「ウマ」にちなむ虫や植物です。
まずは昆虫から。
マグソコガネ(馬糞黄金)ウマノオバチ(馬之尾蜂)アメンボ(中国語で水馬)
マグソクワガタ(馬糞鍬形)マグソガムシ(馬糞牙虫)カマドウマ(竈馬)ウマオイ(馬追)
の標本を展示しています。
マグソコガネが「馬グソ」に並んでいます。
「馬グソ」が付く昆虫は、ウマ、ウシなど大型草食獣のフンを食べる昆虫です。
ウマノオバチ(馬尾之蜂)です。
馬の尾の毛のように見えるのは、長い産卵管です。
クヌギの幹の中にいるシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつけるといわれています。
一体どうやって見つけるんでしょうね。
クツワムシ(轡虫)とかヤスデ(中国語で馬陸)とか探せばいくらでもでてきそうですが
こんなところで…
このあたりが馬にちなむ植物がでています。
標本などでアリマウマノスズクサ(有馬馬鈴草)ウマノアシガタ(馬之足形)コマツナギ(駒繋)オシダ(中国名が綿馬)を展示しています。
アリマウマノスズクサは六甲山でよくある植物ですが、夏緑性ですので冬には見れません。
「馬」が2つも重なります。植物画も出しています。
生植物でウマスギゴケ(馬杉苔)トクサ(英名がHorseTail)を展示しています。
上の写真はウマスギゴケで、馬のたてがみのようにふさふさした帽子があることに由来するともいわれています。
コイン写真はフィンランドの50ペンニア硬貨です(現在は使用されていません)。
☆の模様のようなのはウマスギゴケといわれています。
(鈴木武)