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展示の中項目、小項目の一部、みどころ
主題IV〜V
主題IV 生物の世界
一.生活
1.河川の原点ブナ林 ○芽ぶき、種の多様性と特殊性、鳥類
2.川の流れと魚群集
3.上流の群集
○上流域の食物網
◆みどころ◆ 映像により生物間の食う・食われる関係を実感できる。「生物の目」になった映像が臨場感を生む。
○陸上生物の重要性、イワナの順位と餌、アマゴの混棲と種間順位
4.中流の群集 ○中流域の景観、中流の王者・アユの餌食、アユのなわばり、アユに追われる魚
5.下流の群集 ○多様な淡水魚類相、オオヨシキリの社会、サツマキスの母川回帰
二.種と系統
1.遺伝子のありか
2.変異 ○個体変異、性的二型、環境変異、季節変異、遺伝的多型、地理変異、品種
3.種分化 ○異所的・同所的種分化、雑種形成
4.生殖的隔離 ○種の認識、配偶行動
5.系統 ○系統解析、収れん
6.種の定義 ○定義、命名法 ○種・系統ゲーム
◆みどころ◆ コンピューターゲームを楽しみながら、種・系統の概念を理解する。
三.分析
1.生物地理区
2.生物の分布 ○分布の障壁、移動と分布、分断と分布
3.島の生物地理 ○コビトゾウ
4.日本の動植物の由来 ○侵入と分断、氷河期のわすれもの
5.生物の主体性 ○分布の制限要因と拡大速度
主題V 地球、生命と大地
一.世界の森
1.気候と植生
2.夏緑林 ○ブナ林
◆みどころ◆ 兵庫県内で最も自然度の高い氷ノ山のブナ林を大規模にジオラマで復元する。
3.照葉樹林 ○相観と分布、全構成種、代表的樹木、着生・寄生・腐生植物
4.熱帯雨林 ○相観と分布
○巨高木
◆みどころ◆ ここで展示される板根は熱帯雨林のシンボルだが、その規模の大きさが圧巻である。
○幹生花、はいのぼり植物、絞め殺し植物、熱帯の香り
5.世界の木材
*材でつくった地図とイス
二.生物の歴史
1.生物世界の拡大(海中) ○光合成と細胞内共生、大陸棚のコミュニティー
2.海中での進化 ○海底面での生活、脊椎動物の基本構造、上陸の準備
3.陸上のコミュニティー
4.陸上生活への適応 ○有羊膜類、単弓類、双弓類の進化、恐竜の適応
5.哺乳類の時代 ○コミュニティーの再生、熱帯雨林とサバンナのコミュニティー
6.霊長類の進化 ○熱帯雨林における進化、サバンナへの進出
○ヒトとゾウ
◆みどころ◆ アメリカマストドンは、ゾウと人類の出会いと、大型獣であるゾウの絶滅のシンボルとして展示する。
三.動く大地
1.地球を構成する物質と構造 ○大陸と海洋の地殻、上部マントルの物質、造岩物質
2.プレートテクトニクスと地球の歴史 ○陸上と海底の地形 ○プレート運動と地殻運動
◆みどころ◆ 大型球面スクリーンに映し出された映像で、ダイナミックにプレートテクトニクスを解説する。この球面画像は二階から一階へのスロープを降りてくる時にも見ることができる。
○東アフリカ地溝帯、アイスランド、カリフォルニア半島、移動する海洋底、日本列島、ヒマラヤ山脈
3.地質時代の編年 ○地球磁場の再現、地磁気の三要素、松山逆磁極期、地球磁場の逆転史、絶対年代と相対年代
4.兵庫の土台が出来るまで ○但馬、丹波の生い立ち、白亜期の大規模横ずれ運動、酸性火成活動、日本海の誕生
5.地球の誕生と進化 ○恵まれた水惑星、地球
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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/27