミカタ


4月11日のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に続き画はくの日~植物標本を描いてみよう!でした。


まずはテンナンショウ属植物がどんな植物なのか、写真を見ながらその特徴や種類など高野研究員にお話を聞いたよ!

そのあと、フロアスタッフからクイズを出題!!
みんな、お話をよーく聞いていたから簡単だったかな??

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標本を見ながら、色や葉の特徴をとらえて、一生懸命描いてくれました♪
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完成した絵とハイポーズ♬
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みんなの素敵な作品はひとはくサロンの休憩コーナーの壁面に飾っています♪
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※植物はかせの高野研究員に

「ひとはくはかせ賞」を
選んでもらったよ
力作ぞろいで選ぶのが大変!





画はくの日は、近くで標本をじっくり見ながら絵を描くことができて、
普段、見ることができない標本を近くで見られるチャンスです☆

色鉛筆など道具は貸出ししているので、みなさんお気軽にご参加ください♪

フロアスタッフ つくし





4/10のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日「植物標本を描いてみよう」
テーマはテンナンショウ属の植物
テンナンショウ属はサトイモ科の植物、知っているかな?

まずはクイズをまじえて、テンナンショウ属についてのお話
面白い形...そして毒がある⁉不思議な植物だねぇ
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さぁ!描いてみよう!!
みんな標本をじっくり観察して、集中して描いています!
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画はくテンナンショウ410ブログ.jpgのサムネイル画像

出来上がった作品は、4階休憩コーナーに掲示しています
みなさんの力作を、ぜひ見に来てくださいね!

フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」は、標本をじっくり観察して、絵を描いてもらうイベントです
植物、動物、昆虫などなど...テーマはその時によっていろいろ!
道具は貸出します
親子での参加も大歓迎
!!
毎月行っていますので、ぜひご参加くださいね☆彡

フロアスタッフ かどはま


ひとはく外来生物セミナー(全10回実習形式)のお知らせ

ひとはく研究員の知見と経験を総動員し、地域の新たな課題解決と地域理解にむけて"一般向けセミナー"を開催します。

 兵庫県立人と自然の博物館では、年間10回のシリーズとして、外来生物に関する実習セミナーを開催いたします。この講座の特徴は、すべて実習形式で、野外で実際の生物を観察・採集すると同時に、外来生物の生態や適応、生息地の生態系に関する知見について解説いたします。外来生物に関するトピックスは、テレビにもよく取り上げられるほか、教科書や入試問題などにも登場します。ですが、書籍上の知識だけでは、なかなか実感し理解することが出来ません。今回の講座では、当館研究員がそれぞれの経験や特技を生かし、兵庫県内の様々なフィールドを対象として外来生物の実態と課題や対策について、最新の研究トピックを交えて現場解説いたします。身近な生態系で起こっている現実を見るだけで価値があります。こうした形式のセミナーはなかなありませんので、ぜひ興味のある方はご参加ください。


  令和3年度のひとはくセミナー総合ページ (事前申込み必要)
■ 各回の概要は、下記ホームページをご覧ください。
【第1回】 4月29日(木)13:00~16:30 (兵庫県立人と自然の博物館・公園)
 外来タンポポで学ぶ繁殖干渉の仕組み  京極大助
【第2回】 5月15日(土)13:00~16:00 (神戸市中央区・海岸)
 神戸港は外来フジツボだらけ  頼末武史
【第3回】 5月22日(土)13:30~15:30 (神戸市中央区・公園)
 神戸のまちなかでアルゼンチンアリ探し 橋本佳明・三橋弘宗
【第4回】 6月12日(土)16:00~23:00 (淡路島淡路市・溜池)
 アフリカツメガエルの影響と捕獲法  太田英利
【第5回】 6月26日(土)13:00~16:30 (丹波市市島町・水田と川)
 スクミリンゴガイの生態観察と管理方法  三橋弘宗
【第6回】 7月3日(土)09:30~12:30 (伊丹市・猪名川河川敷)
 河川敷の外来植物・植生観察  橋本佳延
【第7回】 8月28日(土)10:00~12:30 (兵庫県立人と自然の博物館 ジーンファーム)
 サギソウから考える遺伝子汚染  中濱 直之
【第8回】 9月19日(日)13:30~16:00 (兵庫県立人と自然博物館周辺 街)
 セアカゴケグモから学ぶクモ学  山﨑健史
【第9回】 11月7日(日)10:00~12:00 (神戸市北区・ため池)
 希少魚類ニッポンバラタナゴと外来亜種タイリクバラタナゴ  高橋鉄美
【第10回】 11月13日(土)10:00~15:00 (稲美町・ため池)
 ナガエツルノゲイトウの駆除方法を体験しよう  高野温子
 特別講師 丸井英幹(エコロジー研究所)・角野康郎(神戸大学名誉教授)
*お問い合わせ等がございましたら、コーディネーターの三橋までお尋ねください。
 (hiromune"at"hitohaku.jp →"at"を@に変換ください)

【三橋談】 館員の私が言うのもなんですが、豪華メンバーでのリアル現場な実習講義です。理論から応用実践まで、みっちり"現場"で学ぶことが出来ます。
初学者のかた、生きもの苦手な方、がっつり勉強したい方、怖いもの見たさの方、どなたでも気軽にご参加ください。また、実物は見たことないが行政施策や計画をつくってきた行政やコンサルの方、がっつり困っておられる農業者や地域の方、進化生物学として外来種を野外実験系として捉えて研究したい方、学校教育のなかで活用したいと考えておられる方、どなたでも大丈夫です。ぜひ、まずは実物をみて実感ください。
全部受けたら、すっかり専門家なみです。
また、第1回目の締め切りが迫ってますお急ぎどうぞ。
(三橋弘宗)
ミヤコザサのシンタイプ(等価基準標本)
Syntypes of Bambusa nipponica Makino in Bot. Mag. Tokyo 9: (72) (1895).
Fig05.JPGFig04.JPG

ネパールのバラ科植物から、再びササ類標本に戻ります。
 ミヤコザサは牧野富太郎によって1895年に発表されたササ類です (牧野 1895).北海道~九州の太平洋側にみられ、兵庫県では六甲山の他、本州の瀬戸内側に知られます。
 1895年の原記載論文で、牧野は『新種ナリ昨年晩秋之ヲ山城比叡山ニ採ル又江州彦根ノ城阜ニ見ル又紀州高野山 (明治十六年七月十八日理科大學採收) ニ産スルヲ知ル』と3ヶ所の地名を記述しています.したがって,これら3か所で採集された標本がシンタイプ(等価基準標本)と考えられます.今回頌栄コレクションから見出された標本 (HYO_C2-134681 & 134682: 左の写真) には,牧野が自筆で「Nov. 6, 1894. Hieizan, Yamashiro. Coll. T. Makino」と書いた紙片が貼付されており,牧野の言う『昨年山城比叡山ニ採ル』に当たる標本と考えられます.したがって,この2枚の標本はミヤコザサのシンタイプに当たると考えられます.標本は2枚とも東京都立大学牧野標本館(MAK)から送られてきた標本で,MAK278639の番号が振られています.
 採集年が1894年ということは、今から127年前に作られた標本です。1994年に貼られた村松博士のアノテーションスリップがあるので、頌栄に送られたのは1994年以降のはずです。それまではずっと東京にあった訳で、1923年の関東大震災、その後の第2次世界大戦を乗り越えて現在に受け継がれてきた標本だと思うと、大切に将来の世代に渡さなくてはと身の引き締まる思いがします。(自然・環境評価研究部 高野 温子)




月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

前日、当日の降水確率が90%だったので、プログラムが雨の日対応に
変更になりました。
当日は、早朝雨で、午前中は曇り、午後は雨でした。


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▲午後のエントランスホール周辺
(雨なので、旗が掲げられていません(左側の写真)。)






博物館のまわりでは、コバノミツバツツジの花が満開状態です。


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▲コバノミツバツツジの花





4月の主な プログラム の ようす の報告で~す。




■「そとはく」のようす

『ゆめはく』と『ダンゴムシの拡大模型』が出動しています。
午前中のまだ雨が降っていない時間帯に「そとはくビンゴ」を
みなさん やられていましたよ。




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▲「そとはくビンゴ」のようす



■「おおきくして、みてみよう!」のようす は・・・


いろんな花やムシを大きくして観察しています。

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▲ひろ~い、ホロンピアホールで大きくしてみています




■「花粉を顕微鏡で観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

いろんな花の花粉を観察しています。


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▲研究員から説明を受けて顕微鏡で観察中





■「生きた てんとうむし展示」と「空飛ぶ てんとうむし ショー」のようすは・・・


「てんとうむしをゲットしよう!」が雨で中止になったので、特別に
開催された展示とショーです。



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▲「空飛ぶ てんとうむしショー」のようす






■フロアスタッフとあそぼう「ひらひらギフチョウ」のようすは・・・

できた作品をヒラヒラさせていま~す。

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▲「ギフチョウ」の羽根を、標本の写真をみながら丁寧に色をぬったり、
自分で作った「ギフチョウ」を ヒラヒラ させて、ハイポーズ!!




■「デジタル紙芝居」のようすは・・・

今回は、『オランウータたんのジャングル探検記』と
『アリマキのドロップ』でした。

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▲『アリマキのドロップ』のようす




4月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
清水さん、古谷さん、中谷さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデー は、2021年5月2日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

フロアスタッフとあそばう「ひらひらギフチョウ」を行いました。

ギフチョウのクイズに答えて・・・標本を見ながら色をぬって

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竹ひごに貼って完成です。

完成したら、いろんなところに飛びまわりましょう!!!

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標本と一緒に・・・                  
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ご参加のみなさま ありがとうございました。

明日4月4日も行います。

ご参加、お待ちしております。

フロアスタッフ  にしぐち
東ネパール産バラ科タテヤマキンバイ属のアイソタイプ標本
Isotype of Sibbaldia emodi H.Ikeda & H.Ohba in J. Jpn. Bot. 71: 188-190.

前回に引き続いて、元ひとはく研究員の池田博氏(現東京大学総合研究博物館)が参加した調査隊により、ネパール東部のソルクンブ(Solukhumbu)地方から発見された、タテヤマキンバイ属の新種 Sibbaldia emodiを紹Sibbaldia emodi H. Ikeda et H. Ohba.jpgします。S. emodiはしばしば近縁のS.micropetalaと同所的に生育していますが、根出葉の托葉裂片が合着すること(S.micropetalaは離生)、花弁の色が濃紅色であること(S.micropetalaは黄色)で区別されます。タテヤマキンバイ属は北半球の寒帯~亜寒帯、高山に広く分布し20種ほどが知られていますが、日本にはタテヤマキンバイ1種しか分布していないので、あまり馴染みがないかもしれません。
←写真をクリックすると拡大します(自然・環境評価研究部 高野 温子) 

IMG_2168.jpgのサムネイル画像
みなさん知ってますか?
ひとはくの4階インフォメーションでは、まじかに昆虫標本を見ることができるんだ!



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※この写真は、傷んだ標本を八木研究員が丁寧に修理している所。

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※細かい昆虫のお尻や触覚を接着剤で貼り付けるのには技(ワザ)が必要だぞ!

4階インフォメーション隣のドイツ箱には、バッタ、カマキリ、クワガタなど、
いろいろな標本があるのでやさしーく引き出して是非観察してみてね。

フロアスタッフ せら ゆうこ

今日(3月28日)の三田地域は、雨です。
しかし、風も強くなく雨量も少なそうです。


昨日のひとはくブログ(「コバノミツバツツジが咲き始めました2021
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/03/_2021/
)の続きです。


昨日咲き始めた4階入口付近のコバノミツバツツジの花は3輪でしたが、
本日(雨にも関わらず?)、63輪の花が咲いていました。

しかし、まだ一分から二分咲き?というところでしょうか?


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▲雨に降られながら咲いているコバノミツバツツジの花




昨日まで、たくさん残っていた冬芽を被っていた、茶色い鱗片葉は、
雨で多くが落ちてしまったようです。

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▲鱗片葉がなくなったコバノミツバツツジの紫色の「つぼみ」





コバノミツバツツジは、雨に関係なく咲いています。





                                 研究員 小舘 誓治


今日(3月28日)の三田地域は、昨日の晴れとは違って午前中から雨でした。


ひとはくのエントランスホールの前には、3種類の旗(国旗、県旗、館旗)が
掲げられるように旗ポールがあります。
しかし、今日は雨なので、旗は掲げられていません。


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▲エントランスホール前の旗ポール(右側の写真)




さて、ここで、いきなりクイズです。



車道側からエントランスホールを見て、向かって左側から
次の①~③のどの順番に旗が掲げられるでしょうか?

向かって左側から、
  ①国旗、県旗、館旗
  ②館旗、県旗、国旗
  ③県旗、国旗、館旗


答えは・・・
今度(雨でない日、あるいは休館でない日で)、ひとはくに来た時に
(しかも、風がある日に)確認してみてください。




さて、エントランスホールの近くに植えられている エドヒガン(サクラ類)は、
昨日ほぼ満開状態でしたが、今日の雨で(風は強くないのですが)
花びらがたくさん散り始めました。


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▲雨に打たれるエドヒガンの花



前日は、2~3枚程度の花びらが地面に落ちていましたが、
今日の雨で千単位の花びら(おそらく数千枚)が落ちてしまいました。





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▲一部の花びらが落ちたエドヒガンの花 と 地面に落ちた花びら





このエドヒガンの近くにあるソメイヨシノの花は、現在、八部咲きという
感じでしょうか?



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▲ソメイヨシノの花(八部?咲き)


ソメイヨシノの花びらは、今日の雨では、数枚程度しか落ちていません
(夕方時点で)。


ソメイヨシノの花は、どれくらいの期間もってくれるかな?



                                   研究員 小舘 誓治


ひとはく探検隊「たんぽぽをさがそう」は博物館近隣の公園で行う予定でしたが、
あいにくの雨となってしまったため今回は館内で行いました。


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まず、鈴木研究員より様々なたんぽぽについてのお話を聞きました。


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在来種のたんぽぽと外来種のたんぽぽの違いなど、実物で観察をしています♪


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写真のたんぽぽと見比べています♪


特徴的なたんぽぽを一部ご紹介します。

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↑カンサイタンポポ(関西の代表的なたんぽぽだそうです。)

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↑ロクアイタンポポ(花がかなり大きいのが特徴で、雑種と思われる)

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↑シロバナタンポポ(花が白っぽい!)

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↑ノゲシ(花の部分が似ていることからタンポポとよく間違えられます...)


ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

ひとはくではこれからもイベントがたくさん!
ぜひ、ご来館ください!


フロアスタッフ はなだ
 春の暖かな日差しが心地良いお天気だった3月27日(土)、ひとはくでは、兵庫県立伊川谷高等学校ボランティア部の生徒の皆さんにお越しいただき、来館された子どもたちに向けて、人形劇やゲームなどを行っていただきました。

 伊川谷高校ボランティア部では、地域の子どもたちを対象に、SDGs(持続可能な開発目標)の啓発と普及を目的にした人形劇を実施されています。

 今回の人形劇「おじいさんのひみつ」は、SDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する(つくる責任 つかう責任)」をテーマにして、生徒自らでストーリーを考えられたそうです。

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[作品のあらすじ]
 主人公の「ゆうき」くんは夕食の際、お母さんに悪態をつきながらレタスを残す。すると夢の中で謎のおじいさんが登場、農場でレタスづくりを体験しながら生産者さんの苦労、廃棄野菜の存在を知る。そこで意識が変わり、目覚めてからレタスを食べることに挑戦する。その後父を迎えに行った駅で、規格外の野菜を販売している八百屋さんの存在を知る。そのお店を仕切っていたのはなんと夢の中のおじいさんであった・・・・。

 演出についても、劇団に在籍している外部指導者の方から演技指導を受け、更に完成度の高い劇に仕上がっていました。

 人形劇の前後には、子どもたちが参加できるゲームやアクティビティを織り交ぜて、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました!

 これからもさまざまな場所で公演されているようで、大変なこともあるかと思いますが、また機会がありましたら、ひとはくで開催してくださいね!

 どうもありがとうございました。

【当日の様子】

○ジェスチャーしりとり
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◎人形劇「おじいさんのひみつ」
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○野菜あてゲーム
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~公演の最後に記念撮影~
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(文責:生涯学習課 坂井)

3月21日の「はかせと学ぼう!」は、『ガンってどんな鳥?大造じいさんとガン』。 

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最初はガンのひみつをクイズをまじえながら、ひとはくの鳥はかせ 布野研究員より解説を聞いたよ。

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左からカルガモ、オオヒシクイ、コハクチョウ、博士が持っているのはマガンのはく製。
特別に!!水鳥のふかふかのおしりの毛に触れさせてもらったよ。
そお~っとやさしく~ふかふかだあ~



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お話の後は、みんなでガンの模型作り。画用紙をガンの形に切り取って竹ひごを付けます。
マガンとオオヒシクイはくちばしやおでこの辺りの色が違います。どっちにしようかな~?
くちばしやからだに色ぬって完成!


羽を外側に向けてまるく曲げると空を飛んでいる様子が表現出来ました。みんなでガンの群れを再現。
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ガンってどんな鳥か、標本を見て、触れて、クイズにお話、工作で、鳥はかせといっしょにたっぷり楽しみながら学びました。
ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ つくし、いしくら)



今日(3月27日)の三田地域は、良く晴れたすがすがしい気持ちになるような天気でした。

エントランスホールの近くに植えられている エドヒガン(サクラ類)は、
ほぼ満開状態です。



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▲エドヒガンの花



エドヒガンの写真を撮っていると、エントランスホール前の芝生地に
スズメがいて、カメラを向けると にらまれ?ました。



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▲こちらを にらんでいる?スズメ




さて、昨年のひとはくブログの「コバノミツバツツジの花が咲き始めました」で
ひとはく の まわりで、3月28日にコバノミツバツツジの花が咲いたこと
を書きました(下記参照)。

「コバノミツバツツジの花が咲き始めました」  (2020年3月28日ブログ)
 
https://www.hitohaku.jp/blog/2020/03/post_2708/




2020年3月26日は、4階入口付近のコバノミツバツツジの花は、
まだ咲いていませんでしたが、3月28日には咲いているのを確認できました。



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▲コバノミツバツツジの2020年3月26日の状態(つぼみ)



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▲コバノミツバツツジの2020年3月28日の状態(開花)




今年(2021年)は、本日(3月27日)、コバノミツバツツジが咲いているのを確認しました‼


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▲コバノミツバツツジの2021年3月26日の状態 (つぼみ)


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▲コバノミツバツツジの2021年3月27日の状態(開花)







ひとはく本館4階入口付近のコバノミツバツツジは、
昨年とほぼ同じ日に花が咲きだしましたよ。





皆さんのお住まいの近くのコバノミツバツツジ(分布;中部地方以西~九州)は、いかがでしょうか?




                                 研究員 小舘 誓治

大学院公開セミナー(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 共生博物部門)


 大学院の魅力を対面・Webでご紹介します!
 どなたでも参加できます!


 人と自然の博物館および森林動物研究センターに併設の大学院(兵庫県立大学 環境人間学研究科 共生博物部門)では、博士課程(前期・後期)への学生(社会人学生含む)の受け入れを積極的に行っています。この「大学院公開セミナー」は、大学院進学・入学希望者向けのセミナーですが、博物館での研究活動や野生動物管理の実践に関心のある大学生や一般社会人の方も参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。

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■概 要
・日  時:令和3年5月15日(土)13:00~15:30
・会  場:兵庫県立人と自然の博物館
・参 加 費:無料
・内  容:前半部 部門概要・研究紹介 13:00~14:00(対面・Web)
      後半部 研究紹介&施設案内 14:10~15:30(主に対面対応)
       ※後半部では、6研究部門(地球科学、系統分類、生態、環境計画、生物資源、森林動物)のうち、
        希望する1つの研究部門の研究内容と施設(収蔵庫、展示など)をご案内します。
申込締切:令和3年5月5日(水)

■お申し込み方法
 メール、FAX、はがき、封書のいずれかで、①氏名、②年齢、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥参加方法(来館またはWeb:一部Web等で配信する予定です。希望者にはWebでの視聴方法をご連絡します。※ネット環境が必須)、⑦研究紹介・施設案内を希望する研究部門、⑧指導を希望する教員や興味のある研究テーマ(入学を検討している方のみ)を明記の上、下記までお申し込みください。研究指導、入学試験、部門・大学院等に関するご相談・ご質問などありましたら合わせてご記入ください。

■お申し込み・お問い合わせ
 〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
 兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 所長室
 E-mail:instsec(アット)hitohaku.jp ※(アット)を@に代えてください。
 TEL・FAX:079-559-2004
  ※電話でのお問い合わせは火・水・木・金曜日にお願いいたします。

チラシのダウンロードはこちら>>> 大学院公開セミナーチラシ
 共生博物部門についてはこちら>>> https://www.hitohaku.jp/shizenken/kyousei/

■内容詳細
<前半部>(対面・Web対応)
 12:30 受付開始 ※入学試験関連の資料は対面でのみ閲覧できます(12:30~13:00、15:30~16:30)
 13:00 共生博物部門の概要紹介
 13:10 入学試験関連の説明
 13:20 研究事例紹介(中濱 直之 氏:博物館標本を用いた新たな生物多様性保全研究)
<後半部>(主に対面対応)
 14:10 研究紹介&施設案内―研究部門ごとに分かれ、研究内容と施設(収蔵庫、展示など)をご案内します―
      地球科学研究部門:地学系収蔵庫
      系統分類研究部門:生物系収蔵庫(両生類、爬虫類、昆虫類など)
      生態研究部門  :生物系収蔵庫(魚類など)
      環境計画研究部門:環境系収蔵庫
      生物資源研究部門:植物栽培施設
      森林動物研究部門:森林動物研究センターとWeb中継(実習室で参加可能)

兵庫県立人と自然の博物館
主任研究員 池田忠広
Potentilla tristis forma ciliata のアイソタイプ(副基準標本)

しばらくササ類の標本が続いたので、今回は中部ネパール、ガネッシュヒマール産のバラ科キジムシロ属のアイソタイプ標本を紹介します。どうしてネパールの標本Potentilla tristis forma ciliata H. Ikeda et H. Ohba.jpgが?と思われるかもしれません。この標本は池田博氏(現東京大学准教授)がひとはくに研究員として在籍していた当時、東京大学のネパール調査に参加して採集したものです。東大によるヒマラヤ植物研究は50年を超える歴史があり、その経緯は大場秀章先生によりよくまとめられています(注1)。それによると、終戦直後の1950年代に東大の植物分類学教室を主宰していた原寛先生が、日本の植物の起源を明らかにするため当時は国交のなかった中国にかわりヒマラヤ地域の調査を計画し、1960年にインドのサニー古植物学研究所との共同研究という形で始まったそうです。以来10回以上日本の関係機関と現地の研究者による合同調査隊がインドやネパール、ブータンの植物を調査し、膨大な数の新種記載と論文発表が行われています。
ここで紹介しているPotentilla tristis forma ciliata は、基準品種の f. tristis にはない、花弁の縁に短い毛があるという特徴から、新品種として記載されました。(自然・環境評価研究部 高野温子)






注1)ヒマラヤ植物の研究ーその歩みと成果 http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DPastExh/Publish_db/1997Expedition/05/050300.html

3/21(日)のゆめはく

2021年3月23日

3/21(日)は「ゆめはく」はABCハウジンウジング西宮・酒造通り住宅公園に出動。

ABC 西宮酒造通 (1).jpg







入り口にはウシのオブジェ。。。
どうも丑年の記念撮影用のようです。
来年はトラになっているのでしょうか?


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あいにく一日中雨でした。


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それでも宣伝を見て、虫好きの子どもたちが来てくれました。

(鈴木 武)

ラフレシア、淡路へ

2021年3月18日
ひとはく本館1F出口付近にある「共生の森」、、、
そこには、ラフレシア、オラウータンなど展示しています。

この森は2000年に淡路島で開催された淡路花博 ジャパンフローラ2000で展示されていました。
ラフレシア02.jpg





当時のラフレシアです。




今年2021年はそれから20年。。。
淡路花博20周年記念花みどりフェアが淡路で開催されます。


その会場での展示のため、ラフレシア標本が淡路に行きました。

ラフレシア移動中.jpg








むちゃくちゃ重いです。
本体だけにして運んでいます。

ラフレシア移動中 (1).jpg










慎重にトラックに載せます。

ラフレシア (1).jpg








淡路市の夢舞台に持ち込まれました。




ラフレシア.jpg










展示できる状態になりました。
色のついた模型も一緒です。


グランドニッコー淡路〜夢舞台展望テラスの間の連絡通路にあります。
お寄りの際には見てあげてください。





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ひとはくには、
やや小さめのラフレシア模型が出ています。

(鈴木武)
ひとはく・ちがくレター(令和3年3月17日号)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、
出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳
細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変
更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割
調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
●おおきくして、みてみよう!(半田研究員)
 拡大装置で生きものを大きくてみてみます。
 日  時 2021年4月4日(日)10:30~10:50
 場  所 ひとはくサロン
 参 加 費 無料
 受  付 なし、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20010

花粉を顕微鏡で観察しよう(半田研究員)
 花から花粉を取り出して顕微鏡で拡大して観察しよう。
 日  時 2021年4月4日(日)①13:30~14:00 ②14:30~15:00
 場  所 4階 実験セミナー室
 定  員 各回4組
 参 加 費 無料
 対  象 小学3年~6年生限定
 受  付 4階中セミナー室で13時から受付開始、定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20004

A01モンゴルで恐竜を探すおはなし(久保田研究員)
 恐竜化石がたくさん見つかることで知られるモンゴルのゴビ砂漠でどうやって化石を探すのでしょうか?発掘中はど
んな生活しているの?篠山層群での恐竜化石発掘と比べながら、ご紹介します。
 日  時 2021年4月17日(土)13:30~14:30
 場  所 4階大セミナー室
 対  象 小学4年生~大人
 定  員 30名
 受 講 料 500円(高校生以下:350円)
 申込締切 3月27日(土)
 備  考 ○保護者参加 ※小学4~6年生は保護者もいっしょにご参加ください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A01

A02, A03化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新
たな化石を探し出します。
 日  時 2021年4月18日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10名
 受 講 料 800円
 申込締切 3月28日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。
ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人の
みでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A02
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A03

A04地学ハイキング ~仁川周辺~(佐藤研究員)
 西宮市仁川に分布する大阪層群の地層や、大阪城石垣の採掘場跡などを巡りながら、ひょうごの地史をたどります。
 日  時 2021年4月25日(日)13:00~17:00
 場  所 西宮市仁川周辺
 対  象 大学生~
 定  員 10名
 受 講 料 700円
 申込締切 4月5日(月)
 備  考 行程はそれほど長くありませんが、坂道が続くため健脚の方向けです。集合は、阪急今津線仁川駅。
○雨天中止
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A04

A05, A06化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新た
な化石を探し出します。
 日  時 2021年5月2日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10名
 受 講 料 800円
 申込締切 4月11日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。
ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人の
みでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A05
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A06

おおきくして、みてみよう!(半田研究員)
 拡大装置で生きものを大きくてみてみます。
 日  時 2021年5月2日(日)10:30~10:50
 場  所 ひとはくサロン
 参 加 費 無料
 受  付 なし、当日会場へ
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20003

タンポポの花を分解してみよう!(半田研究員)
 タンポポの花を分解して花のつくりを観察します。
 日  時 2021年5月2日(日)①13:30~14:00 ②14:30~15:00
 場  所 4階 実験セミナー室
 定  員 各回4組
 参 加 費 無料
 対  象 小学3年~6年生限定
 受  付 4階中セミナー室で13時から受付開始、定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=20013

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まっ
て完成するまでに約30分を要します。
 日  時 2021年5月5日(水・祝)13:00、13:20、13:40、14:00、14:20、14:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300円
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19172

A07, A08化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)
 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新
たな化石を探し出します。
 日  時 2021年5月9日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
 場  所 恐竜ラボ
 対  象 小学生~大人
 定  員 10名
 受 講 料 800円
 申込締切 04月18日(日)
 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。
ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人の
みでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A07
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A08

B11花粉の形を観察しよう(半田研究員)
 いろいろな花から花粉を採取し、顕微鏡で400倍に拡大して見てみましょう。午後は花粉の表面の模様や発芽口をじっ
くり観察します。
 日  時 2021年5月15日(土)10:30~15:00
 場  所 4階実験セミナー室
 対  象 高校生~大人
 定  員 5名
 受 講 料 1000円(高校生 700円)
 申込締切 4月25日(日)
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021B11

次号は令和3年4月16日(金)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                    恐竜タスクフォース 久保田克博
フロアスタッフとあそぼう「たんぽぽモビール」をおこないました!

大きいの、中くらいの、小さいの...
いろんな色と大きさを組み合わせて、糸にはり付けます。
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春らしいカラフルなモビールができた!
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とっても華やか!見ていてウキウキしますね(^^)

たくさんのご参加、ありがとうございました!

「たんぽぽモビール」は27日(土)もおこないます♪
みなさんもお家に飾ってみませんか?

フロアスタッフ きただにさやの
3月13日(土)のはかせと学ぼうは「化石を掘り出そう!」でした。

まず、ひとはくの恐竜はかせ、久保田研究員から たんばの恐竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の発掘についてお話しを聞きました。

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丹波で発掘した化石はひとはくに運ばれて、エアチゼルという道具でクリーニングされます。
エアチゼルは歯医者さんが虫歯をけずる道具に似ているけど、先は回るのではなく、突き出すように動いて化石の周りの石を取り除きます。とっても根気のいる作業です。


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さて、今日は石こうの中に入っている化石を取り出しました。
道具は竹ベラとハケ。化石が見え始めたら歓声が!
何の化石かな?どんな形かな?想像しながら慎重にけずり出します。

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取り出した化石は、水をつけて歯ブラシできれいにします。
最後にひとりずつ、久保田研究員から化石について教えてもらいケースに入れて完成!

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みなさん、根気よく頑張って化石をゲット!やったね!
充実感あふれる笑顔に、スタッフも嬉しくなりました。ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら・まつだ)
バンシュウゴキダケのアイソタイプ(副基準標本)

Isotypes of Pleioblastus muroianus Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 5: 128 (1936).

バンシュウゴキダケは京都帝国大学の小泉源一教授(当時)により1936年に記載されたササ類です. 種小名のmuroianusは,採集者である室井綽先生の名前にちなみます (Koidzumi 1936).原記載論文には, 標本の情報として「Hab. Japonia: prov. Harima, Akogun, Minoyama (lg. H. Muroi !)」とあります (Koidzumi 1936).京都大学総合博物館植物標本庫(KYO)にはタイプと考えられる標本が1点 (KYO-00078724) あり,KYOのヘッダをもつラベルには,小泉先生の手書きで「Pleioblastus Muroiana Koidz バンシウゴキダケ Prov. Harima Akohgun 三濃山 6 Ⅷ 1935 室井綽」と記されていることから,この標本がバンシュウゴキダケのホロタイプ(正基準標本)と考えられます.ひとはくに収蔵されている2点の標本 (HYO_C2-134111 & 134112: 下の写真) は,KYOの標本に採集番号がないのに対し,no. 333 という採集番号が与えられている以外は,採集地,採集者,採集日時ともにホロタイプの情報と一致しているので,ホロタイプの重複標本,すなわちアイソタイプ(副基準標本)と考えられます.
 標本写真をみると、コンゴウタケ(Pleioblastus kongosanensis Makino)というアノテーションスリップが貼られているのが分かると思います。バンシュウゴキタケは現在コンゴウタケのシノニム(=異名)と認識されています。日本のタケササ類の分類は、日本における植物分類学の父と称される牧野富太郎によってまず属が整備され、中井猛之進東京大学教授(当時)と小泉源一教授(当時)により体系が整いましたが、1930年代から40年代にかけて両者が競うように新種を発表し、膨大な数の分類群が生まれてしまいました。中井先生の発表された新分類群は約180、小泉先生はなんと380もあるそうです(鈴木1978)。室井先生の発表された分類群も併せると、1960年代にはササ属Sasaが420種、アズマザサ属Sasaellaが140種、バンシュウゴキダケも含まれるメダケ属Pleioblastus は110種といった具合で、これらを見分けることは至難の業でした。その700近くあった日本産タケササ類の種を整理したのが、鈴木貞雄氏でした。鈴木貞雄氏の著した「日本タケ科植物総目録」は、日本のタケササ類研究の金字塔ともいうべき一冊です。

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左・右ともバンシュウゴキダケの標本
Japan. Harima (Hyogo Pref.), Akoh-gun, Minoyama [播磨國赤穂郡 三濃山] (H. Muroi no. 333, 6 Aug. 1935, HYO_C2-134111 & 134112-isotypes).
(自然・環境評価研究部 高野温子)
月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


前日までの数日は、雨が降ったり、どんより曇ったりと、
良くない天気で心配していましたが、
当日(3月7日)の午前中は良く晴れていて、午後は
うす曇りの日でした。

博物館のまわりでは、ツバキ科の千重咲き品種(常緑樹)の
ピンク色の花が咲き始めています。

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▲花が咲き始めたツバキ科の千重咲き品種




3月 の 主な プログラム の ようす の報告で~す。



■「星のような形の草をさがそう!」のようす は・・・

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▲ワークシートを持って、草をさがすよ~

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▲専用のカードに草をはったよ~




■「葉の気孔を顕微鏡で観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

ボンドを使って、葉のうら面の気孔を顕微鏡で観察しています。


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▲研究員から説明を受けて顕微鏡で観察中


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▲ボンドを使って葉の気孔を見たあと(セミナー終了後)、応用で自分の指紋も観察
 さすが~、3年生、いや、もうすぐ4年生。





■「プチ・むしむし たいけん」のようすは・・・

大人気の「むしむし たいけん」のプチ版です。しかし、
いろんなムシが用意されていましたよ。


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▲みんな、うまく触れているかな。






■フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」のようすは・・・

できた恐竜★ハットをかぶって記念撮影です。
カッコイイ! きめポーズ‼


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▲自分で作った「恐竜★ハット」をかぶって、ハイポーズ!!







■「デジタル紙芝居」のようすは・・・

 人気のデジタル紙芝居です。今回は、『たんぼぼレストラン』と
『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』でした。

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▲『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』がはじまったところ






■「まつぼっくりで けん玉をつくろう!」のようすは・・・


 まつぼっくりを観察したあと、けん玉をつくりました。



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▲自分で作った「けん玉」で、あそんでいま~す




3月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
清水さん、徳平さん、古谷さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。




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次回の Kidsサンデー は、2021年4月4日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨日につづき、本日もフロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。

みんな真剣に組み立てています。
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帽子をかぶってティラノサウルスになりきりましょう!
最後に記念撮影!ご参加ありがとうございました♪

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今後もフロアスタッフのイベントが目白押しです!
是非ご参加ください!

フロアスタッフ みやうら
2月27日、明石高校の校外学習がひとはくで行われました。
明石高校は、多様な学科と類型を設けておられますが、今回は、普通科と普通科理数探究類型、美術科とまさに多彩な生徒さん24名が希望してひとはくに来館してくれました。

午前中は、博物学についての説明やひとはくの展示物について案内を聞いたのち、アンモナイトのレプリカづくりを通して化石と地質時代の環境について考えるグループと、収蔵庫とジーンファームの見学を行うグループに分かれて実習していただきました。
また、午後には、館内自由見学をしていただきました。

ここでは主に収蔵庫とジーンファーム見学のようすをご覧いただきます。
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中濱研究員からのトウカイコモウセンゴケの説明に聞き入る生徒たち。湿地に生育し、食虫習性をもつ植物で、湿地の減少によって各地で減少している植物です。

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(左)トウカイ・コモウセンゴケ。冬に地上部が少なくなっていますが、熱心に見入って観察してくれました。
(右)山﨑研究員から昆虫標本の説明を聞く。モルフォチョウやフクロウチョウなど、美しいチョウも見てもらいました。

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(左)布野研究員から1930年代に北海道で採集されたオオワシの標本の説明。オオワシの大きさに驚くとともに、約90年前の標本の保存状態の良さに、博物館としての標本保存の重要さに理解を深めています。
(右)ハチクマ(手前)の標本の説明。ハチに刺されず蜂の子を餌として捕る能力の不思議さに聞き入る生徒たち。

見学しながら出た質問に「なぜ絶滅する生物があることが問題なのか」というものがありました。これは博物学のみならず、科学全般にとって非常に大切な質問です。
いま人類社会はウィルスや細菌など微生物による感染症に苦しんでいますが、一方ではヒトが生きていくのに必要な微生物が沢山いることも分かってきています。人類社会が持続していく上でも微生物を含め、様々な生物が生きていること、生物多様性が維持されることが非常に重要なのです。
ひとはく1階の生命の歴史の展示などを楽しみながら、そんな理由や仕組みにも思いをはせてみてください。明石高校のまたの見学を、また他の高校生や小中学生の見学もお待ちしています。

生涯学習課 竹中敏浩

カタシボの原資料 

Original material of Phyllostachys bambusoides var. marliacea f. katasibo Muroi

 原資料という言葉、聞きなれないですね。ここでは植物に学名をつけるときに参照した資料という意味になります。タイプとは少し異なりますが、タイプ標本と同じくらい重要な標本です。カタシボはマダケの変種シボチクの品種。というややこしい立ち位置の植物ですが、その命名にもややこしい経緯がありました。

生物に名前を付ける際には命名規約に従う必要があると以前述べましたが、より正確にいうと新分類群の提案時に有効であった規約に従っている必要があります。命名規約は植物の場合なら6年に一度見直され、時代に合わせて少しずつ変更が加えられています。最近の大きな変更は、2012年メルボルン規約から、これまで新分類群提案の際に必須だったラテン語による記載文・判別文が英語でOKになったこと、電子出版のみの発表が有効と認められるようになったことでしょうか。

話をカタシボに戻します。カタシボは,まず室井先生が1956年に出版した「竹と笹」のなかで、学名Phyllostachys bambusoides var. marliacea f. katasibo Muroiと図を発表されました。しかしラテン語の

Fig13.JPG記載がなかったため、正式発表とはなりませんでした。次に杉本順一氏が著作『日本樹木総検索誌』(1961) の中で,室井先生命名の新学名とラテン語記載文を発表しました (杉本 1961).しかし,1961年に有効だった命名規約では新分類群の発表の要件として学名・ラテン語記載文の他にタイプの指定を要求しているため、タイプの引用がない杉本(1961)も、カタシボの正式発表には至りませんでした.この学名は,次の年に室井先生が『有用竹類図説』(1962) で,学名と初発表文献および『竹と笹』(1956) の図を引用したことによりようやく正式発表されました.意外に思われるかもしれませんが、タイプは標本の他、その植物を精細に描いた図版や写真もその役目を果たすことができます。カタシボのタイプは標本ではなく、「竹と笹」に掲載された図版ということになるのです。



写真の標本 (HYO_C2-133908) は,ラベルに室井先生の手書きで「Phyllostachys bambusoides var. Marliacea forma Katasibo Muroi Tatsuno Hyogo-pref. Feb. 5. 1957」と書かれ,採集者として "H. MUROI" の印が押されています.1956年に梅玉旅館を訪れた室井先生がカタシボを庭で発見し、その後1958年に国の天然記念物に指定されたのだそうです。1957年という採集年から、この標本は天然記念物指定の調査の時に採られたものと考えられます。支倉さんは全国の植物標本庫を訪れてササ類の標本調査をされていますが、カタシボと名のついた標本はこの標本1枚しかないのだそうで、これがカタシボの唯一の実物の原資料なのです。 (自然・環境評価研究部 高野温子)

3/6(土)フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。
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恐竜クイズに答えたあとは...型紙を使って、ティラノサウルスをつくります。


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ティラノサウルスの帽子ができたら、みんなで一緒に「ガオ~ッ!」


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ご参加ありがとうございました。



フロアスタッフまつだ

今日3/2(火)県庁前駅にいってきました。
県庁に用事ではなく、駅のショーウィンドに展示のためです。

2021年度のひとはくセミナー・イベントなどの宣伝ですが、
広報課の方はなにか妙な「モノ」を並べてくれるだろうと期待しているようです。。

ご要望に答えて、今回は野鳥の剥製です。

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棚をいれて、作業をしています。

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遠目に見るとこんな感じ。
5つある区画のうち右から2番めです。

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ハヤブサ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
カワセミ、ヒヨドリ、モズ、ムクドリ
セグロセキレイ、シメ、メジロ、シロハラ、スズメ
の12種類です。

ひとはくWEBセミナーの紹介動画も流しています。

今日から、3/16(火)午前10時までの展示です。

(鈴木武)

2月最後の日曜日、「酒瓶のラベルづくり」を行いました
先週に引き続き満員御礼!
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水はかせ 三橋研究員から日本酒のお話、クイズもみんなで考えて大盛り上がり!

どんなデザインにしようかな...?
たくさんあるハンコの中からお気に入りを探して、ペッタン!
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色えんぴつや筆ペンで仕上げていきます。

世界で一つの酒瓶ラベルができた!
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みなさん、素敵な笑顔ですね♪

みんなはこの瓶になにを入れるのかな?
(ちなみにはかせはポン酢だそうですよ!)

たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの





もうすぐひなまつり♪
女の子の健やかな成長を願う節句の行事ですが、
ひとはくではご来館のキッズみなさんの健やかな成長を願って、
先週に引き続きフロアスタッフとあそぼう「恐竜のおひなさまカード」をおこないました!

女雛はタンバティタニス、男雛はティラノサウルス類
みんな、ていねいに塗ってくれていますね

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ジャジャーン!完成!!
すてきなポップアップおひなさまカードができあがりました!

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ご参加のみなさま、ありがとうございました!
ひなまつりまで、おうちで飾ってくださいね☆

3月のひとはくもイベントいっぱい!
スタッフ一同、みなさまのおこしを心よりお待ちしております 

フロアスタッフ にしぐち・かどはま

 最近ひとはく収蔵のササ類標本から、タイプ標本やその他の重要標本の発見が相次いでいます。これは結構凄いことです。なぜかというと、ササ類の区別が出来る人は今の日本にはそういないからです。その貴重な人材が複数名、ひとはくの収蔵庫を訪れては次々に色んな発見をしてくださっています。
 他の顕花植物と違い、ササ類は毎年同じ時期に花を咲かせることをしません。毎年咲かない上に互いに似通っているので、ササ類の同定には、葉や茎(=稈)等に生える毛の状態が重視されます。ですが「毛」なので、出始めの春先の頃はよくても、梅雨から夏へと季節が変わる毎に段々と抜け落ち、夏以降は元々無毛か毛が落ちてしまったのか、よくわからなくなります。また「毛」なので、個体により量の多少や変異はつきものです。自信をもって同定出来るようになるには、まず生きた状態のササ類を沢山観察することが必要だそうです(ササ類愛好家
 M氏談)。恥ずかしながら、私はいまだに自信を持って鑑定が出来ませんが、、。
 兵庫県には室井綽先生、岡村はた先生などササ類の研究で有名な方がおられ、先生方の採集されたササ標本がひとはくにあることはわかっていたのですが、私自身は横目で眺めるだけでした。当館のササ類標本を鑑定に来てくださった支倉千賀子さん(東京農大)が、タイプ標本等重要な標本を沢山発見されました。これからしばらくは、見つかったササ類の重要標本を紹介したいと思います。文章は、支倉他 
2020. 兵庫県立人と自然の博物館植物標本庫(HYO)「頌栄コレクション」から見出された特筆すべきササ類標本(兵庫の植物 30号5‐32頁)を一部改変しています。

ヤマキタダケのアイソレクトタイプ(副選定基準標本)

 Isolectotype of Arundinaria yamakitensis Makino in J. Jap. Bot. 3: 4 (1926).

                     

Fig01.JPGヤマキタダケは1926年に牧野富太郎により記載されたササ類で,原記載によれば,基準標本は相模・山北(現在の神奈川県山北町)で,牧野富太郎自身が1921年1月20日に採集したものとされています(Makino 1926).しかし,支倉さんらの調査によると,牧野は1921年11月20日には山北には行った記録はなく,さらに基準標本と目された標本に貼られたラベルの日付(1921年1月20日)も間違いで,状況証拠からそれらは1921年2月20日に採集されたものと推測されました(支倉・池田 2015).今年は2021年ですから、ちょうど100年前の今頃、牧野富太郎は山北町でこの標本を採っていたのです。
 1921年2月20日(ラベル上は11月20日)に採集されたヤマキタダケの標本は,東京都立大学牧野標本館(MAK)から3枚,大阪市立自然史博物館の植物標本庫から2枚見いだされ,(支倉・池田2015)は牧野標本館の標本中の1点 (MAK-291809-2/2) をレクトタイプ(選定基準標本)に選定しました

 今回ひとはくから見つかったのは牧野標本館から頌栄短大に送られた交換標本で,MAKのヘッダのついたラベルに "Yamakita, Ashigarakami-gun, Kanagawa Pref. Date: Nov. 20, 1921 Coll.: Tomitaro MAKINO Det. M. Muramatsu (1996)" とタイプされ,"291809" の番号が振ってありました (HYO_C2-135054: Fig. 1).これは支倉・池田 (2015) で指定したレクトタイプの情報と一致し,この標本がヤマキタダケのレクトタイプの重複標本,すなわちアイソレクトタイプ(副選定基準標本)であると考えられました.

ちなみに,MAK の同定ラベルを用いて同定している "M. Muramatsu" は,元岡山大学農学部教授の村松幹夫博士のことで,1996年当時村松博士が牧野標本館のタケ・ササ類の標本整理にあたられていたそうです.また,"H. Okamura" による同定ラベルが貼付されていますが,これは標本が牧野標本館から頌栄短大に送られた後、岡村はた氏によって再同定されたもののようです.標本左上には支倉さんによる同定ラベルが貼られています。村松博士はヤダケ、岡村はた先生はスズダケと同定した標本でしたが、支倉さんによってヤマキタダケと決着がつきました。貼られたアノテーションの数からも、ササ類の分類の難しさを感じて頂けるのではないでしょうか。

(自然・環境評価研究部 高野温子)




2/21の「はかせと学ぼう!」は三橋研究員に酒瓶について解説していただきながら

酒瓶ラベルづくり をしました。
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酒瓶はもちろん日本酒の入っているビンです。

そのラベルには、作り手の思いが込められています。

日本酒の原料は、お米。

そのお米をつくる田んぼには、昆虫がいたり・・・

そんなラベルを
みんな思い思いにハンコを押したり、文字をかいたり、色をぬってつくりました。
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完成したら、酒瓶がたくさん並んだところで はかせからのクイズにも挑戦したよ!
とっても難しいクイズに正解者が出て、はかせもびっくり!!
日本酒豆知識では、子どもより大人が興味津々。
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たのしいラベルづくりは、来週日曜日2/28にも行います。

ぜひ、ご参加ください!

フロアスタッフ一同 皆様のお越しをお待ちしています

フロアスタッフ せら ゆうこ

昨日までの寒さがウソのように、暖かな一日
少しずつ春の足音が聞こえてきました!

今日はフロアスタッフとあそぼう「恐竜のおひなさまカード」をおこないました
ひとはくのおひなさまはひとあじ違う!?
かっこいい恐竜で、とびだすポップアップカードを作りますよー!

女雛はタンバティタニス、男雛はティラノサウルス類
1億1000万年前はどんな生きものたちがいる世界だったのでしょう?
3階の「丹波の恐竜化石展示室」で知ることができるよ!

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さぁ!作ってみよう!!

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ジャジャーン!完成!!
ステキなおひなさまカードが出来上がったね♪

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ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました!!

このイベントは2/27(土)もおこないます
ぜひおこしください!

フロアスタッフ かどはま・にしぐち

2月7日までの1ヶ月間のメンテナンス休館中に新しくなった展示があります。

「ひょうごの岩石と鉱物」のコーナーにある展示ケース1台の中の鉱物標本がすべて新しくなりました。

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新たに展示した標本は、三田市在住の鉱物愛好家である久野武さんの寄贈コレクションの一部で、
すべて兵庫県内で産出したものです。

たとえば、朝来市で見つかった紫水晶(アメシスト)
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紫色をしているのがはっきりとわかる標本です。


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図鑑にあまり載っていない珍しい鉱物もあります。


新しくなった展示は、本館1階の赤いドームの中にあります。

ひとはくにお越しの際は、新しい展示にも注目してみてくださいね。

(地球科学研究グループ 生野)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。


<ひとはく主催の企画>
はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)

 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。

 日  時:令和3年2月23日(火)13:0013:2013:4014:0014:2014:40の6回

 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ

 定  員:各回4名(家族単位)

 参 加 費:300

 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=18096


葉の気孔を顕微鏡で観察しよう(半田研究員)

 葉の表面を顕微鏡で大きくして気孔を観察しよう。ボンドで型をとって調べます。

 日  時:令和337日(日)①10301100 ②11:301200 ③13:301400 

 場  所:4階 実験セミナー室

 定  員:各回4

 参 加 費:無料

 対  象:小学3年~6年生限定

 そ の 他:4階中セミナー室で、①と②は10時から、③は13時から受付開始、定員になり次第終了します。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=18876


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)

 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。

 日  時:令和3年3月13日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)

 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ

 対  象:小学生以上

 定  員:6組(各回先着順)

 参 加 費:500

 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19066


A37, A38
化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時:令和3328日(日)10:3011:3014:0015:00

 場  所:兵庫県立人と自然の博物館外 恐竜ラボ

 対  象:小学1年生~大人

 定  員:10

 参 加 費:800

 そ の 他:コロナウイルス感染症予防対策のため、対象年齢は小学1年生以上に変更します。ただしひとりで作業のできる方に限ります。必ず参加者全員の詳細をご明記ください。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※気象状況により中止の場合あり。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2020A37

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2020A38


次号は令和3年316日(火)に発行予定です。

 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。

                    恐竜タスクフォース 久保田克博



昨日に続き、本日も フロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう!」を行いました。


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目を描き、耳を付けて、それぞれのオリジナリティを存分に発揮したクマのぼうしが完成しました

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早速ぼうしを被って、ツキノワグマのパネルで記念撮影!

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今後もフロアスタッフのイベントが目白押しです!
是非、ご来館ください!

フロアスタッフ はなだ



2月13日(土)のフロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう!」を行いました。

自分で目を書いたり、耳の位置を考えながら貼ったり、ひとりひとり違う表情で個性がキラリ☆
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完成したぼうしをかぶってクマになりきりましょう♪
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メンテナンス休館後、初めての「フロアスタッフとあそぼう」。
たくさんのお客様に参加いただきました。
完成後はツキノワグマの顔出しパネルからお顔を出して記念撮影!

はい、ポーズ!!
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明日もフロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう」を行います♪
スタッフみんなでお待ちしています♪

(フロアスタッフ つくし かおり ふくもと ななみ)
まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
ひとはくは今月から無事開館!みなさんにお会いできてうれしい限りです(^^)

本日は2月のイベントのご案内ですよ~!

13(土)14(日)クマのぼうしをつくろう!

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こちらは去年も行った人気イベント!
かわいいクマの帽子を被ってツキノワグマになりきっちゃいましょう☆


20(土)27(土)恐竜のおひなさまカード
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恐竜に色を塗って、おひな様を作ります!
ひとはくオリジナルおひな様をぜひ作ってみませんか?


21(日)28(日)酒瓶のラベルづくり

酒瓶.png
ハンコやペンでオリジナルのラベルづくり!
世界でひとつのオリジナルラベルができますよ♪

受付方法などは各イベントページをご確認ください!

イベントはもちろん、広い博物館でゆったりとした時間を過ごしませんか?
みなさんのご来館をお待ちしております(^^)


フロアスタッフ きただに さやの


2/11(木・祝)のワークショップは「ひとはくストラップづくり」でした。


恐竜やちょうちょなど好きな生き物の絵をえらんで色をぬり、オリジナルストラップをつくります。

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とてもステキなストラップができましたね♪

ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフまつだ

ヒメタツナミソウ標本画像.pngキカイタツナミソウ(ヒメタツナミソウ)Scutellaria kikai-insularis Hatus. ex T.Yamaz. アイソタイプ

キカイタツナミソウは初島住彦先生(1906‐2008)により、1971年に出版された琉球植物誌の中で新種として発表されましたが、タイプ標本の引用がなかったため、残念ながら初島先生がつけられたS.kikai-insularisという名は、有効に発表された学名になっていませんでした。1993年に山崎敬先生がFlora of Japanの中で東大総合博物館収蔵の清水孝浩氏採集の標本をホロタイプとして引用してキカイタツナミソウの記載を行い、初めて有効な学名として認められました。学名は正式には属名+種小名+著者名(=その分類群の名前を正式に発表した人の名前)+学名が発表された雑誌や本名、の順に並べます。そうすることで、その学名が何時、誰によって、何処に発表されたかがわかります。キカイタツナミソウの場合は、Scutellaria kikai-insularisの後に名前を考案した初島先生の名前、exの後ろに学名を正式に発表した山崎先生の名前がついています。清水孝浩氏は兵庫県在住の在野の植物研究家で、日ごろ頌栄短大に標本を送られていました。そのなかにキカイタツナミソウの標本が2枚あったため、1枚は重複標本ということで頌栄短大から東大に送られ、ホロタイプに指定されたわけです。当館の当該標本はアイソタイプということになります。

画像をクリックすると拡大されます (自然・環境評価研究部 高野温子)


  サンインヒエスゲC arex jubozanensis J.Oda & A. Tanaka(パラタイプ)
Carex jubozanensis J. Oda etA. Tanaka.jpg

今回ご紹介するのは、2004年に発表されたサンインヒエスゲというカヤツリグサ科スゲ属ヒエスゲ節に属する植物のパラタイプ標本です。学名の種小名jubozanensisはホロタイプの産地である鳥取県の鷲峰山(じゅぼうざん)にちなみます。

サンインヒエスゲ記載論文で引用されパラタイプとなった細見末男氏の標本は、当初ホソバカンスゲと認識されて収蔵庫に納められていました。20031月、ひとはくに新種発表のための植物標本調査に来られた織田二郎氏が、ホソバカンスゲ標本の束に入っていたこの標本を発表準備中のサンインヒエスゲと認識し、アノテーションスリップ(the annotation slip)を添付されました。アノテーションスリップとは、標本ラベルの学名が誤っていると認識した場合に、正しい学名と記入者の名前と日付を書いて貼り付ける小さなラベルのことです。左の写真の標本では標本ラベルのすぐ上に貼られています。
 織田氏が貼られたスリップは、厳密なことを言えば貼った時点においては論文発表前なので正式な学名ではなく裸名ですが(論文が審査されている途中で学名を変更することは時々あります)、本ケースにおいてはこの学名で論文として受理され正式な学名になったので、結果オーライといったところでしょうか。新しい分類群を発表する際には、出来るだけ多くの収蔵庫で標本を見て新種の標本が埋もれていないかを探し、分布域の推定を行います。織田氏らは新種発表の準備のため京大(KYO)、金沢大(KANA)、それにひとはくに足を運んで標本調査を行い、サンインヒエスゲの分布が若狭湾を挟んだ日本海沿岸地域であることを確認し、それら標本庫で発見したサンインヒエスゲ標本をパラタイプとして引用した。ということになります。


zyuboza.jpg    サンインヒエスゲの記載論文(
Oda et al. 2003 Acta Phytotax.Geobot. 54:127-135)の一部。 赤丸で囲った部分が、パラタイプにあたる標本の引用部分。赤下線部がひとはく収蔵の細見末男氏の標本。

 植物の名前は、採集した時にはきちんと分からないことがままあります。ひょっとして間違っているかも、、と思いつつも、とりあえず「この植物名にしておいて、そんなに大間違いじゃないだろう」という名前でラベルを作成してしまうことも(大きな声では言えませんが)あります。そうしないといつまでたっても標本整理が終わりませんし、標本庫に配架されなければ他の人の目に触れる機会も失うからです。標本庫にある標本の名前が合っている(=正しく同定されている)確率は実際は50パーセント程という報告や、生物の新種の半分以上は野外からではなく標本庫から見つかっている。という報告もあるくらいです。標本全部が名無しの権兵衛では博物館としても困るのですが、近いと思しき分類群の名前をつけておけば、将来その分類群の専門家がやってきて調査をしたときに、今回のように新種として認識されタイプ標本になる可能性もなくはないのです。 
(自然・環境評価研究部 高野温子)



M.mullerensis.jpgひとはくのタイプ標本紹介 その①


タイプ標本という用語を聞かれたことはあるでしょうか。学術標本の中でも特に重要なもので、ひとはくには昆虫や植物のタイプ標本が千点以上収蔵されています。

現生の生き物であれ恐竜に代表されるような化石種であれ、新種に学名をつけるときには、国際的なルールである命名規約に法った形で発表する必要があります。現生植物の場合は国際藻類・菌類・植物命名規約に従います。新種を発表するまでの大筋はどの生物群でも同じで、新種の形態的・生態的な特徴を詳細に記述し、近縁種との類似性や相違点について議論した論文を、査読のある学術雑誌等に発表するという手続きを踏みます。その際、論文には新種の存在の証拠となる標本を引用しなければなりません。それがタイプ標本です。いわばその種の「メートル原器」というわけです。これがなくなると、種を規定する「物差し」がなくなるわけで大問題です。ですので、タイプ標本は個人で所蔵するのではなく、公共性と永続性が担保された公立博物館に納めることが推奨されています。逆に言えば公立博物館は、それら標本を未来に継承する義務を負っているのです。

植物標本は他の生物群と異なり、虫害、カビ害や火災による消失のリスクがある一方、一か所で複数個体を採集することが比較的容易で同じ種の標本を多数つくりやすいため、リスク分散のために重複標本(同じ日、同じ場所で、同じ人が採集した同種の標本)を作って各地の植物標本庫に配布することが推奨されています。ですので、植物特有の命名規約上のルールとタイプ標本があります。タイプ標本の種類を説明すると、最も重要なのは記載論文で命名者が定めるタイプで、ホロタイプ(Holotype: 正基準標本)と呼ばれます。2021年現在、藻類・菌類・植物命名規約に従えば新種記載のホロタイプ標本の引用の際には、どこの植物標本庫にある標本かまで指定しなければなりません。往々にしてホロタイプにも重複標本が存在するからです。ホロタイプの重複標本で、指定された植物標本庫以外の標本庫に収蔵されているものはアイソタイプ(Isotype: 副基準標本)と呼ばれます。アイソタイプは植物命名規約にのみ出てくる用語です。ただタイプ標本がメートル原器とはいえ、生物には多少とも個体間変異があるのが普通ですから、変異の幅を示すためにも記載論文に標本が複数点引用されることが望ましいです。ですので、タイプ標本以外にも可能な限り多くの新種の標本を引用します。記載論文中に引用されたホロタイプ、アイソタイプ以外の新種標本のことをパラタイプ(Paratype: 従基準標本)と呼びます。

 ここでご紹介するのは、ボルネオ島のほぼ真ん中にあるミュラー山脈(Müller Range)の植物調査を行った時に発見された、ショウガ科の新属新種Myxochlamys mullerensisのアイソタイプ標本です。外国人がインドネシア政府から許可を得て調査研究を実施する際には色々と条件がつきますが、その中に「新種を見つけた場合は、ホロタイプをボゴール植物園に納めること。」というものがあります。ですのでホロタイプはボゴールに納めた標本を指定しました。その重複標本を京都大学総合博物館とひとはくに収蔵したので、ひとはくのMyxochlamys標本はアイソタイプというわけです。

ところで、「属」というのは似た種を集めて作る分類学上のカテゴリですが、この種を記載したとき、既存のどの属のカテゴリにも合わないので新属記載も一緒に行うことにしました。本種を記載した際には11種でしたが、その後別の種がみつかり、現在Myxochlamys12種となっています。

mullensis description.jpg      Myxochlamys の新属新種記載論文の一部(Takano & Nagamasu 2007)。

赤線で囲った部分がタイプ標本の指定箇所。標本の詳細情報(採取された産地、採集日、採集者番号)のあとに(Holo-BO; iso- HYO, KYO)とあるが、ここがタイプ標本が収められた植物標本庫を略称で指定している部分となる。BOはボゴール植物園(インドネシア)、HYOはひとはく、KYOは京都大学総合博物館の植物標本庫の略記号。Myxochlamysのホロタイプはボゴール植物園、アイソタイプはひとはくと京大総合博物館収蔵の標本である。という意味になる。

                                 (自然・環境評価研究部 高野温子)

ひとはく・ちがくレター(令和3年1月15日号)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>

はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」(佐藤研究員)
 アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。石けんが固まって完成するまでに約30分を要します。
 日  時:令和3年2月23日(火)13:0013:2013:4014:0014:2014:40の6回
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 定  員:各回4名(家族単位)
 参 加 費:300
 そ の 他:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=18096


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時:令和3年3月13日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)
 場  所:兵庫県立人と自然の博物館4階オープン・ラボ
 対  象:小学生以上
 定  員:6組(各回先着順)
 参 加 費:500
 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19066

<ひとはく以外が主催の企画>
企画展「となりの恐竜展」(静岡科学館)
 期  間:令和21219日(土)~令和3223日(火)
 場  所:静岡科学館(静岡市駿河区南町1425号エスパティオ810階)
 ★化石のレプリカをつくろう!(久保田研究員)【コロナウイルスの影響で中止となりました】
  時  間:令和3214日(日)13:0014:0015:00
  対  象:小学生以上
  定  員:先着順に各回30名限定
  参 加 費:無料
  所要時間:約40分/回
  そ の 他:当日12:00から会場にて整理券配布(先着順)
  https://www.rukuru.jp/webxml//showPDF.php?id=2601

次号は令和3年216日(火)に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
                                  恐竜タスクフォース 久保田克博


これで展示作品はすべてです。


17 ブラックベリー.jpgブラックベリー  (バラ科)
Rubus fruticosus L.

岡本智恵美 作 OKAMOTO Chiemi















18 シナアブラギリ.jpgシナアブラギリ  (トウダイグサ科)
Aleurites fordii Hemsl.

小原景子 作 OHARA Keiko















19 コウヨウザン.jpgコウヨウザン  (ヒノキ科)
Cunninghamia lanceolata (Lamb.) Hook.

寺川礼子 作 TERAKAWA Reiko







20 アネモネ.jpgアネモネ  (キンボウゲ科)
Anemone coronaria L.

永田有紀子 作 NAGATA Yukiko















21 アンスリューム.jpgアンスリューム  (サトイモ科)
Anthurium andraeanum Linden ex André

古本典子作  FURUMOTO Noriko














22 クロマツ.jpgクロマツ  (マツ科)
Pinus thunbergii Parl.

西田知子 作 NISHIDA Tomoko
















23 カラスウリ.jpgカラスウリ  (ウリ科)

Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim.

平井照子 作 HIRAI Teruko














24 シシユズ.jpgシシユズ [獅子柚子]   (ミカン科)
Citrus pseudogulgul Hort. ex Shirai

平岡俊輔 作 HIRAOKA Shunsuke








25 カエデ各種.jpgカエデ 寄せ書き  (ムクロジ科)
Acer spp.

中嶋恵子 作 NAKAJIMA Keiko

8種が描かれています
Acer truncatum マンシュウイタヤ
Acer crataegifolium ウリカエデ
Acer rufinerve ウリハダカエデ
Acer davidii (和名なし)
Acer amoenum ヤマモミジ
Acer palmatum イロハモミジ
Acer nikoense メグスリノキ
Acer buergerianum トウカエデ





26 アズマシャクナゲ.jpgアズマシャクナゲ  (ツツジ科)

Rhododendron degronianum Carrière

本田依子 作 HONDA Yoriko
























つづけて、教室のみなさんの作品です。
2回に分けます。

06 ヤマグルマ.jpgヤマグルマ  (ヤマグルマ科)
Trochodendron aralioides Siebold et Zucc.

岡本智恵美 作 OKAMOTO Chiemi















07 ブラシノキ.jpgブラシノキ  (フトモモ科)
Callistemon speciosus (Sims) Sweet.
寺川礼子 作



















08 ヘゴシダ.jpgヒカゲヘゴ [ヘゴシダ] (ヘゴ科)
Cyathea lepifera (J.Sm. ex Hook.) Copel.
Alsophila pustulosa Christ


小原景子 作 OHARA Keiko

日本では沖縄などに自生するヘゴの仲間。

園芸用に鉢植えにされることもあり、
ヘゴシダという名前が使われる。














09a レモン.jpgレモン  (ミカン科)
Citrus limon (L.) Burm.f.

中嶋惠子 作 NAKAJIMA Keiko

2枚セットです。











09b レモン.jpg










10 キリ.jpgキリ  (キリ科)
Paulownia tomentosa (Thunb.) Steud.

西田知子 作 NISHIDA Tomoko









11 タンバグリ.jpgタンバグリ[丹波栗]   (ブナ科)
Castanea crenata Siebold et Zucc. f. gigantea Makino

平岡俊輔 作

品種名 f. gigantea は大型の実を示しています。
牧野富太郎の命名とは初めて知りました。















12 アネモネ.jpg
アネモネ  (キンポウゲ科)
Anemone coronaria L.

上田朋子 作 UEDA Tomoko

地中海沿岸の自生で、いろいろな色の花があり、
園芸用に栽培されています。














13 オリーブ.jpgオリーブ (モクセイ科)
Olea europaea L.

古本典子 作 FURUMOTO Noriko











14 オトメツバキ.jpgオトメツバキ (ツバキ科)
Camellia japonica f. otome Makino

本田依子 作 HONDA Yoriko















15 ナス.jpgナス (ナス科)
Solanum melongena L.

平井照子 作 HIRAI Teruko

野菜はわかりやすいためか、

次のメキャベツも含めて、
親子でよく眺めていました。













16a メキャベツ.jpgメキャベツ・  (アブラナ科)
Brassica oleracea var. gemmifera (DC.) Zenk.

柳瀬都 作 YANASE Miyako

彩色画と鉛筆画の2作品です。

















16b メキャベツ.jpg

植物画展 『いのちの輝き』田地川和子教室作品を
2020/10/10から3Fオープンギャラリーで開催していましたが、
明日2011/1/7で終了となりました。

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記録のため、作品を画像とともに紹介します。

まずは、田地川和子先生の作品5点です。

01 ダイセキナン.jpgダイセキナン[大石楠] (ツツジ科)
Rhododendron maximum L.

田地川和子 作 TAJIKAWA Kazuko

北米原産のシャクナゲです。
大きい石楠花から「大石楠」との
名前になったようです。











以下4点は、1992年のひとはく開館のころに、田地川さんに描いていただいて
当館で所蔵している植物画です。

02 ヤマフジ.jpgヤマフジ (マメ科)
Wisteria brachybotrys Siebold et Zucc.

田地川和子 作 TAJIKAWA Kazuko













03 サクラバハンノキ.jpg
サクラバハンノキ (カバノキ科)
Alnus trabeculosa Hand.-Mazz.

田地川和子 作 TAJIKAWA Kazuko















04 カジノキ.jpgカジノキ (クワ科)
Broussonetia papyrifera (L.) L'Hér. ex Vent.

田地川和子 作 TAJIKAWA Kazuko













05 オオイタビ.jpgヒメイタビ (クワ科)
Ficus thunbergii Maxim.

田地川和子 作 TAJIKAWA Kazuko













(鈴木武)


























2021年が始まりました。
新年のひとはくサロンには、な!な!なんと!宝船が登場!
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ひとはくに ちなんだ七福神たち といっしょにパチリ!おともだちがポーズをとってくれたよ♪

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ひとはくサロンでは、みんなで願いごとをウロコに書いて完成させた
巨大アマビエ様も展示しています。
  
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こちらでは恒例ひとはくのおみくじ!さあ何がでるかな?
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ぼくは「大吉!」。今年の干支「牛」の絵がついてたよ。
おみくじは一人一回です、ひいてみてくださいね。

そして今日4日(月)と明日5日(火)のワークショップは
「とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。

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お湯で温めて やわらかくした樹脂粘土を本物のアンモナイトからとった型につめてつくります。
どんな色のアンモナイトレプリカができるかな~


6日(水)、7日(木)のワークショップは「ひとはく缶バッジづくり」です。
詳細はコチラをクリック ★

フロアスッタッフ一同 今年もみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

※ひとはくは1月8日(金)から2月8日(月)までメンテナンス休館です。

(フロアスタッフ いしくら まきこ)

新年あけまして おめでとうございます
本年も ひとはく を よろしく お願いいたします



ひとはくは、本日(1月3日(日))から1月7日(木)まで
開館しております(1月8日から2月8日まで休館です)。

フロアスタッフ手作りの宝船飾り や 開運おみくじなども
ありますよ。




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▲宝船飾り と 開運おみくじ






さて、月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

2021年1月3日は、晴れたり、うす曇りになったりと、
不安定な天気で、ときより強い風が吹くような日でした。

旗もしっかり、風に なびいています。



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▲エントランスホール前のようす
(背が高いセコイアは、冬でも緑色の葉をつけています)






1月の主な プログラム の ようす の報告です。



■フロアスタッフと研究員の協同で行われた
「ひとはく探検隊『チビクワガタをゲットしよう』」のようす は・・・



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▲さあ、この樹林の周辺でさがすよ~


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▲みなさん一生懸命ですね~。みつかったかな?







■「まゆだまコロコロ」の ようすは・・・


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▲カイコの幼虫がつくった「まゆ」に絵を描いたりして、コロコロします







■フロアスタッフの「デジタル紙芝居」のようすは・・・


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▲開始のすこし前のようす



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▲開始直後のようす





■「おはしの木材を観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

実体顕微鏡を使って、木材の断面を観察します。


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▲研究員の説明を聞いて、それぞれの箸の断面を観察中





■人と自然の会の皆さんの
「ひとはくのお正月 ~日本の昔あそび~」のようすは・・・

今年は、凧づくりの材料をご用意いただきました。

例年ですと、羽子板やお手玉、独楽なども用意されていて
いるのですが・・・、今年は残念ながらできません。



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▲人と自然の会の皆さんが丁寧にサポートされています。

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▲できあがった凧を深田公園であげています





■フロアスタッフのワークショップ「とてっても簡単!化石のレプリカづくり」のようすは・・・



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▲好きないろの樹脂を選んでつくっていますよ





1月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
こどもとむしの会の皆さん や 清水さん、古谷さん
が、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデー は、2021年3月7日(日)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
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