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2007年11月アーカイブ

今話題になっているツボカビは、カエルなど両生類に感染するカビです。
(詳しくは→ http://hitohaku.jp/tsubokabi/ )

ツボカビが日本に生息する野生のカエルに与える影響はまだわかっていません。
ひとはくでは、ツボカビ拡散防止のため「ペットのカエルをはなさないで」PR活動
をはじめました。
その活動のひとつとして、ミュージアムショップのご協力をいただき、ツボカビエコ
バックの製作・販売を行うことになりました。

(写真1:エコバック A4サイズ コットン100% 300円)

ツボカビについて知っていただき、さらにバックを使っていただくことにより「カエルを
放さないで」という普及に購入者の皆様にもご協力いただければと思っております。

(写真2:エコバックの横にちらっと写っているのはプリザーブの樹
     クリスマスのデコレーションに素敵ですね☆
     直射日光や水気が少なく温度の高くないところであれば2〜3年持つそうです)

みなさま、こんにちは☆
前回は「フロントスタッフ自己紹介」で仕事についてご紹介しましたが、
今回はイベントができるまでのウラ話をご紹介したいと思います。

主なイベントは展示物をおもしろく・わかりやすく説明する「展示室ツアー」。
アースシアター(上映室)で動く紙芝居を上映する「デジタル紙芝居」。
展示室内でカルタとりやタネの模型作りを体験できる「フロアスタッフと遊ぼう」。
このようなイベントは私達フロントスタッフが企画し実施しています(^V^)


(写真1:イベント真っ最中!)


オモテでイベントを行うスタッフは通常1〜2名ですが、実はウラには沢山のサ
ポーターがついているんです。その中でも特に強力なサポーターは研究員の
先生方です。

ひとはくには研究室があり、研究員がすぐそばにいますのでアドバイス・チェッ
クをして頂き「新しいイベント」がみなさんの前に登場します★


(写真2:カウンターでイベントを考え中〜)

今後も新しいコンテンツ開発に力を入れていきますので、楽しみにしていて下さい。
次回はフロントスタッフの「やりがい」についてお伝えする予定です。乞うご期待!!!

カイコと生きる

2007年11月28日

昭和30年代、養蚕は貴重な現金収入で、田畑を耕す牛とともに織物の生産源

であるカイコはどの家でも見られました。また、地域でカイコの餌となる桑園をつ

くる必要があったことから、地域の繋がりを大切にした産業でもありました。

養蚕家屋も面白く、蚕棚、まぶし(カイコが繭をつくるために、段ボールで組んだ

小部屋です。)、暖房器具(養蚕には温度を一定にしておく必要があったことか

ら、暖房器具は必需品でした。しかし、これが原因で火事も多かったそうです)

など、様々な知恵が結集した空間を体験できます。そんなカイコが最近幼稚園

の環境学習で頻繁に用いられるようになってきています。カイコは子どもに伝染

する病気を持たない清潔な昆虫であること(逆に人間から感染することがあるの

で手洗いの習慣づけになること)、卵からマユ(蛹)になるのが約1ヶ月であり、

観察には丁度良い長さであること、織物や食材など人間の生活と密接に関わり

のある材料であることなどが、教材として有用である理由です。蚕1匹で1000m

以上もの糸を出すカイコを、学校やご家庭で育ててみては如何でしょうか?


嶽山 洋志(自然・環境マネジメント研究部)

 一雨ごとに寒さが厳しくなる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
晩秋の週末を里山三昧で過ごしませんか?
ひとはくは、12月8日(土)に開催する企画展講座にて、ひょうごの里山の
魅力を余すことなくご紹介します。
日程は、博物館で展示を交えた里山の解説を行ったのち、バスで県立有
馬富士公園へ移動し、市民により管理された新しい里山の姿を観察します。
昼食後は再びバスで移動し、今も伝統的な里山管理が続く川西市黒川の
クヌギ林と、一庫炭を生産する炭窯を見学します。


          写真:黒川のクヌギ林のモザイク景観


   写真2:”生きた”伝統的里山管理がなされた証拠,台場クヌギ

料金は観覧料(最大200円)+資料代(250円)=450円と大変お得な講座と
なっています。みなさまの多数のご参加をお待ちしています。

                    橋本佳延(自然・環境再生研究部)

多紀連山

2007年11月10日

 11月7日,多紀連山の三嶽と西ヶ嶽へ行ってきました.
目的は,来年度のセミナーの下見で,メンバーは,地学の小林さんと植物学の高橋さん・布施です.
まずは,「くりから谷中分水界」へ.小林さんに河川争奪の講義をしてもらい,植物学の2人は勉強.
その後,栗柄から三嶽登山.
山道では,植物学の2人が,植物やキノコのウンチクをたれながら登りました.
栗柄
 ←三嶽から見たくりから谷中(こくちゅう)分水界



 ←説明し合う小林さんと高橋さん.専門分野外の講義が気軽に聞けるのは,博物館の良いところですね

リョウブ
 ←紅葉するリョウブ


三嶽から西ヶ嶽へ行き,夕方下山.
来年,”地学と植物を学ぶ登山セミナー(仮称)”を開催する予定です.やや健脚向けのコースになりそうですが,どうぞお楽しみに!

(自然環境評価研究部 研究員 小林・高橋・布施)

お天気にもめぐまれ,今年のフェスティバルも大成功.
参加者のみなさま,ありがとう.
そして,出展・出店してくださった47グループの皆様,お疲れさまでした.

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 ひとはくフェスティバルが始まりました!
博物館の中や深田公園では,いろいろなイベントが開催されています.
ひとはく博士や,はばたんに会えるかも♪


<イベントをちょっと紹介>
●県立有馬高校吹奏楽の演奏は11:15〜12:00,13:30〜14:15.
聴きにきてくださいね〜.
●深田公園では屋台も出ています.お昼ごはんにいかが?

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●三枝研究員による動物化石のクリーニング実演は10時-12時,13時〜16時.解説は13:30〜13:40です.

本日10時から「ひとはくフェスティバル2007」を開催します.
ただいま各ブースでは,みなさんをお迎えするために設営準備中.
県内外のミュージアムや様々なグループが,多彩なプログラムでお待ちしています!

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※本日は,人と自然の博物館の無料開放日です.

閉館後の博物館は,明日の「ひとはくフェスティバル」の開催準備で大忙し.
机の大移動,ポスター印刷,ボードの設営etc.
明日は楽しいフェスティバルになりそうです.
みなさん是非来てくださいね!!

打ち合わせ
 ←打ち合わせをする出演者.

ボードの設営
 ←なかよく設営.ボードは結構重いんですよ.

ポスター印刷
 ←印刷トラブル!困ってますねぇ (この後,復帰しました).



準備完了!それでは明日.


 当館の岩槻邦男館長は、シダ植物の系統と分類に関する研究を進め、日本の植物分類学を世界レベルへと押し上げました。そして、在野の研究家との協力によるレッドデータブックの作成、生物多様性の保全など地球環境問題への貢献などにより、2007年度文化功労者に選ばれました。

 館長のコメント:「植物分類学者である私が選ばれたことは、博物館活動を振興すべしという示唆と受け止めています。」



 新聞記事はこちら


 2008年1月4日は,館長の新春オープンセミナー「お正月をいろどる植物−ウラジロ−」があります.みなさんそろってお越しください.ご案内はこちら

カエルツボカビ症をご存知ですか?
ツボカビは、カエルやサンショウウオ、イモリなどの両生類にうつるカビです。海外からやってきたツボカビが日本に生息する野生のカエルに与える影響については、まだわかっていません。でも、いったん野外に広がってしまえば手おくれになるかもしれないのです。ペットとして売られている外国のカエルにはツボカビがついている可能性があります。飼っているカエルを野外にはなしたり、死んだカエルやカエルのついた水などを外にすてないようご協力ください。

ツボカビホームページへ移動します

ツボカビエコバッグはこんなかんじですツボカビの全国調査が、国が中心となって今年の春からおこなわれています。兵庫県ではひとはくがリーダーとなり、県内の調査員にお願いして、100個以上のサンプルの収集を行いました。サンプルは専門の機関に送られ、現在検査がすすめられています。ひとはくでは、このような調査活動と平行して、ツボカビ防止のために「ペットのカエルをはなさないで」PR活動をはじめました。その一環として、ツボカビ情報を簡単にまとめたホームページをつくりました。ぜひ、一度みてください。


また、ひとはくのミュージアムショップにご協力いただき、ツボカビエコバックの作製・販売を行ってもらっています。バッグには、ペットのカエルを放さないで欲しいという簡単でわかりやすいメッセージがプリントしてあります。ツボカビの説明がシンプルに書かれたチラシをバックにつけていますので、ツボカビについて知っていただき、さらにバッグを使っていただくことにより「カエルを放さないで」という普及にお買い求めになった方々にもご協力いただければと考えています。ミュージアムショップの営業に関しては、ホームページをご覧ください。11月4日(日)のひとはくフェスティバルでは、時間を拡大し10時〜17時まで、通常店舗のほかに3階入り口前でも営業します。

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