まえに戻る 目次へ
◇ おすすめの本
●「滅びゆく植物を救う科学ームニンノボタンを小笠原に復元する試み」
岩槻邦男・下園文雄著
研成社発行
1,236円
絶滅の危機に瀬する植物をどのように救ったのか、植物の保護増殖作業にたず
さわった人々からの報告。これからの植物の保全を考えるうえでの問題点を浮
き彫りにしている。(生物資源研究部 藤井俊夫)
●「レッド・データ・ブック−日本の絶滅危惧植物−」
日本植物分類学会編著
農村文化社発行
3,500円
1989年に発行された「我が国における保護上重要な植物種の現状」の普及版。
カラー写真と解説で絶滅に瀕している植物種を紹介している。その種の多さに
驚くとともに、この本に関係した多数の人々の危機感がわかる。(生物資源研究部 鈴木 武)
●「植物が消える日」
ハロルド・クーポウィッツ、ヒラリー・ケイ著
大場 秀章訳
八坂書房発行
2,500円
植物の重要性をどのように大勢の人々に理解してもらうか、また、その植物に
忍び寄る絶滅の危機を前にして人間として何をなすべきかをテーマとしている。
幅広い観点から様々なエピソードが登場する。(系統分類研究部 橋本 光政)
●「地球を救う簡単な50の方法」
ジ・アース・ワークスグループ編
竹内 均監修 土屋京子訳
講談社発行
880円
日常の生活の中でちょっと気をつけ、ほんの数分時間を費やすだけで資源の節約
が出来、環境悪化にブレーキをかけられることを、身近な例を挙げて解説して
いる。小学生にでも取り組めることが網羅されている。(生物資源研究部 永吉 照人)
まえに戻る 目次へ
Copyright(C) 1995, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1995/12/18