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里をながれる武庫川の上流域の風景です。春は桜がきれいです!

8月8日(水)には、三田の一番北側に位置する武庫川本流では、毎年恒例の「三田の川ガキ養成講座」が行われました。この会合は、「武庫川上流ルネッサンス懇談会」によるイベントです。三田市を流れる武庫川を活用するために、河川を管理する県の土木事務所だけでなく、三田市や大学、博物館、学校、NPOなどの住民団体などがあつまって、川づくりを考える会合です。かれこれ7年目を迎えています。観察会はもちろんのこと、魚道づくりや川の改修など、たくさんのかたが参加されています。今風にいえば、川という地域資源に対して、多様な主体による参画と協働が進められているといったところです。全体を統括しているのは、兵庫県県土整備部の三田業務所の方々です。
いつも環境に対して理解のある取り組みをして頂いております。

all_hidesaka2012.jpg 観察会の様子は、こんな感じで、平日にも関わらず、100名を超える方々が参加されて、川はごったがえしました。ご参加ありがとうございます。
この場所は、多自然川づくりに重きを置いて設計されて、自然環境にかなりの配慮がされています。おかげで、貴重な魚類や底生動物をはじめ、たくさんの生物を観察することができました。川へのアプローチもしやすく、川での環境学習と生態系の保全がうまく調和しています。国土交通省からも表彰された事例です。
kaisetu_hidesaka2012.jpg  採集した生物は、このように水槽にいれてみんなが見れるように並べます。そして、ひとつひとつ解説してゆきます。解説は、この懇談会のメンバーでもあるNPO法人野生生物を調査研究する会の谷本さん(当館の地域研究員でもあります)と株式会社一成の山田さん。さらに生物の採集や解説には、伊丹北高校、有馬高校、篠山産業高校丹南分校、篠山鳳鳴高校のそれぞれ生物部などの関心のある生徒さんも加わって、応援いただきました。高校生のみなさんが、子ども達に生き物のとり方などを教えてくれます。そして本気で採集も・・・。

toami_hidesaka2012.jpg高校生のみなさんは、こんな感じで投網を投げて、観察用の生物を捕まえていただきました。なかなか様になっています。きっと、県内でバシっと投網を投げられる高校生は希少だと思います。かっこいいですね。もちろん、たくさん魚をとれました、日頃の努力の賜です。

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このあとは、河原の植物についての解説とそれを食べる・飲む体験となります。野草の解説や食べ方については、NPO法人人と自然の会の岡田さん、木村さん、さらには調理には関西学院大学久野研究室の学生さんが担当されています(川づくりと市民活動について実践研究中!)。野草は、もちろん独特の野性味があったのですが、子ども達も親もみんなパクパク、ゴクゴクでした。そしてメインイベントへ・・・。

yasou2_hidesaka2012.jpg  採った魚を唐揚げにして食べます。最初はおっかなびっくりでしたが、誰かが「美味しい!」というと、どんどん消費されてゆき、あっとゆう間に完売。淡水魚は、捕ってから早く調理すると、とっても美味。ぜひ、挑戦してみてください(注:生食はダメです)。

ということで、たくさんの皆さんに川の恵みをいろんな形で体験いただきました。おそらく、来年も8月のはじめに「川ガキ養成講座」を開催すると思いますので乞うご期待です。このほか、この懇談会では色んな取り組みが行われていますので、HPもご覧頂ければと思います。

(おまけ)
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この地区の川や水路には、メダカやドジョウがたくさん棲んでいます。この理由のひとつは、田んぼの脇をぐるりと、ちょっとした溝が掘られていて、日照りが続いても水生生物が困らないような工夫がされています。そして、田んぼ−水路−川がつながっています。維持には手間がかかるのですが、こうした配慮がところどころに。見た目は地味なんですが、生態系の保全という点では効果てき面で、最先端の取り組みです。この取り組みは、今回の観察会の段取りを中心的に進めてくださっている日出坂せきもりの会の松下さんらによるものです。いつもありがとうございます。環境体験学習と生態系管理、地域づくりは表裏一体であることも知っていただければと思います。

(みつはし ひろむね)

 

  2012年7月、豊岡市の北部に位置する「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約登録湿地に選定されました。このなかで、世界の方々に注目されたのが、「田結地区の休耕田」です。

募 集 ! ! 
兵庫県内初のラムサール登録湿地で環境体験学習しませんか?
〜 豊岡市が主催するプログラムです 〜
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豊岡市では、コウノトリ野生復帰事業を通じて生物多様性保全を進めています。未来を担う子どもたちにこの取り組みを知ってもらうとともに、湿地や生物多様性のしくみ、生き物などに対する正しい知識と体験の場を提供するため、JX日鉱日石エネルギー株式会社の協賛のもと「ENEOSわくわく生き物学校」を開催します。講師として、人と自然の博物館研究員ならびに県立コウノトリの郷公園、豊岡市コウノトリ共生課のスタッフが参加いたします。
今年、新たにラムサール条約湿地となった田結湿地で、楽しみながら、科学的な観点から湿地や生き物の仕組みを学び、地元の食も堪能できる1泊2日のプログラムとして開催します。
生物多様性保全の活動に興味のある方、体験してみたい方は、ぜひご家族でお申し込みください!

詳しくは、チラシ(PDFファイル)をごらんください( チラシ および  募集要項)。

 と き:  平成24年9月22日(土) 〜 23日(日)

 場 所: 集合(城崎総合支所)22 日13:00   解散(城崎総合支所)23 日12:00

昨年度は、下の写真のように、湿地でコウノトリの餌場づくりをおこなったほか、県立コウノトリの郷公園の取り組みを学んだり、山陰海岸の海の生物多様性を味わったりと(要するに美味しい魚介類)、豊岡でなければできないプログラムを行いました。ぜひ、お申し込みください。

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(みつはし ひろむね:もちろん講師として参加します)  

本日(7月10日),三田市にある湊川短期大学附属キッズポート保育園へ行って来ました。

今回のプログラムは,昆虫博士の大谷研究員による「ハチとアリのひみつ」。最近,ハチやアリに興味津々だという年長さんたちが対象です。

プログラムは13:00にスタート。子どもたちも博士もちょっと緊張気味の様子(^ ^)。

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ハチやアリの話を熱く語る博士。机の上のケースにはミツバチが入っています。博士はこよなく昆虫を愛しています。

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「オスのミツバチは刺さないんだよ」ということで、まずは園長先生が手にとってみせてくれました。
kidsport2012_3.jpg目をかがやかせる子、おっかなびっくりの子、反応はさまざまです。
でも、信頼する園長先生が持っているんだから、きっと大丈夫!
ケースの中には蛹から出てきたばかりのメスのミツバチもいます。このメスたちは、まだ針が柔らかいので、刺さないんだって。

 

 

 

 

「みんなも手に取ってみよう」ということで、オスや蛹から出てきたばかりのメスを手に乗せます。 

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こどもたちに囲まれて、博士もうれしそう。

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手に乗せたミツバチを観察することもたち。年長さん全員が手に取ることができました! 

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次は博士への質問タイム。事前にこどもたちが考えていた質問を、博士にぶつけます。ハチやアリに関する真事実も判明!先生たちもフムフム。 

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途中で来られた先生には、園長先生自ら講義。ミツバチって本当におもしろい!

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14:00 終了。どうもありがとうございました。 

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最後は博士と握手&タッチ。また会おうね〜。

kidsport2012_12.jpgのサムネール画像 

 

博士が帰った後、保育士の先生が年中さん・年少さんへも「ハチとアリのひみつ」を伝えられたそうです。昆虫っておもしろいね!湊川短期大学附属キッズポート保育園のみなさま,お世話になりました。

(キッズひとはく推進室 布施)

 

 


 

被災された福島県の皆さんを応援しようと ひとはくが行っている子ども向けの自然素材を活用した体験活動など実施するため、今日福島へ向けて出発しました。

 

                                  s-P1090488.jpgのサムネール画像     

古谷主任研究員は、車で。忘れものない?

                

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布施主任研究員は新幹線で。風邪、大丈夫?

気をつけて行って来てください。

すでに福島に到着している岩崎館長補佐とキッズひとはく推進室スタッフの清水さんと明日、合流します。

22日は福島県立博物館、明後日23日には郡山市こども総合支援センターニコニコこども館に伺う予定です。
アンモナイトの化石のレプリカを作成や近隣で植物を採集し観察していただきます。

 

子どもたちのたくさんの笑顔が見れますように。


                                                  小林美樹(キッズひとはく推進室&生涯学習課)


 

2月21日の火曜日、佐用マリア幼稚園へ行ってきました〜
  
2月に入ると 心配なのは
インフルエンザと 大雪です。
 
年末から調整していましたので
期待ワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキなのですが
インフルエンザや大雪は
どうしようにもないので・・
 
でも そんな心配はご無用!でした〜
 
前日からしっかりキャラバン号準備OK!
約1時間半で 目的地「佐用マリア幼稚園」へ到着。
 
晴れていましたが園庭は凍ってました(^_^;)
でも 園児さんたちが ちょこっと元気なお顔を
見せてくれてます^^
 
準備にかかり あっという間に
スタンバイOK!
 
こんにちは!と ちいさなお友だちが
かわいいおイスをもって集まってきてくれました〜
 
布施研究員が
「人と自然の博物館 知ってる人ぉ〜〜」
ハーイ (*^▽^*)ノハーイ はい!!
3歳児クラスのお友達が一斉に手を挙げてくれました^^
 
園長先生がたは 苦笑い(;´▽`A``
 
元気いっぱいに始まりました。
 
今日は 布施研究員の「どうぶつ」のお話。
「くいしんぼうのうりぼう」のデジタル紙芝居を
聞いてもらってから スタートです。
 
まずは イノシシの毛皮をさわってみよう!!
 
「わぁ〜〜〜」 「え! かたいな^^」
 
タヌキはどうかな?
「こっちは やわらかい〜〜〜」
 
でも ちょっとさわるのは ヤダなぁ・・・というお友だちも。
 
そして この動物たちが こんなことをするんですよ〜と、オナモミのタネを 毛皮へ!

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「わぁ!!」「くっついてる!!」
 
サイエンスコープで拡大して見てみましょう〜
 
拡大された「とがった」先を園児さんたちも 「おぉ〜」と。
 
さて 次は
ちいさなちいさな化石のお話へ。
 
古谷研究員のちょこっとむずかしいお話もみんな真剣です^^
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「古生代」や「中生代」なんていってもわからないので
「ずっとずっとむかし!」「恐竜がいたころ」など
工夫してお話されましたが
本物の「化石」だよ^^と 大きな化石や
小さな化石を渡してみると
子どもたちは 大興奮!!

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そして 小さい子どもたちにとってむずかしい!

けど ぜひ使ってみてほしいルーペでどれどれ^^

 

顕微鏡でも 見ることができました!
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2つのグループに分かれて
化石とひっつきむしダーツを後半は
みんなで楽しみました〜
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あっという間の90分。
 
「も一回 ひっつきむしダーツしたいな・・・・」と
いってくれたお友だちもいました^^
 
名残おしいけど また
今度は ぜひ ひとはくで
お会いしましょうね^^

                                キッズひとはく推進室 清水

 

昨日(2012年2月7日),神戸市にある大沢児童館へ行ってきました。

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まずは1年生と4年生が児童館に到着。虫眼鏡で昆虫(標本)を観察しながら,2年生・3年生の到着を待ちました。

「カブトムシって毛が生えてるんだね」と,子ども達が自分の発見を教えてくれました。

 

 

 

 

 

みんなそろったところで,プログラムがスタート。最初は身近な動物のお話です。大沢にはアライグマが出没するらしく,アライグマをよく知っている子どもたちもいました。続いて動物たちの毛皮(実物)が登場。「わー」「きゃー」と言いながらも楽しそうでした。

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そして,動物たちによって運ばれる植物の果実についての紹介。ひっつきむしの話をしはじめたとたん「オナモミ!」「アメリカセンダングサ!」といった声が!!。うーんさすがに良く知っていますね(感心)。

  そして,オナモミやアメリカセンダングサなどを拡大してスクリーンに投影。鋭いカギヅメなどが大写しになると「おお〜」「なるほど〜」という声がおこりました。

その後は,いくつかのブースに分かれてワークショップを楽しみました。みんな一通りまわれたかな?

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最後はみんなで集合写真。「楽しかったー」っといってもらえてよかったです。児童館のみなさま,お世話になりました!

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(キッズひとはく推進室 布施・塚本・清水) 

今日は,楊津(ようしん)小学校で,1年生から3年生を対象としたセミナーを開催しました。

楊津小学校では,1月31日まで,「キッズミニミニひとはくキャラバン」が開催されています(→準備の様子はこちら)。展示会場では,子ども達が熱心に昆虫標本を見ていました(^ ^)。

さて, チャイムが鳴り,3時間目のはじまりです。今回は「身近な哺乳類」と「植物の種子散布」がテーマ。まずは,デジタル紙芝居「うりんぼのごちそう」からスタート!野生動物との共生について,やさしく学びます。

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デジタル紙芝居の後は,本物のイノシシの頭蓋骨が登場!イノシシをはじめ,ニホンジカ,タヌキ,アライグマの毛皮を実際に触って,毛皮の違いを確かめました。

 

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一人ひとり毛皮を触った後は,哺乳類によって運ばれる植物の実について学びます。ひっつきむしがイノシシの毛皮にしっかりひっつく様子も体験。

ところで,ひっつきむしはどうして「ひっつく」のでしょう?拡大していみるとその理由が良く分かります。サイエンススコープを使って,「ひっつくしくみ」を調べてみました。「おぉ〜,(トゲの先が)やじるしみたいになってる!」

そして4時間目。植物のいろいろな種子散布方法について,お話を聞きます。その後は「ひっつきむしダーツ」。イノシシの的に向かってオナモミの実を投げます。誰が優勝かな〜?

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 「ひっつきむしダーツ」班の隣では,「くるくる回るタネを作って飛ばそう」班が,紙とクリップで工作。どうやったらきれいに回るかな?上手にできた友達にコツを聞きながら,改良を重ねます。

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最後に,「ひっつきむしの絵」と「分かったこと・気づいたこと」を書いてもらいました。オナモミだけでなく,アメリカセンダングサ,ノブキなどいろいろなひっつきむしの絵を描いてくれ,曲がったとげや腺体を描き込んでいる子どもたちも多く見られました。

今回のセミナーを受講する前に描いてもらった「ひっつきむしの絵」と比べてみると,その差は一目瞭然。

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生き物はとってもおもしろい!これからも色々なものに興味を持って観察してね。

ではまた,博物館で会いましょう(^ ^)。

(キッズひとはく推進室 布施・清水)

みなさぁ〜ん!!

 

 ひとはくはただいま臨時休館中ですが、明日125()から31()<土日は除きます>までの間、猪名川町立楊津(ようしん)小学校で「キッズミニミニひとはくキャラバン」を実施しまぁ〜す!!

 

 今日の午後その準備に行ってきました。標本を運んだりはく製を展示したり、PTAの役員さんや学校の先生たちといっしょに準備しました。

楊津小学校に到着!!

     展示ケースも組み立てて・・・・   この黒い物体は何だ!!

 会場は、楊津小学校2階会議室で、動物のはく製や世界の美しい蝶、巨大な昆虫模型などを展示します。近隣にお住まいの方は是非一度お訪ねください。

 

 

きてね

 

 12月27日夜仙台に宿泊した車組一行(古谷、小舘、塚本)は、12月28日深夜、無事ひとはくに戻ってきました。

P1050269.jpg  帰ってきたひとはく号

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひとはく号の車載距離計は2659kmに達していました。お疲れ様でした!

(2011年12月29日 きっずひとはく推進室 古谷 裕)

12月27日にKidsキャラバンで,神戸市兵庫区の兵庫児童館へ行ってきました。

冬休み中ということで,13時からの開催です。

まずは,身近な動物のお話を聞いて,ほ乳類の種類や体のつくりを学びます。クイズに参加したり,実物標本に触ったりもして,どんどん気分が盛り上がってきます(^ ^)/。

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次はいよいよ「シカの全身骨格」の組み立てです。今回は5チームに分かれて実施。5体分のシカの骨はすべてが本物です。肩の骨はどれかな〜?

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各チームに児童館の先生方がお1人づつ入ってくださいました(^ ^)。

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上あごと下あご,関節のつなぎ目など,とっても面白いです。百聞は一見にしかずですね!

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ほ乳類のプログラムの後は「カタツムリ」。ひとはくからやってきた大量のカタツムリに,子ども達の目は釘付け。「こんなにたくさんの種類がいるんだ〜」。

兵庫児童館の先生方には,会場設営など,いろいろとお世話になりました。また,子ども達への広報やチーム分けなどもしてくださいました。本当にありがとうございました。それでは,良いお年を!

(キッズひとはく推進室 布施静香)

 12月27日岩手県久慈市の「もぐらんぴあ・まちなか水族館」を訪問し、キッズキャラバンを開催しました。もぐらんぴあは久慈市の海岸近くにあった水族館なのですが、3月11日に発生した津波で全壊してしまいました。その後8月に久慈駅前の空き店舗を利用して「もぐらんぴあ・まちなか水族館」として営業の再開にこぎつけています。もぐらんぴあ・まちなか水族館(以下「もぐらんぴあ」)は、タレントのさかなクンが応援団長として支援をしている施設としても知られています。

 ひとはくもそんなもぐらんぴあを応援し、久慈の子供たちに少しでも元気になってもらおうと、キッズキャラバンを開催させていただきました。27日のメンバーは、キッズひとはく推進室の3人(古谷、小舘、塚本)と八木の4名です。

 朝9時にもぐらんぴあをおとずれ早速準備開始です。

  資材の搬入 立て看板

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 中央に畳を8枚敷き、むしむし体験コーナーとぬりえのコーナー、それに、化石のコーナー。周囲にはひとはくの化石のレプリカ作りとタネで遊ぼうのブースが設置され。イカ飛行機作りやちりめんモンスターなど、もともともぐらんぴあにあったブースが周囲にあります。化石のコーナーでは、当日の朝、久慈川で採集した放散虫化石の入ったチャートを、顕微鏡を使って見てもらうこともできます。

むしむしコーナー1  岩手県博の藤井さん

化石コーナー ぬりえコーナー 化石のレプリカづくり タネと遊ぼう

 

 

 

 

 

  

 10時になると早速、子どもたちが来てくれましたいろいろなプログラムの始まりです。。

 二日前の八戸に比べると、ご来場いただいたみなさんの数はやや少なめでしたが、その分、スタッフがしっかり対応させていただくことができました。海洋底の「プレート」のことなど、いろいろなことをよく知っている4年生の男の子と話をしたり、スタッフ一同、充実した時間を過ごすことができました。

 参加したスタッフ全員で記念撮影をし、夕闇が迫る中、ひとはく号への荷物の積み込みを行いました。28日に少しでも早くひとはくに帰り着くため、27日は仙台まで走ります。

 

記念写真

荷物の積み込み

 

 

 

 

 

 

 

 ご来場いただいた久慈の皆さん、一緒に活動していただき大変お世話になった、もぐらんぴあのスタッフの皆さん、応援に駆けつけてくださった、岩手県立博物館の藤井さん、ありがとうございました。今回のキャラバンを機会に、これからもさまざまな形で交流させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(2011年12月27日 きっずひとはく推進室 古谷 裕)

クリスマスの今日,青森県八戸市児童科学館にて「ひとはくキッズキャラバンin八戸」が開催されました!

午前9時頃,ひとはくの6名(小館・清水・中瀬・布施・古谷・八木)が会場に到着.クリスマス寒波で身を切るような寒さです.

hachinohe1.jpg 早速,手分けして設営を開始.

メイン会場は1階のロビーと講義室です.

児童科学館のスタッフの方々にお手伝いいただきながら,ブースを作っていきます.

10時からの開催にもかかわらず,9時半頃から家族連れがちらほら.

寒い中,来てくれてありがとう!

 

 

 

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それでは,最初のブース「むしむしたいけん」です.オオクワガタやアカハライモリなど,小さな生き物たちに歓声があがります.

 

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 講義室の中には,「化石のレプリカ作り」「タネで遊ぼう」などのブースがあります.

 

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化石ゾーンでは,顕微鏡で微小化石を見たり,本物の化石を手にとって観察します.アンモナイトのレプリカ作りでは,サンタ帽を被った児童科学館スタッフの方にも助っ人に入っていただきました. 

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植物ゾーンでは,くるくる回るタネをクリップと色紙で作ったり,ひっつきむしでダーツをしました.ところで”ひっつきむし”はどうして”ひっつく”のでしょう?ダーツで遊んだ後は,実態顕微鏡で”ひっつく仕組み”を観察しました.

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そして昆虫ゾーンでは,体色の不思議を考えたりしながら実物標本を観察. その後は,昆虫標本をじっくり見ながらのお絵かき&塗り絵.みんなとっても上手に描いていました.

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八戸の子どもたちはとっても素直.キラキラした目で楽しんでくれていました.

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 八戸でのひとはくキッズキャラバンは無事終了.八戸市児童科学館をはじめ,今回のキッズキャラバン実現に大きく寄与してくださった,青森の関係者のみなさまに,深く御礼申し上げます.これを機に,交流を深めていきましょうね!

 

 

hachinohe16.jpg そうして,明後日の「ひとはくキッズキャラバンin久慈」にむけて,岩手へ向かう準備をする我々でありました.

兵庫へ帰るのはもう少し先になります.

 

(キッズひとはく推進室 布施静香)

一つ前のblog記事[東北に到着しました]は、もうご覧になられましたか?

 

ひとはくから東北へクリスマス・キャラバンしている様子を、現地から報告しています!!

 

 1,200kmの道のり・・・・・・日本地図でいうとどのへんかというと、

  東名高速→首都高速→東北自動車道 →→ まさに、 道の奥→みちのく 

 めっちゃ遠――――――い!!

 東北の子たちに夢を与え、無事に帰ってきてくださいネ。

東北に到着しました

2011年12月24日

ひとはくキッズキャラバン in 東北のため、23日早朝ひとはくを出発したひとはく号は、はるばる1200kmの道のりを走破して、日付の変わった24日0時30分頃岩手県二戸市のホテルに到着しました。二戸市の国道4号線では気温が−4°と表示されていました。

 なれない雪道の運転。途中で地吹雪のため前者のテールランプが見えなくなったりすることもあり、ドキドキの経験でした。

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24日朝ホテルを出発し、午前中は、27日のキャラバンを予定している久慈市のもぐらんぴあ・まちなか水族館を訪問しました。

 

27日の会場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後には25日のキャラバン開催地の八戸市児童科学館を訪問し、打ち合わせと荷物の搬入をさせていただきました。

ぎっしりの荷物を降ろしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッズひとはく推進室 古谷 裕

本日午前8時過ぎ、
キッズひとはく推進室の古谷先生、小舘先生が
青森県に向けて旅立って行きました。

 

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ka-nabi.JPG hosa.JPG前途の安全と事業の成功をお祈り申し上げます。

 

kizutabidati.JPG詳細はコチラ

http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya23/2312/2312151.pdf


(生涯学習課 西岡敬三)

加東市滝野図書館で行われた「加東市ノーベル大賞授与式」に参加してきました。

 この「加東市ノーベル大賞」は、加東市の小・中学生の夏休み自由研究から、

優秀な作品に与えられる賞です。

 

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▲滝野図書館              ▲授与式の会場となった3階会議場

 

下記のように大賞1点、最優秀賞1点、優秀賞3点、審査委員賞4点が選ばれ、

安田市長から、賞が授与されました。

(市内の小・中学校からの93作品うち、42作品が入賞・入選しました。)

 

■大賞:「メキシコサラマンダーとの出会いから始まった変態する生物の研究」

  社小学校6年 上月理彩さん

■最優秀賞:「福田のサギについて」

  福田小学校4年 土井聡一郎くん

■優秀賞:「みぢかにさく くさばな」

  滝野東小学校1年 高見瑛真くん

■優秀賞:「東条川の水質調査」

  東条東小学校4年 石田江里奈さん

■優秀賞:「植物を使った大気汚染の研究」

  社中学校2年 福田智毅くん

■審査委員賞:「ぼくのまちのかめ調べ」

  東条東小学校2年 藤原岳くん

■審査委員賞:「アブラコウモリの生態」

  東条西小学校4年 井上蓮也くん

■審査委員賞:「加東市の自然と生きもの博物館」 

  東条西小学校5年 若浦勇樹くん

■審査委員賞:「身近にある民間薬 十薬の研究」

  東条中学校2年 飯田杏奈さん

 

この審査には、佐藤主任研究員をはじめ当館のスタッフも委員と

して参加しました。

 

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▲安田 加東市長から賞が授与されました      ▲ 授賞した皆さん

 

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 ▲講評をする佐藤主任研究員

 

滝野図書館の2階では、それぞれの作品が展示してありました。

 

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▲作品の展示会場となった滝野図書館2階ギャラリー

 

自分の作品の前で ハイ ポーズ!

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                           ▲ひとはくの展示の前でも

 

授賞された皆さん、おめでとうございます!!

 

これからも、生き物や自然、環境のことに好奇心をもって、観察したり、

調べたりしてくださいね。

 

                           (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

12月6日にKidsキャラバンで、神戸市中央区の生田川児童館へ行ってきました。

 

まずは準備。

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生田川児童館は他の児童館とは違って、親子連れの利用が多いようです。

赤ちゃんも安心して転がれるように、プレイルームにはカラフルなマットが敷き詰められています。

しかし、この日はたまたま、学校で懇談会があったらしく、小学生もたくさんきてくれました(*^_^*)

 

 

 

 

 

開始して最初のプログラムは、デジタル紙芝居「これなぁに?」です。

スクリーンに虫や動物の体の一部が出てくると、スタッフが「これなぁに?」と質問します。

答えがわかったら、子ども達が元気よく答えるというクイズです。

小学生にはちょっと簡単だったかな?

未就学の小さいお子さんも自分が知っているものがあると、大きな声で答えていました。

 

クイズの最後は、うたあそび。

歌いながら振付をするのですが、さすが子どもは覚えるのも早く、

みんな上手に動けていました♪

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クイズの後は、布施研究員による植物の話。

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生田川児童館の周りにある植物を、サイエンススコープという拡大装置を使って拡大してみたり、どんな植物があるのかなどの話がありました。

「ウツギ」の葉を拡大すると、星のような毛が見え、子ども達も「すごい!」と感動した様子でした。

 

 

 

 

話が終わると自由時間。

顕微鏡コーナー、標本コーナー、塗り絵コーナーを自由に回れる時間 です。

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何が見えるかな?

植物の葉の表面に毛が生えているのが見えたり、実がどんな形かがわかったりと、今まで見たことのないものばかりだったと思います。

 

植物についている何かの卵や、アブラムシなどの小さな虫を見つけてはとても喜んでいました(^▽^)

 

 

塗り絵も大盛況!

ツリーやトナカイなどのクリスマスの絵も人気でしたが、サザンカやツバキなどの植物の塗り絵も人気で、植物の話で興味が湧いたのだなぁと思いました。

子どもから完成した塗り絵と一緒に写真を撮ってほしいとお願いされることもしばしば(笑)

 

標本コーナーも人気でした。

児童館の先生もお母さん方も、モルフォ蝶はなぜ色褪せないのかなどの説明を、興味深く聞いてくださいました。なお、この写真の標本は、12月22日まで生田川児童館に置かせて頂いてます。

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ひとはくにはこの標本以外にももっと多くの標本がありますので、良かったら見に来てください♪

生田川児童館の皆様、ありがとうございました!

 

キッズひとはく推進室 荒川育未

 

今回は神戸市西区の玉津児童館に行ってきました。

 

テーマは化石。

プログラムの内容は

(1)フロアスタッフによるデジタル紙芝居「アンモナイト物語」

(2)古谷研究員による化石の話

(3)おゆまるで化石のレプリカ作り

の3つです。

 

まずは紙芝居。

音あり、動きありの紙芝居に、児童も児童館の先生もくぎ付けです。

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古谷研究員からは、玉津児童館付近に転がっている石から、

実際に取り出した化石の話がありました。

具体的には化石が含まれていた石は「チャート」と呼ばれる石であることや、

化石を取り出す方法などの話でした。

 

古谷研究員から大きなアンモナイトの化石を見せてもらうと「わぁ〜」と驚きの声が。

児童たちは話を聞きながら、本物の化石も順番に触れたので目も耳も手も化石づくしでした(*^^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化石のレプリカ作りでは熱いお湯を使うため、

今回から児童館の先生にも協力していただき児童たちを順番に呼んで、

レプリカを作ってもらうことにしました。

キャラバン開始時間からおゆまるに興味深々の児童には長い待ち時間だったかもしれませんが、

みんなおとなしく順番を守ってくれたおかげで、安全にレプリカ作りを進めることができました。

先に作った子が、後から作るお友達に作り方を教える場面もありました。

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レプリカが作れた人から、顕微鏡をのぞいて小さな化石を見てみたり、塗り絵をしたり、

古谷研究員に質問してみたり、思い思いに楽しんでくれました。

塗り絵も、みんな化石の塗り絵を手にとり、おゆまるの影響もあるのか、

カラフルにきれいに塗ってくれました。

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最後は集合写真。

みんな自分が作ったレプリカを自慢気に掲げています(*^_^*)

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玉津児童館のみなさま、後片付けも手伝っていただきありがとうございました。

ひとはくを知っている児童は少なかったけれど、

またいつかひとはくでみなさんに会えたらいいなと思っています。

 

次の児童館ではどんな子ども達に会えるかな〜♪

                                        キッズひとはく推進室 荒川育未                              

今回は神戸市灘区にある上野児童館へ行ってきました。

今日のメインプログラムは「骨くらべ歯くらべ」です!

子ども達が学校から帰ってくる前に,プログラムの準備をします。教室には骨や毛皮がずらり。

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まずは,1年生の子ども達が帰ってきました。動物の顔や歯についてのお話を聞きます。

本物の骨が登場すると「わーっ」「きゃーっ」と歓声があがりました(^▽^)。

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5_inoshishi.jpgこれはイノシシの頭骨(もちろん本物)です。

あごの骨に埋まっている犬歯を,興味深げに引き出す子どもたち。「わぁ〜長い!」。

イノシシの犬歯は無根で,一生伸び続けます。歯がどんどん作られていることが良く分かりますね。やっぱり自分自身の目で本物を観察するのが一番です。

 

 

 

更に,5人づつ位の班に分かれて「シカの全身骨格」を組み立てます。これらの骨も全て本物。

まずはノーヒントで組み立て開始。「これ,背骨かなあ」「この骨どこ〜」など,困りながらも楽しげです。

そうこうしている間に2,3年生が帰ってきました。1年生よりちょっと遅れてプログラムがスタート。2,3年生には大急ぎで骨を組み立ててもらいました(^^;)。

 

 

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完成した「シカの全身骨格」の前で記念撮影。

良い体験になったかな?

「楽しかった〜」「面白かった〜」と言ってもらえて私達もにっこり。

 

今回も児童館の先生方に大変お世話になりました。ありがとうございました!

 

追記:児童館の館長先生がシカの骨を見て,すぐさま「これは肩甲骨ですね」とおっしゃったことにびっくり。実は考古学の専門家でいらっしゃったんですね!日本では,昔,シカの肩甲骨が占いに用いられていたので,遺跡などから出てくるそうです。上野児童館のみんな,ぜひ館長先生に遺跡のことを教えてもらおう!(^▽^)

(キッズひとはく推進室 布施静香)

 

 

今年の夏から始まった「ひとはくKidsキャラバン」。

今回は神戸市北区にある八多児童館へ行ってきました。

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まずは低学年の子どもたちが学校を終えて来館。15:00から15:45までのプログラムがスタートしました。

ご挨拶の後,「身近な植物を拡大してみよう」ということで,児童館周辺の植物を観察しました。

何の変哲もない葉っぱも,拡大すると”お星様の形の毛”がたくさん生えているのが見えてびっくり! 

 

 

setumei2.jpg続いて「石と化石の話」。

児童館の近くに落ちている石が7000万年前(恐竜がいた時代!)にできたことや,地層のでき方,石に入っている小さな化石の話を聞きました。”火砕流”の話にも熱心に聞き入っていました。

 

 

 

 

 

kenbikyou.jpgその後は,ひとりひとり顕微鏡を使って植物を観察したり,本物の化石を触ったりしました。みんな楽しそうです。

 

 

 

 

 

 

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 他にも「ぬりえコーナー」や「昆虫標本コーナー」もあり,みんなそれぞれが好奇心を満たしていました。

 

 

16:00頃からは中学年や高学年の子どもたちも来館。同様のプログラムを実施しました。少々難しめの質問にもばっちり正解。さすがお兄ちゃん達です(^▽^)。

児童館の先生方は,優しくて明るい方ばかり。大変お世話になりました!

(キッズひとはく推進室 布施静香)

三田市の有馬富士公園で「ありまふじフェスティバル」が、10月15日、16日の2日間にわたって行われました。ひとはくも、オオクワガタの巨大模型などを持っていき、出展しました。

左から、出展ブースの全景、巨大オオクワガタ、オオクワガタの拡大、展示風景 (再生研:藤井)

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tai_chiku_landscape.jpg今年度も、「ENEOSわくわく生き物学校」を10月29〜30日にかけて開催いたしますので、ぜひご応募ください。当館は、この講座に協力者の一員として参画いたします。
開催場所は、兵庫県の一番北の端にある豊岡市田結地区です。講座の対象は、小学校高学年の児童と保護者の方の計2名のペア−で15組30名が定員となります。

この講座は、JX日鉱日石エネルギー株式会社(旧:ENEOS)さんのCSR事業の一環として、豊岡市が協賛を受けて開催いたします。企業と行政と市民と地域と博物館が連携した取り組みです。
田結地区は、写真にあるように、典型的な田園風景がまとまって残された地域で、湿地にすむ生き物も豊富です。今回は、この放棄水田の一角と小さな小川にて、生態系のしくみについて学ぶとともに、参加者の皆さんと一緒に、実際にスコップやクワを使って小さな自然再生(小規模な湿地づくりや魚の隠れ家づくりなど)を行います(詳しくはこちらへ)。
関心のある方は、ぜひご参加下さい。宿泊は、田結地区の民宿となります。
あわせて、日本海の美味しい魚介類も満喫して頂ければと思います。

「ENEOSわくわく生き物学校」

(1) 日時  平成23年10月29日(土)〜30日(日) 

        ・集合:JR豊岡駅29日(土)午後1時
        ・解散:JR豊岡駅30日(日)正午

(2) 場所  兵庫県豊岡市内
         県立コウノトリの郷公園および豊岡市田結(たい)地区

(3) 対象  小学4〜6年生の児童と保護者各1 名によるペア(計2名)

(4) 申込方法
    参加申込書に記入の上、郵送またはファックスで申し込みください。
    申し込み先は、以下のとおりです。
  
    〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2−4
            豊岡市コウノトリ共生課 「ENEOSわくわく生き物学校」事務局宛
            TEL:0796-21-9017 FAX:0796-24-8101
            e-mail:
kounotorikyousei@city.toyooka.lg.jp

    ■申込期限  10月5日(水) 
    ■参加申し込み書や詳細については下記のHPをご覧ください。
      「ENEOSわくわく生き物学校の開催について」(豊岡市コウノトリ共生課)
     PDFファイルのダウンロードはこちら→ 「チラシ」 ・ 「要項と申し込み書」

(5) 主催など

    ■主催  兵庫県豊岡市
    ■協賛  JX日鉱日石エネルギー株式会社
    ■協力  コウノトリ湿地ネット、豊岡市田結区、兵庫県立人と自然の博物館
    ■後援  環境省近畿地方環境事務所

 

●田結地区について

田結地区は、湿地状になった放棄水田が広がり、多様な水生生物が見られます。カエルやヘビも豊富で、放鳥したコウノトリの餌場として重要な地域となっています。ここ数年は、この地域の方々と一緒に、様々な自然再生事業に取り組んでいます。豊岡市役所を筆頭に、兵庫県但馬県民局コウノトリ湿地ネット東京大学の野外実習JALの社会貢献活動日本経団連の支援などを通じて、多くのセクターが参画し、地域の活性化と生物多様性の保全と再生が展開されている大変ホットな田園空間です。当日は、コウノトリが餌が食べにくるところを見れるかも知れません。
また、田結地区は山陰海岸ジオパークの一角に位置するとともに、ラムサール条約登録湿地の候補地における重要な拠点にもなっています。余談ですが、田結地区でとれるワカメは、神水わかめと呼ばれており、大変歯ごたえと味がしっかりとした高級食材として有名です(このワカメを食べて育つアワビはもっと美味しい)。
taideanahori1.jpg(みつはし ひろむね)


 夏休みの前の7月16日から、新温泉町山陰海岸ジオパーク館で始まったジオキャラバン第一弾。おかげさまをもちまして大好評のうちに終了となりました。多くのご来場誠に有り難うございました。ってことで、次の会場へキャラバンします。

  お世話になりました   元に戻せるのか?!
 ジオパーク館の休館日を利用して、8月30日午後から会場の撤収作業をします。ひとはくから持ち込んだモノはとりあえず片付けます。巨大なテトラポットの模型も解体して片付けます。小さいテトラはそのまま積み込み予定。
 しかし、結構暑い。と言うか、かなり暑い。水分補給をするけれど、熱中症になりそうなくらい暑い作業になった。作業中はTシャツも汗でひどいことに。町の方数名にもお手伝いいただき、2t車に積み込みます。エチゼンクラゲ君も乗り込みます。

   2t車が大活躍   クラゲの股間?
 いろいろとお世話になった、山陰海岸ジオパーク館のみなさま、本当にありがとうございました。
 
 それからキャラバン隊は進路を東に、香美町の海の文化館へ移動します。

休みの日に開けていただいて・・・・   ここで積み荷を降ろします   
 休館日にお邪魔し、町の職員の方にも来ていただいてトラックから降ろして設営作業にとりかかります。

    魚がリアル   美味しそうなコーナーも

今回新たに加わる展示品などもあり、組み立て作業も行います。パネル展示用のボードも会場でお借りしながら、現地で展示計画を立てながらの作業です。限られた時間とスペース、そして人手を最大限有効に活用して、なんとか設営を終わりました。

  海藻標本   はってなQ便コーナーも    2体めのクラゲに空気注入!!   ひとはく博士のお出迎え

山陰海岸ジオキャラバン第二弾は、9月1日(木)〜9月27日(火)
会場は、兵庫県香美町 海の文化館 です。
多数のご来場をお待ちしています。
会期中のイベント案内などは こちら からどうぞ

 

情報管理課:八尾

キッズひとはく推進室の事業で

昨日の午前中は長楽児童館(長田区)、午後からは高倉台児童館(須磨区)

へ行ってきました。

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室長の化石のお話

 

 

 

 

 

 

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顕微鏡で小さな化石

を見るコーナー

 

 

 

 

 

 

 

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私たちフロアスタッフは、紙芝居とレプリカ作り担当です。

 

 

 

 

  

           その他、塗り絵や、世界の甲虫の標本を見るコーナーもありましたよ。

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みんなで記念写真!

 

 

 

 

 

 

それに今日うれしいことが...

高倉台児童館でレプリカづくりをされた子が、博物館にご両親と遊びに来てくれましたよ。

今日は、ご両親もレプリカづくりを体験されていましたよ。

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また来て下さいね。

スタッフ一同お待ち

しております。

 

 

 

 

                         フロアスタッフ せら ゆうこ

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8月1日から31日まで但馬ドームで開催される「サマーミュージアム」に出展します。
展示のテーマは、「守ろう但馬の自然遺産」で、展示の内容は「山陰海岸ジオパーク、コウノトリ、ラムサール条約」です。このうち、ひとはくでは「ラムサール条約」に関する展示を担当しました。
ラムサール条約とは、1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において採択された条約で、正しくは「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。要するに、国際的に重要な湿地を指定して保全して行きましょう、ということです。

さて、但馬ドームは、兵庫県の北部、豊岡市日高町の神鍋高原にあります。冷涼でさわやかな気候のため、たくさんの人がスポーツや避暑に訪れています。ドームでは、ソフトボールの試合や練習が行われていました。ちなみに神鍋高原は、夏は渓流釣りや川遊びなど、冬場は、スキーで賑わいます。
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さて、展示の様子ですが、こんな感じです。
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観覧席の壁面に、パネル11枚と標本を並べています。展示は、ラムサール条約についての説明と、現在、ラムサール条約への登録にむけて準備中の「円山川下流域」の湿地にすむ生き物について解説しています。円山川下流域を特長づける8種類の生き物をとりあげています。円山川下流域は、コウノトリの生息場所だけでなく、数多くの貴重な生物が生息しています。

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オオアカウキクサとミズアオイについては拡大模型を、ヤマアカガエルはプラスティネーション標本とリアルなジオラマ風模型、アカマダラハナムグリとヒヌマイトトンボについては標本を展示しています。これ以外に、イトヨ、ツバメ、ひのそ島に生育する希少植物について簡単に解説しています。昨年度に出展した哺乳類のはくせいに比べると小さいサイズなのですが、どれも貴重な標本や分かりやすい模型ですので、ぜひ実物をご覧いただければと思います。

ひとはくの展示以外にも、
R0012829.jpg コウノトリに関するパネル展示とか、

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ジオパークに関する展示もあります。

この夏、神鍋高原やその近くにお越しのかたは、ぜひお立ち寄り頂ければと思います。もちろん、但馬ドームで、野球やサッカーの練習に来られた方は、2F観覧デッキをのぞいてください。

但馬ドームのHPはこちらです!! <click>


また、2011年11月23日〜12月18日にかけては、「道の駅神鍋高原」にて、ジオキャラバンを開催いたします。これ以外にも、各地でジオキャラバンによる展示会を開催しておりますので、ぜひお越しください。

 2月14日(月)〜23日(水)の午前中まで、淡路島の南あわじ市阿万(あま)にあります、国立淡路青少年交流の家(独立行政法人国立青少年教育振興機構)で、館外展示やセミナーを行っております。

tirasi.jpg▲参加者募集のチラシです。島内のほとんどの学校にご案内しました。

 この青少年交流の家のある吹上浜(ふきあげはま)は、海浜植物や昆虫など、特徴的な生物の他に、和泉層群(いずみそうぐん)と呼ばれる”しましま”の地層が見られます。この地層は恐竜が生きていた時代である”中生代”の地層で化石も見つかることより、これらの貴重な自然を、島内の学校の方々や地域の方々、この施設を研修でご利用のみなさまにご紹介しようと、化石や絶滅危惧種の館外展示、化石発掘のセミナー、レプリカづくり体験を実施しました。

 

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▲絶滅危惧種、世界の甲虫、化石の展示の様子です。

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minamiawazi.JPG▲南あわじ地学の会の皆様にもご協力いただきました。来館者に説明する代表の野田さんです。南あわじで産出した貴重なアンモナイトの化石も特別に展示

 2月15日(火)には、地元南あわじ市立阿万小学校6年生35名を対象に、展示物を使った化石や丹波の恐竜、生物多様性に関する授業を行いました。また、化石のレプリカづくりも体験していただきました。

 

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▲本物の化石を使っての説明。わかりやすかったかな? 兵庫県ではここにしかいない「ヤマトマダラバッタ」の巨大模型にびっくり! 沢田研究員特製の3D写真に感激!! 鈴木研究員提供の生体展示「アワジマイマイ」こんなの普通にいるよとのことでした。でも島外にはいません!?

 2月19日(土)に開催しましたセミナーでは、化石発掘体験に10組23名(応募は50組程度あり)、レプリカづくり体験には169名の方々に挑戦していただきました。

 

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▲解説中の古谷主任研究員。県立淡路三原高等学校の科学部3名も参加していただきました。化石発掘現場に移動、交流の家の職員さんに大変お世話になりました。

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▲一方ロビーでは、化石のレプリカづくりが大盛況!! スタッフの寺尾さん、大本さんお疲れさまでした。パネルの解説も大賑わいでした。

torikera.JPG  この館外展示は2月23日の午前中で終了しますが、展示期間を通じて多くの方にご覧いただけたと思います。交流の家に研修で宿泊されている方々にも研修の合間にご覧いただくとができました。また機会がありましたら実施できれば良いなと考えております。

淡路青少年交流の家の情報は
 ↓
http://awaji.niye.go.jp/

(生涯学習課 西岡敬三)

 猪名川町立楊津(ようしん)小学校で学校キャラバンが今日20日から始まりました!!昨日はその準備に出かけていましたので、その様子を紹介します。 

猪名川町立楊津小学校 2tトラック2台とひとはくのキャラバン号に積み込んで学校に向かいました。事前に、校長先生から地域の方々にお声かけしていただいていたので、沢山のお母さん方が集まってくださいました。ありがとうございました。 寒い体育館で準備 体育館には既にビニールシートが敷かれており、受入態勢はバッチリ。ここへ次々と展示品を運び込みます。ひとはくの研究員から貴重な標本を預かりました。

 モルフォ蝶の標本  恐竜の頭も!!

 とても美しいモルフォ蝶の標本やトリケラトプスの頭などたくさん運び込みます。大きなモノは運送会社の方にもお手伝いいただきました。ありがとうございます。世界の珍しいカブトムシの標本もたくさんあります。 

みんなを待ってます!!   標本棚に並べます   壁にも まるで小学校が博物館に変身したようになります。これが「学校キャラバン」のいいところなんです。ひとはくにある「ほんもの」が地域の学校に!!

 

 今日は、楊津小学校のみんなは「化石のレプリカづくり」に挑戦してくれていると思います。22日の土曜日にはPTAの方々や一般の方々を対象にしたセミナーも開催を予定しています。楊津小学校区の方はもちろん、近くの方も是非楊津小に足をお運びください!!

 

 

楊津小に来てね!!                                 情報管理課:八尾 

学校が博物館!?
学校キャラバン「ひとはくがやってくる in 楊津小学校」


 この度、1/20(木)〜1/26(水)の期間、猪名川町立楊津(ようしん)小学校を会場に学校キャラバンを実施します。
 お近くにお住まいの方は、どうぞ足をお運びください。

 

 

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学校キャラバンとは...
 ある日突然、学校が博物館に様変わり!博物館の収蔵庫からとっておきの標本・はく製などを紹介します。日ごろの教科書や図鑑の写真でしか見たことがなかったものが学校にやってきます。ホンモノの迫力を存分に味わってください。


猪名川町立楊津小学校のHP
 ↓
http://yoshin-es.inagawa.andteacher.jp/

(生涯学習課 西岡敬三)

さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。

 みなさま、覚えておられますでしょうか?昨年秋に、ひとはくのミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」に登場したゾウの絵とハリボテゾウさんの旅はまだまだ続いております。
 はじめて読む方は、下記ブログにて・・・
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/  その1
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/  その2(増井光子さんのメッセージ)http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/  その3(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/  その4(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/  その5(ゾウが描いたぞうイベント)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/  その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウhttp://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_954/  ゾウの絵 旅に出る。 今治編http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_955/  ゾウの絵 旅に出る。 豊岡編

 

  さあ、「ゾウの絵地方巡業りポート橿原編」の一席でございます。今回は奈良の橿原市昆虫館への旅。今治と豊岡にわかれておりました全作品が再び集結。なんと今度は虫さんたちと共演することに相成りました。 001zo.JPG  002zo.JPG
 1月4日(火)から3月21日(月・祝)まで橿原市昆虫館 新館2階(一角)と本館にて「ゾウとムシの絵展」http://www.city.kashihara.nara.jp/insect/event.htmlと題しましての展示で、1月8日にはイベント「ゾウになって絵を描くぞう」に行ってきました。

 内容はゾウの絵誕生の講談とゾウと虫になって絵を描こう。 003zo.JPG
 来てくれたのは虫好き、ゾウ好きの子どもたち。けったいな和服姿のおっちゃんの話をちゃんと聞いてくれました。 004zo.JPG

 ハリボテゾウさん一座も3回目、だいぶゾウらしくなってきました。足が2本多いのがヘンですが。 005zo.JPG

 今回は特別に大谷研究員も河南堂ハチミツカメンとしてゾウ足での出演。 006zo.JPG

 でも足はお遊びで、ちゃんとゾウなどの哺乳類と虫の構造や行動の違いをわかりやすく解説するコーナーを担当してもらいました。 007zo.JPG

 寸劇では、ゾウの絵をはじめたロシア系アメリカ人コマール&メラミッド役に、昆虫館のスタッフやボランティアの方にも出演いただき、大ウケでした。 0070zo.JPG


 そしてみんな、ゾウになって絵を描きました。花やハート、丸、みんな大きなゾウさんになった気分でいい笑顔です。

008zo.JPG   009zo.JPG   010zo.JPG


 さて、極めつけは虫のゾウ?ゾウムシさんたちにも絵を描いてもらうワークショップ!昆虫館の日比さんたちの指導ではじまりはじまりー! 011zo.JPG
 クロカタゾウムシ、カブトムシ、ヒラタクワガタ、ヤエヤマオオゴキブリなどの虫のアーチストが子どもたちと絵を描きました。  012zo.JPG  013zo.JPG  014zo.JPG

 いかがでしょうか?お絵かきのあとは、みんなで虫さんたちをきれいにゴシゴシ。虫さんたちも元気にカゴに戻りました。ご安心を。


 

 最後はみんなで、虫さんたちの作品とハイポーズ! 015zo.JPG この虫の絵は、会期中、ゾウの絵とともに展示されますので、ぜひゾウさんの絵と比較してみてください。この日は奈良テレビや奈良新聞にも取材にきていただき大賑わいでありました。 016zo.JPG


 ひとはくや今治、豊岡であー見逃したというよい子たち!いざ、橿原へ!さてさて、ゾウの絵の旅いったいどこまで続くやら・・・ 017zo.JPG


                          099zo.JPG ひとはく地域研究員 川東丈純
                       

 

kinokoblog3.jpg今年も御影高校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。

期間は、1月8日(土)〜1月10日(月・祝)です。高校生や兵庫きのこ研究会の皆さんが、3年間にわたり収集した標本約250種、300点あまりをキノコの特徴別に一挙公開されます。

キノコに関心があるかたは、ぜひぜひこの連休中に御影公会堂におこし頂ければと思います。

kinokoblog2.jpg  kinokoblog_1.jpg

【展示情報】
タイトル:六甲山のキノコ展2011〜野生のキノコの不思議な魅力〜

キノコは季節ごとに発生する種が異なります。これまで3年間にわたり、四季を通じて採取した標本約250種300点余りを、キノコの特徴別に一挙に展示・公開します。六甲山再度公園のキノコの多様性、野生のキノコの面白さ、不思議さ、そして身近な場所の豊かな自然を実感して頂けばと思います。

 (1)特徴別(食・毒・香り、出現頻度など)にキノコ標本の展示
 (2)本校生徒や兵庫キノコ研究会によるキノコの解説
 (3)六甲山系の代表的なキノコの写真展示
 (4)解析結果をポスターで展示
 (5)キノコの香り体験コーナー
 (6)COP10の報告

実施期間:平成23年1月8日(土)〜1月10日(月)

場所:御影公会堂(神戸市東灘区御影塚町4−4−7)

入場料:無料

共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫きのこ研究会

(みつはしひろむね)

ひとはくと協力協定を結んだ加東市において、小学校・中学校の自然や環境、生き物に関する研究・調査作品の優れたものに対して贈られる「加東市ノーベル大賞」の授賞式が行われました。

場は、加東市滝野図書館の3階会議場です。

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▲授賞式会場となる加東市滝野図書館         ▲授賞式会議場の入口
 
報道の方(?)も取材に来られていました。

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▲会場内は緊張した雰囲気です。    ▲受賞する子どもたち(緊張している?)

 

この「加東市ノーベル大賞」授賞式は、今年度で第2回となります。


今年度の加東市ノーベル大賞は、 加東市立 社中学校1年 福田くんの「チョウによる自然度分析」でした。

また、最優秀賞は、 加東市立 社小学校 5年の上月さんの「アリの不思議な生態と知恵」が選ばれました。

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▲加東市長から賞状を渡される福田くん  

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▲加東市長から賞状を渡される上月さん

 

そのほか、優秀賞4作品、審査委員賞4作品、入選49作品(代表者)に賞状が渡されました。 

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▲ 作品の講評をする、ひとはくの佐藤主任研究員

 

その後、それぞれの研究の発表が行われました。
 
2階ギャラリー(加東市滝野図書館)において、加東市「まちまるごとミュージアム」として、加東市ノーベル大賞、最優秀賞、優秀賞、審査委員賞、入選のそれぞれの作品が展示されています。

 

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▲ 加東市ノーベル大賞を受賞した福田くん

 

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▲研究作品の展示 

 

また、ひとはくからは、生物多様性をテーマとしてモーレンカンプオオカブトやハンミョウの拡大模型や植物画などが展示されています。開催期間は12月18日(土)〜26日(日)です。ただし、20日(月)と23日(祝)は休館日です。

 

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  ▲ ひとはくの展示も待っているよ

 

みなさん、見に来てくださいね。

「まちまるごとミュージアム」の展示の問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ

                                  (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)



 

 

 

 

 

ひとはくと加東市は、平成21年(昨年度)に協力協定を結んでいます。今年度夏期に行われた『加東市「まちまるごとミュージアム」(夏期展示)』に関連する行事等ことは、下記のブログでもご紹介しました。

<関連するブログ>
1●加東市「まちまるごとミュージアム」のため、ツキノワグマなど運搬!
(7月23日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_780/
2●子ども生き物調査隊!(加東市「まちまるごとミュージアム」)が行われました!
(7月30日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_795/
3●加東市で行われた「子ども生き物調査隊」の 参加者が 考えたタヨウ星人
(8月11日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_822/

また、11月7日に ひとはくで開催された「ひとはくフェスティバル2010」には、加東市マスコットキャラクターの「加東 伝の助」くんも参加してくれました。

    

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▲他のゆるキャラと一緒に並ぶ      ▲「加東 伝の助」くん、人気者です!
「加東 伝の助」くん     

また、加東市の職員のみなさんも来てくださり、伝の助くんのグッズなどを販売されていました。

 

 

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▲加東市の職員の方々            ▲かわいい「加東 伝の助」くんグッズ

 

さて、加東市立滝野図書館において、12月18日から冬期展示の『加東市「まちまるごとミュージアム」』が開催されます。

本日は、そのための展示物をひとはくから搬入しました。
(加東市職員の皆さま、お疲れさまでした。)

 

午前中、ひとはくの4階 「ひとはくサロン」 から エチゼンクラゲ が外に運ばれました。

 

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▲ひとはくサロンに展示してあった     ▲このエチゼンクラゲが通ると
 エチゼンクラゲの実物大バルーン模型*    入口が狭く感じます。

 

*このエチゼンクラゲの実物大バルーン模型は、日本財団の助成事業のご協力によって
製作されました。

 

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▲太陽の日を浴びると、いい感じに     ▲いよいよトラックに積み込まれます
光っているエチゼンクラゲ模型

風が吹いていなかったので、飛ばされずに済んで よかったです。

 

午後、加東市の滝野図書館の2階ギャラリーでは、ひとはくから展示物が運ばれ、並べられました。

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▲展示物を台の上にそおっと置きます ▲エチゼンクラゲの展示はすっかり展示室に
                               馴染んでいます(どこにある?

18日の10時から滝野図書館3階(展示会場の上の階)会議場で「加東市ノーベル大賞」等の授与式が予定されています。

この「加東市ノーベル大賞」は、加東市内の小学校・中学校の子どもさんたちが行った地域・自然・環境などの研究作品のうち、優れた作品等に与えられる賞で今回が第2回目です。

これらの作品は、加東市「まちまるごとミュージアム」(冬期展示)の会場である滝野図書館2階のギャラリーに展示されます。

ひとはくからは、さきほどご紹介した「 エチゼンクラゲの実物大バルーン模型」や「モーレンカンプオオカブトの拡大模型」、「ハンミョウの拡大模型」などの展示をしています。テーマは生物多様性です。

12月18日(土)〜12月26日(日)の間、開催しています(ただし、20日(月)と23日(祝)は休館日です)。

チラシは、こちら  表示 ←ここをクリックしてください)です。

なお、会場へは、車でしたら 中国自動車道「滝野・社」インターからすぐです。

みなさんで、見にきてくださいね。

なお、問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ

                                                                              (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)


 

 

 

 今回は、いつも博物館のセミナーなどでお世話になっております清水文美さんと一緒に山梨大学付属病院に授業に行って参りました。そのときのレポートを清水さんが作成してくださりましたので、掲載いたします。いつもありがとうございます(感謝!)。・・・・・・・・・(みつはしより)

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病院で長期間、病気と闘っている子どもたちに「自然の神秘」をほんの少しでも感じてもらえることができたら〜という試みがはじまっています。
     
院内学級というので 殺菌対策とか こちらの健康状態や服装とか・・・いろいろ考え、緊張しました。が、今回おじゃました山梨大学付属病院小児科病棟の院内学級はほぼ通常の子どもたちと同じような感じでした☆^∇゜) ニコ♪そしてみんなとなかよくお話しながら、三橋先生のプラスティック標本を使って「森からのおくりもの」を先生のお話とスライドを見ながら、『みんなと森へ 川へ出かけていくような時空』を共有してきました。

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反省すべきことは、子どもたちの多くは点滴をつけていて、電源が必要なため教室内を自由に動きにくいということ。実際に自由にプラスチック標本をさわってもらおう〜と思っていたのが、車いすのために思うように動きづらかったようです〜。
そしてもうひとつ。これは院内学級ということではなく、それぞれの地域性の問題だと思いますが、三橋先生が子どもたちに「川の始まりはどこだろ?」と投げかけると子どもたちは「山の中」「森のなか〜」という具合に反応してくれましたが、「では川の終わりは?」というと「。。。」「川の終わりはおわり〜^^」という感じになりました。なるほど、子どもたちは「海」を知らないわけではないのですが、日常的に「海」を感じることがなかったようです。地域性は事前準備の一つとして不可欠でした。
 これがきっかけとなって、少しずつ自然の不思議を感じてくれるような院内学級への協働、また学級の来れなかった子どもたちのために院内キャラバンへ〜とつながっていくようになれば 素敵だな〜と思いつつ岐路につきました。
今回も 博物館のネットワークにより多くの素敵な方々とめぐり会い、つながりができたので、この新しい試みもきっと成功するのではと期待しています♪山梨大学医学部小児科の犬飼岳史先生はじめ院内学級の長田先生がた多くのバックアップで大変貴重な経験をすることができました。
ありがとうございました!
詳細は山梨大学付属病院小児科のHPでも紹介されるそうです。

(清水文美)

ひとはく共催事業「神戸元町・夏の昆虫館」。今年も実施します。
会場はJR・阪神元町駅からすぐの「アートホール神戸」です。8月12日(木)から23日(金)、会期中無休。10時から18時。入場無料です。

展示内容などのくわしくはホームページを、日々のようすはブログをごらんください。

ひとはくからは、昨年に引き続き、キベリハムシ拡大模型、モルフォチョウ標本などを持参しています。定番ですね。
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いろんな昆虫にさわって遊べるのが人気です。
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お絵かきもできます。
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昆虫少年による、標本づくりデモもあります。
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小さいお子さんに特におすすめです。ぜひご来場下さい。

八木 剛(自然・環境評価研究部)

加東市滝野図書館2階ギャラリーで開催されていました「まちまるごとミュージアム」が先日終わりました。最終日に展示会場に行くと、たくさんの人が見学してくれていました。

 

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◆会場の入り口        ◆さわってみよう!のコーナー

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◆木の幹の重さ比べをしています ◆「子ども生き物調査隊!」の作品展示

さて、初日に合わせて行われた「子ども生き物調査隊!」では、播磨中央公園周辺で生き物を採取し観察して絵を描きました。また、それをもとに自分で考えたタヨウ星人を描いてくれました。


いくつかの「タヨウ星人」などの作品をご紹介します。

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◆クマゼミの絵 と それをもとに考えてくれた「ベアー宇宙人」の絵

 

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◆スズメガの仲間の幼虫 と それをもとに考えてくれた「モッサリ星人」の絵

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◆クリの葉とイガ        ◆クリのイガをもとにした「いがぐり星人」の絵

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◆クリの葉とイガで「ちゅうしゃ星人」の絵 ◆トゲを注射針に見立てているようですね。

注射をされると、葉っぱが消毒されるそうです。

 

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◆「ハッパ アンド セミ星人」の絵

クマゼミ と 葉っぱ が合わさったユニークな星人ですね。

その他にも、いろいろ描いてくれたのですが、載せられなくてゴメンなさい。
調査隊に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。



ところで、ひとはくでは、8月15日から9月5日まで「オリジナル タヨウ星人」を描くコーナー(4階 ひとはくサロン)が予定されています。これは、ひとはくで行う第2弾です。前回は好評につき、〆切を早めてしまいました(ゴメンなさい!)。

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◆みんなにも「タヨウ星人」を描いてほしい ゾウ!

詳しくは、博物館(フロントスタッフ)にお問い合わせください。

               (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

7月29日から始まった「まちまるごとミュージアム」のオープニングセレモニーと子ども生き物調査隊!に参加してきました。

初日の午後、オープニングセレモニーで、主催者のあいさつとテープカット等が行われ、その後、みんなで展示を見学しました。

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◆テープカットのようす             ◆みんなで会場の中へ    

 

この会場に搬入してきた日は、暑くてにらんだような目に見えた(その様子はこちらhttp://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_780/)ツキノワグマグマは、今日は、やさしい目をしているように見えます。

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◆ツキノワグマに見られている家族?      ◆はてなボックスの中身は何かな?

 

さて、いよいよ「子ども生き物調査隊!」の活動開始です。気象情報では、その日の午後は雷雨の予報でしたが、活動時間になると、ウソのように晴れて陽ざしがまぶしく感じるほどでした。

この調査隊の活動は、加東市の職員の方と「おおばこの会」(北播磨自然観察サポーターチーム)の皆さんがサポートをしてくださいました(スタッフの皆さんお疲れさまでした)。

 

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◆クマゼミをねらっている子どもたち      ◆クマゼミが採れた?

 

採取したものをもって、室内にもどってスケッチをします。
 

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◆何を描こうかなあ                 ◆よ〜く、見ながら クマゼミを描いています
   

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  ◆この子も クマゼミを描いています        

 

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  ◆クリのイガ(果実)と葉っぱの絵

  

セミの仲間や、トンボの仲間、チョウの仲間など、いろんな昆虫が描かれていました。また、アジサイやクスノキ、カツラなどの葉っぱ、クリのイガを描いている子どももいました。短時間でしたが、いろいろな生き物がいることが分かりました。

子どもたちには、これらのスケッチをもとに自分で考えたタヨウ星人を描いてもらいました。

これらの絵(作品)は、「まちまるごとミュージアム」で展示されています。
 

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◆『加東 伝の助』くんのスタンプと、ひとはくのポイントカード

 

   展示会場の入り口近くに受付の方がいて、ひとはくの「タヨウ星人ポイントカード」に『加東 伝の助』くんのオリジナルスタンプを押してくれます(このスタンプは、期間中に同じカードに1回だけ押してもらえます)。

 

 「まちまるごとミュージアム」は、加東市滝野図書館2階ギャラリーで 7月29日(木)〜8月8日(日)の間、開催しています(ただし、2日(月)は休館日です)。
 

みなさんで、見にきてくださいね。なお問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ

 

                                (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

昨年度に引き続き、今年度も加東市で7月29日から「まちまるごとミュージアム」が始まります。
先日、これに使用する展示物を ひとはく から、加東市の滝野図書館2階ギャラリーへ運び込みました。
作業をしていただいた加東市の職員のみなさん。ご苦労さまでした。

この日は、梅雨が明け、暑い一日でした。

 

ひとはく3階「森に生きる」に展示しているツキノワグマも出動です!

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◆ツキノワグマ                       ◆3階入口から、出動!

 

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◆トラックに乗せます                 ◆毛布や布団にくるまれ、暑そうです

                               (暑くて クマが、にらんでいる?)

 

無事に展示会場に着きました。

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◆展示会場に落ち着いたクマ


この角度だと、やっぱり、にらまれているようです。

 

 

さて、これも展示物の一部です。

 

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◆展示物の一部分

なんだか、流し台のゴミ収納器フタのようです。

 

実は、これは「はてな ボックス」の一部で、ここからボックスの中に手を入れます。

 

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◆「はてな ボックス」                ◆「はてな ボックス」 に手を入れる

                                                                  (クマの手、いや クマの前あし ではありません。)

このボックスの中には、何かが入っています。
手さぐりで、それが何なのかを考える展示です。


何が入っているのか、手でさわって答えてみてください。
ただし、そおっ〜と、さわってくださいネ。

「○○○○だ!」と思ったら、横のトビラから のぞいてみましょう。

 

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◆横にあるトビラ「のぞいてみよう」   ◆これを開くと中がのぞけます。

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◆もう一方に「こたえ」のトビラがあります。◆これを開くと「こたえ」が書いてあります


何が入っているのか。会場にきてみて、確かめてください。

他にもいろいろと展示されています。
ちなみに、今年度のテーマは「生物多様性」です。

「まちまるごとミュージアム」のチラシはこちら 20100723190003.pdf

「まちまるごとミュージアム」は、加東市滝野図書館2階ギャラリーで
7月29日(木)〜8月8日(日)に開催されます(ただし、8月2日は休館日です)。
問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ

                             (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

大阪・梅田にある阪急百貨店イングス館地下1階で、21日から始まっている夏休みイベント「ダイナソーワールド」をちょっとのぞいてきました。
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▲こどもランドの一角に恐竜グッズが並んでいます

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▲ひとはくコーナー

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ひとはくの共催事業の一つで、博物館から標本、パネルの展示、「たんばのきょうりゅう」情報としてDVD映像紹介などを行っています。

準備作業は一昨日紹介しましたが、

 → http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_777/

今日は恐竜グッズも並べられており、思わず買いたくなる商品も・・・

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▲さすが百貨店ですね。さまざまなグッズが並んでいました

期間中の8月1日(日)には「恐竜&古生物セミナー」を開催します。
デジタル紙芝居や恐竜骨格パズル、化石のレプリカ作りなど楽しいイベントで、店内チラシにも詳しく掲載されています。
イングス館のホームページから申し込むこともできますよ(^^)

 ※イングス館ホームページに詳しく掲載されています
 → http://umeda-hankyu.jp/Ings/CotocotoRoom/2010/07/20100709_225130_19348.html

 

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▲今日はアンモナイトの化石探しをやっていました。恐竜人気コンテストもやっています

「ダイナソーワールド」は8月3日(火)までの企画です。
大阪でのお買い物のついでに、ぜひ、お立ち寄りください。
そして、大阪のみなさん!!三田の博物館にもぜひ、お越しください。

ひとはくは今、生物多様性大作戦!展開中です。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

昨夜、阪急イングスで21日から始まる夏休みイベント「ダイナソーワールド」の設営に行ってきました。
いよいよ夏休み!!ひとはくはスタッフも館外展示も、あちこちに出かけます。

夜8時。お客様の姿がなくなった店内で模様替えが始まりました。

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はじめに什器が搬入され、それまでの玩具売り場の商品が撤収されて、
「ダイナソーワールド」用の商品に置き換えられていきます。

そんな中、ひとはくからの標本、パネルの設営準備をしました。
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▲「化石になった生物たち」では、古生代〜中生代〜新生代の順に化石標本が並びます

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▲化石発掘調査に使う道具も展示しています。化石標本は約50点。もちろんどれも本物です!!

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▲だいぶ「ダイナソーワールド」になってきましたね(^^)

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▲「たんばのきょうりゅう」情報については、パネルでの紹介、DVD映像による紹介などをしています。手前の什器には、このあと恐竜グッズが並ぶ予定です

1日(日)には「恐竜&古生物セミナー」を開催します。デジタル紙芝居や恐竜骨格パズル、化石のレプリカ作りなど楽しいイベントです。また紹介します。詳しくは店内チラシをご覧ください。

「ダイナソーワールド」は8月3日(火)までの企画です。
大阪でのお買い物のついでに、ぜひ、お立ち寄りください。
そして、大阪のみなさん!!三田の人と自然の博物館にもぜひ、お越しください。阪急イングスのお客様限定のお楽しみもありますよ。詳しくは店内で(^^)

ひとはくは今、生物多様性大作戦!展開中です。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

●アシレンジャー募集中です!!

都会の近くでも、色んな自然を体験することはできます!

CIMG4424.jpg芦屋といえば、阪神間に位置する大都会というイメージがありますが、探せば色んな自然を体験できる場所が残されています。昨年から、NPO法人さんぴぃす さんと一緒に、源流から河口まで、各地で観察会をおこなってきました。モクズガニに、アユ、里山もあれば、海辺の鳥、鳴く虫、きのこなど、実にたくさんの自然がコンパクトに詰まっております。
そんな身近な自然の楽しみ方を体験できるのが、『NPO法人さんぴぃす』さんの自然体験プログラムです。

今年は、これらの自然をさらに多くの人たち、特に子どもたちに体験してもらうことを目的として、芦屋の自然を体験するレンジャー隊、『アシレンジャー』活動が行われます。一年間を通じて、身近な自然を体験するプログラムを、NPO法人さんぴぃすの皆様がた作成してくださりました。
わたしたち、博物館のスタッフもいくつかのセミナーを担当します。

計画(予定)は以下のようになっております。
詳しくはパンフレットをご覧ください。

パンフレットはこちらからダウンロード→  アシレンジャーの案内(2.1MB PDF)
2010年度 観察会
 4月 24日(土) 春の六甲山ハイキング
 5月 9日(日) 芦屋川上流の水生生物観察会
 5月 22日(土) 実生のホームステイ
 6月 12日(土) ロープワークとハンモック作り
     26日(土) 鳴く虫の観察会
 7月 29日(木) 芦屋川上流の水生生物の観察会
 8月 7日(土) 宮川での生き物観察会(1回目)
      (未定)  宮川での生き物観察会(2回目)
 9月 11日(土) 宮川でのハゼ釣り&バーベキュー
 10月 2日(土) 森のキノコの観察会
 11月 6日(金) モクズガニの夜間観察会
    14日(日) 山の木の実(種)あつめ
 12月 4日 (土)  森の植物と土の話
 1月  日程未定  近畿子どもの水辺交流会(奈良県)
 2月 11日(祝金) 人と自然の博物館・共生のひろば(成果発表会)
    13日(日) 木炭づくりと整地作業&焼き芋
 3月 13日(日) 自分の木を植えよう

*都合により日程変更される可能性もありますがご了解ください。

申し込みは、上記のパンフレットにある申し込み用紙に必要事項を記入して、NPO法人さんぴぃす・アシレンジャー事務局へお願いします。
TEL&FAX: 0797-22-8896、E-mail: info(あっとまーく)sanps.com
 *(あっとまーく)の部分を@に代えてください

このアシレンジャー活動は、途中からでも参加OKです。ふるってご参加ください。

(流域生態研究G みつはしひろむね)

 みなさんは今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?連日好天に恵まれ、汗ばむどころではないほどの陽気ですね。もうどこかに出かけられましたか?

 

 ひとはくから車で2〜30分ほど北東に進んだところに「有馬富士公園」があります。そこでは、ありまふじフェスティバル'10と銘打ってさまざまなイベントが催されています。今日はひとはくからもキャラバンで出かけたので、その様子をご紹介します。

 

 今回の目玉展示は「キベリハムシ」です。 ハムシ」の仲間で、へりが黄色いからキベリハムシって名前がついています。こんなジャンボな昆虫が目の前に現れたらびっくりしますよねっ。

 で、この展示はよくできていてケースの下にもぐって、キベリハムシのおなかの様子を見ることができるんです。      

     ボクも見たいけど、ちょっぴりこわいなぁ・・・・

 明日もキベリハムシはいますから、ぜひ会いに来てくださいね。何が見えるかは、明日のお楽しみ!!

   「春の野草」も展示しています。       

どんな野草があるかな?楽しみに来てください。そして、当日現地で受付の観察会「春の草花を探そう」も実施します。13:30から30分間のプログラムです。会場のテントで受付をしていますから、始まるまでにお申し込みください。

 明日もきっといいお天気ですから、帽子を忘れずに飲み物も持って有馬富士公園に来てくださいね。お待ちしております。

 そして、それだけではなく「ひとはく博士」もやってきますよ。いっしょに記念撮影をしたり握手もしてくれます。今日ははばタンとのツーショットもありました。みんな子どもの人気者!!是非会いに来てください。

   

 

  そうそう有馬富士公園に行く前に、「ひとはく」によっていくのもいいですよ。明日もひとはくではいろんなイベントを実施していますから、博物館も楽しい!!是非お越しください。

 

情報管理課:八尾

 本日1月21日(木)から26日(火)までの6日間、猪名川町立つつじが丘小学校体育館で、ひとはくキャラバ「ひとはくがやってくる in つつじが丘小学校」が開催されています。

 

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 開催前日の1月20日(水)、小学校の先生方、PTAや地域の方々、博物館スタッフと展示物の設営を行いました。

DSC_1851.JPG 只今打ち合わせ中。こどもたちはどんな配置が嬉しいかな?

DSC_1853.JPG ずらっと並んだ標本箱。蝶やカブトムシ、大好きな昆虫がいっぱい!

DSC_1857.JPG ガラスケースには古生代から新生代の化石がずらり。説明パネルもあり。

DSC_1865.JPG 準備完了! 明日から待ちに待ったキャラバン開催です

 開催日初日を迎えました。恐竜レプリカ模型、化石、昆虫標本など、どの展示物も大人気、休み時間に多くのこどもたちが熱心に見入っていました。

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こんなに近くでじっくり見ることができるのもキャラバンならでは。学校にキャラバンが来てよかったね。

 また、展示に合わせて特注セミナーも開催しました。

今日は、大谷主任研究員による「ハンミョウのはなし」(1,2年生)、「鱗粉(りんぷん)のはなし」(3,4年生)、西岡による「化石のレプリカづくりと丹波の恐竜化石」(5年生)がありました。

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 ハンミョウだけでなく、いろいろな昆虫の話がありました。大谷先生に質問しました。

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アンモナイト、三葉虫から好きな化石の1つを選んでレプリカをつくりました。もちろん化石は本物!

 人と自然の博物館はメンテナンスのため現在臨時休館中(2010.1.12〜2.5)ですが、冬眠しているわけではありません。

つつじが丘小学校の地域の方々は、この機会に是非学校に足を運んでみてください。今後キャラバンの様子を報告しますので、ひとはくの活動にご注目ください。

西岡 敬三(生涯学習課)

本日(1/9)に、無事に御影高校による「六甲山のキノコ展」がオープンしました。   ぱちぱちぱち!

DSC_0014.jpg聞くところによると、開館前から待っている方がいたそうです。まるで、正月のデパートみたい?ですね。潜在的なきのこ好きの人が多いことに驚かされます。
中に入ると展示室が1階にあります。 ent.jpgのサムネール画像入り口にもウェルカムボードとカワラタケがたくさん付いた枝があります。

DSC_0022.jpg展示物は、こんな感じです。普通の博物館ではあり得ないのですが、3日間限定でたくさんのスタッフが張り付いているのでオープン展示が可能なんです。それと標本の加工がきちんとされているので、湿気対策も十分です。封入標本や含浸標本がずらりと並びます。
標本に加えて、キノコのモニタリング結果を解析した内容も紹介されています。

DSC_0034.jpg nigiwai2.jpg午後からも、賑わっています。ちょっと人影にかくれていますが、生徒が頑張ってお客さんに説明しています。3日間限定ですが、実際の採集者や制作者と話をしながら展示をみれるのも、この展示会の特徴です。


本邦初公開!キノコの臭いを嗅ぐことできる展示です。キノコの多様性は、形や種類、分解能力だけでなく、臭いも様々です。芳しいものから、???まで。あなたも、「ハエ」の気分になって、ぜひ臭いを嗅いでみてください。

DSC_0025.jpg今風の博物館学にのっとって、ちゃんと体験型展示、ハンズオン展示、生徒さんによるインタープリテーションなど盛りだくさんです。さらに、生物多様性に関する研究成果もあって、トレンディーな展示会です。博物館学に関心のあるかたにも見所たっぷりです。

展示会の詳しい情報は前のブログをご覧下さい。1月11日までの3日間限定です!

●アナウンス
御影高校さんは、この展示だけでなく、キノコの生物多様性に関する取り組みにも挑戦中です。
研究成果は、この3月に東京大学で開催される日本生態学会でも発表されます!!
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/57/P2-HS02.html

関東にお住まいでキノコ展が見れなかった方は、ぜひ生態学会へどうぞ!
生徒さんがキノコの標本を一部持参するとのことです。

(みつはしひろむね)


 

ひとはく  と  加東市 は、今年7月、協力協定を結びました。

その調印式のようすや、夏期に行われた『加東市「まちまるごとミュージアム」』に関連する行事等ことは、

下記のブログでも ご紹介しました。

<関連するブログ>
1●加東市と協力協定を結びました(7月14日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_361/
2●加東市「まちまるごとミュージアム」のため、展示物を運びました!(7月22日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_378/
3●子ども大昆虫調査隊(加東市まちまるごとミュージアム)(7月30日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_388/
4●加東市「まちまるごとミュージアム」のオープニングセレモニーに参加してきました!(8月1日のブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2009/08/post_384/


また、11月1日に ひとはく で開催された「ひとはく&恐竜フェスティバル」には、加東市マスコットキャラクターの

「加東 伝の助」くんも参加してくれました。

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▲他のゆるキャラと一緒に並ぶ「加東 伝の助」くん

s-20091101 047.jpgのサムネール画像

▲手の位置は、やっぱり顔のところです
(このことについては、関連ブログ4● を ごらんください)

 

さて、加東市立滝野図書館において、12月20日から冬期の『加東市「まちまるごとミュージアム」』が開催されます。

 

初日の10時から滝野図書館3階(展示会場の上の階)会議場で「加東市ノーベル大賞」等の授与式が予定されています。

この「加東市ノーベル大賞」は、加東市内の小学校・中学校の子どもさんたちが行った地域・自然・環境などの研究作品のうち、優れた作品等に与えられる賞だそうです。

ちなみに20日の授与式(10時〜11時)には、「加東 伝の助」くんが登場するかも しれませんよ。

これらの作品は、加東市「まちまるごとミュージアム」の会場である滝野図書館2階のギャラリーに展示されます。

ひとはく からは、「オオスズメバチの拡大模型」や「ハチ類に関する標本(キイロスズメバチの巨大な巣やミツバチの巣など)」の展示を予定しています。

展示は、12月20日(日)〜12月27日(日)の間、開催しています(ただし、21日(月)と23日(祝)は休館日です)。

チラシは、こちら(緑バージョン: katou09chirashi(ao)fuyu.pdf)と こちら(黄緑バージョン: katou09chirashi(kimidori)fuyu.pdf)です。

 

なお会場へは、車でしたら 中国自動車道「滝野・社」インターから すぐです。

みなさんで、見にきてくださいね。

 

問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へお願いします。

                               

                                   (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

丹波焼陶器まつりにミニキャラバンを出展しました。

 

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今回のキャラバンは、『化石発掘!石割体験!』

僕も、私も、化石を発見できるかもしれません。レッツチャレンジ!!

 

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手袋とゴーグルを着けたら、

 

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割ります!

割ります!!

 

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割ったらよく見て

 

DSC00314.JPGどんな化石が出てくるのか顕微鏡で確認

小さいので見逃さないように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00348.JPG化石が入っていそうな石を選んだら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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また割ります!

ひたすら割ります!

 

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1億数千年前に思いを馳せながら

 

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最初は見ているだけだったお父さんも、お母さんも、ついつい参加

 「一回だけ」のつもりが「見つかるまで」に

 

 

DSC00408.JPG「あった!」

残念、これは化石ではなく、炭です。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00457.JPGめげずに割ります

 

 

 

 

 

 

 

そして、とうとう・・・・

 

 

『見つけた!!』

 

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この感動は、なにものにも代えがたい!

一生の大切な宝物を見つけた気分です!!

 

DSC00505.JPG見つけてもらった化石は発見者の名前とともに博物館で大切に保存させていただきます。

 

いつか、また会いに来てね。

 

 

 

 

 

『化石発掘!石割体験!』は来月、11月1日(日)のひとはくフェスティバルでも開催予定です。

この達成感は癖になるかも?化石を発見してみたい方はぜひご参加ください!

 

また、10月24日(土)からは、恐竜展示特別企画「竜と獣の道」も開催します。

太古の兵庫を歩いた生き物たちに会いに、ぜひ、ひとはくへお越しください!

 

自然・環境マネジメント研究部 武田重昭

みなさん、夏は昆虫の季節ですよ。ひとはくの「ぎっちょん君」には、もう会いましたか?


さて、2009813日(木)〜25日(火)、神戸元町に、期間限定の「昆虫館」が出現します!!


ひとはくからは、おなじみ、下に入って遊べる巨大キベリハムシ模型、世界でいちばん美しいチョウといわれるモルフォチョウの標本300点ほかが、出張します。生きた昆虫にさわったり、自由にお絵描きするコーナーもありますよ。会期中には「クイズ大会」や「相談室」も。


会場の「アートホール神戸」は、JR・阪神「元町」駅のすぐです。この機会をお見逃しなく。

なんとなんと、入場無料。


くわしくは、神戸元町・夏の昆虫館 スペシャルサイトをごらんください。


神戸元町・夏の昆虫館〜この虫知っとお。小さな生きものたち〜

主催:(財)兵庫県学校厚生会・(財)日本教育公務員考弘済会兵庫支部

共催:兵庫県立人と自然の博物館

協力:赤松の郷昆虫文化館、伊丹市昆虫館、佐用町昆虫館、神戸大学農学部昆虫科学研究室、(株)エイコー科学

企画運営:NPO法人こどもとむしの会


(八木 剛@自然・環境評価研究部)

コミュニティデザイン研究グループでは、地域の昔の様子がわかる古写真を研究材料として収集する活動を進めています。

7月12日(日)のキャラバンでは、佐用町三河地域で16名の方から提供いただいた840枚もの貴重な古写真の一部を、昔の三河の様子を思い出していただき、これからの三河を考えていただく機会として、地元主催の「ふれあい喫茶」の中で展示しました。

昔の懐かしい写真に囲まれながら、和やかな雰囲気のもと、ふれあい喫茶は始まりました。

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研究員が写真について質問すると、皆さん懐かしそうに当時の思い出を語って下さいました。

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こちらは、稲を架けて干す「はぜ木」の前に並んだ子どもたちを撮影した昭和30年頃の写真です。

現在はこのようなはぜ木はなくなってしまったとのこと。よく子どもの遊び場になっていたそうです。

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こちらは、隣組単位による共同田植の風景。隣組は、村の共同作業をとり行う単位で、現在は高齢化、過疎化によって成り立たなくなってきているそうです。なお、現在は共同田植は行っていないとのこと。

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古写真には、記憶を呼び覚ます大きな力があるようです。地域の自然環境や暮らし方の移り変わりを知る手がかりとして、大きな可能性を秘めています。

今後も、キャラバンでの古写真の効果的な利用方法を検討していく予定です。

 

上田 萌子(自然・環境マネジメント研究部)  

ハチ北の植物

2009年6月 2日

現在、ハチ北観光協会と地域支援を目的とした共同研究をおこなっています。今年で3年目になりますが、これまでは博物館の研究員がハチ北の方達の講師として出向いていました。

5月28、29日にハチ北観光協会主催の「ハチ北自然案内人講座」に参加しました。
今回はハチ北の方が講師となって自然案内をするための資料作りや、、我々をお客さんに見立てた予行演習などを2班に分かれておこないました。

初日は、案内する場所の下見をおこなったあと、絵や写真を使った資料を作りました。皆さん熱心に調べものをしたり、絵を描いたりして、19:30頃までがんばりました。

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次の日は資料を使いながら実際にお客さんを案内する練習をしました。みなさんとても上手に説明されていて驚きました。昔の出来事や、その土地の方言などを交えての説明には興味を引かれましたし、ここの自然が本当に好きなんだなということが伝わってきました。最後に反省会をして終わりました。

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 とても雰囲気の良い場所で、自然を満喫できました。

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山本伸子(自然・環境評価研究部)

今年も、ひとはくミニキャラバンがはじまります!

ミニキャラバンは、県内で行われるフェスティバルなどで、ひとはく研究員やスタッフが展示やイベントを行うというものです。県内各地でさまざまな人たちと交流することを目的にしています。

その第1弾として、このゴールデン・ウィークに開催される「ありまふじフェスティバル'09春」にでかけます。

「ありまふじフェスティバル'09春」は、ひとはくの地元である三田市の有馬富士公園で5月3日(日)、4日(月)、5日(火)に行われます。有馬富士公園で活動している住民グループの皆さんがさまざまなイベントやプログラムを行う、楽しいおまつりです。

※ 詳しくはこちらの最新情報をご覧ください→ http://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/

ひとはくがテントを出すのは、4日(月)、5日(火)の2日間。この夏の企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」をご紹介するほか、身近な自然に親しむ展示や観察会を行います。ひとはく博士も会場に行きます。ゴールデン・ウィークは、ありまふじフェスティバルへ!会場でお待ちしています。

(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)

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日時:2009年5月4日(月)、5日(火) 10時00分〜16時00分
場所:有馬富士公園自然学習センター前広場テント ※少雨決行

【予告展示】「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」

6月6日(土)からはじまる企画展「初夏の鳴く虫と巡回展 ぎっちょん君、参上!」一部を一足先にご紹介します。

【展示】福島大池の自然

有馬富士公園内にある福島大池の自然や、ここで行われているプチ自然再生の方法を紹介します。

【自然観察会:生き物に親しもう!】

5月4日(月)
11:00〜11:45 魚をつかまえてみよう(田中研究員)
14:00〜14:45 プランクトンをつかまえてみよう(三橋研究員)

5月5日(火)
11:00〜11:30 昆虫をつかまえてみよう(大谷研究員)
14:00〜14:30 鳥を見つけてみよう(遠藤研究員)

場所:有馬富士公園内
定員:各回とも小学生以上20名(先着順)
受付:展示テント内において10時から

写真:昨年のありまふじフェスティバルでのキャラバンの様子

観察会へ出発します 顕微鏡をのぞいてみよう 展示:いきもののつながり パズルであそぼう

11月29日(土)神戸市立西脇小学校体育館でPTA主催の「ひとはくin西脇小学校」が開催されました。ティラノサウルスやトリケラトプスの頭骨レプリカや昆虫標本、古生代から新生代の化石標本、パネル展示など体育館の半分を占めるキャラバン展示を背景に、計15ものPTAや地域の方の趣向を凝らした工作ブース。ひとはくからは、化石のレプリカ作りと、人と自然の会による「まが玉ペンダント」が出展。体育館は一日、こどもたちの驚きの声につつまれました。

ひとはく学校キャラバンは、今年度神戸市立櫨谷中学校を皮切りに4校目。全部で5校が予定されています。


 写真1:好奇心の熱気に包まれる体育館


 写真2:化石のレプリカづくり


 写真3:人と自然の会「まが玉ペンダント」

生涯学習課 春名潤一

ホタルの季節がたけなわとなってきました。
みなさんはもう見に行かれましたか?

忙しくて今年も見逃してしまいそうな方に、ハチ北観光協会主催の「森の妖精との素敵な出会い」をご案内します。
7月12日(土)から13日(日)にかけてのイベントで、森の妖精と呼ばれるヒメボタルをはじめ、ゲンジボタル、ヘイケボタルも観察できます。女性ユニットによる「キャンドルライブ」もあるそうです。温泉に入って一泊して、ゆっくりホタルを鑑賞ください。

くわしくはハチ北観光協会のホームページをごらんください。
1泊2食7,500円。ホタル鑑賞つき。神戸(県庁前)からツアーバスも出るそうです。

ハチ北高原は冷涼な気候ゆえ、ホタルの発生が遅いです。他の観察地がとっくに終わった後でも、ここでは観察できます。

ひとはくキャラバン事業の一環として、自然・環境評価研究部では、ハチ北観光協会のみなさんと連携し、昨年から、地域の自然を再発見し、新たなプログラムをつくるプロジェクトを行っています。
2007年は、春の植物秋の植物ホタル、地質地形について、研修を行いました。

今回のプログラムは、ここに登場したみなさんが企画され、ご案内してくださいます。
当日に向けてホタル調査にも余念がないとのことです。ご期待ください!!


(↑)ハチ北高原小沼(先大池)の周辺は、ブナ、トチノキなどが茂る自然林です。多様な植物が生育しています。


(↑)夜になるとこんな感じで、漆黒の森にヒメボタルが舞います。これは必見。

忙しすぎて日帰りじゃないと無理だ、という方には、もはや定番となった丹波市山南町の「第3回姫ボタルまつり」がおすすめです。恐竜発掘地の近くです。

6月14日(土)からスタートしています。6月21日(土)・6月28日(土)・7月5日(土)に、観察会があります。場所は日によって異なり、集合場所からバスで移動します。6月14日・21日は薬草薬樹公園リフレッシュ館横駐車場、6月28日・7月5日は丹波市役所山南支所(やまなみホール前)に、18:00から19:30の間に集合ください。集合ください。JR谷川駅から無料送迎バスがあります。参加費は300円です。

問合せ:姫ボタルまつり実行委員会 090-5041-9962(藤原さん)
くわしくは丹波市観光協会のサイトから(チラシがダウンロードできます)


いずれも、ひとはく共催事業です。

(自然・環境評価研究部 八木 剛)

5月3日(土)〜4日(日)の2日間、毎年恒例の『ありまふじフェスティバル'08春』ミニキャラバンを行いました。

今年のメインは、『ちょこっと体験ひとはくセミナー』。ひとはくでやってるセミナーってどんなもの?そんな疑問にお答えすべく、30分程度のプログラムを1日に6つ行いました。いつ行っても何かやっている。それが今年のひとはくです。

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<セミナー>皆さん熱心にお話を聞いてくださいました。

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<展示>福島大池の生きものの標本が並んでいました。たくさんの生きものがいることをわかってもらえたでしょうか?

会場に来てくださったみなさん、ありがとうございました。セミナーを体験された方も残念ながら参加できなかった方も、ぜひ博物館のほうへも遊びにきてくださいね。

ひとはくで行われるセミナーについては、こちらをご覧ください。
ひとはくセミナー(要事前申し込み)
オープンセミナー(申し込み不要)

遠藤 菜緒子(自然・環境マネジメント研究部)

 ハチ北高原キャラバンでの研修会は,これで四回目.
昨日(10月18日)は地元で民宿を営んでおられるハチ北観光協会の13名が参加されました.
 第一回の「春の植物観察会」からはじまり,第二回「ハチ北ホタル探険隊」,第三回「ハチ北の地質調査・観察会」と続き,「秋の植物観察会」は今年最後の勉強会です.

 秋もずいぶん深まってきたので,あまり植物が見られないのではないかと心配していたのですが,実際には,美しく色づいた木の実やいろいろな秋の花を見ることができました.

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 ←木漏れ日に輝くユキザサの実

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 ←スキー場の草原にはリンドウの花

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 ←植物の利用の仕方を説明する参加者の1人(右から2人目).ミヤマイボタは柴を束ねるのに使っていたそうです.

 観察会といっても,ただ植物を見て名前を調べる,というものではありません.地元での呼び名や利用の仕方も話題にしながら,和気あいあいと高原の秋を満喫しました.午後は,室内でワークショップを行い,知識を深めました.

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 ←力作!


 来年もハチ北の自然や魅力について情報を発信をしてゆく予定です.お楽しみに!

(自然環境評価研究部 高橋晃・布施静香・福田知子)

ハチ北ホタル探険隊

2007年6月22日

ハチ北高原観光協会のみなさんとの連携プロジェクト、第二回です。

前回は、春の植物を観察しました。
今回は、6月20日(水)から21日(木)にかけて、「ハチ北ホタル探険隊」と題して、ホタル調査に取り組みました。ハチ北高原は、兵庫県に生息する10種のホタルがすべて見られる珍しい場所です。どんなホタルが、いつごろ、どのあたりに見られるのかを調べておいて、ハチ北を訪れる方々をご案内しようというもので、1日目は25名、2日目は21名が参加されました。早ければ来年から、民宿、旅館で、ホタル観察ツアーが開催されるようになるでしょう! ご期待ください。

テキストには「プチ図鑑 兵庫の螢」を用いました。みなさんもぜひご利用下さい。ここにはハチ北高原で撮影した写真も多く使用しています。



ホタルの季節に咲くホタルブクロです。ほかにもいろんな花が咲いていましたよ。



<左> まずは、明るいうちに、調査ポイントの環境を見て回ります。ホタル調査の鉄則は、明るいうちに一度現地の環境を見ておくです。お客さんをご案内するには、ホタルがいるだけではなく、観察のしやすさ、安全性も重要なポイントです。
<右> ノブドウのつるにアカガネサルハムシをみつけました。小さいけれど美麗な昆虫です。



<左> 昼間に見た場所を、夜になってもう一度見に行きます。民宿街は予想以上に街灯が明るく、ホタルがすむにはちょっと厳しいかも。。。山間部にあるハチ北では、ゲンジボタルがちょうど出始めでした。これから7月にかけて数が増え、ヘイケボタル、ヒメボタルも現れます。
<右> これは、昼間に活動して光らないオバボタル。昼間に活動するホタルはほかにも多くいますが、今回はオバボタルしか見られませんでした。ほかの種類は、これからの季節に出てきます。



<左> 2日目は、前日の観察結果を班ごとにまとめ、発表し、いろんな質疑が交わされました。みなさん、明るくていいですね! 今回も不思議なハチ北弁が明らかになりました。カワニナのことを大笹集落では「さんにゃ」と呼ぶそうです。どういう字を書くのかは??でした。山蜷かなあ・・・?
<右> ホタルをしばらく(といってもせいぜい1週間)飼うにはペットボトルに入れるのがオススメです。虫かごだと、乾燥ですぐに死んでしまいますよ。エサはティッシュに含ませた水だけ。ホタルの成虫は水を飲むだけです。


八木 剛(自然・環境評価研究部)

 ひとはくでは、2002年度から、県下各地に出向き、地元の方々といっしょに展示やセミナーを実施する「キャラバン事業」を実施してきました。2007年度からは、じっくり腰を据えて、3年計画で、地域の方々とともに自然環境を調べ、成果を県民のみなさんに伝えていく活動を進めることになりました。

 自然・環境評価研究部(昆虫&植物)では、2007年度から、香美町大笹のハチ北観光協会のみなさんとタイアップし、ハチ北高原の魅力を発見し、発信するプロジェクトに取り組みます。ハチ北高原はスキーで有名ですが、自然環境がすばらしく、かつ、フィールドのすぐそばに宿泊施設がたくさんあることから、ひとはくのセミナーでもしばしば活用しています(セミナー:B05、C02、F01)。

 第1回の研修会が、先週、2007年5月15日、16日にかけて行われました。テーマは春の植物。
 15日午後は、20名の参加者が3班に分かれ、植物が専門の3人の研究員といっしょに、山を歩きました。
 秋の紅葉も美しいですが、この季節は山の緑がたいへん美しいです。


植物担当研究員のうんちくをききながら歩く。へえ、そうなんだ。地元にいながらよく知らなかった、きれいな花に感動した、という感想が多数。


人気のラショウモンカズラ(シソ科:羅生門葛)(↑左)
大きな紫色の花が目立ちます。名前の由来はけっこうえげつない。
ユキザサ(ユリ科:雪笹)(↑右)
かわいい花です。「笹」で「雪」だから、大笹のシンボルにしてはどう?という意見も。

16日午前は、前日の成果をもとにワークショップを行い、おすすめの植物を選んで発表し合いました。


「標準和名は○○だけれど、地元では△△と呼んでいまして、料理にもよく使います。」等々、話題は尽きません。
 お客さんを案内するときに使えるように、観察した情報をシートに記入しています。かわいい絵が入った、ハチ北高原オリジナルの、すてきなガイドブックができればいいですね。

 ハチ北観光協会のみなさんの多くは、地元で民宿を経営されている方々です。まずは民宿のみなさんにハチ北の自然を知っていただき、さまざまな自然体験メニューを開発し、県民のみなさんが気軽に自然観察に訪れることができるよう、われわれも支援していきます。数年後には、民宿が博物館になっているかもしれませんね。楽しみです。

ハチ北観光協会URL http://www2.nkansai.ne.jp/org/hatikita/

(自然・環境評価研究部 高橋 晃・高野温子・布施静香・八木 剛)

ひとはくミニキャラバン隊は本日4月28日から30日の3日間、
兵庫県立有馬富士公園にお出かけ中です。

この3日間は、ありまふじ公園の中でひとはくの研究員が博物館
では普段展示していない昆虫標本や巨大模型をみせながらお話し
したり、公園内を歩き回って昆虫や植物についての楽しいお話を
します。

今回のテーマは、ずばり「ハチ」です。

ハチ博士の大谷主任研究員をはじめとするひとはくのスタッフが
展示の前でいろいろなハチについてわかりやすく解説します。

本日28日は、たくさんのこどもたちが様々なハチの標本やオオ
スズメバチの巨大模型におどろき、熱心に大谷主任研究員に質問
を投げかけていました。(その様子は文末の写真を!)

明日、明後日も引き続き展示をします。ぜひお越しください!

■展示日時:4月29日、30日 10時から16時まで
■観察会:
  4月29日 「春の花をながめてみよう!」
   11時から12時(受付は10時30分から)
     ひとはくの橋本佳延研究員が公園内の植物の
     おもしろい形をお教えします!
  4月30日 「春の虫をさがしに行こう!」
   11時から12時(受付は10時30分から)
     ひとはくの大谷剛主任研究員と公園内にいる
     昆虫たちをさがしに行きます!
  いずれも定員20名。家族で参加できます!


オオスズメバチの模型の下にもぐるとおなかが見られるよ!


ハチについてどんなおもしろい話が聞けるかな?

有馬富士公園の交通情報はこちら!↓
http://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/
有馬富士公園では4月28日から30日、5月3日から5日まで
お祭りをしています!くわしくはこちら↓
ありまふじウィーク'07

<橋本佳延 研究員>

  

丹波市山南町の篠山川河床で発見された恐竜化石に関する展示を、発掘現場近くの「山南住民センター」にて、開催いたします。2007年1月から3月にかけての本格発掘では、さまざまな発見がありました。これらの成果と産出標本および篠山層群の岩石や恐竜以外の様々な化石を展示いたします。ぜひ、ご来場ください。お見逃しなく!

 期間:2007年4月14日〜30日まで
 場所:丹波市山南町谷川 山南住民センター
 主催:兵庫県立人と自然の博物館・丹波市
 共催:丹波県民局

展示内容の詳細は、こちらのPDFファイル(250kb)をご覧下さい

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