サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


冬の虫です

2013年12月 3日
ひとはくのまわり、深田公園の紅葉は盛りをすぎ、寒い冬がやってきました。

今日は冬晴れのよいお天気。
お昼休みにぶらぶらして、虫をみつけました。

IMG_6759.jpg
すっかり葉を落としたケヤキの幹に、クロスジフユエダシャクがいました。

IMG_6761.jpg IMG_6766.jpg
上がメス、下がオス。交尾中です。
フユシャクと言われる、冬にだけ現れるシャクガの仲間です。シャクガは、幼虫が尺取り虫です。
フユシャクでは、オスは普通の蛾の姿をしていますが、メスは翅(はね)が退化して短くなっていたり、なかったりです。
クロスジフユエダシャクは、昼間によく飛ぶ蛾で、各地の雑木林で12月に見られます。

IMG_6773.jpg
ひとはく4階通用口前の柱にも、ぽつんと、何かくっついています。

IMG_6781.jpg
これは、キバラモクメキリガという蛾です。ヨトウムシの仲間です。
この蛾は晩秋に現れ、来年の春まで見られます。
翅をすぼめてとまるので、折れた小枝のようです。
もっとも、こんなところに止まってたらよく目立ちます。
12月1日(日)にも、ここにいました。二晩同じ場所でじっとしてたということですね。いつまでいるんだろ?

(八木 剛)
Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.