学名：Rana porosa brevipoda
東海地方のダルマガエル
瀬戸内地方のダルマガエル
写真提供：古川博郁さん（岐阜県）
| 平地の水田や丘陵地の池沼や水田に生息。東海地方から近畿、中国地方の瀬戸内海側および四国北部に分布が限られる。
兵庫県では、神戸市西区や東播磨地域、西播磨地域に局所的に生息しており、産地は限定される。兵庫県レッドデータブックでは Ａランクに、環境省では絶滅危惧II類に指定されている。個体数が著しく減少している理由は、圃場整備や農薬散布、道路による生息地の分断が大きく関連していると思われる。産卵は、4月から6月にかけて水田で行われることが多い。
ダルマガエルは、主に東海地方に生息するナゴヤダルマガエルと瀬戸内海側に生息するオカヤマダルマガエル の２つのグループに区別されることがある。両者は、外見上は極めて似ており判別が難しいが、鳴き声が異なる。 ときおり、ダルマガエルとトノサマガエルの雑種個体が発見されることがある。 トノサマガエルとの区別点は、背中の中央に縦ラインを欠くことと、黒い斑点が球形で隣と一定の距離を保っている（独立している）点が挙げられる。 |
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写真提供：古川博郁さん（岐阜県） |
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写真提供：同上 |
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ダルマガエルの幼体 写真提供：村上俊明さん |
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写真提供：三橋弘宗さん（神戸市西区） |
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おたまじゃくし（幼生） 写真提供：湯浅義明さん（姫路市立水族館） |
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子供（幼体） 写真提供：同上 |
Copy Right 1997, Museum
of Nature and Human Activities,Hyogo
Revised 1997/09/10
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