マレーシア国立サバ大学と国際交流協定を結びました



 人と自然の博物館はボルネオ島にあるマレーシア国立サバ大学と研究・教育についての国際交流協定を結びました。協定書の調印式は平成9年6月14日にサバ大学(サバ州コタキナバル市)で執り行われ、博物館側からは4人が出席。河合館長がサバ大学のアブ・ハサン・オスマン副学長と協定書を交わし、今後の交流を約束しました(写真)。ボルネオ島には良好な熱帯林が多く残っており、オラウータンなど稀少な動植物が多数生息しています。博物館ではサバ大学と共同でボルネオ島の動植物の分類・生態学的研究を進め、その成果を博物館の資料収集や展示に役立てて行く予定。さらに小中学生を対象に、熱帯林を探検し、自然への驚きや環境保護の大切さを体験するエコ・ツアーを企画しています。ジャングルで探検だ!

(系統分類研究部 橋本佳明)     




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Copyright(C) 1997, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1997/10/09