台風6号の影響もあり、19日から開始予定だった「県立丹波並木道中央公園」での化石の発掘調査は20日(水)からはじまりました。
今回の調査は原則非公開のため一般の方は見学することが出来ません。
そこで、特別に今回どんな様子で調査しているのかをお伝えするためこのblogを書いています。
上の国道からの入口を通り、丘の上へのアクセス道路を進みます。駐車場手前から調査現場を見ると、一段高い場所であることがわかります。
フェンスで囲まれた区域を調査します。さらに一段高い位置から全体を見下ろすとこんな感じです。
さて、ミニショベルカーで表土(?)を掘っていますが、この付近から前回デイノニコサウリア類の化石が発見されました。まずはこの辺から始めます。掘った岩塊は泥まみれなので、一旦、高圧水で第一次洗浄します。さらにミニプールの中で、ブラシや歯ブラシを使って細かい部分の泥も洗い流します。
作業は流れ作業ですすめられ、洗浄の終わった岩から順々に割られていきます。
今回の岩は硬いようで、なかなか割れなくて苦労されています。
情報管理課:八尾