6月7日の朝に三田を出発した私たち(出発時の様子はこちら)。
北陸道、磐越道を経由して東北道に入り、予定通り約12時間で仙台に到着することができました。
そして今日(6月8日)は朝から石巻市立貞山小学校へ。第4回「ひとはくキッズキャラバンin東北」のスタートです。
まずは、2時間目と3時間目を利用した出前授業。授業のテーマは、3年生と4年生は「実のやくわり、タネのやくわり」、5年生は「虹から分かる宇宙のすがた」、6年生は「化石を調べると何が分かる?」です。
これは,3年生と4年生の様子。布施研究員の担当です。
これは,5年生の様子。5年生を担当されたのは、貞山小学校訪問の鍵となった時政さん。時政さんは佐用町にある西はりま天文台公園の方で、昨年から石巻市で支援活動をされていたそうです。
これは,6年生の様子。担当は古谷研究員です。
お昼休みには、化石や昆虫、植物の展示会。
子ども達は、本物の化石を触ったり、顕微鏡をのぞいたりして歓声をあげていました。
同時に校庭では、時政さんによる天体望遠鏡を使った太陽観察会が行われました。集まった子供たちは、観察したプロミネンスが地球の5倍ほどもあると聞いてびっくりしていました。
昼休みが終わると大急ぎで撤収。
校長先生、教頭先生をはじめとした先生方、大変お世話になりました。そして、いろいろなお話が伺えて良かったです。どうもありがとうございました!
貞山小学校をあとにした私たちは、仙台市へ移動。
17時から開催される「こども☆ひかりフォーラム」に参加するためです。
フォーラムに集まったのは、日本全国のいろいろなミュージアム関係者で、美術系・民族文化系・歴史系・自然科学系、そしてミュージアムと子ども達が大好きな人たちです。被災地の子どもたちを10年間支援してゆこうと、情報や意見の交換が行われました。
明日は、仙台市科学館で「こども☆ひかりフェスティバル」が開催されます。
私たちも「ひとはくキッズキャラバンin東北」としてワークショップに参加します。
どんな子ども達が来てくれるのかな。とっても楽しみです。
(キッズひとはく推進室 古谷・布施・小館・高瀬)