「博物館行き」
〜資料収集のお願い〜
もう使用価値がなくなったような古くさい物や古びた考えの持ち主に対して、「博物館行き」という言葉を使うことがあります。しかし、そうしたイメージは、情報センターとしての機能をもつ新しい博物館には無縁のものです。ラベルが正しくついているのに、書斎の隅や物置きの中に死蔵されている資料を「情報源」としてよみがえらせることは、博物館の機能の一つです。あなたや知人の資料で眠っているものはないでしょうか。現在、準備室では次のような資料の収集に努めています。新しい「博物館行き」の実現にぜひご協力下さい。
【生物資料】
脊椎動物の剥製、魚類や無脊椎動物の液浸標本、昆虫の乾燥標本、植物のさく葉標本といった標本類。もちろんデータ・ラベルがついていないものは「情報源」になりませんので、持込みのときはご注意下さい。
【岩石・鉱物資料】
特に大型で美しい鉱石・鉱物結晶で産地の明らかな標本、特に兵庫県の地元のものは不足しています。
【化石資料】
外国産の化石は市場に出ているものも多く、値段を気にしなければたいていのものが手に入りますが、身近な日本国内産のものはほとんど流通していません。意外に入手が難しい身近な化石をぜひお譲り下さい。
【図書・文献資料】
博物館に関連するもの、特に「人と自然とのかかわり合い」、「兵庫の自然」「新しい文化」にかかわる図書・文献を捜しています。
【その他】
上記以外で博物館に置いた方が「情報源」として生きると考えられるものがありましたら、準備室の方までお知らせ下さい。
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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/27