「寄生植物ヤッコソウのくらし」
1 主旨
多くの植物の葉は緑色で、光合成によって自ら栄養をつくって生活しています。しかし植物の中には全体が白色で、他の植物に寄生し、養分をもらって暮らすものもいます。ヤッコソウはそんな"寄生植物"の一種で、日本では四国や九州に分布し、国や県の天然記念物に指定されています。今回のトピックス展ではヤッコソウについて、花の構造や生活史、屋久島での調査で明らかになった種子散布に関わる生きものを紹介します。
2 展示概要
(1)期 間:平成28年11月5日(土)〜平成29年1月9日(月・祝) 終了しました。
(2)場 所:兵庫県立人と自然の博物館『ひとはく』 3階 トピックス展示コーナー
(3)展示物:パネル1点、標本(押し葉標本、植物レプリカ、鳥剥製)
3 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 研究員 三原菜美
4 参考写真
ヤッコソウの花 ヤッコソウの果実 果実から吸蜜するメジロ
(一番左が雌花、他は雄花)