本日はトライやる・ウィーク(インターンシップ学習)最終日です。大谷主任研究員の指導のもと昆虫標本の整理などを手伝ってもらいました。
標本の材料は、セセリチョウの仲間で、名前を調べるために標本を広げることを目的としています。
専門的には、名前を調べることを【同定】と呼びます。また、乾燥した標本の翅(昆虫のはね)を広げ固定することを【展翅】(てんし)と呼びます。
乾燥した昆虫の体を柔らかくするために、胸部の右、左と首の後ろの3箇所にお湯を注射し、3分間待ちます。
平均台で標本の高さを一定にします。
ゆっくりと翅を広げ、上の翅の下側が体に対して直角になるまで広げます。
1週間後、ラベルを付けて標本箱に移し固定します。
◆途中、ミツバチを襲う天敵スズメバチの様子を見に行きました。
罠にかかったスズメバチ。こんなにたくさんのスズメバチが襲ってくるようです。
スズメバチの捕獲に成功しました。
ひとはくでのトライやる・ウィーク(インターンシップ学習)はいかがでしたか。これからもひとはくに足を運んでくださいね!その時は是非声をかけて下さいね。
情報管理課 阪上勝彦