トピックス展「兵庫県の吸血マダニ」
マダニ類は、哺乳類、鳥類、爬虫類の体表に寄生して吸血する大型のダニ類です。マダニ類は、吸血の際に病原体を媒介する場合があります。兵庫県内でも、マダニ類が媒介する感染症(日本紅斑熱と重症熱性血小板減少症候群)によって、死者が出ています。
マダニ類は、日本に46種が分布し、兵庫県内では約10種が確認されています。今回のトピックス展では、兵庫県内に分布するマダニ類の標本と写真を展示します。この機会にマダニ類がどのような姿かたちをしているのかを知っていただき、マダニ媒介感染症の予防に役立てていただけたらと思います。
1 展示概要
(1)期 間:平成27年5月2日(土)〜 7月20日(月・祝) 終了しました。
(2)場 所:兵庫県立人と自然の博物館 3階トピックス展示コーナー
(3)展 示 物 : 標本14点、パネル4点
(4)主 催:兵庫県立人と自然の博物館
2 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 山内健生
3 マダニ生体写真
タカサゴキララマダニ雄成虫 タネガタマダニ雌成虫
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