12月24日は琴引浜鳴き砂文化館でジオキャラバンセミナー「琴引浜の砂に入っている有孔虫を観察しよう」を実施します。鳴き砂として名高い琴引浜、その砂の中にはたくさんの有孔虫の殻が混ざっています。肉眼では砂粒にしか見えませんが、顕微鏡で拡大してみると白い殻の上に様々な模様が浮かび上がって、とてもきれい!
先日、鳴き砂文化館の館長さんの案内で、セミナーで使用するための砂を琴引浜で採取しました。
琴引浜。白砂がとても美しいです。
セミナーを担当する小林研究員によれば、琴引浜の砂には沢山有孔虫が入っており、幾つか異なる種類のものが確認できたとのこと。セミナーでは、小型顕微鏡を覗きながら砂の中から有孔虫を取り出し、小さい箱のなかに並べて自分だけの標本箱をつくります。つくった標本箱はお持ち帰りできますよ。クリスマスイブの日に、小さくて美しい有孔虫の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。地元のみなさん、クリスマス連休に丹後にカニを食べに来る予定のみなさん、是非、琴引浜鳴き砂文化館にお立ち寄りください。セミナー参加のお申し込みは、琴引浜鳴き砂文化館(電話・ファックス0772-72-5511)までお願いします。
高野温子(自然・環境評価研究部)