Kawahigashigicchon chingensai  Ohtani,sp.nov.
     図1.自画像。漢字では「河南堂珍元斎」と書く
図1.自画像。漢字では河南堂珍元斎と書く。

 成虫。オス(図1)、体長1.78m、体重80kg、中肉中背(いや、ちょっと太めか)、頭髪もじゃもじゃ系。眼鏡使用。アンテナ発達。活動性高く、昼夜ともによく鳴く。鳴くときは、和服を身にまとう。平常はソウムカにいることが多く、ネクタ・ジャケット姿で、スーツは着用せず。

<生態>
多芸多才。ソウムカの仕事を素早くこなし(ここを強調しないと本職の仕事をしていないように思われるらしい)、似顔絵・イラスト・キャラクターなどささっと描いてしまう。兵庫県立人と自然の博物館の「ひとはく手帖」の研究員の似顔絵はすべて描いている。

       
図2.ひとはく研究員の似顔絵。左から高橋・沢田・小舘・大谷。すべて写真から描く。


あまり似ていないものもあるが、大半の人は、その素早さについていけず、文句を言うタイミングを逸する。図2.の左3名はかなり似ているが、右端の筆者は少し似ているというところ。図1.の自画像は似ているほうである。もちろん、ひとはくの巡回展「初夏の鳴く虫と巡回展」のときのキャラクター「ぎっちょん君」もカワ・チンの作品である(図3.)。
ぎっちょん君
図3.ぎっちょん君。ひとはくの巡回展のキャラクターとして大いに活躍した。

 

何かイベントがあるとき、こうしたキャラクターがあると、全然感じが違い、何か盛り上がってくる。鳴く虫をダジャレ的にキャラクター化した「鳴く虫ブラザーズ」(図4.)もなかなか味がある作品なので、使いたい人は直接カワ・チンに連絡あれ。

         
図4.鳴く虫ブラザーズ。たくさんあるうちの、割合、想像がつきやすいものを4種選んでみた。種名を想像してください。キリギリス上科は入っていない。(正解は次回)

 

 自然・環境マネジメント研究部 大谷 剛

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