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2010年1月アーカイブ

2010年のはじまりは、2010年代10年のはじまりでもあります。2000年代の最後の年は変化がもてはやされ、新しさが期待された年でした。しかし、もし創造が本当にあるとすれば、2010年代の10年に期待します。そして、前向きの創造を成し遂げることができなければ、この地球も、日本という国も、日本に住むわたしたち1人1人も、よりよい未来に歩みを運ぶことが出来なくなってしまいます。


2010年は国際生物多様性年です。10月には、名古屋で、日本初の生物多様性条約加盟国会議(COP10)が開かれます。わたしたち自身がその要素のひとつであり、またそれなくしてわたしたちの生などあり得ない生物多様性、その持続的利用と保全について、今年はじっくり考え、行動したいものです。 

そういう年に向けて、篠山層群の化石は、恐竜だけでなく、多様な生き物たちのすがたを見せてくれます。1億何千年か前の奥丹波で活動する生き物たちのすがたを、現在うごめく生き物たちと比べながら観察するのも楽しいことです。

山陰海岸をジェオパークに、という運動も具体的な姿が見えてきたようです。兵庫県のうちでも、奥丹波や但馬の自然に焦点が当てられるのも、2010年代のあり方かもしれません。

kanchou1-1.JPG                        (写真1:「猫崎(豊岡市竹野町)と夕日」) 

SATOYAMAイニシアティブという動きもかたちが見えてきました。里山の維持管理に兵庫方式を提唱し、モデル実験をしてきた実績を、2010年代には日本の教科書に育て上げたいものです。

kanchou1-2.JPG  (写真2:「兵庫方式で管理され明るくなった里山の林内の様子。」)


 ひとはくは2010年にもたくさんのメニューを整えて皆さんと一緒に考え、行動する準備を整えます。ひとはくの活動に積極的に参画し、とりわけきびしい状況を示している自然環境について、自分の頭で考え、自分のからだを動かす日々をつくりあげてください。地球の環境をよくするのも悪くするのも、地球に生きるすべての人に負わされている責任です。

                                              

                                                                    岩槻邦男(兵庫県立人と自然の博物館 館長)

 

身近な化石の話

2010年1月28日

人と自然の博物館で最近の化石の話題と言えば、なんといっても恐竜の化石です。しかし私は、小学生を対象としたセミナーで、チャートという石に含まれる、放散虫化石の話をよくしています。化石にはめったにみつからない珍しいものというイメージをもたれることが多いのですが、放散虫化石は身近なところにいっぱいあるのです。

furutani1-1.JPGのサムネール画像         写真:加東市の道ばたの砂利(およそ半分がチャート) 

放散虫は海にいるプランクトンの一種で、二酸化ケイ素でつくられた殻をもっているので、化石として残りやすい生物なのです。殻の大きさは0.1mmから0.2mm程度のものが多く、とても小さな生物です。放散虫化石が特に多く含まれている石がチャートなのです。チャートは微細な石英で構成された、とても硬い石です。色は黒、赤、白、青、緑など様々なものがあります。チャートの表面を水で濡らして10倍以上のルーペで観察すれば、放散虫化石を見ることができます。

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                 写真:チャート中の放散虫化石(黒っぽく丸いもの)写真の長辺が約6.7mm

多くのチャートは、遠洋域の深海底に降り積もった放散虫の死骸がもとになって作られたと考えられています。その堆積物が海洋プレートの上に乗って大陸の下に沈み込むときに、大陸の縁辺部にくっつくのです。このようなチャートを含む地層が、北摂、丹波、播磨地域に広く分布する丹波帯や超丹波帯です。これらの地層の分布域ではチャートを見ることはできますが、それ以外の地域でも、チャートはよく見られる石です。その理由はチャートがとても硬い石だからです。地層が浸食されて石ころになったチャートは、川によって遠くまで運ばれるのです。そのため近くに丹波帯や超丹波帯などの地層が見られない、例えば加古川市などの平野部でもチャートは学校の校庭の片隅や田んぼのあぜ道にごく普通に転がっている石なのです。その意味で放散虫化石は私たちにとても身近な化石ということができるのです。

                                              

                                             古谷裕(自然・環境評価研究部)

 

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新しい年のはじまりはお天気に恵まれ、すがすがしい気分でスタートができました。
みなさまはどんなお正月を過ごされたのでしょうか?
ひとはくのお正月は毎年恒例のNPO法人人と自然の会さんによる「日本の昔あそび」のイベントが大人気。はねつき、かるた、こま回し・・・日本のお正月って、いいですねぇ。


1月のフロアスタッフのイベントは干支のトラをテーマにしたトラづくしでした!トラの紙芝居や「凧作り」、「ペーパークラフト」、トラのはく製を描いた「画はくの日」にたくさんの方が参加してくださいました。本当にありがとうございます(^v^)


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展示室ツアー『トラと兵庫のどうぶつ』ではクイズを交えながらトラと兵庫のどうぶつたちをご紹介しました。
参加できなかった方のためにここでクイズです!
第1問!どちらがトラの足あとでしょう?
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正解は・・・

 

 

左!右はツキノワグマです。トラはネコのように歩くときは爪をひっこめるので爪のあとは残りません。


第2問!兵庫県にもトラのようにこんな↓シマがある動物がいます。この動物は何でしょう?
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正解は・・・

 

 

ぜひ博物館で探してください(^0^) 答えがわかった方はスタッフに教えてくださいね。記念シールをプレゼントします。(※2010年2月6日〜3月31日まで)


 今ひとはくはご存じのとおり冬期休館中です(1月12日〜2月6日まで)。また2月にみなさまにお会いできるのをスタッフ一同、心より楽しみにしています。
2月もイベントがもりだくさん!くわしくは『うきうきカレンダー2月号』をチェックしてくださいね!


特にオススメなのは『深田公園うきうき探検隊』(通称:ふかたん)!

FS1-5.jpgのサムネール画像 
2月21日(日)に鳥はかせの遠藤研究員を隊長にバードウォッチングにでかけます。集合は午後2時に博物館4階ひとはくサロンです。ひとはくのまわりには意外といろんな鳥がいるんですよ!私は昨年秋に、タカがハトを狩る瞬間を目撃しました!そんな劇的な瞬間は見られないかもしれませんが、きっと何か発見できるはず!ぜひぜひあたたかい服装でご参加ください!
 名残惜しいですが今回はここまで。まだまだ寒い日が続きますのでどうぞお体気をつけてくださいね!今年も一年ひとはくでたくさんの方と楽しい時間を過ごせますように!!
 

高瀬優子(フロントスタッフ)

 

 

 

NPO法人 人と自然の会の『かわせみの会』が誕生して1年が過ぎました。私たちは有馬富士公園を定点観察コースとして、毎月1回第3木曜日に公園内で野鳥観察をしています。

昨年の1月に14名で産声を上げ誕生したかわせみの会も昨年のドリームスタジオ体験セミナーで新たに人と自然の会の会員となった新人の入会も含めて20名のサークルになりました。

この1年の活動を振り返ってみると、定点観察で野鳥の名前を覚えるだけの活動でした。これからは会員一人一人が野鳥の特徴と生態を学習し、野鳥の知識を深めていかなければと思います。

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                (アメリカヒドリ)

 

今年1年間観察した野鳥の中で、感動した野鳥と特徴のある野鳥を観察会順に挙げてみたいと思います。3月には海ガモであるスズガモが1羽観察できました。4月にはアトリ科のシメが観察できました。5月には林の中のオオルリの美しい鳴き声に皆感動しました。6月は夏鳥の季節ですが、公園内で外来生物のソウシチョウを初観察しました。六甲山を越え、ついに三田市までやって来たようです。あこがれのサンコウチョウは公園内では鳴き声しか聞くことができず、姿を求めて午後には三田市の山中へ行きました。するといるいる、サンコウチョウの集団です。なんでオスの尾羽はあんなに長いんだろうと言いながらみんな大興奮です。オオルリ・キビタキ・ヤブサメの鳴き声も聞けました。今回は野鳥の声をしっかりと聞くことの大切さを学びました。

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        (イカルチドリ)

9月の観察会では福島大池の水が抜かれ砂場が出来ていたのでコチドリに会えました。10月にやっとオオタカが近くで観察できました。また大池の砂場にはアオアシシギとイカルチドリがいました。11月にはミサゴとハイタカにほんのチョッピリ会えました。ミサゴは猛禽類ですが魚を主食にしています。12月にはアオゲラが観察会の1番目に観察できました。頭の赤色が見事でした。新年1月の観察会ではミヤマホオジロが目の前で餌をついばんでくれてゆっくり充分に観察できました。

 

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        (ミヤマホオジロ)

 

来年度のドリームスタジオの実施と共生のひろばへの参加を目指して頑張っていきたいと思います。

 

     能勢 公紀(NPO法人 人と自然の会 かわせみの会)  

 

 

 

 

甲虫の頭,胸,腹

2010年1月26日
昆虫についての基本的な知識は小学校で習います.

モンシロチョウの飼育などもやって,虫の成長には完全変態/不完全変態の違い
があるとか,触角が二本,はね四枚,足六本,頭+胸+腹,とかです.

ところが,実際にカブトムシなどを見て,どこまでが胸で腹かというと,けっこ
う難しいはずです.カブトムシなど甲虫の背中を見ると後半の大部分は翅鞘,つ
まり堅くなった前翅で覆われています.前翅は中胸から出ていますから,背中の
後半はず〜っと胸なのです.
あれ?と思って考えてみると腹は先っちょにちょっと見えているだけです.

博物館の行事でも「カブトムシの頭,胸,腹」は良いネタになります.足や翅の
のつき方というか生え方から解きほぐして行って,上から見ると胸ばっかりだと
の結論に至るわけで,その過程で,昆虫の体の原則と,特例(ハエは翅が二枚だ
とか,カメムシの翅がこんなだとか)を説明しつつ再確認していくことができま
す,

ただ,こういった説明のときに使う図になかなか苦労していて…


3710.jpg
足は何本? の図

とかを作るだけでも大変苦労します.
いまどきCGでやれば簡単だと思うのですが,なかなか良いモデルがありません.
で,今回,ゾウムシのを作ってみました.粗いものですが,一旦作ると,色もつ
け放題,部分ごとに消したり半透明にしたり,見る角度を変えたりと,大変便利
です.小さなGIFアニメにすると,こんなの↓ができます.

翅鞘と後翅の図

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体の三区分と脚の分節の図


う〜ん ブリティー.

今日のプルプル3D,

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ひとはく新聞(2008/6/30)に掲載した『ひょっこりほっこりゾウムシさん』を
プルプライズしました.説明は新聞を.

昆虫共生・沢田佳久
  さて、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」開催中にひとはくが県立美術館で展示を行う県美ひとはく連携展示「栗林慧の瞬間写真展〜里山のいきもの〜」と「里山のいきものたち」が15日終了しました。

IMG_2490.JPGそれは、ひとはくの所蔵する昆虫写真家栗林慧さんの瞬間写真30数点と IMG_2482.JPG里山に暮らすイノシシやタヌキの剥製や虫の標本、虫の3D写真、そして、里山のきのこや木の標本などなど・・・普段の美術館では絶対見られないモノたちでございました。

この期間(12月24日〜1月15日)大勢のお客様にご覧いただきました。なんと17日間の会期で10,622人。1日平均約625人に見ていただいたことになります。

IMG_2489.JPG六甲山を越えるのがしんどいとかタヌキに化かされるのがいやとか、虫は怖いとか・・・といういろんな方々にご覧いただき、ジブリの背景画の中に住まうる生き物たちに出会っていただけたことは、自然への興味、はたまたひとはくへの興味をも持っていただけたのでございます!撤収後、木の標本がバラバラになるとか3D写真パネルが瓦礫の土のう袋の下敷きになり使用不可になるとか、さまざなトラブルにも遭遇しましたが、なんのこれしき!と、懲りずに次の企画をねる珍元斎でありました。

みなさま、これからも、ひとはく、そして、県立美術館をごヒイキのホド、

御願いタテマツリます!chingensai1.jpg

 

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河南堂珍元斎

 

 

 本日1月21日(木)から26日(火)までの6日間、猪名川町立つつじが丘小学校体育館で、ひとはくキャラバ「ひとはくがやってくる in つつじが丘小学校」が開催されています。

 

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 開催前日の1月20日(水)、小学校の先生方、PTAや地域の方々、博物館スタッフと展示物の設営を行いました。

DSC_1851.JPG 只今打ち合わせ中。こどもたちはどんな配置が嬉しいかな?

DSC_1853.JPG ずらっと並んだ標本箱。蝶やカブトムシ、大好きな昆虫がいっぱい!

DSC_1857.JPG ガラスケースには古生代から新生代の化石がずらり。説明パネルもあり。

DSC_1865.JPG 準備完了! 明日から待ちに待ったキャラバン開催です

 開催日初日を迎えました。恐竜レプリカ模型、化石、昆虫標本など、どの展示物も大人気、休み時間に多くのこどもたちが熱心に見入っていました。

IMGP1506.JPG IMGP1508.JPG IMGP1510.JPG

こんなに近くでじっくり見ることができるのもキャラバンならでは。学校にキャラバンが来てよかったね。

 また、展示に合わせて特注セミナーも開催しました。

今日は、大谷主任研究員による「ハンミョウのはなし」(1,2年生)、「鱗粉(りんぷん)のはなし」(3,4年生)、西岡による「化石のレプリカづくりと丹波の恐竜化石」(5年生)がありました。

IMGP1524.JPG IMGP1523.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 ハンミョウだけでなく、いろいろな昆虫の話がありました。大谷先生に質問しました。

  IMGP1516.JPG IMGP1521.JPG

アンモナイト、三葉虫から好きな化石の1つを選んでレプリカをつくりました。もちろん化石は本物!

 人と自然の博物館はメンテナンスのため現在臨時休館中(2010.1.12〜2.5)ですが、冬眠しているわけではありません。

つつじが丘小学校の地域の方々は、この機会に是非学校に足を運んでみてください。今後キャラバンの様子を報告しますので、ひとはくの活動にご注目ください。

西岡 敬三(生涯学習課)

独活(うど)の大木

2010年1月21日

 

昔ながらの ウド小屋

 さて、何の小屋でしょう? 以前は三田市内でもよく見かけたものですが、最近は少なくなり、貴重なものですが、「ウド小屋」と呼ばれるものです。
 実はこの小屋の中で「ウド」を栽培されているのです。「独活(ウド)の大木」という言葉の由来となったウドのことです。「ウド」という植物は、成長すると、高さが、1.5mから2m近くになりますが、茎がやわらかく弱いので、木材の材料としては、使えないため、このように言うようです。ウドは、草の一つですが、外見が、木のように立派に見えるので、このようなことわざが生まれたのではないかと考えられます。

 で、そのウドが大木になるまでのものが食用とされます。「三田ウド」も兵庫県内では特産品とされています。出荷は例年2月中旬から3月中旬頃ですので、まもなく店頭でもお目見えすると思います。

 ひとはくも2月6日(土)から開館しますが、三田にお越しの際には数少なくなった「ウド小屋」を探してみてください。

 

情報管理課:八尾 2010ヴァージョン


 ちなみに「独活の大木」の対になるのは「山椒は小粒でぴりりと辛い」かな?

そして、3回目でございます。1月11日(祝)でございます。今回のお題は「〜里山と植物〜」。 

 

高橋晃研究員による「背景画の中の植物」から。

IMG_1222.JPG背景画に出てくる木や草花をトトロなどの里山の風景から解説しました。これはケヤキ、スギ、コナラ、トウシュロ・・・

 

 

 

 

 

 

IMG_1223.JPGということは、結局、男鹿さんの背景画は、木や草花の種類がわかるくらい細やかなスケッチをもとに描かれているということがわかるのでございます。そして、その植物が背景画により臨場感を与えているようで、いかにリアリティIMG_1232.JPG

をジブリ作品は求めているかということです。すごい・・・。 IMG_1242.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つづいて、私、珍元斎の「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」。

 

 

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 里山に生まれた「クヌギの木」がドングリから大木になるまでの一生を描いた書き下ろし講談でございます。一座の四十一斎、綾毬奈斎、阿北斎、楽演斎の寸劇付き・・・。

 

炭になりたくないフーテンの寅ことクヌギ寅次郎が里山に住む様々な生き物を通じて周りに役に立つ樹に成長IMG_1331.JPGする物語。

 

 

この話を聞くと、野山に転がるドングリやクヌギの木が愛しい存在になること間違いなし!四十一斎の寅さん。阿北斎の木枯らし紋次郎。昭和のレトロムードたっぷり。

 

   楽演斎のカブトIMG_1378.JPGムシ、綾毬奈斎のスズメバチのオスズもキュートでありました。

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そして大トリは三橋弘宗研究員の「背景画から読み解く里山の生態系」。

IMG_1402.JPGさりげない風景画の中に描かれた生態系から人の営みが生物のすみかを作っていることや田んぼと森がつながっていること、 IMG_1404.JPGなだらかな地形が特徴的な生物多様性の密度の濃い里山の風景を男鹿さんの背景画はきちんと描いていることなど、締めにふさわしいお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

全3回、9コマのお話を聞いてくださったお客様もおられ、「最初の背景画のランドスケープという全体のお話から、里山、鳴く虫、ホタル、カエル、植物ときて、最後に全体の生態系の話となっていて、とてもわかりやすく、いい構成だったよ。」とのお言葉に感謝感激。IMG_1235.JPG

延べ720人。1回あたり240人。ひとはくにとって生物多様性年の幸先良いスタートと相成りました。

今度の県美ひとはく連携事業は、珍元斎の水木プロとの縁がきっかけで開催されることになった7月からの特別展「水木しげる妖怪図鑑」の予定。ひとはく博士がいかに水木しげる先生の世界に迫るのか・・・乞うご期待!

 

河南堂珍元斎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。

本日は、県美ひとはく連携事業の一席をば。12月13日から年をまたいで、3日間、ひとはくの研究員が県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」の背景画について科学的にとっておきのお話をする「ひとはく背景画セミナー」を開催したのでございます。

なんと、延べ720人の方々に参加いただきました。ありがとうございます。1日目は前にお話しましたので、2、3日目のお話をば少し・・・。

まずは1月19日。この日は「〜身近な里山とはるかなる琉球〜」と題したパート2でございます。まず、登場したのは、大谷剛研究員。

DSCN0793.jpg「となりのトトロ」や「おもいでぽろぽろ」などの背景画の中で、鳴いているはずの「鳴く虫」のお話。タンボコオロギなどの初夏の鳴く虫から夏の代表的なキリギリス、そして秋のカンタンやエンマコオロギ・・・美しい虫の音にみなさま聞き惚れたのでございます。]

 

お次は八木剛研究員。 DSCN0799.jpg DSCN0795.jpgこれも、作品中に鳴いているいや光っているはずのホタルたちのお話。いろんなホタルがいることを紹介したあと、主な3種、ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタルの実際のホタルの映像をばご覧いただき、ホタルの幽玄な世界へ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして最後は太田英利研究員。日本の亜熱帯。沖縄の風景と生き物のお話。

ここが日本?と思うような風景の中に住むカエルやトカゲなどのけったいな生き物たちのお話と写真に不思議発見。でございます。 DSCN0805.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと来館者は感性豊かなジブリ映画の大ファンがほとんど。もともとのジブリ文化度の高い方々。背景画にメイやサツキ、トトロがうろうろ現れていたところに、自然文化度が加わり・・・百人力!

話をきいているうちに、絵の中でコオロギたちが鳴いたり、ホタルが光っているように見え、キノボリトカゲがスルスルスルっといるように見えてくるからこりゃまた不思議。

 

やはり風景は見る人の文化度の高さによってかわるもの・・・なのでーございます。 

 

つづく・・・。

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 八朔(はっさく)が店頭に並びはじめました.
八朔は私の大好きな果物の一つ.しゃきしゃきした歯ごたえと爽やかな味がたまりません.

 思わず購入してしまったので,今日は八朔を使って植物のお話をしましょう.


 八朔をはじめとしたミカン類は,普通,果汁が詰まったオレンジ色のつぶつぶの部分を食べますよね.
このつぶつぶ,薄皮から生えている「毛」なんです.
「毛」と言われてもピンと来ないかもしれないので,粒をバラバラにしてみましょう.

 

 


hassaku_ke.jpg どれも薄皮(内果皮)と細い紐のようなものでくっついていていますね.
ミカンは内果皮の内壁から液体(果汁)を含んだたくさんの毛を生やすという,面白い特徴のある果物なのです.
温州みかんやグレープフルーツなど他の柑橘類でも同じ構造なので,食べながら見てみてくださいね.

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

 

DSC_0047.jpg前回のブログでも予告しておりましたとおり、今年も御影高校さんらによるキノコ展示会を行います。
昨年は、80種ほどでしたが、今年はさらにグレードアップして、180種のキノコを一同に並べます。まさに、生物多様性YEARを飾るにふさわしい展示会です。
このキノコの標本は、全部、御影高校の生徒さんが採集して、丹念にラベルを振って、乾燥および樹脂処理して、整理されたものです。もちろん、すべて六甲山の再度公園で採集されたものばかりです。身近な六甲山の非常に限られた箇所に、180種ものきのこがあるのです。なんでそんなに種数があるのかって?それは、ぜひ2/11に開催される【共生のひろば】での御影高校による発表をお聞きください。
ですが、兵庫きのこ研究会さんによれば、180種なんてちっちゃな数字ではないそうで、これまでの記録を積み上げるとゆうに
1000種類近くは生育しているとのことです。この数字はどうやって計算するの?種数はどうやって推定するの?これも、今回の展示会ではパネルで説明します。
今回は、キノコの標本展示だけでなく、キノコの種数や出現傾向について分析した結果やその解説パネルも展示します。
詳しい展示情報は以下のとおりとなります。

期間: 2010年2月11日(木) 〜 4月18日(日)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
観覧料: 無料 (博物館観覧料が必要です)
主催: 兵庫県立御影高等学校
共催: 
兵庫キノコ研究会・兵庫県立人と自然の博物館

興味のあるかたは、ぜひ人と自然の博物館へ!
2月11日は、キノコの臭いを嗅ぐことができる展示コーナーが特別に登場します。

(みつはしひろむね)

 

明日は 部分日食!!

2010年1月14日

 2010年1月1日は部分月食で幕開けになりましたが、あれから半月。明日15日は部分日食が起こります。とはいうものの、日没の時間帯と重なっているため、この辺(三田市)では確認できないかも知れません。 2010.1.15 16:47 日没直前の空の様子(三田市弥生が丘)

 大阪のデータでは、欠け始めの時刻が16時47分頃ですから三田市もほぼ同時刻と考えてもいいでしょう。日没時刻が17時11分ですから、観測に適した条件がそろっていても20分間ほどの天体ショーですね。南西の方角が見通せる場所で観測してみてください。
 ちなみに、上の図で見ると、太陽のすぐ横に金星もあるのですが、まぶしくて見えないかも知れません。無理に見ようとすると目を痛めます。去年の夏に有名になった「日食観察メガネ」があると安心ですね。

 毎回紹介しているプラネタリウムみたいな画像は、「Stella Theater Lite Ver.3.00」を使って作成しています。このソフトはフリーウェア(有料版もあります)ですが、結構楽しめます。興味のある方は、次のところを参考にしてください。
       Toxsoft ホームページ  http://www.toxsoft.com/

 情報管理課:八尾 2010ヴァージョン

連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」もいよいよ10回目です。今回は、1月9日土曜日に芦屋中央公園で「芦屋の街 野鳥図鑑をつくろう」を行いました。

朝7時からという時間帯が悪かったからか寒いせいか、受講者はお一人。ひとはく連携グループ「さんぴぃす」の大脇さんにスタッフとして参加いただき、担当の遠藤と3名でのひっそりとしたセミナーとなりました。

今回のセミナーでは、「芦屋中央公園でみられる野鳥(冬)」というタイトルの小学校3年生向け野鳥図鑑を想定し、手づくりの野鳥図鑑をつくることにしました。この公園にきた子どもたちが、この図鑑を使って、野鳥を探したり、鳥の名前を調べることができたらいいなと思い、企画しました。

さて、一般に売られている図鑑は本や書物で調べたことが書かれていますが、この図鑑は手づくりですから作者が感じたことや観察したことを書きます。そのため、じっくりと野鳥を観察できるし、自分の体験したことをあいまいな感覚ではなく人に伝えるために具体化することができると考えています。

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(写真左)藻を食むヒドリガモ、(右)図鑑をつくる参加者

参加者が多くなるといっぱいいっぱいになる私ですが、参加者がお一人とあってかなり余裕をもってセミナーができました。風がなくお日さまがでていて、思ったより寒くもありませんでした。ゆっくり時間をかけて公園内の鳥を見た後、川べりでのんびりとスケッチや観察をしました。参加者の方はユリカモメ、大脇さんはヒドリガモ、遠藤はホシハジロを観察しました。つくった図鑑は冊子にして、参加者にお渡しします。

tori014.jpg tori015.jpg
図鑑の例)遠藤作。左は鳥を探す時のヒントが書かれています。右は鳥を見分けるための特徴が書かれています。絵に自信がなくともつくれます。

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連続セミナー「芦屋でまなぶ森・川・海の自然」も残すところあと2回です。ぜひご参加ください。

2月13日(土)13:00-16:00 芦屋総合運動公園 「手作りカメラで自然を写そう」(赤澤研究員)

3月13日(土)13:00-16:00 芦屋市奥池周辺 「湿地の水生生物」(三橋研究員)

申し込み方法、詳細はこちら(クリックしてください)をご覧ください。〆切がありますのでお早めにお申し込みください。

(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)

オオクチキムシの顔

2010年1月13日
マツ枯れのあと,被害木が切り倒され,丸太のまま放置されている状況をよく見
かけます.こういった丸太の樹皮下を探していくと,いろんな虫が見つかります.
小型のキクイゾウムシやキクイサビゾウムシの仲間を狙って探索していると想定
外に大きなカデやオオゴキブリやウバタマコメツキが出現してビビることもあり
ます.


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写真の虫は,こういった採集時に出会う虫の定番ともいえる,オオクチキムシで
す.見つけた瞬間に同定できてしまう,どちらといえばザンネンな虫です.せめ
て「良く似た近似種がいて…」とかいった謎の部分があればねぇ.

でもこの虫の表面の質感はほかの虫にはないものです.艶のないところはビロー
ドコガネ類に似た感じですが,よりしっかりした作りになっています.翅鞘の点
刻列がきちっとしているあたりが端正です.独特の匂いもあります.そういう意
味で冬の採集の風物詩的な感じがある虫です.夏は夏でよく見かけるのですが.


詳しく見るてみると,小アゴのヒゲが思いのほか立派です.先端の節が広がって
いて平たくなっています.味を感じるのか?匂いを嗅ぐのか?とにかくグルメそ
うな顔つきです.

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今日のプルプル3D,シロアリ

昆虫共生・沢田佳久

 自動車のフロントガラスをよく見ると、ツブツブがついてました。

 

自動車のフロントガラスに  砂のような 

よーく見ると砂のような泥のような。ただの雨の汚れではなさそうです。

 ワイパーで拭いてみると・・・・

美しくないですね!! こんなに溜まってました。自動車を屋根のあるところに停めておけばそうでもないでしょうが、屋外に停めておくとこんなになっちゃいます。

 

 これは、どうも「黄砂」のようです。気象庁などのページで確認すると、案の定この日(1月12日)は近畿地方では「やや多い」と観測記録が出ていました。私が子どもの頃の記憶では、黄砂は春になってからだったように思いますが、年末からでも飛んできているようですね。早くなってきているのでしょうか?

  この砂は、中国大陸から3,000kmも4,000kmも風(偏西風)に乗って飛んできています。こんな日に洗濯物を干していたら、とんでもないことになりそうですね。気をつけたいものです。そういえば、今日もなんだか空が霞んでいるように思いますが、あなたのお住まいのところではいかがですか?

 

情報管理課:八尾

syuugou.jpgのサムネール画像キノコ約180種類を一挙に展示した「六甲山のキノコ展」が無事終わりました。
御影高校の皆さん、兵庫きのこ研究会の皆さん、お疲れさまでした。
そして、御影公会堂の皆さん、お世話になりました。

1月9日〜11日の3日間で、合計352名の方が来場されました。
たったの3日間でしたが、いろんな方が来られました。
キノコ愛好家が圧倒的に多かったようですが、他の学校の先生方、キノコ好き一家、近所のひと、山登りが好きな人、勉強熱心な子どもたち、キノコ持参で鑑定を依頼された方々など。なかには、全種類の写真を一つづ撮影して、ホームページでキノコ図鑑をつくる、といった方もおられました。Wikipediaに投稿するとか、言っていた人も。御影高校、ついに世界デビューか?

inteprit.jpg  OG.jpg
昨年度、きのこの学習で活躍した3年生も応援に。彼女らは、昨年の共生のひろばで発表して受賞したメンバーです。きのこの説明はお手のもの。

kodomo_study.jpg
来館されたのは、割と年配のかたが多かったのですが、こどもたちもなにやら熱心に。
こんなに間近で観察できる機会はそうそうありませんよ。

DrWADA.jpg
かと思えば、「キノコに詳しすぎる小学生 和田君」が登場です。
キノコに精通している度合いは、もはやきのこ研究会の幹部クラス?、高校生も動揺しています。
展示しているキノコの眺め方が違います。「なかなか、揃ってる」って感じでご納得です。
よかった、ほっ。おさかな君ならず、未来のきのこ君でしょうか。

来館された多くの方は、こんなにたくさんのキノコを一度に眺めるのは初めてのこととの感想を頂いております。野外との違いは、単位時間あたりに、大量のきのこを見れることではないでしょうか。
年配のおじさん(元特攻隊員のかた)からは、「この年になって生まれて初めてこんなのを見ました(生きててよかった・・・というつぶやきが聞こえたとか)」という感想がありました。展示会をして、感謝されることは、そうそうないので嬉しい限りです。

きのこの標本も好評でしたが、やはり臭いの展示は大人気。
子ども達は、「くさっ〜〜」を連発です。間近でスッポンタケの臭いを嗅ぐからでしょ!
kusai.jpg

そんなこんなで、無事展示会は終わりました。来られた方の多くが口にしたのは、こんなセリフ、「これで終わりですか」「ひとはくで展示するんでしょう」「この標本はどこに行くんですか」。

はい、そのお言葉をお待ちしておりました。

開催中はアナウンスを控えておりましたが、2月(予定)から来年度の4月まで人と自然の博物館にて、グレードアップしたミニ企画展として、六甲山のきのこ展を開催する予定です。詳細が決まりましたら、またアナウンスしたいと思います。実はまだひとはくの冷凍庫には、きのこの標本がたくさん凍っています(シカの死体の上に置いてある)。大勢の高校生が、キノコ狩りに専念すると、大量にきのこが採れてしまうのです。

 
これらを樹脂処理して、展示に活用したいと思います。
それと、最近になって(ちょっとヒントを得て)封入標本作製の技術が飛躍的に向上したので、新作のキノコ封入標本も飾りたいと思います。

(みつはしひろむね/きのこの専門家じゃないので鑑定はできないです)
syuugou.jpgキノコ約180種類を一挙に展示した「六甲山のキノコ展」が無事終わりました。
御影高校の皆さん、お疲れさまでした。
1月9日〜11日の3日間で、合計352名の方が来館されました。
たったの3日館でしたが、いろんな方が来られたようです。
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今日は朝から兵庫県の広報課の取材で、ひとはくセミナーの一つ「ユース昆虫研究室」のみなさんに協力していただきました。


ユース昆虫研究室01

▲2階の展示室内で、八木剛主任研究員を囲んで・・・

ユース昆虫研究室02

▲楽しそうですね(^^)でも、あくまでも取材用のポーズです!?

ユース昆虫研究室03

▲なんか八木さん、やらせっぽくない!??(^^)

ユース昆虫研究室04

▲取材の途中で見つけた切り株でさっそく虫を探すメンバーたち。こちらは演出なし!?

「ユース昆虫研究室」は年間に13回も開催するセミナーです。
現役受講者だけでなく、卒業生も講師の八木 剛主任研究員をサポートします。
さらにOBの会「テネラル」は、ひとはくで展示をしたり、ひとはくのイベントに協力してくれたり、とてもとても熱心なグループです。

そして、13:00の「ちんげんさいのこくせんや合戦〜トラ君大活躍!〜」に出演した古川愛子さんと米田由実さんが、神戸新聞社の取材に対応してくれました。

こくせんや01

▲近松門左衛門作の人形浄瑠璃で有名な「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」を
ひとはく謎の講談師?河南堂珍元斎オリジナルバージョンで上演しました。

こくせんや02

▲トラが登場!!

こくせんや03

▲古川さんと米田さんは寸劇の中では死んでしまいました・・・(倒れている二人です)

こくせんや04

▲いやいや、すぐに生き返ってトラにまたがっていましたけどね(^^)

こくせんや05

▲今回初めて出演した二人。きっかけは近くの小学校なので、よく博物館に来ていたのでスカウトされたとか? 次回は主演がほしいと、なかなか積極的な二人でした

ひとはくは明日まで!!ぜひ、お越しください。
(明日を逃すと次は2月6日から通常通り開館いたします)

(生涯学習課長 平松紳一)

 

 

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日が今月最後の開館日となります。

明日11日(月・祝)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン 少年とトラの約束」

カーン

▲こんな感じです。今日も満席でした!!

11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」


兵庫のいきもの

▲兵庫の生き物たちの展示の前でスタッフの楽しい話を聞いてください

14:30〜レトロ紙芝居「カーン 少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

画伯の日

▲好きな「●●トラ」を描いてくださいね

明日もひとはくに、ぜひお越しください。
(生涯学習課長 平松紳一)

今日から第4次発掘調査が本格的に始まりました。
”本格的に”というのは、ボランティアの方々も参加して、
毎日、掘削作業、調査作業が行われるということです。
つまり、毎日、新たな化石が発見されます!!

さて、ひとはくにご来館いただき、本物の化石の展示を見たあと、
丹波市山南町の発掘現場までの道案内をいたします。

まず、博物館からフラワータウン駅横を通って、幹線道路をまっすぐ走って、テクノパーク前を左折してください。
テクノパーク前

▲テクノパーク前

舞鶴若狭自動車道三田西インターまで約6.4kmです。

三田西インター前

▲舞鶴若狭自動車道三田西インター前

舞鶴若狭自動車道を丹南篠山口インターまで約18.3km。丹南篠山口インターを出て、すぐ右折してください。

丹南篠山口インター前

▲丹南篠山口インターを出たところ。今朝は霧が出ていました・・・

味間新交差点を右折して、国道176号線を福知山方面に向かってください。

味間新

▲大きな交差点です。

そのまま3.5km走って、大山下交差点を左折してください。

 

大山下

▲大山下交差点。ここで間違わないように左折してください。

川代渓谷沿いを約6km走ると、川代公園を過ぎたとこころで看板が見えてきます。

発掘現場前

ここまで、ひとはくから約45分。

駐車場前

踏切を渡ると駐車場があります。

丹波竜の里

▲駐車場から農道を歩いて5分。目印となる旧発電所跡の煉瓦造りの建物が見えてきます。

「丹波竜の里」では、おみやげも買うことができます。
(ただし土日祝10時〜14時30分まで)
”恐竜焼き”もありますよ(^^)
→詳しくは、  
http://hitohaku.jp/blog/2010/01/post_586/

どうぞひとはくにお越しいただき、そのついでに発掘現場も見学してください。車があれば、片道45分です。ただし、雪道にはくれぐれも気をつけてください。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

昨年の12月8日(火)から、第4次発掘調査が始まっています。

そして今日からは発掘ボランティアの方も参加して作業が開始されました。

0109ti-tannto.JPG

”丹波竜”のマスコットキャラクターの「ちーたん」

もみんなを出迎えるために出勤です。

0109hatudennsho.JPGのサムネール画像     0109ayasii.JPGのサムネール画像 

発掘現場横にある発電所    怪しい人?が発電所を覗いています。

もうすぐ、この中から見学   いえいえ。平松生涯学習課長でした。

出来るみたい。

 

0109shuugou.JPG             

9時ごろ ボランティアさんが集合

今日は31名もの方が参加くださいました!

0109setumei.JPG  0109tannbasihouto.JPG

三枝研究員の説明    丹波市長も駆けつけ

            激励のあいさつ

 

そして、いよいよ作業開始です!

0109iyoiyo.JPG   0109iyoiyo2.JPG

 

0109houdou.JPG   

手作業初日ということもあって、多くの報道陣が

取材に来ていました。(私もこの中にいま〜す。)

0109ti-tann.JPG   0109sagyou.JPG  

ちーたんも見守る中、熱心に作業がおこなわれていました。

0109omise.JPG   P1010968.JPG  

               恐竜焼き

発掘現場近くの駐車場には、お土産屋さんがあります。

(開店時間:土日祝の10時〜14時30分)

地元でとれた野菜や’丹波竜’グッズなどが販売されています。

恐竜焼きは「お好み焼き」味と「あんこ」味があって。

お好み焼き味は、手でお好み焼きを食べてるみたいで

なかなか美味しいですよ☆

発掘現場へ行って、ちょっと小腹がすいた時に試してみて。

P1010892.JPG 

ボランティアさんは、このように腕章をしています。

黄色のハンマーとタガネのマークが多いほど、発掘

調査にたくさん参加いただいています。

恐竜化石の第一発見者の村上茂さんは、一次発掘から

参加してくださっているので、4つ。さらに左の赤い

マークは”第一発見者”をあらわしています。

 

このように、発掘調査はボランティアの方々に支えられながら、毎日休まず作業をしています。

是非、発掘現場へ行ってみて、発掘作業を間近に見てください。

そして、作業している人たちへあたたかいエールを送っていただけたらと思います。

 

                    小林美樹(生涯学習課)

 

 

本日(1/9)に、無事に御影高校による「六甲山のキノコ展」がオープンしました。   ぱちぱちぱち!

DSC_0014.jpg聞くところによると、開館前から待っている方がいたそうです。まるで、正月のデパートみたい?ですね。潜在的なきのこ好きの人が多いことに驚かされます。
中に入ると展示室が1階にあります。 ent.jpgのサムネール画像入り口にもウェルカムボードとカワラタケがたくさん付いた枝があります。

DSC_0022.jpg展示物は、こんな感じです。普通の博物館ではあり得ないのですが、3日間限定でたくさんのスタッフが張り付いているのでオープン展示が可能なんです。それと標本の加工がきちんとされているので、湿気対策も十分です。封入標本や含浸標本がずらりと並びます。
標本に加えて、キノコのモニタリング結果を解析した内容も紹介されています。

DSC_0034.jpg nigiwai2.jpg午後からも、賑わっています。ちょっと人影にかくれていますが、生徒が頑張ってお客さんに説明しています。3日間限定ですが、実際の採集者や制作者と話をしながら展示をみれるのも、この展示会の特徴です。


本邦初公開!キノコの臭いを嗅ぐことできる展示です。キノコの多様性は、形や種類、分解能力だけでなく、臭いも様々です。芳しいものから、???まで。あなたも、「ハエ」の気分になって、ぜひ臭いを嗅いでみてください。

DSC_0025.jpg今風の博物館学にのっとって、ちゃんと体験型展示、ハンズオン展示、生徒さんによるインタープリテーションなど盛りだくさんです。さらに、生物多様性に関する研究成果もあって、トレンディーな展示会です。博物館学に関心のあるかたにも見所たっぷりです。

展示会の詳しい情報は前のブログをご覧下さい。1月11日までの3日間限定です!

●アナウンス
御影高校さんは、この展示だけでなく、キノコの生物多様性に関する取り組みにも挑戦中です。
研究成果は、この3月に東京大学で開催される日本生態学会でも発表されます!!
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/57/P2-HS02.html

関東にお住まいでキノコ展が見れなかった方は、ぜひ生態学会へどうぞ!
生徒さんがキノコの標本を一部持参するとのことです。

(みつはしひろむね)


 

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日からの3連休は今月最後の週末です。

あさって10日(日)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」

そして13:00から4階ひとはくサロンで、
「ちんげんさいのこくせんや合戦〜トラ君大活躍!〜」があります。

国性爺合戦(こくせんやかっせん)といえば近松門左衛門作の人形浄瑠璃で有名ですが、ひとはくではどのような展開になるのか!??
謎の講談師、河南堂珍元斎さんオリジナルです。どうぞお楽しみに!!
(チラシはこちらからどうぞ pdf

トラ

▲トラ君がどんな活躍をするのか??私も見てみようと思います(^^)

14:30〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

そして、「丹波の恐竜化石」展示コーナーでは、
■日本初の角竜類の化石
■丹波の恐竜たちといっしょにいたカエルの化石
を好評につき、引き続き展示しています。お見逃しなく!!

展示室

▲この展示も2月からは見られなくなるので、ぜひ今のうちに!!

どうぞひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)

 

1月12日から2月5日まで、ひとはくは臨時休館いたします。
というわけで、明日からの3連休は今月最後の週末です。

館内

▲今日も学校団体での来館があり、たくさんの子どもたちが来館していました。

明日9日(土)は、
11:00〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
レトロ紙芝居

▲4階ひとはくサロンで行います。ミニ企画展「トラさんようこそ」とあわせてどうぞ!!

11:30〜展示室ツアー。「トラと兵庫の生き物たち」
14:30〜レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」
15:00〜フロアスタッフと遊ぼう「画はくの日〜トラ画はくの日〜」

いよいよ明日9日からは丹波の恐竜化石、第4次発掘調査が本格的に始まります。上部層の掘削工事も終わり、恐竜の化石を含む泥岩層を調査します。

発掘現場

▲現在の様子。今年は何が出てくるか?楽しみですね(^^)

ひとはくでは、これまでに発掘された恐竜化石の本物を展示しています。
さらに、クリーニング作業を目の前で見ることのできる「ひとはく恐竜ラボ」もあります。

ラボ

▲ひとはく恐竜ラボでは、毎日、クリーニング作業が続いています。この丹念な作業の積み重ねが大切な研究につながるんですね。

どうぞひとはくにお越しください。
そして、ひとはくを見学してから、丹波市山南町の発掘現場まで
足を伸ばされてはいかがでしょうか?

(生涯学習課長 平松紳一)

● 展示情報です!

blog_mikage.jpg今週の週末、1/9(土)〜1/11(月)にかけて、兵庫県立御影高等学校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。昨年から引き続き、SSP事業(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト/独)科学技術振興機構)の一貫として、当館と兵庫きのこ研究会とのコレボレーションによる六甲山のキノコ標本づくりと展示を進めています。
今回は、御影高校のすぐ隣にある、ちょっとレトロで格好いい建物の御影公会堂をお借りして、限定3日間の展示会が行われます。六甲山で採集したキノコ約180種類を展示する本格的展示です。
キノコに関心のあるかたは、ぜひご参加頂ければと思います。

期間: 2010年1月9日(土)〜1月11日(月)
開館時間: 10時から17時 (11日は15時迄)
場所: 御影公会堂 1階5号室 (入場無料)
     神戸市東灘区御影石町4丁目4−1
主催:兵庫県立御影高等学校   共催:兵庫県立人と自然の博物館
協力・後援:兵庫きのこ研究会

御影高校の生徒さんによるステキなポスターも作成して頂きました!
poster_kinoko.jpg  →画像をクリックすると大きくなります

なお、この事業はCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)のパートナーシップ事業の認定を受けて実施しております。

★御影高校の取り組みは新聞にも紹介されています
http://club.kobe-np.co.jp/mint/multimedia/odekake/chotto_odekake/0002597519.html

★御影高校へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/spp2/spptop.htm

★兵庫きのこ研究会へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-kinoko.jp/

(みつはしひろむね)

セツブンソウという花をご存じですか?
いちばん早く春を告げる、上品な花だそうです。

setsubunso.jpg

そのセツブンソウをテーマとした「節分草まつり」が、来る2月7日、丹波市青垣町の「江古花園」で開催されますのでお知らせします。

植物好きの方は、どうぞいらしてください。

チラシ(PDF348KB)はこちら(↓)から取得ください。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

県美ひとはく連携事業その弐の一席でございます。

時は、昨年、12月24日クリスマスイブでございます。

クリスマスにはまったく関係ございませんが、県立美術館にひとはくの展示が出現したのでございます。

IMG_2502.JPGそれは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景画の里山の世界に住む生き物たちを紹介する展示で、「栗林慧の瞬間写真展〜里山のいきもの〜」と「里山のいきものたち」の2本立IMG_2489.JPGて。

 

ひとはくの所蔵する昆虫写真家栗林慧さんの瞬間写真30数点と里山に暮らすイノシシやタヌキの剥製や虫の標本、虫の3D写真、そして、里山のきのこや木の標本などを展示中でございます。

 

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開催期間は22年1月15日(金)まで。無料ゾーンで見学いただけますので、お見逃しなく。「ジブリの絵職人男鹿和雄展」とあわせまして、ご贔屓のほど、隅から隅までずずずいーっと御願いたてまつります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河南堂珍元斎

ひとはく謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしうご贔屓のほど・・・。

さて、県美ひとはく連携事業の一席でございます。

時は、昨年の12月13日(日)。

県立美術館にひとはくの研究員が出現したのでございます IMG_1147.JPG

それは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景美術作品の中に登場するさまざまな自然、いきもの、人の暮らしなどを科学的にひとはくの博士が解説する「ひとはく背景画セミナー」で、この日は「〜里山とランドスケープ〜」と題した1回目でございます。

IMG_1138.JPG登場したのは、中瀬勲副館長。

「となりのトトロ」などの背景画の中に登場する風景を、ランドスケープアーキテクトの観点から分析し、実際の里山や庭園の風景写真との比較で、背景画をさまざまな視点で解説しました。

IMG_1149.JPGセミナーのあと、再び展示を見たお客様は「話を聞いてからの絵と聞く前とでは絵の見え方が違う!」と納得。

風景は見る人の教養によってかわるもの・・・なのでーございます。IMG_1163.JPG 

 

続いては、間の狂言として、珍元斎が出演。相方の四十一斎と御免奈斎と組んでの「講談:阿波狸合戦」。

 

 

IMG_1205.JPGこの話は、出品されている「平成狸合戦ぽんぽこ」の元ネタの1つといわれる徳島に伝わるお話で、今回のために書き下ろした珍元斎バージョンを披露。  IMG_1172.JPG

 背景画の元になった、狸たちが駆け回り、人間と共存していた、かつての日本の暮らしや里山の原風景を口演と寸劇で再現いたしました。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そして、最後は服部保研究員による「照葉樹林と里山」。

「もののけ姫」に登場する照葉樹林から日本の植生の移り変わりや里山の炭文化などを解説。 IMG_1213.JPG服部先生の撮った屋久島の写真ともののけ姫の背景画の照葉樹林があまりにそっくりでびっくり・・・ほんとの風景から書きおこした絵だということを実証したのでございます。 IMG_1214.JPG

 

この日は満員御礼で、3コマで延べ200人の方々に楽しんでいただきました。

 ひとはく背景画セミナー、ああ、見逃したという方のために、あと2回開催します。

いずれも14時から兵庫県立美術館レクチャールームにて下記の日程にて、乞うご期待。

 

 

 

 

 

1/9(土) ひとはく背景画セミナー2〜身近な里山とはるかなる琉球〜

     「里山の虫:鳴く虫」大谷剛研究員

「里山の虫:ほたる」八木剛研究員

「琉球の自然と風景」太田英利研究員

1/11(祝) ひとはく背景画セミナー3〜里山と植物〜

「背景画の中の植物」高橋晃研究員

     「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」河南堂珍元斎

「背景画から読み解く里山の生態系」三橋弘宗研究員

あけましておめでとうございます.
正月三が日は過ぎましたが,まだまだ松の内.
今日は縁起の良い名前の植物「センリョウ(千両)」を紹介します.

senryo.jpg千両はもともと日本に自生する植物.
センリョウ科に属していて,植物学の分野では原始的な被子植物として有名です.


被子植物とは,ごく簡単に言うと花が咲いて果実の中に種子ができる植物のこと.桜や楓など多くの植物がこれにあたります.
この被子植物はふつう,茎または幹に導管(どうかん)という器官があるのですが,センリョウにはありません.
代わりに仮導管といって,裸子植物(松やイチョウなど)が持つ器官を持っています.

被子植物でありながら裸子植物の特徴を持つセンリョウは,形態から原始的な植物だと考えられてきました.
近年行われたDNA解析でも,被子植物の中で初期に分岐したグループであることが支持されています.

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

いつもブログを愛読してくださってるみなさま。
明けましておめでとうございます。
今年も、ひとはくをよろしくお願いします☆☆ヽ(▽⌒*)よろしくぅ♪

今年も魅力あるひとはくHPへたくさんアクセスしてね。

さて、みなさんは、どんなお正月をお過ごしですか?
今、こたつの中でみかん食べてるとか?

お正月の運動不足解消にひとはくへ来てみない?
ひとはくは、今日から11日(月・祝)まで休まず開館。

1月3日(日)・4日(月)正月開館の2日間は、
ご来館されたお客様、
先着100名様にひとはくオリジナルクリアフォルダをプレゼント!

どんなフォルダなの?→

http://hitohaku.jp/blog/2009/12/post_577/

 

今年の干支はトラ。
館内では、トラにちなんだイベントがもり×2だくさんでした☆

レトロ紙芝居「カーン少年とトラの約束」

0103retoro.JPG

絶滅が危惧されているトラの話を分かりやすく紙芝居にしました。
カーン少年とトラが約束したことはなんだったんだろう?

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 この紙芝居は、「トラさん ようこそ!」の展示期間中(〜11日)毎日実施
してるよ。

 

「トラさん ようこそ!」の展示ではトラの着ぐるみもあるよ。

可愛いらしいトラさん!

0103kigurumi.JPG 

 

展示室ツアー「トラと兵庫の動物」

0103toratohyougono.JPG 

3階の「森に生きる」のコーナーでは兵庫県で見られる動物を紹介しました。
いろんな動物が兵庫県にいるんだね〜。

「この中に干支になっている動物は何種類あるかな?」

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トラの足跡をあてるクイズ。
「これは、何の足跡かな?」

 

そして、人と自然の会による恒例のイベント「ひとはくのお正月」

材料が足りなくなるぐらいの盛況ぶり。

          (たこ作り)

0103takodukuri.JPG    0103tako.JPG

 好きな絵をかいてます       完成〜

 

    (こままわし)        (はねつき)
0103komamawasi.JPG   0103hanetuki.JPG

   

    (カルタとり)     (トラのデンデンダイコ)     

0103karutatori1.JPG      P1010837.JPG

 真剣勝負!

 

 

「FSとあそうぼう」ではトラの凧をつくりました。 

0103FStakoiro.JPG    0103FStako.JPG 

 

館外では作った凧をあげる姿も。

0103takoage.JPG

外はひんやりと寒いけど、そんなの関係なし。

館内は暑いくらいの熱気で、中には汗をかいるお客様も。(;´▽`A``

お正月休みに帰省中とのことで、県内だけではなく、長野県や滋賀県を始め県外のお客様に大勢お会いすることができました。
ご来館ありがとうございました。また、来てね〜。

 

5〜7日は「トラ☆トラクラフト」のイベントもあって、トラづくし。
0103FSyokoku.JPG

う〜ん。
今年もひとはくでは、なにやら楽しいことや新しい発見がいっぱいありそうな♪

                                            小林美樹(生涯学習課)

 

 

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