【小さな学校キャラバン】第5弾!!
行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 神河町立越知谷小学校 2014/11/18 ~
第5弾の小さな学校キャラバンは、秋も深まる神河町の越知谷小学校です。山はすっかり紅葉で色づいていました。この日はオープンスクールの期間中ということで、保護者の方や地域の方にもキャラバンのことをお知らせいただいたそうです。中に入ると、うれしい歓迎の言葉が...
越知谷小の校舎には、地元の木材が使われています。この温かみのある校舎で児童43名が学んでいます。
当日は10時前に来校し、準備開始です。まずはツキノワグマを下ろしてっと...。最近この地域に出没するようになったそうで、ぜひ間近で本物を見たいという学校のリクエストにお応えしました。
ゆめはくの中は昆虫の展示です。11時頃には設営が完了しました。
11時20分から見学がスタート!まずは3・4年生がやってきました。
めずらしい鉱物や間近で見るクマに興味津々でした。
11時40分からは、5・6年生の見学です。アンモナイト化石をさわってみたり、昆虫標本をじっくり観察しました。
お昼は児童の皆さんと給食をいただきました。スタッフにとっては、うん十年ぶりの給食...(正直なところ、これを楽しみにしていたメンバーもいました 笑)子どもたちの笑顔に囲まれて、とってもおいしかったです。
午後一番に、幼稚園の園児4名も見学に来てくれました。ゆめはくの中に入るなり、「わぁ〜!」という歓声とともに園児たちの拍手が!これはスタッフにとってうれしい驚きでした。
13時半からは、1・2年生(展示の見学)、3・4年生(昆虫観察)、5・6年生(植物観察)の3グループに分かれ、それぞれセミナーをおこないました。
1・2年生は、標本を観察しながら「チョウとガの見分け方」や「モルフォチョウの光るしくみ」などのお話を聞きました。
3・4年生は、学校の近くにいる昆虫のお話を聞き、実際にさわって観察しました。ちなみに、学校の周りにはカメムシがとても多いそうです。そのカメムシにもいろんな種類がいることを学びました。
5・6年生は、学校から出て川沿いにどんな植物が生えているか観察しました。見慣れた風景の中に、実はたくさんの植物があることを知りました。
終了後の子どもたちの感想の中には、「知らないことがわかってよかった」「三田のひとはくに行ってもっと見たい」といった声がありました。今回のキャラバンが、新たな学びのきっかけになればうれしいです。
また先生からは、「今日のキャラバンでの子どもたちの反応は、明らかに普段とは違い、とても集中していました」といった声もありました。
キャラバンでの学びがどんな効果をもたらすのか、今後整理していきたいと思います。
私たちスタッフにとっても、学びと刺激に満ちた学校キャラバンでした。
小さな学校キャラバン隊