いろいろなところへ出向いて,多くの講義を行うのは,正直なところ,体力的に,そして,ルーチンの仕事もあるので,大変です.しかし,環境省・農林水産省・国土交通省がH27年に策定した「外来種被害防止行動計画~生物多様性条約・愛知目標の達成に向けて~」でも,外来種による被害を防止するための考え方と指針として,社会において外来種対策を主流化するために,まずは,「外来種問題とその対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成が必要です」と謳われています.自然史博物館は,まさに,生物多様性や生態系の重要性を社会に実装する場で,外来種問題を知り,理解し,行動する市民を育成することができる機関です.ヒアリ騒動を契機にして,外来種問題を正しく知り,正しく行動できる社会の実現に,博物館の研究員として,そしてアリの研究に生涯をかけて取り組んできた大学研究者として,少しでも貢献できればと思って,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)
2018年5月アーカイブ
いろいろなところへ出向いて,多くの講義を行うのは,正直なところ,体力的に,そして,ルーチンの仕事もあるので,大変です.しかし,環境省・農林水産省・国土交通省がH27年に策定した「外来種被害防止行動計画~生物多様性条約・愛知目標の達成に向けて~」でも,外来種による被害を防止するための考え方と指針として,社会において外来種対策を主流化するために,まずは,「外来種問題とその対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成が必要です」と謳われています.自然史博物館は,まさに,生物多様性や生態系の重要性を社会に実装する場で,外来種問題を知り,理解し,行動する市民を育成することができる機関です.ヒアリ騒動を契機にして,外来種問題を正しく知り,正しく行動できる社会の実現に,博物館の研究員として,そしてアリの研究に生涯をかけて取り組んできた大学研究者として,少しでも貢献できればと思って,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)
JR姫新線イベント列車「むしむし号」で行く 虫とり大作戦 in 西はりま天文台公園
今年も開催!!むし大好きなみんなのための、夢企画です!
昆虫の専門家、虫にくわしいお兄さん・お姉さんたちといっしょに 列車の中では「むしむしクイズ大会」と「車内むしむしたいけん」。 天文台で、思いっきり虫とりしちゃおう!
【開催日】 平成30年7月21日(土) 雨天決行 9時00分 JR姫路駅4番乗り場 集合
【参加費】 無料 ※ただし、JR乗車券は各自購入 (乗降駅~佐用駅の切符をお買求めください)
【対象・募集定員】 幼児~小学生とその保護者80名(応募多数の場合は抽選)
【申込方法】
下のチラシをダウンロードし、裏面の申込書に必要事項を記入の上、郵送またはFAXで下記まで。
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兵庫県西播磨県民局総務企画室総務防災課
〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都2-25
FAX: 0791-58-2328
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【申込締切】平成30年7月3日(火)必着
【問い合わせ】同上 TEL:0791-58-2113
【実施主体】
主催 兵庫県西播磨県民局
共催 姫新線利用促進・活性化同盟会,兵庫県立人と自然の博物館
協力 兵庫県立西はりま天文台、西はりま天文台公園、ひょうご環境体験館、佐用町昆虫館
昨年のようすです
むしむし号@姫路駅姫新線ホーム 車内むしむしたいけん むしとりのコツを指南 むしとりのようす
← このチラシのPDFファイル(裏面に応募用紙)
兵庫県西播磨県民局のホームページにも同じ情報があります。
(八木 剛)
5月27日(土)にフロアスタッフとあそぼう「のぞいて!ホタル」をおこないました。
みなさんホタルを見たことがありますか?
兵庫県では、成虫が夜に光るのは3種類。ゲンジボタルとヘイケボタルとヒメボタルです。
それぞれ姿や大きさ、光りかたが違います。
そして、棲んでいる場所も違います。
詳しくはホタルの発光(動画コンテンツ)をご覧くださいね。
黒い箱の中にホタルのくらす場所をつくります。
小川や田んぼ、木がたくさん生えた森など自由に描きました。
つぎに、ひかるヒミツの蓄光パウダーを水のりで溶いたもので、ホタルを描きいれます。
乾かして~、よ~く光に当てたら、いよいよ箱の中をのぞきます。
「うわっ光ってる!」「見えた!」「ぼーっと光ってる」「もっとたくさん光らせたいよ」などなど・・・
みなさん何度も光に当てて、発光を楽しんでいました。
本物のホタルにも出会える季節です。参加されたお友だちからも「このあいだ、ほんもののホタルみたよ」って!
みなさんも会えるといいですね。
さて6/2(土)、3(日)のフロアスタッフとあそぼうは、「古代のサイ アミノドンをつくろう!」です。
ご参加お待ちしています!
(フロアスタッフ いしくら)
神戸市で発見された古代のサイ「 ザイサンアミノドン」を知っていますか?
神戸層群吉川層(約3800万年前)から歯などの化石が産出したアミノドンは胴長短足で、
角はなく、現在のカバのように河川やその周辺で生活していたと推定されています。
6/2(土)、3(日)のフロアスタッフとあそぼうは、
「古代のサイ アミノドンをつくろう!」です。
アミノドンのペーパークラフトをつくってみませんか?
時間:13:30~14:00
場所:3階丹波の恐竜化石展示室
定員:20名 参加費:無料
※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。
3階丹波の恐竜化石展示室に、アミノドンの生体復元像や発見された歯の化石の展示がありますので、ぜひご覧ください。
ご参加お待ちしております。
フロアスタッフまつだ
外来種の侵入定着を防ぎ,地域の安全な暮らしを守るためには,外来種が定着・分布拡大する前に発見して,初期段階で駆除するのが,一番有効な手立てです.しかし,行政だけで,十分に,外来種監視の目を光らせるのは,なかなか難しいところです.そこで,京都府は,本年度から,行政と民間,そして市民の協働で,外来種の監視,駆除に取り組む「外来種バスターズ隊,監視協力隊」を立ち上げることにしたのです.このような試みを本格的な施策として,地方自治体が実行する試みは,これまでに例の無い,画期的なものです.
外来種バスターズを実施していくためには,対象とする外来種の選定だけにとどまらず,正確な自然科学の知識に基づいて,外来種の発見や駆除が行える人材育成にも,行政担当者だけなく民間企業や市民を含めて,広く取り組む必要があります.「思索し、行動し、提言する博物館」の研究員として,また「社会から信頼され評価される、世界水準の大学」の教員として,私がこれまでに人博や兵庫県大で蓄積した研究成果や啓蒙・教育活動のノウハウを生かして,この画期的な取り組みが成功するように,微力ながら支援していこうと思います.そして,この活動で得たノウハウを,地域の自然と安全な暮らしを守るために,兵庫県での環境施策や外来種対策に還元できるように,しっかりと学んできます(系統・昆虫 橋本佳明).
講習会では,まず,「ヒアリ対策A to Z」のタイトルで,なぜ,ヒアリが怖いのか,ヒアリの侵入ルートは2つ,各侵入ルートごとに,どのような対策が必要かを講義,続いて,岡山県が用意してくださった実体顕微鏡と,人博から持参したヒアリやアカカミアリの標本を使って,ヒアリやアカカミアリの一次スクリーニングの実技講習を行いました.さらに,今回は,特に,現場でヒアリに遭遇することが多い方々が対象でしたので,肉眼で,ヒアリやアカカミアリと,アリグモや在来のアリを区別するポイントについても講義してきました.倉敷市の港湾地区は,岡山駅から車でも1時間以上の距離があり,人博から近いようで遠い場所での講習会ということもあり,結構,体力的に疲れましたが,ヒアリ水際防衛の最前線におられる方々に,直接,講習をさせていただける貴重な機会となりました.
明日は,京都府の環境部自然環境保全課が計画している,行政と民間,市民の力を集結して外来生物対策にあたる「外来種バスターズ」組織委員会に参画してきます.これから,ますます,経済のグローバル化が進む中で,地域に,生物多様性保全に関わるセンターや自然史博物館があることが,いかに,外来生物対策に力になるのかを実感しています.人博の存在価値,そして,大きくは,日本の自然史博物館の意義をアッピールする好機ととらえて,少々,くたびれてきましたが,外来種から地域の方々の安全な暮らしを守る手助けのために,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)
こんにちは♪♪♪
暖かくなったり、寒くなったり、気温差がある日々が続きますが・・・
風邪などひいていませんか?
フロアスタッフのイベント案内です。
~6月のイベント~
フロアスタッフとあそぼう 13:30~
★ 2(土)・3(日) 「古代のサイ アミノドンをつくろう」
3階丹波の化石展示室
★9(土)・10(日) 「お出かけ画はくの日」~イネ科の植物を描こう!~
4階オープン・ラボ集合
外に出て、イネ科の植物を観察しながらかいてみよう!
★ 16(土)・17(日) 「カタツムリペーパークイリング」
4階オープン・ラボ
★ 23(土) 「川でさかなつり」
2階展示室
上流・中流・下流どんな魚がつれるかな?
★ 30(土) 「ササ舟をつくってみよう!」
4階オープン・ラボ
ひとはく探検隊 13:00~
★ 24(日) 「虫の赤ちゃんさがし」 隊長:櫻井研究員
4階ひとはくサロン集合
赤ちゃんってどんな形?公園でさがしてみよう!
博物館で楽しいひとときを過ごしませんか?
皆様のご来館、心よりお待ちしています。
フロアスタッフ にしぐちひろこ
JICA(独立行政法人国際協力機構)が行っている課題別研修のうちのひとつの研修として今日、ひとはくで6カ国の研修員の方々が研修を行われました。また、この機会に館内の展示を見学して頂きました。このようすをご報告します。
今回の課題別研修のテーマは「市場メカニズムを活用した持続的森林・自然資源管理」で、日本で5月13日から6月24日まで研修されています。世界6カ国(ブラジル・ホンジュラス・ケニア・レバノン・チュニジア・ウガンダ)から来られた研修員の方々ですが、研修員といっても学生ではなく、それぞれの国でこのテーマに取り組まれている専門家や行政の方々で日本の技術を学びに来られています。ひとはくでは今日1日GIS(地理情報システム)を用いた自然資源管理について学ばれました。
6カ国6名の研修員の方々。本日研修の講師を務めた本館の三橋弘宗主任研究員(右から3番目)、JICA関係者(両脇)とともに。
(左写真)スマホに「館ナビ」kan-naviアプリをインストールしていただき、英語の解説を見ながら各自の興味のある展示をご覧いただきました。館ナビには日本語や日本語(子ども用)の案内もありますので、次回ご来館の際にはお試しください。>> ご自身のスマホを使って「展示解説」が楽しめます!
(右写真)「世界の森」展示を見る研修員の方。自国から運ばれてきた展示物を見ていただきました。
(左・右写真)興味を感じていただけたのは、やはり兵庫県産の丹波竜タンバティタニスの展示です。母岩に含まれる様子を再現した模型の展示を熱心に写真に撮られていました。
左写真は、研修を終えられ出発される6カ国6名の研修員の方々です。三橋研究員(左手前)から豊岡での研修についての励ましを受けています。 これから豊岡市までバスで移動され、現地で研修を続けられるとのこと。遠く海外に来られてタイトなスケジュールで研修されるのは、体力的にもかなり厳しいことと思います。お体に留意され、6月24日まで研修を続けられるよう願っています。 生涯学習課 竹中敏浩 |
5月19・20日の両日、フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶタネ」を行いました。
みなさんは、「フタバガキ」という植物を見たことがありますか?
日本にはありませんが、熱帯雨林に自生しています。
木の高さは、およそ30~40メートル位ですが、70メートル近くになるものもあります。
タネは高い所から、回転しながら落ちます。
どんな工夫があるのか、タネの標本を見て模型を作りました。
完成したフタバガキのタネの模型を飛ばしてみました。
くるくるっと回りながら落ちるタネには、工夫があります。
二枚の翼を、少しずらしてV字になるように取り付けるのがポイントです!
みなさんも、タネの模型作りにチャレンジしてみてくださいね。
フロアスタッフ てらお ゆみこ
台湾で撮影したヒアリの生態写真(肉眼での印象に近い倍率)とヒアリ・アカカミアリの体色と在来アリの体色に比較表を掲載しておきます.見てわかるように,ヒアリは,むしろ茶色から黒っぽく見えるアリで,決して,赤いアリではありません.また,殺人アリと騒がれたことで,みなさんのイメージの中では,ヒアリは巨大なアリと思われている方が多いようですが,体長は,小型の働きアリで2mmぐらい,一番大きな働きアリでも6mmほど,女王アリも1cmぐらいの大きさです.アリ界では,ヒアリは中肉中背のアリです.ムネアカオオアリは働きアリでも体長1cmぐらい,女王アリは2cmもある日本で最大のアリです.
人博では,小型から大型の働きアリまで,実物のヒアリ標本を展示しているので,一度,実物を見に来てください.「百聞は一見にしかず」です.実物を実際に見ることができるのが,自然史博物館の良さ.そして,人博では,外来生物の事や生物多様性を学ぶことができるセミナーも多数開講しています.「百見は一考に如かず,そして,百考は一行に如かず」です.正しく知って,正しく怖がり,正しく行動できるようになれますよ (系統 昆虫 橋本佳明)
ひとはく & 森林動物研究センター (兵庫県立大学大学院環境人間学研究科共生博物部門) 大学院の魅力を1日で紹介します! 博物館での研究活動や野生動物管理に興味のある方ならどなたでも歓迎です。大学院の魅力を体験してください。また、一般の皆様にも興味深い内容となっていますので、ぜひお越しください。 |
■概要
日時:平成30年6月16日(土曜日)
定員:20名
受講料:無料
内容:第1部 大学院の研究紹介(13時~14時45分)*内容は下のとおり
第2部 各研究部による実演的な研究紹介(14時50分~16時00分)*内容は下のとおり
申込締切:6月14日(木曜日) ※先着順とします
備考:大学院への進学の相談にもご希望の教員が直接対応します.
■お申し込みはこちらから>> ひとはく&森林動物研究センター 大学院公開セミナー 申込
■チラシのダウンロードはこちらから>> 大学院公開セミナーチラシ
■内容詳細
ひとはく および 森林動物研究センターの大学院(兵庫県立大学環境人間学研究科共生博物部門)では、修士課程の大学院生および社会人学生の受け入れを積極的に行っています。今回の「人と自然の博物館・森林動物研究センター 大学院公開セミナー」は、博物館での研究活動や野生動物管理の実践に興味のある大学生や一般社会人向けの公開セミナーです。
セミナーの第1部では、地球科学・系統分類・生態・環境計画・生物資源・森林動物の6研究部門の教員が、各部門15分ずつ、自然史や人と自然のあり方についての様々な研究を紹介します。
第2部では、研究部門に分かれて、標本資料や動画等を用いた研究の紹介、収蔵庫やジーンファームの施設公開などを予定しています。
研究部門 | 第1部 13:00~14:45 | 第2部 14:50~16:00 |
6研究部門の教員が、各部門15分ずつ、研究を紹介します。 三枝春生准教授 『篠山層群(中生代前期白亜紀)から産出する脊椎動物化石の研究について』 太田英利教授 高橋鉄美教授 『生態研究部門の研究紹介』 赤澤宏樹教授 『公園・街路樹のつくりかた』 石田弘明教授 『里地里山の生物多様性の保全に向けて』 横山真弓教授 |
『顕微鏡観察による珪藻化石を用いた古環境研究の紹介』 | |
『乾燥標本収蔵庫の昆虫標本の実見』 | ||
『動画を用いて紹介する「動物行動学」の魅力』 | ||
『深田公園の自然のデザイン』 | ||
『ジーンファーム(野生植物を育成・増殖するための施設)を活用した活動の紹介』 | ||
『野生動物の骨格標本と動画を交えた研究紹介』 |
大学院の詳細は、HPからもご覧いただけます>> http://www.hitohaku.jp/shizenken/kyousei/
このセミナーは大学院進学希望者だけではなく、一般の皆様も対象としていますので、お誘い合わせの上、ぜひお越しください。
兵庫県立人と自然の博物館
主任研究員 和田年史
「はかせと学ぼう ~アンモナイト石けんつくろう!~」を行いました~(^▽^)
あか、あお、きいろにみどり、好きな色の石けんをつくろう!
石けんをつくる前に、佐藤研究員からアンモナイトのお話。
2メートルもあるアンモナイトが見つかったこともあるんだって!
おとなよりもずっと大きい!
石けんのもとを溶かしたら、型に流しこみます。
(どんな石けんができあがるのかドキドキ!)
固まるまで約30分...
ステキなアンモナイト石けんができました~!
色もとってもさわやかですね!
母の日のプレゼントにする!というお友だちも。
きっと最高のプレゼントになりますね!
たくさんのご参加、ありがとうございました(*^▽^*)
教職員・指導者セミナーは、夏休みの7月30日~8月3日に集中して開講し、レベルアップや苦手克服にも対応できるセミナーです。中堅教諭等資質向上研修(10年経験者研修)や初任者研修としても活用できます。 |
■タイムテーブル
今年度は7月30日(月)~8月3日(金)に開講しますが、タイムテーブルは下のようになっています。
■申し込み方法
○「申込書」(学校等に配布したもの、またはホームページよりダウンロード)に必要事項を記入のうえ、FAXまたは郵送、もしくはホームページからお申し込みください。
お申し込みはこちらからどうぞ>> 教職員・指導者セミナー一覧
○
○定員を超えたセミナーについては、抽選により受講者を決定します。
○定員に満たないセミナーは、7月15日(日)を最終締め切り とし、先着順にて定員まで募集を行います。
○受講決定通知は、一次締め切り終了後から所定の手続きをした上で、学校長または所属長宛に送付します。受講決定通知は、当日の入館証を兼ねていますので、必ず持参してください。
○教職員・指導者セミナーのお問い合わせは 079-559-2002 へ電話か seminar@hitohaku.jpへメールで 生涯学習課 教職員・指導者セミナー担当までご連絡ください。
■セミナーガイド
○ひとはくのセミナーガイドをダウンロードされる場合はこちらからどうぞ。>>
「セミナーガイド2018(全体)」 「セミナーガイド2018(教職員・指導者セミナーページ)」
5/13(日)の「画はくの日」は、昨日と同じ ~アメリカマストドンを描こう~ を行いました。
1階展示室にいるマストドンをじっくりみて、絵をかいてみよう♪
アメリカマストドンは高さが約3mある、とても大きなゾウの仲間です。
マンモスに似ていますが、実は頭の形も歯の形も違います。
マストドンの歯は山のような突起が並んでいますが、マンモスはギザギザが無い洗濯板のような歯が特徴なんですよ。
正面、横、おしりから色んな角度で描いて頂きました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
次回の画はくの日は、6/9(土)・10(日)です。
外に出て、イネ科の植物を観察しながらかいてみよう!
色鉛筆など道具は貸出します。
▲くわしくはタイトルをクリックしてください。
フロアスタッフまつだ
講義では,まず,ヒアリを正しく知って,正しく怖がるために,「なぜヒアリが怖いのか」から講義をしました.ヒアリが怖いのは殺人アリだからではなく,ヒアリの侵入定着を許すと,地域の生態系や生物多様性だけでなく,農業や商業活動という人の営みにも大きな被害をもたらし,さらには自然を愛好する文化までを破壊するモンスターだから恐ろしいのです.そして,アリと言う生き物の凄まじい繁殖力と,それ故にヒアリの駆除は難しいこと,それでは,その強敵に,どのように,立ち向かえば良いかを,できるだけ具体例をあげて,お話しをさせていただきました.
実習では,持参した在来のアリと,ヒアリ,アカカミアリの標本を各テーブルにお渡し,岡山県に用意いただいた実体顕微鏡を使って,参加者の方々にヒアリとアカカミアリのスクリーニングを体験していただきました.顕微鏡の標本画像をスクリーンに投影する装置で識別のポイントを解説しながら,参加者のところを回って,一緒に顕微鏡を覗き,さらには,その合間にテレビ局のインタビューも受けるという,かなりハードな実習講義でした.しかし,人博で作成したヒアリとアカカミアリの一次スクリーニングの教科書を開いて,実体顕微鏡を使うのが初めてという方や,老眼で顕微鏡を覗くのに苦労されている方が,一生懸命にアリの標本を見ておられるので,へこたれるわけには行かず,頑張りました.実習では,参加者の皆さんが,実際にヒアリの標本を見て,思っていたよりもヒアリが小さいと驚かれていたのが印象的でした.すぐにヒアリやアカカミアリを同定できるようになるのは無理だとしても,実物を知ったことで,他のアリをヒアリやアカカミアリと簡単に間違えることはなくなるに違いありません.博物館でヒアリの展示を作り,実物の標本を配架している意義も,ここにあります.実物を多く保管している博物館は,外来生物の問題でも,一番役に立つところなのです.
岡山県では,さらに,倉敷市で港湾関係者を集めて,ヒアリ対策講習会を開催される予定で,そこでも講師を務めることになっています.外来生物問題と地域の自然や生活を守るために,人博と兵庫県も頑張ってますが,岡山県,さらに頑張っておられます.(系統 昆虫 橋本佳明).
アメリカマストドン と マンモス はどう違うのかな?
はじめに簡単な説明とクイズをしてから、お待ちかねの お絵かきタイム!
とっても大きなアメリカマストドンを見上げながらも、みなさま一生懸命描いてくれています。
えんぴつで下書きをしてから色をぬったり、下書きなしで直接クレヨンで描いたり。
人によって まったく描き方が違うのが面白いですね。
出来上がった絵も個性があふれていて、どれも本当に素敵な作品ばかりです。
本日描いていただいた作品は約1ヵ月、4階ひとはくサロンに掲示しています!
ぜひ見に来てくださいね♪
ご参加のみなさま、ありがとうございました☆
明日も画はくの日「アメリカマストドンを描こう」を行いますので、どうぞご参加ください!
フロアスタッフ ふじわら
5月9日に,芦屋市環境衛生協会主催で開催された市民向けの害虫対策講習会で,ヒアリの講演をしてきました.
平日にもかかわらず,100名近い方々が講習会に参加してくださり,講演する方としても熱が入りました.
ヒアリは殺人アリ?
講習会は,蚊が媒介する病気の話とその対策と,ヒアリ対策のお話の二本立てでした.昨年度,ヒアリは殺人アリだと騒がれたこともあり,人への刺噛被害に,どうしても,皆さんの関心がいきがちです.私も,神戸で日本初のヒアリ侵入が発見された当初は,米国では年間,何人もの人がヒアリで亡くなっているという情報もあり,ヒアリは怖いアリだと思っていました.しかし,その情報をよく調べてみると,必ずしも,科学的な根拠に基づくものではないことがわかりました.例えば,何かの虫に刺された一般の方が,正確に,その虫をヒアリと同定できるわけはなく,ハチやアリのような虫に刺されたという報告例の中から,これは,ヒアリに刺されたのだろうという推定に基づく数字のようでした.そこで,住居環境などが日本に似た台湾に直接,出向いてヒアリ被害の現状を伺ってくることにしました.台湾は,米国からヒアリが侵入して10年になります.台北にある保健所で話を伺うと,ヒアリによる台湾での死亡例は,これまでに0人で,ヒアリに刺された多くの方は,薬局でヒスタミン軟膏等を買って,自分で対処されているということでした.私も,その時にヒアリの野外調査を行い,2回ほどヒアリに刺されました.刺された瞬間は,かなりの痛みがありましたが,その後は,少し赤く腫れただけで,特に,体に異変を感じることはありませんでした.もちろん,ヒアリによるアナフィラキーショックが起こるかどうかは,刺された人の体質によるところが大きいので,安心はできません.しかし,殺人アリという表現は,少々,大げさであることがわかりました.
ヒアリが怖いわけ
ヒアリの侵入と定着を許すと,怖いのは,ヒアリがアリだからです.アリは,卵を産むのと長生きするのが仕事の女王アリと,雑用をこなす働きアリが一緒に,家族で巣を作って暮らす昆虫です.産卵マーシンの女王アリは毎日膨大な数の卵を産むことができ,ヒアリの女王アリは1日1000個以上の卵を産むことが知られています.その結果,ヒアリの巣にいる働きアリの数は,6年ぐらいで,20万匹を超えるまでに増殖します.ヒアリは雑食性で,花の蜜から種子,動物,時には,機械油までを餌にすることがわかっています.このため,中国では農作物の花がすべてヒアリに食い荒らされて,巨額の農業被害が生じたり,米国では電気ボックスなどにヒアリが入り込み,ケーブルなどを齧ることで停電などの経済被害まで起こっています.ヒアリは,単に健康被害を引き起こす衛生害虫ではなく,農業から産業まで,人の営みすべてに大きな被害をもたらすモンスターなのです.さらに,ヒアリを駆除するためには,いくら働きアリを殺しても意味がありません.何十万匹という数のアリの中から,産卵する女王アリをピンポイントで攻撃し,殺さないと駆除することはできないのです.ヒアリが本当に怖い理由は,こうしたアリという生物の特徴にあります.ヒアリを正しく怖がり,ヒアリと正しく戦っていくためには,まずは,ヒアリやアリという生き物の事を正しく知る必要があります.
博物館には,アリを研究する私のような,基礎的な自然史研究に取り組む多彩な研究員がいます.ヒアリと正しく戦うために,アリという生き物のことを正しく知る必要があるように,外来種問題をはじめ,生物多様性や生態系の保全や県民の安全な暮らしを守るためには,実は,博物館が有する自然科学の成果が役に立つことを,ヒアリは示してくれました.今後も,微力ではありますが,これまでの研究成果を,少しでも社会に還元できるように,尽力してまいります(系統 昆虫 橋本佳明)
ゴールデンウィーク最終日の5/6(日)、
フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく宝さがしラリー」
をおこないました!!
この日はイベントもりだくさんのキッズサンデー!
たくさんのお客様が参加してくださいました\(^o^)/
宝の地図をもって謎をとき、ひとはくにあるお宝をさがそう!
展示をよーく観察すると、いつもは気付かなかった面白いものが見つかるよ!
そんな展示の中にあるお宝を、みんなにさがしてもらいます♪
まずは、やり方の説明です。
みなさん、真剣な面持ちで聞いてくれてますね。
さぁ!スタートです!!
保護者の方と相談しながら、えんぴつ片手に、謎をときます。
みんなじっくり観察してくれていますね☆彡
答え合わせをしましょう!
全問正解のお友達もたくさんいましたよ(^_^)v
参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!
5/12(土)・13(日)のフロアスタッフとあそぼう
「画はくの日」
博物館の展示をじっくりみながら、絵を描いてみましょう。
色鉛筆など道具は貸出します。何を描くかは、来てのお楽しみ♪
みなさまのご参加をお待ちしております!!
フロアスタッフ かどはま
月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
5月のKidsサンデーは、朝は晴れていましたが、午後から風が強くなって
曇りだしました(不安定な天気です)。
春ですね~。
博物館のまわりでは、ヒラドツツジの花がたくさん咲いています。
▲ヒラドツツジの花がきれいに咲いています
博物館の入口近くではコシアカツバメの巣づくりも始まっています。
▲先月中旬から つくり始めたコシアカツバメの巣
(くちばしに泥だんごをくわえています)
Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。
午前中は、
まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『ツツジのなかまの花や葉っぱをかんさつしよう!』」や
「泥だんごをつくろう!」が行われました。
『ツツジのなかまの花や葉っぱをかんさつしよう!』では、
みんなで深田公園にでて、ツツジのなかまをさがしま~す。
▲深田公園でツツジのなかまを見つけました
▲ヒラドツツジの花をじっくり観察中!
ヒラドツツジの花や葉っぱには、どんな特徴があったかな?
「泥だんご を つくろう!」は、エントランスホールの前の芝生地で
実施されました(このプログラムは、午後も行われました)。
▲エントランスホール前の芝生地で実施されました
▲みんな集中して 泥だんご を つくっています
みんな上手につくっていましたよ。
それから
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンのひとはくナイトミュージアム』」が
上演されたり、「展示解説『 ボルネオ ジャングル探検ツアー』」が行われました。
『 ボルネオジャングル探検ツアー』では、クイズに答えたり、ドリアンの果実の重さや匂いを体験するなど
していましたよ。
▲ボルネオジャングル探検ツアーの様子
午後は、
フロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『ひとはく宝探しラリー』」や
「デジタル紙芝居『アンモナイト物語』」が 行われました。
『ひとはく宝探しラリー』では、ルールのお話を聞いてからスタート。
小さな来館者は、家族で探したり、フロアスタッフのお姉さんに聞いたりして探していましたよ。
▲『ひとはく宝探しラリー』の様子
デジタル紙芝居『アンモナイト物語』では、たくさんの来館者で
アースシアターは熱気ムンムンです。どんなアンモナイトが登場していたのかな。
▲『アンモナイト物語』の紙芝居が始まる直前の様子
2階の多様性フロアでは、
ひとはく連携活動グループの 人と自然の会 の皆さんによる
「パネルシアター『おおきな かぶ』、『さんびき の こぶた』」が
上演されましたよ。
『さんびき の こぶた』では、タンバリンやスズ、手作りの打楽器(?)などの効果音が・・・。
すごいですね~。
▲パネルシアターの様子。効果音もバッチリです
午後の研究員によるプログラムは、
『解説!丹波竜の骨格模型』や
「サンデーさーくる『葉っぱぐるぐるをつくってあそぼう!』」が行われました。
『解説!丹波竜の骨格模型』では、4月27日から展示されている丹波竜(タンバティタニス・
アミキティアエ)の全身骨格模型(10分の1の大きさ)と頭骨模型(実物の大きさ)も
含めて恐竜化石の詳しい説明が行われました。
▲新しく展示された丹波竜の頭骨模型の解説中!
『葉っぱぐるぐる を つくって あそぼう!』では、研究員から
葉っぱのお話を聞いてから、いろんな葉っぱを使って、
葉っぱがぐるぐる回る おもちゃをみんなでつくりました。
▲研究員が葉っぱの話をしています
▲こうやって、つぎは こうやって・・・・ ▲お父さんも 「葉っぱぐるぐる」 を しています
うまくできたかな?
<ちょっとした出来事 その1>
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2階 生物多様性フロアには、「ひょうごの昆虫」という標本
展示があります。
この展示は、兵庫県で見られる昆虫の標本を展示しています。
その展示で、少年3人が標本を指さしをしたりしています。
そ~と近づいて聞き耳を立てると・・・
「次は、コアシナガバチ をさがそう―」と三田市内に分布があるハチの名前を
言って、展示している標本の中から探すことをしていました。
声をかけて『昆虫は好き?』と聞いてみると、小さい来館者
の男の子に「こんちゅう って?」と逆に聞き返されました。
この少年3人は、三田市に住んでいる小学校 5年生のお兄ちゃんと、
2年生の男の子(小さい来館者)の2人でした。
▲一生懸命に昆虫の標本を見ている? 少年たち
▲昆虫標本の前で記念撮影です。ハイ、ちーず!
再び『「ムシ」が好きなの?』と聞くと、「そうでもない。」と
(あっさり)応えが帰って来たので、『あっ、そうか。』と
(声のトーンが さがりぎみに)言ってしまい、なぜか
さびしい気持がしました。
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<ちょっとした出来事 その2>
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4階 の「ひとはくサロン」と呼んでいる場所には、休憩
コーナー、図書コーナー、さわれる標本のコーナーなどが
あります。
その「ひとはくサロン」のテーブルで、地学関係の研究員が
小さな来館者(男の子)とその家族に対応をしていました。
近くで話を聞かせてもらうと、どこかで見つけた石などを
研究員に見てもらっている最中でした。
男の子が持ってきてくれたケースの中には、ジュースの王冠
やスーパーボールなど、いろんなものが入っている中に、
石(化石を含む)も たくさん入っていました。
たぶん、彼の宝箱なのでしょうね(おじさんも 宝箱
もっているよ!)。
石の中には、植物の化石も入っていたようで、「ひとはく
サロン」に展示されている「さわれる化石」を研究員から
紹介されていましたよ(あごヒゲを生やした方は、
男の子のパパです)。
▲研究員に見てもらっている小さな来館者とその家族
▲ひとはくサロンのさわれる化石を見ています
宝箱の中には、植物化石の他に、どんな石が入っていたのかな?
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次回の Kidsサンデーは、2018年6月3日(日)に行われます。
ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!
Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨年に引き続き、今年は6/24(日)・7/28(土)・7/29(日)・8/11(土)の全4日間の日程で、『海の生きもの調べサマースクール in いえしま』を開催します(申し込み締切日は6月10日(日) です)。
このセミナーは、海辺の生きものや自然環境に興味をもつ小学5年生または6年生を対象に、姫路市沖の「いえしま自然体験センター」を拠点として活動するサマースクールです。初めて開催した昨年の様子を以下に紹介します。
昨年のセミナー参加者が取り組んだ研究テーマは「魚の口の長さ調べ」・「家島にいたヒトデの研究」・「ヒメハゼの研究」・「ヤドカリの貝殻の違い」・「磯の生き物調べ」・「ウニの移動について」・「魚の体」・「イシダタミ貝の研究」などでした。このセミナーでは、オリジナルの夏休み自由研究もサポートします。ぜひ一緒に面白い研究に取り組みましょう。
(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)
ゴールデンウィークも後半になりました。
ただいま博物館の4階ひとはくサロンで、ゴールデンウィーク特別企画「チョウがいっぱい!」を行っております。
チョウの羽に絵を描き、モビールにしてひとはくサロンの天井につるしてみませんか?
4階ひとはくサロンをチョウでいっぱいにしましょう!
花柄、水玉もよう、ハートに
にじいろやチョウのもようを描いて、色とりどりのかわいいチョウがいっぱい!
ゴールデンウィーク特別企画「チョウがいっぱい!」
開催期間:~5/6(日)まで
参加費:無料
※ゴールデンウィーク後も「チョウがいっぱい!」の作品は、しばらくのあいだ展示します。
イベントもいっぱい!な「ひとはく」に遊びにきてください♪
フロアスタッフまつだ
特注セミナー概要説明
この実習は、ひとはくの「特注セミナー」という講座をご利用いただいています。講師を務める和田主任研究員(海洋生物学・頭足類学)と生野研究員(古生物学・地質学)からセミナーについて説明を行いました。また、あわせて和田研究員から科学系人材を目指す生徒さんたちを意識して「博物館の学芸員という仕事」というテーマでもお話をさせていただきました。(写真右)
「解剖して"イカ"を知ろう!」・・・和田年史主任研究員
和田研究員から、模型を使ってイカのからだの構造や生態について説明を行ったのち、2人1組でスルメイカの解剖を行いました。ふだん食品として売られているスルメイカでも、いざ解剖となると恐る恐る解剖ばさみを入れていくこととなります。
でも慣れてくると、講義として聴いたからだの構造を、実際に目で見て触って確認をしていました。科学は、実物を目で見て手で触れることから始まります。今日の感触を忘れないでいてくださいね。
「化石のレプリカを作って標本にしてみよう」・・・生野賢司研究員
化石レプリカの雌型をもとに、熱可塑性のプラスチック粘土を用いてアンモナイト4種の化石レプリカを作成しました。その後、生野研究員からアンモナイトの産地のひろがりや産出年代について学びました。アンモナイトの世界的なひろがりは意識できたでしょうか。
博物館館内見学
(左写真)「兵庫県南部地震建物被災状況図」に見入る生徒たち。阪神淡路大震災を起こした兵庫県南部地震では堺市でも震度4を記録していました。しかし、今の高校生が生まれる前のことです。展示をもとに少しでも実感を持ってくれることが、将来の東海地震、南海地震に備えることとなるでしょう。
(右写真)ヒアリの展示に見入る生徒たち。昨年、マスコミでも大きく取り上げられたヒアリの日本への侵入ですが、ヒアリとの戦いは始まったばかりです。ただしい知識を身につけてくださいね。
大阪府立泉北高校は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校のひとつで、特に総合科学科は、実験・実習を数多く取り入れ、生徒の科学的感性の育成を目指しておられます。来館してくださった生徒さんたちが、科学の基本であるNaturel Science=博物学を、自らの科学的な素養として将来の社会貢献に生かしてくれたら、博物館としてこの上ないことです。
生涯学習課 竹中敏浩