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前回はこちらから http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_635/

 

 

 以上の絵心だけでも超有用人物なのだが、真骨頂は「謎の講談師」である。既成のネタを語れるというのではなく、イベントにあった「語り」を創れるのだ。本人は徹夜で創ったとか、今度のテーマは難しくて3日かかったとか言っているが、傍から見ていると、いとも簡単に創作しているように見える。それだけではない。いろいろなイベントには小さな子どもが参加していることもあり、この子どもを飽きさせないようにと、寸劇をつけているのだ。彼が兵庫県立美術館に勤務しているとき、寸劇つきの講談を考え出したらしく、カワ・チンが「やるよー!」と言えば、そのときの寸劇団員がわらわらっと集まってくる。忙しくて都合がつかなくて人数が足りない時は、そばにいる適当な者が即席で団員化する。筆者もかり出された記憶がある。獅子舞の尻役だったかなー・・・・。そんなわけで、「謎の講談師」にご登場願いたい人は、直接珍種カワ・チンに相談のほど。

 

 

 最後に、ひとはくの「初夏の鳴く虫と巡回展」に関わった展示について。私が企画展示室を目一杯使ったが、出口の部分にはかなりのスペースがあるので、たいてい企画展をしたときはそこにはみ出すことになっている。カワ・チンは2008年の「ファーブルまなぶ展」という巡回展のときに「小泉八雲」の展示を創ったのだが、それを出口スペースで手直し拡張して展示をしてくれたのである。ひとはくで眠っていた栗林慧さんの写真を活用し、特設コーナーをつくるアイデアを出したのもカワ・チンだし、竹細工のコーナーのそばに七夕のモウソウチクを置いて、願いの短冊コーナー「虫に願いを」をつくったのも彼のアイデアだった。

 

・・・・つづく

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