syuugou.jpgのサムネール画像キノコ約180種類を一挙に展示した「六甲山のキノコ展」が無事終わりました。
御影高校の皆さん、兵庫きのこ研究会の皆さん、お疲れさまでした。
そして、御影公会堂の皆さん、お世話になりました。

1月9日〜11日の3日間で、合計352名の方が来場されました。
たったの3日間でしたが、いろんな方が来られました。
キノコ愛好家が圧倒的に多かったようですが、他の学校の先生方、キノコ好き一家、近所のひと、山登りが好きな人、勉強熱心な子どもたち、キノコ持参で鑑定を依頼された方々など。なかには、全種類の写真を一つづ撮影して、ホームページでキノコ図鑑をつくる、といった方もおられました。Wikipediaに投稿するとか、言っていた人も。御影高校、ついに世界デビューか?

inteprit.jpg  OG.jpg
昨年度、きのこの学習で活躍した3年生も応援に。彼女らは、昨年の共生のひろばで発表して受賞したメンバーです。きのこの説明はお手のもの。

kodomo_study.jpg
来館されたのは、割と年配のかたが多かったのですが、こどもたちもなにやら熱心に。
こんなに間近で観察できる機会はそうそうありませんよ。

DrWADA.jpg
かと思えば、「キノコに詳しすぎる小学生 和田君」が登場です。
キノコに精通している度合いは、もはやきのこ研究会の幹部クラス?、高校生も動揺しています。
展示しているキノコの眺め方が違います。「なかなか、揃ってる」って感じでご納得です。
よかった、ほっ。おさかな君ならず、未来のきのこ君でしょうか。

来館された多くの方は、こんなにたくさんのキノコを一度に眺めるのは初めてのこととの感想を頂いております。野外との違いは、単位時間あたりに、大量のきのこを見れることではないでしょうか。
年配のおじさん(元特攻隊員のかた)からは、「この年になって生まれて初めてこんなのを見ました(生きててよかった・・・というつぶやきが聞こえたとか)」という感想がありました。展示会をして、感謝されることは、そうそうないので嬉しい限りです。

きのこの標本も好評でしたが、やはり臭いの展示は大人気。
子ども達は、「くさっ〜〜」を連発です。間近でスッポンタケの臭いを嗅ぐからでしょ!
kusai.jpg

そんなこんなで、無事展示会は終わりました。来られた方の多くが口にしたのは、こんなセリフ、「これで終わりですか」「ひとはくで展示するんでしょう」「この標本はどこに行くんですか」。

はい、そのお言葉をお待ちしておりました。

開催中はアナウンスを控えておりましたが、2月(予定)から来年度の4月まで人と自然の博物館にて、グレードアップしたミニ企画展として、六甲山のきのこ展を開催する予定です。詳細が決まりましたら、またアナウンスしたいと思います。実はまだひとはくの冷凍庫には、きのこの標本がたくさん凍っています(シカの死体の上に置いてある)。大勢の高校生が、キノコ狩りに専念すると、大量にきのこが採れてしまうのです。

 
これらを樹脂処理して、展示に活用したいと思います。
それと、最近になって(ちょっとヒントを得て)封入標本作製の技術が飛躍的に向上したので、新作のキノコ封入標本も飾りたいと思います。

(みつはしひろむね/きのこの専門家じゃないので鑑定はできないです)
syuugou.jpgキノコ約180種類を一挙に展示した「六甲山のキノコ展」が無事終わりました。
御影高校の皆さん、お疲れさまでした。
1月9日〜11日の3日間で、合計352名の方が来館されました。
たったの3日館でしたが、いろんな方が来られたようです。
inteprit.jpg  OG.jpgOG.jpg


Copyright © 1995-2014, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.