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博物館の諸施設




 博物館の常設展示は本館(図A)にあって、来館者が主に観覧するところですが、それ以外の博物館の諸施設を簡単に紹介します。
 本館の北側は中庭(図B)です。壁泉(壁を流れる滝、写真(1) )、池、ベンチ、樹木、芝生などで整備され、来館者の憩いの場として利用できます。
 中庭の東側には完成したばかりの収蔵庫棟(図C、写真(2) )があり、博物館の種々の研究に利用されます。一階には、地学系収蔵庫(写真(3) )や化石処理室、液浸収蔵庫、多湿収蔵庫、種子保存収蔵庫、動物解剖室、冷凍庫室、X線室、電子顕微鏡室などがつくられています。二階には、生物系収蔵庫(写真(4) )、都市環境系収蔵庫、環境系作業室がつくられています。三階は実験室や標本制作室、科学分析室があり、可動式の書架が並ぶ図書室があります。
<写真1:中庭に設置される壁和泉の完成予想図>
<写真2:収蔵庫棟東側外観>
<写真3:地学系収蔵庫。床はコンクリート>
<写真4:生物系収蔵庫。床、柱、壁は板張り>

 収蔵庫棟を右手に見ながら、三田幹線の下をくぐると、ほ場・温室等ゾーン(図D)に出ます。ほ場、温室、ガラス室、昆虫網室、管理棟などで構成されています。
 本館の東側には、来館者を入り口に導くためのエントランスプラザ(図E)が造られます。敷地の中央にある同心円の部分は、中心に博物館を象徴する彫刻が予定され、公募をする三田市により寄贈されます。その奥に鉄筋コンクリートとハーフミラー仕立てのエントランスホール(写真(5) )があります。博物館に関するインフォメーションやミュージアムショップなど、市民が集える場所となります。
<写真5:エントランスホールの完成予想図(CGによる作図)>

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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/27