『小さな学校キャラバン』 第3弾!! キャラバン in 道谷小
11月12日(火)、小春日和の中、国道29号線沿い鳥取県との県境に近い山間の小さな小学校「宍粟市立道谷小学校」に行って参りました。
道谷地区(どうだに)では、昭和58年から32年間にわたり、200名以上の山村留学生を受け入れてこられました。
※ 現在、「山村留学生」の募集は終了しています。
今年度の道谷小学校の児童は、地元小学生5名と山村留学生4名を合わせ、全児童数9名です。
ここには豊かな自然と地元の人々との温かいふれあいがあり、子どもたちがたくましく健やかに成長するすばらしい環境が残っています。
しかし、残念ながら子どもたちの減少にともない、同校は今年度をもってその歴史を閉じることとなっています。
◆では、この度のキャラバンの様子をご紹介します。
①ゆめはく号がやってきた!
②キャラバン展示準備中でーす。 ③準備を終えた『ゆめはく号』! ④大きな展示ができました。
⑤PM1:00~PM2:00 授業『道谷の植物』高橋 晃(たかはしあきら) 先生
《高橋先生のお話》 《地元の方も多数参加》 《熱心に耳を傾ける子供たち》
地元の方から、薬草や毒のある植物について質問があり、話は大いに盛り上がりました。
また、最後に高橋先生から子供たちに、「地元の年輩の方々が経験し、知っておられる『知恵』を今のうちにたくさん聞いておいてほしい」とのお話も。
⑥PM2:00~3:00 展示見学&解説
《写真で見る展示コーナー》
〔1〕古谷先生の展示解説(鉱石・ゾルンンホーフェン化石・丹波竜)
〔2〕展示物・ゆめはく号の見学(ティラノサウルスのレプリカ・鉱石・植物画・植物写真・ダイコクコガネ大型模型・昆虫標本)
◆ゆめはく号、みんなでパシャリ!
⑦PM3:00~ 閉会式
《閉会式の様子》 ◆一人ずつ感想を言いました。 ◆先生方に「ありがとうございました。」
⑧さようなら『ゆめはく号』
ゆめはく号は道谷小学校を後にしました。
この度は、道谷小学校にお呼びいただき、「小さな学校キャラバン」としてキャラバン展示と研究員によるセミナーを開催させていただきました。
地元の皆さんにも多数お越しいただき、大盛況の内に終えることができ大変嬉しく思っております。
福田善彦校長先生が、校報『ひろば』4月号に、「この1年は、道谷小学校にとって集大成の年に当たります。こどもたちは勿論、地域のみなさまにとっても、惜しまれる学校、誇れる学校として閉校を迎えたいと思います。」と記されています。
その重要な年の1ページに「小さな学校キャラバン」を選んでいただいたことに感謝します。
道谷小学校の皆様にとって、残りの年月がより充実したものとなりますようお祈りいたします。
◆◆それでは、最後に記念撮影です。◆◆
みなさん、これからもお元気で、そしてまたいつかぜひ「ひとはく」へ!!
小さな学校キャラバン隊