ひとはくに隣接する深田公園には、円形劇場と呼んでいる野外施設があり、
その上方に(年に何回か刈り取りがされ キレイに手入れされている)「のり面」があります。
その「のり面」では春になって、いろいろな草が生えてきて花を咲かせています。
「カラスノエンドウ」というマメ科の植物が咲いていて、若いサヤができて
いる個体を見つけたので 撮影していると・・・
▲カラスノエンドウの花と若いサヤ(果実)
その視線の先に・・・、
カラス(ハシボソガラス)が たまたま 歩いていたので思わずパチリ。
▲のり面を歩いている ハシボソガラス
少し離れたところで、「スズメノエンドウ」が咲いていたので撮影しました。
▲「スズメノエンドウ」の花
(写真の左端上方に「スズメノヤリ」の花が ぼやけて写っています)
これも、少し離れたところで、スズメの鳴き声がしたので、そ~と近づきパチリ。
撮影できました。
▲芝生地にいた スズメ
■「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」を観察しませんか?
<<観察ポイント>>
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「カラスノエンドウ」の若いサヤ(果実)を見つけたら、少し日を置いて、
①サヤの中のマメが大きくなってきたら、そのマメ(種子)の数は何個ですか?
もっと日にちを置いたら、
②サヤの色は、何色になっていますか?
③その後、乾いたサヤ(中にマメがない)は、どのようになっていますか?
「スズメノエンドウ」のサヤを見つけたら、
④サヤの中のマメの数は何個ですか?
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あなたのお住まいの周辺で、「カラスノエンドウ」、「スズメノエンドウ」を見つけてみませんか?
研究員 小舘 誓治