DSC_0047.jpg前回のブログでも予告しておりましたとおり、今年も御影高校さんらによるキノコ展示会を行います。
昨年は、80種ほどでしたが、今年はさらにグレードアップして、180種のキノコを一同に並べます。まさに、生物多様性YEARを飾るにふさわしい展示会です。
このキノコの標本は、全部、御影高校の生徒さんが採集して、丹念にラベルを振って、乾燥および樹脂処理して、整理されたものです。もちろん、すべて六甲山の再度公園で採集されたものばかりです。身近な六甲山の非常に限られた箇所に、180種ものきのこがあるのです。なんでそんなに種数があるのかって?それは、ぜひ2/11に開催される【共生のひろば】での御影高校による発表をお聞きください。
ですが、兵庫きのこ研究会さんによれば、180種なんてちっちゃな数字ではないそうで、これまでの記録を積み上げるとゆうに
1000種類近くは生育しているとのことです。この数字はどうやって計算するの?種数はどうやって推定するの?これも、今回の展示会ではパネルで説明します。
今回は、キノコの標本展示だけでなく、キノコの種数や出現傾向について分析した結果やその解説パネルも展示します。
詳しい展示情報は以下のとおりとなります。

期間: 2010年2月11日(木) 〜 4月18日(日)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
観覧料: 無料 (博物館観覧料が必要です)
主催: 兵庫県立御影高等学校
共催: 
兵庫キノコ研究会・兵庫県立人と自然の博物館

興味のあるかたは、ぜひ人と自然の博物館へ!
2月11日は、キノコの臭いを嗅ぐことができる展示コーナーが特別に登場します。

(みつはしひろむね)

 

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