平成5年度 「自然との語らい入門講座」
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この「自然との語らい入門講座」は、平成2年度の博物館設立準備室時代から開催されており、今年で第4回目をむかえる、定例となった講座です。
この講座の特徴は、毎回場所を変え、当館の研究員と部外の研究者の方々や見学施設の職員の方々が講義を行い、現地を見学していくところにあります。講義だけでなく、実際に自分の目で確かめながら学習できるので、毎年この講座を楽しみにして参加される受講者もおられます。
例年募集人数を上回る受講希望があるのですが、今年も、募集人員40名に対して、男性31名、女性20名、計51名の応募があり、できるだけたくさんの方々に学習してもらうため、全員受講生とさせていただきました。
今年のテーマは、「自然とともに生きる」で、5月22日から7月18日にかけて、6回シリーズで、4つの施設をまわりました。
日程、テーマ及び場所については以下の表の通りです。
- 5月22日
- テーマ:「里山とくらし」
- 会 場:人と自然の博物館
- 5月23日
- テーマ:「おいしい水はどんな水」
- 会 場:神戸市水の科学博物館
- 6月 6日
- テーマ:「緑の創造」
- 会 場:大阪市咲くやこの花館
- 6月20日
- テーマ:「ニシローランドゴリラ、緑と生きる、人と生きる」
- 会 場:神戸市立王子動物園
- 7月 4日
- テーマ:「昆陽池周辺の自然」
- 会 場:伊丹市昆虫館
- 7月18日
- テーマ:「北摂・丹波のまち」
- 会 場:人と自然の博物館
人と自然のかかわりについてだけでなく、各施設ごとに、個人で見学しただけではわからないようないろいろな説明が聞けたので受講生の方々からも喜んでいただけました。また、最終日には4回以上出席された受講生29名に対し、加藤幹太館長より修了証が送られました。
最後に参加者の方々から当講座についてお聞きしたご意見・ご感想の一部を紹介させていただきます。
「いつも館内での講義が多かったのでこの講座のように現地集合というのも時間の計算、道順の研究等、結構頭の体操にもなって、緊張感を伴い、これから始まる講座を盛り上げて頂けたように思います。動きまわることが多かったのでお友達もでき、大変うれしく思っています。講座の内容が幅広く、どれも新しい知識として、私にはとても有意義でした。」
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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/20