「高校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回の授業テーマは「自然災害と日本の国立公園」の題で、講師は微古生物学、地質学、地域環境地球科学が専門の小林文夫主任研究員です。風光明媚な国立公園が、火山噴火や地殻変動など災害をもたらす活動によって形成されたというお話でした。
クラーク記念国際高校2年生のみなさんと、一般からの参加者3名で授業は実施されました。
▲日本には28の国立公園があります。そのすべてを写真で説明しております。小林先生は、すべての国立公園のエピソードを、45分間で一気に語りつくしました。
▲その主要景観要素は、火山地形関連、山岳・渓谷美、沈降海岸・多島海、その他の4つに分類されます。少し難しい話です。
▲歴史を紐解くと、国立公園では火山の噴火、地震、津波など自然災害が起こっているそうです。「島原たいへん、肥後めいわく」ってご存知ですか?
▲日本の国立公園はプレートの運動がつくった!! スケールの大きい話です。
この「高校連携セミナー」は下記日程で実施されます。
どのセミナーも定員に余裕がありますので、ご応募ください。
この学校連携セミナーの今後の予定は以下のとおりです。興味のある方は、三田市まで行かなくても受講できるひとはくのセミナーを是非ご活用ください。
セミナー問合せ:生涯学習課 079−559−2002
11/ 9(火) 芦屋のまちづくり *講義 藤本真里 研究員
11/16(火) 六甲山のホタル *講義 八木剛主任研究員
1/11(火) 植物の冬越し ※講義と観察 藤井俊夫 主任研究員
1/18(火) 芦屋川と野鳥のくらし ※講義と観察 遠藤菜緒子 研究員
詳細はHPで → http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
日本の国立公園に興味のある方はこちらをどうぞ
→ http://www.env.go.jp/park/
山陰海岸国立公園はこの度「山陰海岸ジオパーク」として世界ジオパークに認定されました。山陰海岸ジオパークの情報はこちらをどうぞ
→ http://sanin-geo.jp/
(生涯学習課 西岡敬三)