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人と自然の博物館のあゆみ



博物館ボランティアの活動 −県民と博物館の架け橋として−

 当館では、平成6年から博物館ボランティアの活動がはじまり、現在50名が登録しています。グループで自主研究を行うほか、毎月第3日曜日の「ボランティアデー」では、生きた昆虫等をのせたワゴンで巡回したり、実験室を開放して観察会を行うなど子供たちに自然を身近に感じてもらえるよう工夫を凝らしています。また、研修や親睦のために「野山を歩く会」などのイベントの開催、自主編集による「ボランティアだより」の発行(隔月)を行っています。館員によるコーディネーション・グループが窓口となって活動をサポートしていますが、企画・運営はボランティア自身が主体的に行っています。自分たち自身で考え、行動するからこそ、楽しく、仲間のつながりも深まっています。



平成9年7月13日の「野山を歩く会」、美方町奥ハチにて。休憩しつつ地滑り地形を観察中。ほかに碧玉拾いや昆虫、植物の観察を行いました。「野山を歩く会」は年3、4回開催しています。


自主研究グループ「ホタルチーム」は、ヒメボタルを中心に調査研究しており、今年の3月には、「ヒメボタル・サミット」を開催し、他地域のグループとの研究交流会(写真)を行いました。


自主研究グループ「地域の風土を探る」は、平成7年度三田の民話について現地を歩きながら調査し(写真)、その成果をまとめ普及講座の中で発表しました。


平成9年7月第3日曜日のワゴンサービスでは、ザリガニを取り上げ、その生態などについてクイズを行い、ザリガニつり体験コーナーもつくりました。


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Copyright(C) 1997, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1997/10/09