昨日に引き続き晴天でしたが、朝は曇ったり晴れたり風が吹いたり・・・・少し肌寒い一日の始まりでした。
発掘調査のための重機の搬入は昨日お伝えしましたが、いよいよ本日から発掘調査が始まりました。
この特急北近畿車両も来年の3月にはダイヤ改正で見られなくなり、あらたに「こうのとり」号が走ることになります。
発掘の現場の足下から発電所跡記念館を見上げると、立派な煉瓦造りの建築です。この眺めは発掘調査が始まると、石割のボランティアの方か関係者でないと見ることのできない景色ですね。
さて、この最後の写真をよくご覧ください。中央の赤っぽい岩盤に赤と青のスプレーで印や線が書かれています。これは、発掘現場を真上から見た時に、どこからどんな化石が出たのか整理しやすいようにするための番地のような記号です。A-1とかF-4でその部分を表しますが、資料整理のために工夫がされています。いわば、発掘のための設計図かな?!
しばらくは、コンクリートの保護層を撤去する作業などがあり、ボランティアによる本格的な発掘調査は12月上旬から始まる予定です。今回の第五次発掘ではどの部位が発見されるのか?大いに期待されるところです。
また詳細につきましては後日ひとはくのホームページ上でお知らせします。