12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
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11月20日には、中瀬勲館長による
ワークショップ「日本庭園の伝統と海外での多様な展開」が開催されました!
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
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11月20日には、中瀬勲館長による
ワークショップ「日本庭園の伝統と海外での多様な展開」が開催されました!
「日本の庭は何処から? そして、何処へ?」というサブタイトルで、
日本庭園の「曲水」の原点や、海外で日本庭園の要素が反映されている事例の紹介、
日本庭園の情緒的自然観、館長自らが作庭に携わった
カナダ・エドモントンの「KURIMOTO JAPAN GARREN」の事例などを
ご紹介いただきました。
とくに、日本庭園は「否定の美」「引き算の美」であること、
エドモントンの作庭に隠された裏話など、
参加された皆さんは興味津々のようでした。
この会場である花洛庵さんの町家にも、立派なお庭や坪庭、茶室があり、
それを事前にじっくり見られた館長。
スライドを直前に追加され、町家の庭には、戸を開け放つと風がとおり、
夏でも気温が5度程度は下げる、自然と生活するためにうまく考えられた
仕組みがあることをご紹介されていました。
お庭のお話を聞くにはぴったりの京町家ならではロケーションの中、
皆さん入り込むように熱心に講座を拝聴されていました。
そんな町家のお庭と自然史の展示物がうまく調和した
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」に、
どうぞ足をお運びください!
(自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)