ミニ企画展「みんなで取り組む総合治水展」
1 主旨
兵庫県では、近年の頻発する集中豪雨や局地的大雨に対し、これまでの治水対策だけでは対応が困難なことから、平成24年度に全国に先駆けて総合治水条例を施行しました。 「ながす」、「ためる」、「そなえる」の3つの観点から、河川・下水道での対策、雨水の流出を抑制する流域対策、浸水時の被害を軽減する減災対策が県内の各地で実施されつつあります。 こうした兵庫県が取り組む総合治水が果たす役割や取り組みの実際の状況について、兵庫県立人と自然の博物館において、県下の工業高校や高専とカリキュラム連携事業で製作した模型の展示・実験や、 見て触れる雨水タンクなどの展示を行い、広く県民への啓発活動を実施します。また、模型を使った実演や対話形式による解説も併せて行います。
2 展示概要
(1) 期 間 平成29年9月23日(土)~ 平成29年10月1日(日)終了しました。(2) 場 所 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
(3) 展示物
・総合治水模型、ため池貯留模型
・プロジェクションマッピング模型
・雨水貯留タンクの展示
・透水性舗装材や保水ブロックなどの素材展示
・地域流域対策、校庭貯留、田んぼダムなどの取り組みパネル
・総合治水や校庭貯留に関する動画
3 主催・協力
<主催・共催>
兵庫県県土整備部土木局総合治水課
兵庫県立人と自然の博物館
<協力>
明石工業高等専門学校
4 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部
主任研究員 三橋弘宗
5 展示物の内容(例)
写真・左) 兵庫県豊岡庁舎で用いられている雨水貯留用の資材
写真・右) 氾濫の状況を説明するプロジェクションマッピング模型
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