薄暗がりの夕方、上空を高く飛翔する「べー」(ギンヤンマの雌)を「ほいらん」でつかまえ、濡れタオルに挟んで、翌日の猟に備える。木綿糸で「べー」をくくって飛ばし、水辺で縄張りを構える「らっぽ」(雄)を誘き寄せ、連結しようとする一瞬、網を使わず素手でおさえる。またしてみよう。
(生態研究部 田中哲夫)
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Copyright(C) 1999, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo Revised 1999/07/29