秋ですね~
秋は、鳴く虫の季節です。
虫の声を愛でるのは、わが国の文化です。
ちょっと意識を変えて、耳を澄ましてください。
どんな喧噪の街中でも、虫の声が聞こえてきますよ・・・
9月14日(土)、セミナー「鳴く虫キッズ大集合」の3回目を、ひとはくで開催しました。
9月も半ばとなると、さすがに日が短くなりました。
この日の日没は18時08分。
前回(8月17日)、たくさん鳴いていたセミの声はミンミンゼミとツクツクボウシがわずかばかりに。
深田公園は、日没とともに、コオロギたち声がわーっと増えてきました。
夜の水辺で、何やらさがしています。
アオマツムシを探索中。すぐそこで鳴いてるのになあ~
夜に散歩するだけで、楽しいね!
9月14日、深田公園で鳴き声を聞くことができたのは、つぎの19種でした。
マダラスズ、シバスズ、エンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、モリオカメコオロギ、ミツカドコオロギ、ツヅレサセコオロギ、クマコオロギ、クサヒバリ、スズムシ、マツムシ、アオマツムシ、カネタタキ、カンタン、ヒロバネカンタン、クサキリ、オナガササキリ、ササキリ、セスジツユムシ
深田池のまわりのクズの群落には、「鳴く虫の女王」とも形容される美声の持ち主、カンタンがたくさん鳴いていました。
こんな姿です。
体長1cm少々の華奢な体が、驚くような美声を奏でます。
だまされたと思って、博物館のホームページから、鳴き声を聞いてみてください。
このページにはほかにもいろんな虫の声を紹介しています。
ぜひ、ブックマークを。
ネットは便利ですが、虫の名前がわからないと、なかなか情報にたどりつけませんね。
鳴く虫の聞き分けに挑戦してみよう!という方は、ぜひ、こちらのセミナーを受講ください。ご家族で楽しめますよ。
親と子の鳴く虫の夕べ
10月5日(土)の夕刻、道場南口駅近くのフィールドにて。
ひとはく連携活動グループ「鳴く虫研究会きんひばり」の主催です。
(八木 剛)