県立有馬富士公園内の「出会いゾーン」に、三田市有馬富士自然学習センターが平成13年4月末にオープンします。有馬富士公園全体を、三田市の鳥であるキジにちなんで「キッピー山」とイメージし、その中にある研究施設(ラボラトリー)ということで愛称が「キッピー山のラボ」と名づけられています。また、このセンターの周囲には野外体験の場として3つの生態圏と野鳥の広場が設けられ、森の中をぬける園路でつながれています。三田の自然について、楽しみながら学び、子供から大人までが交流できる場所としての役割が期待されています。
今年9月まで淡路島で行われていた花博「ジャパンフローラ2000」で展示されていた、ラフレシアやウツボカズラ、絞め殺し植物、オランウータン、ドリアン、ジャックフルーツなどの標本を、生物の共生をテーマとした新しい展示「共生の森」として組み直しました。熱帯雨林の不思議な世界を体感できるジオラマゾーンと、さわれる展示やクイズ的手法により、子どもから大人まで共生について楽しく学べるプレイゾーンからなっています。花博でラフレシアなどを見逃したという方、今度は当館でゆっくりとご覧下さい。
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