さて、お盆もすぎまして、ぎっちょん君参上!展もいよいよ佳境でございます。
本日は、最近追加しました展示をば紹介します。
まずは、柳田國男とカマキリ。ぎちょん君のしんせきであるカマキリ君は民俗学者の柳田國男さんにさまざまな方言での名前を調べられました。その一部を紹介展示しています。
このカマキリの方言調査をまとめた作品「蟷螂考(とうろうこう」はのちの柳田さんの学説「方言周圏論」につながるものでした。
カマキリ君はカタツムリとおなじように多様な名前をもっています。
オガメ、オガマニャトオサン、トウロウカカシカマゲッチョ。イボムシ、ハラトチジジイとかおもしろい名前がずらり・・・・ぜひご覧ください。
それから、生き虫君たちを連携G「きんひばり」からお借りして、展示中です。ニシキリギリスとヒガシキリギリスやハヤシノウマオイ、八雲の愛したクサヒバリなどがたくさん展示ケースの扉をあけるといます。時々鳴いてもくれます。
そして、最後は3Dでございます。沢田研究員制作hoppersから5点の巨大3D鳴く虫写真をば、鳴く虫立体メガネでご覧いただく趣向です。
夏やすみもあと少し・・・夏休みの宿題の追い込みで大変でしょうが、自由研究のネタさがしやリフレッシュにぜひひとはくへ。
ぎっちょん君たちがみなさまをお待ち申しあげております。
謎の講談師 河南堂珍元斎