まだまだ暑い日が続いていますが,少しづつ秋の気配がしてきましたね.
今日は初秋に咲く「セトウチホトトギス」を紹介します.
セトウチホトトギスは,瀬戸内海を囲む地域に分布することからその名がつけられた植物で,近畿・中国・四国地方の一部で見られます.
写真は2枚とも兵庫県三田市内で撮影されたものです(藤井撮影).
みなさんの近所でも咲いていますか?
■植物好きの方へ■
セトウチホトトギスの見分けのポイントは下記のとおりです.
○茎の毛は下向き.
○花被片の付け根が黄色.
○花糸や花柱に紫色の斑点がある.
※柱頭の紫色の斑点はヤマジノホトトギスにもあるので注意.
布施静香(自然環境評価研究部) ・藤井俊夫(自然環境再生研究部)