前回、【オリオン座流星群】の紹介をしました。 あれからそろそろ一か月。次は【しし座流星群】が見られるチャンスです。最近では、2001年に1時間に数千個(えっ!!!)もの流星嵐となったほどの流星群が日本で見られたそうです。
今年は、そこまでは多くないと言われていますが、月もなく見やすいですので是非星空観察に挑戦してみてください。既に流れ始めているらしいですが、もっともたくさん流れる(極大)と予想されているのは、11月18日午前6時台・・・・・そう、すでに夜が明けてからなのです!!しかし、西へ行くほど夜明けは遅いので、できるだけ西で見よう!!
(Stella Theater Liteによる星空シミュレーション)
神戸での、午前2時頃の夜空の様子です。東の空からしし座が上ってきます(赤い円のあたり)。その付近を中心に流れてきますが、そこばかりでなく、空全体を見るようにするといいでしょう。3時頃から夜明け前の6時頃までがチャンスかも?!
でも、明け方は最も気温が下がりますから、防寒対策は必ず行ってください。
デジタルカメラが普及していますので、天体写真に挑戦するのもお勧めです。コンパクトデジカメでは難しいと思いますが、一眼レフタイプのカメラなら、感度を高感度(ISO1600〜6400)に設定し、絞りはF2.8程度で180秒から30秒間開放すれば写り込むかもです。(きれいに写るかどうかは、いろいろ試してください。そして運も必要です!!)
さらに詳しく調べてみたい方は国立天文台のホームページをご参照ください。
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20091118/index.html
※12月13〜14日頃には、【ふたご座流星群】が見られます!!
情報管理課:八尾