臨時休館もあけ、週末からエントランスに新しい展示物が加わりました。
エントランスに入ると、真ん中に大きなものがおいてあります。
近づいてみると・・・コウノトリの巣の模型です。大きい!!直径約2mの実物大です。
日本の野生コウノトリは、一度絶滅しましたが、2005年から豊岡で飼育個体を野性に帰す試みが行われています。コウノトリは翼を広げると2mもある大きな鳥。今では、こんな大きな鳥が、こんな大きな巣を野外でつくり、繁殖しています。
この巣は、『NPO法人 人と自然の会』のイベント『第148回ドリームスタジオ コウノトリを知ろう』(2009年9月20日)で展示するためにつくったものです。
『NPO法人 人と自然の会』は、ひとはく連携グループの一員で、年間を通してひとはくでいろんなイベントを行ってくださっています。このイベントも、写真展『コウノトリのいる風景』(2009年9月18日〜11月20日)にあわせて企画してくださいました。
ひとはくは、さまざまな人、グループと一緒に活動しています。今週木曜日、2月11日(木・祝)には、そんなみなさんの活動発表会「第5回 共生のひろば」が行われます。
※聴講申し込みは締め切りましたが、下のリンクからプログラムや要旨を見ることができます。
http://hitohaku.jp/top/09event/09kyousei.html
ちなみに巣の横にある三角の解説パネルは、手でまわして裏までじっくりと見ることができます。
豊岡まで行くのはしんどいという方、ぜひひとはくまでお越しください。
(自然環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)